2007/03/26 - 2007/03/27
530位(同エリア608件中)
まさとしさん
①3/23 東京(1300)→モスクワ(1725/2320)→バクー(305バクー空港待機
②3/24 バクー HOTEL ARAZ
③3/25 バクー バクー(2035)→ 車内
④3/26 →トビリシ ネリダリの家
⑤3/27 トビリシ トビリシ(1540)→ 車内
⑥3/28 →エレバン(ナゴルノカラバフビザ申請) リダの家
⑦3/29 エレバン(940)→ステパナケルト ステパナケルト
⑧3/30 ステパナケルト(アスケランとシューシ) ステパナケルト
⑨3/31 ステパナケルト(800)→エレバン リダの家
⑩4/1 エレバン(虐殺博物館) リダの家
⑪4/2 エレバン(ガルニ遺跡とゲガルド修道院) リダの家
⑫4/3 エレバン(1510)→モスクワ(1715/1920)→ 機内
⑬4/4 →東京(1000)
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グルジアの国境に到着した。入国事務所の建物を見ているとアゼルバイジャンより生活水準が低い感じだ。グルジアは民主化してまともな国になったようだが、生活水準が上がるのはまだ先のようだ。やはり産油国は強いということか。グルジア側での待ち時間は長く3時間も待たされた。その間に乗客の何人かはタクシーでトビリシ方面に先に行ってしまった。ホームからタクシー運転手がトビリシまで乗っていかないかと声もかかったが、待つことにした。車内に乗客はほとんど残っていない。みんな暇な人たちばかりのようだ。
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トビリシに向け再び列車は走り出した。
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結局トビリシ駅には11時半に到着した。グルジアには1時間の時差があるようでバクーからの所要時間は16時間だった。
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トビリシの駅前も共産色の強い立派な駅舎と荒廃した街並みが広がっている。駅舎は巨大だが中身は空っぽでコンクリートは崩れ、駅前の道路はでこぼこで道路と駐車場の境界線もはっきりしない。でも人の往来は激しく、地下鉄も走っている。
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この街の滞在予定は1泊だけなので駅近くの民家(ネリ・ダリの家)に泊まることにした。
写真の建物の2階がネリダリの家。 -
ネリダリの家の部屋。
けっこう窮屈でお湯も決まった時間にしか浴びられないようだ。でも浴びられるだけマシなのかもしれない。 -
ダリおばさんが今夜の夕食を作っていた。ロールキャベツで「ドルマ」という呼び名はトルコと同じだ。
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今日はまだまともなものを食べていないので駅前のレストラン食事することにした。
グルジアは食のバラエティーがソ連諸国の中では豊かだ。餃子のようなピンカリを注文してみた。ソースはチーズ味で少し違和感はあるがおいしい。 -
パン生地にチーズと卵をのせたハチャプリも注文した。基本的にはロシア料理だがグルジアでもメジャーな食べ物らしい。結構ボリュームがある。
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メトロで旧市街へ向かった。切符はバクーのようなICカードではなく昔ながらのソ連式ジェトンと呼ばれるプラスティックのコイン。駅は旧ソ連圏共通で地中深くに作られていて、エスカレーターで降りる。
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カラフルな駅構内。旧市街地近くのアヴラバリ駅。
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巨大なツミンバ・サメバ教会。
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旧市街のの路地裏にて
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ジュバリスママ教会(16世紀に建立)とノラシェン教会(右)。
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トビリシの旧市街は城壁が川沿いの断崖に芹建っていたり、丘の上にぽつんと教会が建っていたり独特の雰囲気がある。その中でひときわ目立つ崖の上のメヒテ(聖母)教会。
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北に向かって歩いていたらせっかくシャワーを浴びたのにずぶ濡れになってしまった。マクドナルドに駆け込んで暖をとることにした。
マクドナルドもメニューからすべてグルジア文字。この国は独自言語使用を徹底しているようだ。 -
近くのアブハジア紛争の象徴で多くの難民を収容していたイヴェリアホテルは改装工事中で骨組みだけになっていた。あの独特の雰囲気の外観を自分の目で見てみたかったが少し残念だ。どうやら改装後はラディソンホテルに生まれ変わるらしい。
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今日は朝から天気が良い。同室の人は寝ているが、トビリシ滞在はそう長くないので街へ出た。駅前の食堂でハルチョというスープで朝食を済ませ、メトロで旧市街の方へ行ってみた。
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昨日登らなかった丘の上の城壁へ行くことにした。けっこうきつい坂だがすぐに頂上に到着。中世の面影が残る街並みを一望。
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グルジア正教総本山のスィオニ大聖堂
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ネリダリの家でも時間は限られているがシャワーを浴びることは可能だ。でもせっかくなのでハマムに行ってみた。
個室に入ろうとしたら10ラリ(710円)なのに15ラリ(1065円)とふっかけられた。別のハマムに行くと言うと値段が下がった。物価の上昇は考慮するが常に油断は禁物だ。どこまでがぼったくりか判断するのは最近難しい。個室ハマムは写真ではわかりづらいが浴槽、トイレ、シャワーなど広々と配置されていて快適だ。ただサウナが無かったのが残念で確認しておくべきだった。 -
ハマムの屋根と城塞
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エレバンへの列車は15:40発と明るい時間帯の出発だ。早めにトビリシ駅へ向かった。アルメニアの客車はずいぶん年季の入ったソ連製でアゼルバイジャンからの車両と見比べるとかなり見劣りする。
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グルジア国鉄の機関車。
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バクー行きの客車も入線していた。
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フレンドリーな車掌たち。
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車内のベッドもビニールシート張りでボロボロだ。でも食堂車が連結されているのは少し楽しみだ。
列車は定刻通り出発した。
17時50分にグルジア側の国境に到着。 -
20時過ぎにようやくアルメニア国境に向け出発した。グルジアは出国も入国も時間がかかるようだ。アルメニアの国境に移動する際、食堂車でサンドウィチを食べることにした。
食堂車のメニューはこれとコーヒーだけだった。 -
20時40分にアルメニア側国境に到着。アルメニアのビザは列車を降りて事務所で作ってもらうことになった。事務所で申請用紙を書かされた。そして電話で名前の照会をする徹底ぶりだ。またアゼルバイジャンについて何か問題はあったか質問された。無関心のはずだがどういう事だろうか。またアルメニアは今までの国と違い軍事色が強い。ホームには兵士がうろうろしている。どことなくイスラエルとかぶる部分があり、周辺のイスラム諸国と一線を画しているのも似ている。世界に散らばるアルメニア人の支援によって成り立っている国家。しかしイスラエルに比べるとずいぶん貧相で気候も厳しくとんでもない場所だ。政府職員の規律がしっかりしているのが唯一の救いかも。
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