2020/09/16 - 2020/09/17
11位(同エリア346件中)
Kちゃんさん
2011年3月の東日本大震災以来、主に津波による被災地のその後を定点観測的に訪れる旅も10回目(9年)となりました。 最初に訪れた2011年6月の気仙沼以来これまでは概ね5月末~7月初に訪れることで、その一年間にどんな変化があったのかを私なりに見て記録してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大によりこの時期に出掛けるのは控えてきましたが9月に入り各地の感染者数も落ち着いてきたようですので出掛けることにしました。 被災から9年経ち各被災地ともに復興事業は少なくとも表面的にはだいぶ進んだ感があり、陸前高田/志津川の双方で「復興公園」が完成に近づいています。 昨年訪れる事の出来なかった気仙沼大島にも今年は脚を運んでみました。 いつものことながらレンタカーで借りた車種の事も交えて旅行記としています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅は所用先の新潟から始まります。 新発田から新潟は赤色の「いなほ」にあたりました。
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米袋で造られた「アマビエ」
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新潟駅リニューアル工事は第一期を終わり最終段階にはいっています。 万代口の駅舎もまもなく見納めでしょうか。
翌日は1日空きが出来ましたので6月に出掛けられなかった東北被災地の旅を決行します。 以前も何回か御紹介しましたが、新潟から仙台への移動は案外不便で、一番距離の短いルートとして鉄路で米坂線-奥羽線-仙山線を乗り継ぐ事を思いつきますが、このルートで特に米坂線は坂町-米沢が2時間半以上掛かるうえに、午後の時間帯は3時間に一本と現実的ではありません。 早いだけなら新幹線で大宮経由となりますがわざわざ大宮まで戻ることと、何よりも¥2万近い費用のかかることには躊躇してしまいます(今回の旅で用いた「トクだ値」は別記)。 そこで今回は高速バスを利用することに。
新潟から仙台への高速バスは仙台への直行便と山形で乗り継ぐ方法とがありますが、山形行きは途中高速道路を通らずに国道113経由となるために意外と時間が掛かることもあり、直行「仙台駅東口行」を今回は利用しました。 -
高速バスを利用するもう一つの理由として出発点の新潟万代バスターミナルで供される有名な「バスセンターのカレー」を味わうこともありました。 万代バスセンターは現在耐震強化工事中で、工事期間中はカレーを出す立食蕎麦屋さんも閉店中と聞いています。
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立食蕎麦屋さんは閉店中でもカレー人気に押されて隣の万代シルバーホテル内で臨時営業中と聞きつけてやってきました・・
6月中旬からの工事は1年以上掛かるものと思っていましたが、意外と早く3ヶ月程度でリニューアル工事も完了とのこと。
で やってきましたが、なんと運の悪いというか、翌々日のリニューアルオープンに向けて準備のため臨時店舗も既に終了となっていました。 -
そのリニューアル店舗がこちら。 場所は以前と同じ場所、隣にラーメン店が同時にオープンのようですが、こちらが以前有ったかどうかは記憶にありません。
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仙台行きバスの乗り場は立食蕎麦店の直ぐ横。 意外と早く発車10分前に入線してきました。
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バスは新潟駅を経由して磐越道-東北道を通り仙台へ向かいます。 磐越道の制限速度は70km-80kmで規制されるため仙台までの270kmほどを4時間20分ほどで走ります。 コロナ感染防止対策として最前列席の不使用と乗降口にアルコールスプレーが置かれていますが、それ以外は特に特別なことをしているようにみえません。 まあこの日の乗客は8名ですので密にはなりませんでしたけど。
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仙台駅には予定通り21時前に到着。 歩いて5分ほどのホテルに入ります。
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部屋のノブには「消毒済み」のタグがあります。
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お部屋。 仙台へ来るときには良く使うホテルですので私自身には新しいことは有りませんが、まあ落ち着いたホテルですね。
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翌朝の朝食風景。 以前よりテーブルがだいぶ減らされているのと基本的に各テーブル一人(グループ)と密を避ける対策。
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以前はブッフェスタイルの朝食でしたが、現在は洋食または和食のセット選択となっています。
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コーヒーなどドリンクはセルフ
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昨日夜に到着した仙台駅東口に戻ってきました。
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駅ビル内にあるレンタカー屋さん。
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手続きも簡単に済み街へ乗り出します。 天気は雨こそ降っていないものの薄曇り。
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駅北側を通る45号線から「仙台港北」で高速道路へ入ります。
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仙台東部道路を北上して利府JCTから三陸沿岸道路へ。
これまでは桃生ICで45号線に降りて海岸線を北上するルートを辿って来ましたが、今回は全通近い三陸道を陸前高田まで一気に走り陸前高田-気仙沼-志津川と戻ってくるように予定します。 -
石巻辺りの三陸道はこの5年ほどですっかり整備され快適です。 両側には刈り取り前の水田が広がっています。
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「三滝堂IC」に隣接する道の駅に寄ります。 この区間は無料区間となっているためにICを降りても高速道路代が余計に掛かる訳でもありません。 また将来有料区間となった場合でもETC2搭載車ならば乗り/降りに余計な料金が掛からないとか?
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店内です。 三滝堂とか登米市とかにはほぼ知見がないのですが「麩」が名産?
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こんなモノも売っています。 北上川が流れるためか「ザリガニ」「ドジョウ」「カニ」など。
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震災の跡を残すものも展示されています。
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今回借り出した車はこれ。 日産のNote e-Powerです。 一番安いコンパクトクラスからちょっと奮発してエコノミークラスを選びました。 一般にはトヨタのアクア/Vitzハイブリッド、ホンダFITハイブリッド、があてがわれますが最近増えてきているのがNote e-Power。 以前から乗ってみたいと思っていたところですのでトヨタのハイブリッドと比べてどんな具合か楽しみです。 この車、駆動自体はモーターで行い、エンジンは充電用に使われるのみ。 市街地などで充電が充分な時はエンジンが廻っておらず、モーターの音と路面からのノイズのみです(そんなに静かな車でもありません)。 ただ低速で走っていても充電が足りなくなると突拠エンジンが回り出しますが。 三陸道などの追い越し車線でもアクセルペダルを踏めばウィーンと結構な加速をします。 加速感はエコ車として充分以上、特に先日北海道で乗ったプリウスとは比べものになりません。
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三陸道は気仙沼市内で特に45号線から海側を通る2カ所ほど開通していない部分があります。
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小泉海岸から本吉までの2km程も未開通部分。 この区間は旧45号線を走りますがICの出入り車で渋滞です。
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本吉から再び三陸道に戻りますが、
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気仙沼市街地を通る部分も未開通。 現在開通している気仙沼港まで行ってしまうと45号線に戻れませんので気仙沼中央で降ります。 ICで降りる車がつながっていますが道路標識の下に見える人影が解りますか? 時節柄マスクをしていて解り難いのですが道路標識の下の繁みに警察官/ガードマン風の人が佇んでいます。 案の定、交差点を左折した先にパトカーが。 信号待ちの列に割り込む(車線違反?)車を待ち伏せているようです。
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気仙沼市付近の45号線はバイパス的に市街地を大きく迂回しています。
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市街を抜け唐桑付近で工事中の三陸道。 現在45号線として使われている霧立トンネルはもともと三陸道用のもの。 トンネルから先は一気に大船渡を通って宮古まで三陸道は開通済み(といっても対面通行方式ですが)
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気仙沼から先は急に交通量が減りました
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「陸前高田長部IC」で45号線に降ります。 この先の「陸前高田IC」まで行ってしまうと沿岸部からだいぶ外れた辺りへ行ってしまいますので、一本松辺りへはここのほうが近いという読み。
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広田湾が見えてきました。
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気仙川を渡る手前に被災した気仙中学の旧校舎があります。
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この校舎は震災遺構として残されると聞いてますが、足場が組まれたりクレーンが設置されたり、と取り壊しでしょうか?
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45号線は気仙中学の横を通り右折して気仙川を渡るようになっていましたが、現在は新しい橋が出来て気仙中学の手前から左手に嵩上げ道路を上るようになりました。 ここに三陸道のICが出来るかもしれません(なにやら工事中)。
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新しい気仙大橋です。
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気仙大橋を渡り、以前「一本松茶屋」のあった交差点です。 一本松茶屋は仮設のものだったでしょうけれども現在は更地になってますね。
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そして、その海側の部分に「高田松原津波復興祈念公園」が綺麗に出来上がっています。
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この祈念公園は将来的には「道の駅タビック」から「奇跡の一本松」にまで及ぶ広大なもので、新造された防潮堤には芝生が貼られ壮大なものです。
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広場手前の建物には「東日本大震災津波伝承館」と「道の駅 高田松原」が入っています。
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伝承館の展示。
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ビデオルームでは津波の様子が流されています。
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被災前の陸前高田の様子。
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この伝承館は陸前高田に限らず岩手県全体の被災の様子を伝えます。
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被災跡から収集された展示品
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そして、伝承館をくぐり抜けると防潮堤に至る広大な敷地が綺麗に整備されていました。 訪れる毎に次々と建設される防潮堤が巨大なコンクリートの塊として無機質な風景を押しつけているように感じていましたが、こうして完成してみると防潮堤のコンクリート斜面には芝生が貼られ、人工的ではあっても「祈念」にふさわしい景色を造っています。 「祈念」の場であっても陸前高田の人達にとって憩いの場となればと思います。
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真正面の防潮堤頂部には海を望む献花台が
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ユースホステルと奇跡の一本松も公園の一部をなします。
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新たに植えられた松の苗木。 10年~20年を経れば若くても見応えのある木になるでしょう。
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震災翌年、2012年当時のユースホステルと一本松。 一本松もまだ復元前だったはずです。
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防潮堤頂部から伝承館方向。 これだけ雄大な公園となるとは想像もしていませんでした。 まるでパース図のような景色。
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堤防下にも献花台
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2017年、新造の防潮堤はコンクリートの塊でした。 このままむき出しのコンクリートが海への景色を遮るのかと思っていましたが、海こそ直接見えないものの斜面に芝生が貼られることで全く違う風景になります。
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道の駅 タビックは修復作業中。 あまり綺麗にすると不自然ですが・・
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2017年、丁度祈念館の駐車場あたり、当時は工事真っ盛り。
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道の駅施設に寄ってみます。
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広田湾で捕れる魚介類。
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「イシカゲ貝」?
全く知りませんでしたが漢字で「石陰貝」と書き、全国で唯一この広田湾でのみ養殖されている料理店では幻の貝とも呼ばれているとか。
幻の貝が一袋¥500では幾ら地元とはいえバーゲン過ぎません? -
漁協直営の食堂
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地酒「酔仙」など地元産のお酒もあります。
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大地震発生から津波まで時系列にまとめて・・
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以前、一本松茶屋のあった交差点辺りから嵩上げ地区方向、実りの秋を迎えています。 昨年訪れたときに「ここで稲作」とも思いましたが、伝承館で古い航空写真を見るとこの国道脇は一面の水田だったようです。
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2015年当時の一本松茶屋付近。 道路向こう側の盛り土のあたりが上の写真の水田です。 当時はこのまま嵩上げされるのかと思っていましたが、盛られた土は一旦の仮置き場で、他へ移されているのですね。
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海岸から嵩上げ地区へ向かう道の歩道には「ハナミズキ」が植えられました。 このハナミズキを避難路の目印にして、との碑とともに
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ここは定点観測的に何度か写真に収めています。 大船渡線の踏切があったあたり。
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2014年、嵩上げ工事開始頃の同じ場所付近。 現在は電柱の右側辺りの嵩上げされた場所が道路となっています。
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そこから旧陸前高田駅方面。 このあたりは依然造成工事中でどのようになるかは解りません。
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喧嘩七夕祭り用の山車でしょうか?
今年はコロナの影響で中止だったと聞いています。 -
アバッセ高田もすっかり地元の方にお馴染み。
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嵩上げ造成地区には地元路線バスも走ってきました。
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嵩上げ地区の分譲地はまだまだ売れ残っている様子。
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既に建物の建っているところも、個人住宅よりも賃貸用の小規模集合住宅がほとんどの様子。
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今回の訪問で一番の変化は復興祈念公園のオープン。 アバッセなど商業施設も市民の方の生活に溶け込んでいるようです。 陸前高田を後にして気仙沼に向かいます。
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唐桑を過ぎて左折、鹿折地区へ入っていきます。
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この辺りはカツオ漁船が打ち上げられていたあたり
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2012年当時の鹿折地区。 上の写真とは反対側から写しています。
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嵩上げ工事が行われた筈ですが陸前高田や志津川ほど大規模ではありません。 一帯は水産加工関係の工場がずらりと新築されています。
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鹿折地区から道案内に沿って大島へ
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218号線の新しい道は津波対策で旧道よりも山側を通る道。 出来たトンネルの名前も「浦島XXトンネル」・・
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「乙姫XXトンネル」と名付けられています。
大島南端の龍舞崎の浜は浦島太郎伝説の場として語られているとか。 -
気仙沼大島大橋です。
正式名称は気仙沼大島大橋ですが公募で愛称は「鶴亀大橋」と名付けられたそうです。 -
気仙沼大島大橋の真下。 対岸が唐桑半島側、手前が大島です。
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程なく浦の浜港に到着。
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ここは大島大橋完成まで島と気仙沼側の唯一の足であった気仙沼大橋フェリーの発着地。 現在は使われなくなったフェリー「ドリーム大島」が係留されていました。
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浦の浜港一帯は造成中で完成後は大島観光の拠点となるでしょう。
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観光施設として大島ウェルカムターミナルが出来上がっていました。
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ゆるキャラ「ほやボーや」は大島と言うよりも気仙沼のキャラ
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ここ大島も津波とその後の火災で大きな被災地となりました。
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漁協のお店ですね
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うに、ほや、牡蠣、など海産物
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気仙沼へ戻ります。 対岸から見る三陸道路の架橋部分。
気仙沼市街は湾の上を跨ぐルートとなります。 -
小さな漁港ですが、震災後に防波堤の嵩上げがされています
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気仙沼、旧フェリーターミナル辺りへ向かいます。
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驚いたのが「男山酒造」さんの建物が復活していたこと。 下階が崩落し3階部分から上が覆い被さってしまったものを、残った材料を極力利用して再建したそうです。 また一つ風景が戻ったのでしょうか?
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2011年6月、震災後3ヶ月経た頃の風景です。 1階/2階が崩れ3階以上が覆い被さってしまった男山酒造さん社屋。 前の道路は地盤沈下分の応急嵩上げがなされています。
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気仙沼の旧フェリーターミナル付近駐車場は飲食店などの入った施設に変貌
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フェリーターミナルから少し魚市場寄りに磯屋水産さんの新しい店舗。 新鮮な地魚ほかが豊富です。
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そのお隣にあるのが「K-Port」さん
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世界的俳優の渡○謙さんがオーナーで自らプロデュースされたこのお店。 震災復興を願ってスタートしたそうです。
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オーナーも、「日本にいらしてお時間のある時」はこちらのお店に顔をお出しになることも多いとか。 そんな事を思い出し店内をグルッと見廻すと(!)いらっしゃいました。 端のテーブルでスタッフの方とメニューやグッズのお打ち合わせの様子。 失礼とは思いながらもシャッターを切らせて頂きました(申しわけありません)
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港や対岸の見える素敵な店内です
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オーナーはお時間のある限り何処に居らしても(海外でも)FAXでメッセージを寄せられるとか。 そのコレクションですね。
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グッズコーナー
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ランチメニューです。
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「賄い丼」を頂きました。 冷やした出し汁を少し掛けて・・
いわゆる海鮮丼と違い上品なお味です。 -
旧フェリーターミナル。 青い船は大橋完成後に大島汽船さんが始めた気仙沼湾周遊観光船。
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震災後3ヶ月ほどの同じ場所。 女子校のカマボコ屋根が懐かしいですね。
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対岸の風景は変わりません。 山の上の教会が良い雰囲気です。
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震災後3ヶ月後の同じ場所。
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旧フェリーターミナル周辺は未だに復旧造成作業中。 この交差点も景色が変わります。
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ちょっとアングルは異なりますが震災後3ヶ月の同じ交差点風景
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南町、魚町、辺りの商店街
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南町、魚町、辺りの商店街
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南町、魚町、辺りの商店街
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御茶屋さん。 当然店舗は津波に遭ったであろうがほぼそのままに復旧している様子には驚かされます。
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2012年、震災後1年経た時の同じ場所です。 電柱の右側がお茶屋さん
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この蔵は何年も手がつけられてませんね。
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震災直後の同じ場所です。 手前の建物は既に取り壊されていますね。
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仮設の紫神社復興商店街は既に無くなり新しい商業施設が造られています。
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漁港は相変わらず船でいっぱい。
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シャークミュージアムから南気仙沼方向へ。
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志津川へ向かうため45号線から三陸道へ入ろうとも思いましたが渋滞が予想されるため新しく出来た気仙沼港ICへ廻ります
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案内が無ければ解らないような細い道を通って三陸道へ入ります。
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この部分は出来たての道
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この車、今年4月の登録のようですが、それでもこの延伸部分はナビには反映されていません。
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三陸道ばかり走っていると沿岸部の変化が解らないので歌津から旧45号線に戻ります。 歌津漁港あたりの道もだいぶ修復されたようですが今回は確認出来ませんでした。
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旧45号線(一般道)は意外と空いています。 まあ所用のある車は三陸道を通るでしょうから一般道は地元の方だけになりますから。
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志津川手前の商業施設は賑わっています。 さんさん市場のように観光目的の市場とこのような地元民が普通に使う施設とが明確になってきましたね。
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さんさん市場の手前で山の上公園に寄ります。 「山の上」と言っても以前は小高い山の上でしたが周辺の嵩上げで、廻りは同じ高さになってしまいました。
以前、志津川保育園のあった場所。 -
山の上公園から裏手の八幡神社方向。 かつては下り阪でしたが嵩上げに伴いほぼ同じレベルの高さとなってしまったため緩い傾斜の着いた程度の道となってしまった。
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2016年、嵩上げ工事中の同じ場所。
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こちらは2014年、同じ場所を反対側から。
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2013年当時の山の上公園付近から。 嵩上げ工事開始前で防災センター跡まで一望出来ます。 中央の立木の向こう側あたりが現在ほぼ同じ高さまで嵩上げされ「さんさん市場」となっている場所。
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2013年当時、嵩上げ工事まえの八幡神社。 現在は社殿のあたりまで嵩上げされてしまい、この橋も見ることは出来ません。
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ここまで走ってきて、燃費計は25.1kmを示しています。 80km以上で流れる三陸道部分では24km代ですが空いた国道(旧45号線)へ降りると途端に燃費が上がり26kmも超える程となとります。 先日北海道で乗ったプリウスと比べると若干燃費は悪い傾向にありますが、加速時の体感的爽快感はプリウスなどT社製ハイブリッド車の比ではなく、私なら多少燃費が悪くてもこちらに軍配を上げますね。
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志津川漁港から志津川湾を臨みます。
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2012年、震災後1年経った頃の志津川漁港と八幡川河口付近。 漁港周辺の堤防も津波の威力で押し流されています。
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八幡川河口。 堤防が嵩上げされたためか防潮水門は設けられていません。
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2015年、まだ嵩上げ工事前の八幡川河口付近。
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防災センター横を流れていた八幡川両岸は既に高い防潮堤で囲まれました。
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2016年、嵩上げ工事が始まり土手部分に土が盛られ始めたころの同じ場所
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嵩上げ地区の分譲地では幾つかの飲食店が建てられていますが、お客さんの入っている様子は見られません。
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志津川バスターミナル。 BRTだけでなく仙台-気仙沼の高速バスも停まります。
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さんさん市場です。 観光客目当てのお店が中心ですので平日は閑散としています。
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これと言った目玉の無い地域で「観光目当て」で続けられるでしょうか?
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この、さんさん市場の端から八幡川を渡り防災センター方向への端が出来つつあります。
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八幡川の対岸には「南三陸震災復興祈念公園」が部分的にオープンしています。
全体で6haにも及ぶそうですが7割くらいの部分に立ち入れるようになっています。 -
震災前後の志津川地区と震災復興祈念公園
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震災前はこんなだったのですね。
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祈念公園には震災前の志津川の街並みを表したレリーフが設けられています。
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御影石に彫られた市街地の様子です。
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防災センター跡は綺麗なペンキで塗られてしまい、かつてとだいぶイメージが異なります。
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震災当時、小学校1年生だった子供はもう高校生でしょうか?
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防災センター周辺はまだ植栽などの工事中。
遺構としての保存なのでしょうが、あまり綺麗に飾ってしまうと返って悲劇の様子が伝わらないようにも感じます。 -
祈りの丘から。
八幡川の堤防もコンクリート面に土が貼られ芝生化されるのでしょうか?
陸前高田の防潮堤同様にコンクリート肌むき出しでなく緑化されることで少しでも景観が高められればと思います。 -
吉野会館の向こうに志津川湾
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祈りの丘頂上には名簿安置の碑が海に向かって造られました。
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田んぼも復活し実りの色となっていますが、その先には真新しい御影石の並ぶ墓地も見えます。
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祈りの丘の下にこんな風景が有りました。
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近くで確認すると、気仙沼線志津川駅のホーム跡です。
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ホームに向かう駅の地下道も。
これは新たな発見でした。 -
2014年、残っていた志津川病院等が取り壊された頃。 道路右側は八幡川。
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2012年、震災一年後の漁港付近から市街地方面。 志津川病院など被災した建物もまだ取り壊し前。 中央に小さく防災センター跡が見えます。
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今回ここまで、かなりの部分を「三陸自動車道」を使って移動してしまいましたが、沿岸から少し山側を経る三陸自動車道では変化が解り難いこともあり、ここから仙台の帰路は桃生まで旧45号線を経ることにします。
BRTはほぼ専用道(旧気仙沼線軌道跡)へ移り、工事用のダンプ等も三陸道を通るために旧45号線の交通量は減り、格段にスムーズに走れます。 -
陸前横山駅。
いまやBRTも昔の駅ホームを停車場としています。 -
2015年陸前横山駅、震災後4年経っても駅はこんなでした。 時刻表だけがむなしく残ってます。 斜面の石垣は当時のままですね。
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北上川を渡り桃生津山ICから三陸道に戻ります。
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松島から先は有料区間
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利府のJCT近くです。 常磐道の開通で標識にも「↑常磐道/いわき」と追加されました。
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仙台港北で降り仙台市内に入ります。
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仙台駅までの途中でレンタカー返却のため給油。
13.57リットルの給油です。 -
ここで車載の燃費計は23.7km/lをしましていますね。 走った距離は323.8km。 給油量は13.57リットルですから23.86km/lと結構立派な数字です。
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5年前にトヨタのハイブリッド車で同じような行程で走ったときのものです。
316km走って・・ -
11.07リットル。 28km/リットル以上の燃費は私のこれまでの記録です。 これと比べれば今回のe-Powerの燃費は見劣りしますが、加速性能等(特に体感的に)はトヨタ製ハイブリッドの比ではありませんので、性能/燃費の折り合い点として良いところかもしれません。 当時は1リットル¥147もしていたんですね。
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ちなみにこちらは2016年に使った、当時のH社製ハイブリッド車の場合。
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燃費的なメリットは今回のe-PowerやT社製ハイブリッドと比べ全く薄いですね。
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仙台駅前へ戻ります。
このe-Power車は運転モードで「Sモード」や「ECOモード」を選択すると、アクセルペダルを弛めるとブレーキペダルを踏まなくてもブレーキも掛かり、速度コントロールが出来ます。 単にスピードが落ちるだけでなく低速の場合には完全停止までアクセルペダルを離すだけでコントロールが出来るので、前方や周囲の車が不意な動きをしないかぎりほぼアクセルペダルだけでブレーキを踏むこともありません。 構造的にはハイブリッド車やこのe-Power車ではブレーキペダルを踏んでも、実際の機械式ブレーキの他にモーター回生による制動も得ていますので、特にモーターだけで駆動するe-Powerの場合はこのようにアクセルペダルだけでコントロール出来るのでしょうね。 ただこのようなブレーキペダルを踏まずアクセルペダルだけによる減速の場合に後方車に対してブレーキランプが灯いているかは不明で、若干の不安も残りますが。 -
もう陽は落ちています。
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さて最後に、
今回、東京-新潟、仙台-東京の移動を用いたのがこの切符。 -
JR東日本が新たに割引率を増やした
新幹線eチケット/お先にとくだ値、これまで最大35%引きでしたが50%引きまで拡大されています。 以前、長崎に出掛けた際にJR九州の割引切符に驚かされましたが、JR東さんも半額まできました。
ただし、実際に紙の切符を発行する「お先にトクだ値」は例えば東京から仙台へ移動する際に「東京都区内→仙台」という料金でしたが、今回の改訂により「東京駅→仙台」となってしまいましたので目黒から山手線に乗って東京駅で新幹線に乗り換える場合はSuicaで改札を通過した際に目黒-東京分の¥198が余計に掛かってしまうようになりました。 従って「トクだ値」でも10%や15%引きの場合はメリットが無い(極端に少ない)場合もあります。 -
やはり車内はガラガラで東京まで辿り着きます。
ガラガラ故に50%割引をしてでも乗車を促したいとも思いますが、この状態でJRがいつまで保つか心配になります。
この9年間、ほぼおなじようなところを訪れていくつもりでも、興味の有るところや気が付いたところを追加していくうちにだいぶ訪問ポイントが多くなってしまいました。 それでも志津川、気仙沼、陸前高田は外さずに毎回訪れるようにしてきましたが、今回のように三陸道を使って急ぎ足で往復してしまうと(それ自体9年間の間の大進歩で大きな変化ですが)一つ一つのポイントの変化を捉える時間が減ってしまう傾向に有ることにも気づきます。 今回は陸前高田/志津川の復興祈念公園完成というトピックも有りましたが、次回は訪問方法も変えていかなければならないかもしれません。
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