2020/09/06 - 2020/09/11
119位(同エリア4761件中)
ロムルスさん
今回はGOTOキャンペーンを利用し、北陸を巡りました。九州西岸を台風10号が北上中で、その余波を心配しましが、お天気にも恵まれました。なかびの3日目は、金沢市内を巡りビジネスホテルに宿泊です。
(宿泊)
名剣温泉(奥黒部欅平)
大牧温泉観光旅館
(ホテルインターゲート金沢)
葭ヶ浦温泉らんぷの宿
和倉温泉加賀屋
(ルート)
1日目、黒部峡谷鉄道で
(泊)名剣温泉
2日目、庄川峡を船で
(泊)大牧温泉
3日目、金沢市内を観光
(泊)インターゲート金沢
4日目、レンタカーで能登半島へ
(泊)らんぷの宿
5日目、能登半島から和倉温泉へ
(泊)加賀屋
6日目、金沢へ戻り帰途へ
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9月8日、高岡駅、12時00分
富山を立山の名剣温泉、砺波の大牧温泉と巡り、3日目は金沢へ向かいます。高岡駅から、いしかわ鉄道で倶利伽羅峠を越えます。 -
金沢駅鼓門、12時41分
世界の美しい駅に選ばれた、金沢駅に到着しました。東口広場に立つ、木造の鼓門が印象的です。 -
金沢駅東口広場
案内所で、バスの金沢市内一日フリー乗車券(600円)を購入しました。広場は雨や雪が多いため、大きな屋根がかかっています。 -
城下町金沢周遊バス
緑のバスが左回り、赤いバスが右回りです。まず、今夜の宿のある中心街、香林坊方面へ向かいます。 -
ホテルインターゲート金沢、13時
左回りのバスで、南町尾山神社のバス停からすぐの所にある、昨年3月に開業したばかりのホテルです。 -
ホテルインターゲート金沢
時間帯で、コーヒーやお茶菓子のサービスもあります。ここに一旦荷物を置いて、観光に出発します。 -
長町武家屋敷跡
ホテルから徒歩10分ほど、武家屋敷の面影の残る地区にきました。 -
足軽資料館
まず最初に立ち寄ったのがここ。藩政時代の足軽の住居2棟を移築して、資料館にしてあります。(入館無料) -
旧清水家(足軽資料館)
その1棟が旧清水家。他藩では長屋住まいの足軽が、加賀藩では戸建てが割り当てられていたそうです。 -
旧清水家(足軽資料館)
内部は当時の生活が再現されています。もう1棟の旧高西家と共に、平成まで実際に住まわれていたとのこと。 -
大野庄用水
武家屋敷街の中を、用水路が流れています。金沢築城のとき、資材運搬や灌漑、防火の目的で作られたものだそうです。 -
旧加賀藩士 高田家跡
大野庄用水路に面して、加賀藩で石高550石の中級武士だった、高田家の屋敷跡があります。(入場無料) -
旧加賀藩士 高田家跡
母屋は既にありませんが、使用人の部屋や厩、それに回遊式の庭園が残されていました。 -
長町武家屋敷跡 野村家
高田家の向かい側には、石高1200石の野村家があります。こちらは母屋と庭園が保存されています。(入場料500円) -
野村家
野村家は加賀藩の初代から、各奉行職を歴任した家柄とのこと。玄関を上がると、古い甲冑が展示されています。 -
野村家
襖絵の美しい屋敷部分は、江戸時代の北前船の豪商、久保田彦兵衛の邸宅の一部を移築したものだそうです。 -
上段の間(野村家)
中でも目を引くのが、この贅を尽くした上段の間です。藩主を招くために作られた部屋で、天井や襖が見事です。 -
濡れ縁と庭園(野村家)
上段の間の奥には、錦鯉が泳ぐ見事な日本庭園があります。この池は、大野庄用水から水を引いているそうです。 -
茶室への階段(野村家)
更に進むと、お茶室に上がる石段があります。坪庭の作り方や飛び石の配置など、空間の使い方がとても綺麗です。 -
茶室「不莫庵」
石段を昇ると、庭園を見下ろすお茶室があります。コロナの影響で、残念ながらお茶席は休止中でした。 -
長町武家屋敷跡
野村家の裏手の路地へ入ります。この辺りは、中級以上の武士が住んでいた地区とのこと。美しい土塀から往時が偲ばれます。 -
長町武家屋敷跡
防衛上の理由で作られた曲がり角や、歴史を感じさせる家々の植栽が、土塀の街並みを引き立てています。 -
金沢老舗資料館
武家屋敷街の外れに、薬を商っていた豪商の屋敷に、金沢の伝統的な生活様式を展示した資料館がありました。(入館料100円) -
金沢21世紀美術館、15時
香林坊からバスで21世紀美術館に来ました。美術館を囲む芝生に様々な作品が並んでいます。まず、まわりを一周します。 -
まる(sanaa)
これは、この美術館をデザインした建築家ユニットが、2016年に製作した作品です。内部に入ることもできます。 -
ドロップチェア(sanaa)
まると同じ建築家ユニットの作品です。美術館の建築のほか、家具のデザインなども手掛けているそうです。 -
アリーナのクランクフェルト(フロリアン クラール)
美術館の周囲に設けられた12箇所の筒が、地中でランダムに繋がっていて、音の持つ可能性を追求した作品だそうです。 -
ラッピング(フェルナンド ロメロ)
形や空間を再考した建築家の作品で、様々な方向に向いた6つの突起のうち、3つが全体を支え、かつ出入口にもなっています。 -
カラーアクティブハウス(オラファー エリアソン)
色の三原色を、渦巻き状に組み立てたパビリオンです。色の重なりを通して、新しい風景を見ることができます。 -
カラーアクティブハウス
夜は中心に明かりが灯ります。昼と夜で、光と影か逆になるとは面白い発想です。 -
長いベンチ(sanaa)
館内に入りました。コロナの規制で、スイミングプールが長蛇の列なので、無料の交流スペースのみを回ってみます。 -
ブループラネットスカイ(ジェームズ タレル)
通称タレルの部屋、正方形の部屋の天井が切り取られています。普段気づかない光を、どのように感じるかとの問いかけでそうです。 -
雲を測る男(ヤン ファーブル)
内部の通路から僅かに見えます。映画「終身犯」で自由を奪われた男が、何をして過ごすと問われ「雲でも測って」と答えたのに着想を得た作品だそうです。 -
スイミングプール(レアンドロ エルリッヒ)
そして有名なスイミングプール。地上部分も展示スペースに含まれてしまい、これ以上近づけませんでした。 -
茶室
美術館に隣接する、付属の茶室をざっと見学し、次の目的地、鈴木大拙館へ向かいます。 -
鈴木大拙館、16時
金沢21世紀美術館から歩いて15分ほど、住宅街の路地を入った先に、禅を世界に紹介した鈴木大拙の記念館があります。 -
クスノキ(鈴木大拙館)
ここの特徴は、鈴木大拙の思想を建物全体で表現していることです。入口脇の中庭には、シンボルツリーの楠の木があります。 -
思索空間と水鏡の庭(鈴木大拙館)
薄暗い学習空間を出ると、明るい庭に思索空間の建物が見えます。全体が、光と影、丸、三角、四角を意識しているそうです。 -
水鏡の庭(鈴木大拙館)
白い壁に囲まれた黒い水鏡の池には、一定間隔で噴水が上がり波紋を作ります。波紋は幾重の円を描いて広がっていきます。 -
思索空間から見た水鏡の庭
水鏡の池は、薄暗い思索空間の中の座席に座り眺めるようになっています。 -
兼六園、16時30分
バスで戻り、真弓坂口から兼六園へ入ります。まず、翠滝が注ぐ瓢池、中の島に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったと伝わる海石塔があります。 -
噴水
進んで、茶室夕顔亭の前の坂を上ると、日本最古の噴水があります。霞ヶ池を水源とするので、水面の高さまで噴き上っています。 -
徽軫(ことじ)灯籠
更に霞ヶ池まで上ると、有名な灯籠があります。湖面を照らす雪見灯籠で、筝の糸を支える琴柱に似ているのでこの名があるそうです。 -
眺望台
灯籠の反対側が六勝の1つ、眺望の名勝です。お天気次第で、金沢市街の向こうに日本海や能登半島まで見えようです。 -
雁行橋
先に進むと、11枚の赤戸室石で夕空を飛ぶ雁を表現した橋があります。石の一枚一枚が、亀の甲を型どっています。 -
七福神山
雁行橋の奥、七福神になぞらえた七つの自然石を配しています。12代藩主、斉広の御殿の庭園を移設したそうです。 -
根上りの松
根の広がりが地上に出ている松の巨木です。根の回りの土を徐々に取り除いて作ったものだそうです。 -
霞ヶ池
兼六園は、この霞ヶ池を中心に、その周りを廻遊しながら、四季折々の風景を観賞できるように造られています。 -
江戸町通り
兼六園を桂坂口を出ると、お茶屋が立ち並んでいます。すでに17時を過ぎているので、ほとんど閉店していました。 -
石川門、17時20分
江戸町通りからお堀跡の道路を渡り、石川門から金沢城へ入ります。 -
石川門(一の門)
まず、一の門である高麗門を入ります。入った所が枡形になっていて、90°曲がった右手にニの門があります。 -
石川門(二の門)
重厚な櫓門のニの門をくぐります。かつてはここに、金沢大学が建っていたいました。 -
金沢城
金沢城は平成13年に、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が再建され、綺麗な金沢城公園となっています。 -
ひがし茶屋街、18時
再び石川門から金沢城を出て、バスでひがし茶屋街へきました。 -
ひがし茶屋街
お洒落な町屋カフェや工芸品のお店は、ほとんどが17時閉店で、夕暮れ前の茶屋街は人通りも少なく静かです。 -
ひがし茶屋街
街並みは京都の祇園によく似ています。町屋の軒先に、とうもろこしが下がっているのを見つけました。 -
門守
これです。商売繁盛の縁起物で、観音院というお寺で、旧暦7月9日の四万六千日のお参りの日だけ、売られているものだそうです。 -
ひがし茶屋街
メインストリートを一本外れた通りも、情緒があります。興味を引くお店も多いので、6日目の早い時間に、また来ることにします。 -
オリエンタルブルーイング
バス停に戻る途中、マニアックな品揃えの地ビールのお店を見つけました。夕食前の一休みです。 -
主計町茶屋街
夕食まで少し時間後あったので、川向こうの茶屋街にいってみました。川沿いの一本道で、落ち着いた小さな茶屋街です。 -
風和利、19時
夕食は、近江市場近くの一軒の古民家を改装した居酒屋さんを、食べログで見つけ予約しました。 -
海老団子と野菜のあんかけ(1200円)
店内はカウンターとテーブル席が10席ほど。平日ですが入店時にほぼ満席でした。 -
白海老の天婦羅
地酒も豊富で、一昨日名剣温泉で飲んで美味しかった立山があったのでさっそく注文。あては、富山湾の白海老の天婦羅です。 -
のどくろ炭火焼き(2300円)
そしてメインは、のどくろの炭火焼きです。脂がのったほんのりとした甘味にお酒が進みます。 -
ホテルインターゲート金沢、21時
バスでホテルに戻ってきました。金沢市内は見所が微妙に離れているので、一日乗車券は便利でした。 -
廊下
このホテルは、エレベーターや大浴場でもガードキーが必要になっていて、セキュリティも万全です。 -
客室
それほど広くはありませんが、機能的で使い勝手のいい部屋です。朝、窓から市街地が一望できました。(ダブル7000円) -
大浴場
アメニティ完備で、深夜1時までやっているので、夜もゆっくり寛げました。明日から、レンタカーで能登半島へ向かいます。
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