アマン京都

2020/09/11 - 2020/09/12

高級リゾートアマン京都に行こうというので出かけてきました。コロナでgo toが企画されなければいけなかったもしれません。アマン、東京、志摩のアマネムと合わせて日本に3か所あります。ニセコでも計画中で2～3年後できるかもとか・・。
アフタヌーンティーに始まっての一泊を堪能してきました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー JRローカル

高級リゾートアマン京都に行こうというので出かけてきました。コロナでgo toが企画されなければいけなかったもしれません。アマン、東京、志摩のアマネムと合わせて日本に3か所あります。ニセコでも計画中で2～3年後できるかもとか・・。

私がアマンを知り、初めて泊ったのはバリ。1998年のことでした。当時は仕事していて、お金はあったけど時間はないときで、せっかく取れた休みなので、いいところにと一人旅したのでした。ストレス解消があったでしょう。当時はまだ日本にはなかったし、世界中にも数えるほどでしたが、バリには3か所ありました。ホテルに興味を持ち始めた時期でした。普通の高級ホテルとは違うサービスがあり、ホテルではあるけど、旅館のいいサービスを兼ね備えている、そしてほかに比べるとかなり高いけど、好きな人は制覇しようと各地に追いかけて出かけています。総じて辺鄙なところに作られていて、行くのも容易ではありません。フィリピンのアマンプロは孤島にあり、専用の飛行機で行くらしい。お金に糸目をかけない人にとって、このタイプが好きな人にはたまらないホテル。その点私たちは小金持ちで、go toなら頑張っていこうという気になりました。それでも行ってみると、おおらかに泊まれる人が多いのか、私たちと同じgo toを生かそうという人が多いのか・・満室のようでした。

話を戻します。

3時チェックインですが、早めに行けたら、アフタヌーンティーを食べようと、最寄り駅からJRに乗り、新快速に乗り換えて京都へ。うちを出たときは降っていませんでしたが、曇っていて午後から雨の予報が出ていました。
ホテルがあるのは金閣寺に近い鷹峯で、タクシーで行きました。
京都に行くのは久しぶり。4，5年前だったか、桜と紅葉のシーズンに何度か通いましたが、だんだん観光客、ことにインバウンド客が増え、私の体力が落ち、ご無沙汰して久しぶり。
久しぶりの京都は車が少なくなったのと工事中のお寺が目についたこと、それにお店の閉まっているところが多いのに気が付きました。コロナの影響で、タクシーの稼働率は落ちるし、ホテルも中には休業しているところさえあるらしい。

ホテルに着くと、スタッフに迎えられ、レストランのあるパヴィリオンに案内してくれました。

アフタヌーンティーの始まる2時半には少し早かったけど、食べたいことを伝えると用意してくれるとのこと。
9月は『長月』と名付けられたお月見をイメージしたものでした。

最初に出たのは、ヴィシソワーズ。
お茶は、アマン京都オリジナルﾌﾚｰﾊﾞｰﾄﾞグリーンティー。

一つ目の箱は、月見バーガー、穴子寿司、いくらとスモークとサーモンのキッシュ、キノコとフォアグラのカンノーロ。小さいかわいいものながらちゃんとしておいしかった。

二つ目は、無花果のグラフティ、茗荷のマカロン（私は茗荷が苦手だというと抹茶に替えてくれました）、パッションショコラ、シャインマスカット、南瓜のミルクレープ、コーヒータルト。どれもおいしかったけど、コーヒータルトが印象的でした。

次は葡萄とフロマージュブランのパフェ。ここで紅茶はキームンに替えてもらいました。お茶は15種類から選べます。

スコーンはプレーンとレーズン。クリームとブルーベリージャム、クローテッドクリームが添えられていました。とてもおいしいスコーンでした。

酢橘のソルベ。

わらびもち。丹波の黒豆、白下蜂蜜、抹茶葛、丹波の黄な粉をいれてくれました。

最後は抹茶。

どれも小さいけど、種類が多く、お茶もたっぷり飲んでおなかいっぱいになりました。
これらを目当てに食べに来ている人、少なくなかったです。

でる前に雨が降りましたが、出るころには傘が要らないくらいになっていました。 小雨の中、ゴルフ場のカートで部屋に連れて行ってくれました。歩いていける距離ですが、雨が降っていると足元が悪かったから・・。大きい石の石畳があり、そこを通るときは怖いくらいにガタガタ傾きました。
長屋状になっている二階建ての建物の比較的先のほうの二階が私たちの部屋でした。

部屋には大きいベッド、大きい木の風呂、ダブルシンクの洗面所、シャワーブース、ウエルカムの梨とどら焼き（亥ノメという店のもので早朝から焼いたものらしい）を置いた机、ランドリーバッグだけどお持ち帰りしてもいいと言われた布製のバッグ（アマンはいろいろプレゼントしてくれます）、ソフトドリンクは無料だという冷蔵庫、その上にはオーパスワンのハーフボトル（こちらはもちろん有料でいい値段がついていました）。窓の外は緑がいっぱい。まだ青モミジでしたが、紅葉の頃は美しいらしい。

スパには男女別の温泉がありますが、この時期一つは工事中で一つしか稼働しておらず、最大人数3人で予約で入ることになりました。当日男性は空きがなく、私は5時半から予約して入浴。雨の心配があり、カートで送迎してもらいました。
大きめの露天風呂があり、気持ちよかったです。温泉はここにはなく、近くのしょうざんから引いてきた単純泉と言います。

夕食は7時に予約していました。アフタヌーンティが効いているので、適当にアラカルトでの注文とグラスワイン。

ポテトチップスは細くからっと揚がっておいしかった。京漬物もつまみ。

ベーコン好きの夫がつまみにベーコンを食べたいというとメニューにはないけど用意してくれました。パンもついてきました。

夫のガスパチョ。

私が頼んだお豆腐、紫竹庵の冷ややっこ。これが絶品。大豆の甘味が際立っていました。醤油でなく塩でどうぞと言われましたが、何もつけなくてもおいしかった。

タリオリーニ蛸のラグー　鷹峯唐辛子、からすみはシェア。

デザートはマスクメロンのかき氷をシェア。驚くべきデザートでおいしかった。

私の翌朝の温泉の予約は8時半で、朝食前に温泉に出かけました。それほどまだ暑くはなく、天気もまずまずで、歩いていきました。歩くとそれほどありませんでした。

大きい敷石や石垣、木々、苔むした石、・・ここは西陣の旦那が博物館だか展示場だかにしようと持っていた土地で、20年ほど前にそれが売りに出されると聞いたアマンが買ったと聞きました。場所柄なかなか実施に至らなかったそうです。それだけにちょっとやそっとでできたところではありません。しめ縄のあるここは入り口になるという話もあったそうです。この大きい敷石の上をカートで通るときはガタガタです。
私の戻った後夫がようやく温泉へ。

一番遅い時間に朝食。一組残っていましたが、最後は私たちだけでした。

八朔のジュース、サラダ。

湯葉と湯豆腐。

カレイの西京焼きなどが折に入って出てきました。

デザートはわらび餅とフルーツ。

素敵な庭園があります。

部屋に案内されたときに教えてもらった蓮池はちょっと遠いので、カートで連れて行ってもらいました。

アマン京都は庭が自慢なだけに値打ちがありました。

1時までチェックアウトを伸ばしてもらえたので、1時にチェックアウト。

帰りに夕食を伊勢丹のデパ地下で買って帰りました。
菊乃井の穴子寿司とはつだの焼き肉弁当。牛肉の下にキャベツの千切りが薄く挟んであるのが珍しかった。何よりお肉と味付けがおいしかった。