【2020／9】結婚記念の信州・自然の恵み旅／Day2

2020/09/16 - 2020/09/16

２泊３日の結婚記念旅のハイライト、「阿智村で『日本一の星空』とやらを見たい！」の日。
でしたが、天気予報がとてもあやしい……。

Day2　蓼科親湯温泉を出て蓼科大滝を散策。車山でリフトに乗って車山神社。一気に阿智村の昼神温泉へ。

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

蓼科親湯温泉の朝です。またまたライブラリ・ラウンジに来てしまう^^

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉 宿・ホテル

昨夜と同じく個室レストランでの朝ごはん。目の前で温めてもらえる豆乳鍋がおいしい。古典柄の小皿もかわいい。

ホテルの脇を流れる「滝ノ湯川」はすごい水量。実はお部屋にいても水音がよく聞こえて癒やされました。

駐車場の上手のほうに散策コースがありそうだったので、チェックアウトの後、行ってみることにしました。

写真右手がホテルの別館「山水館」です。

対岸の歩道から戻ってくる方たちがいる……。真似して行ってみよう！

この小屋の向こうは橋！　扉を開けて廊下を歩くように向こう岸に渡ります。上手にあった古い橋が壊れた後、このスタイルでかけ直したのではと思います。

栗のいがが落ちてる！

見上げると、いわくらみたいな巨岩が並んでいます。

少し登っていくと、「竜源橋」という表示が出たので、そこを目指してしばらく歩いてみることにしました。

だ～れもいない。

すごく気持ちいいです。

クマザサと針葉樹という、高原らしい景色の中をてくてく……。

２つめの標識のところで、念のためgoogle map を見てみると、「竜源橋」はかなり先。

今回はここで折り返して、車山高原へ向かうことにしました。

なのですが。私はいったんお手洗いを借りにホテルへ。その間にダーが目にした案内板に、「蓼科大滝」という名勝を見つけ。せっかくすぐ近くにいるのだからと、寄ってみることにしました。

道路には小さな看板が立っているので、ここから下ります（ビーナスラインのほうからは、「大滝遊歩道」をめざすと、駐車場があるようです）。

一気に神秘の世界。

原生林に近い自然林なのだとか。

ここは屋久島？？？

東屋が見えてきました。その奥が大滝です。

ものすごい水量。すぐ上にアスファルトの道路が走っているなんて信じられない神聖さ。

蓼科大滝 名所・史跡

大滝を堪能したあとは、ビーナスラインを一路、車山へ。ここは白樺湖のあたり。わかりにくいですが、街路樹のナナカマドの赤と銀杏の黄色が可愛かったのでした。

樹木が育たないふしぎな景色。車山高原スカイパーク（駐車場）に着いたら、風が強かったので、フリース＋ニットキャップ＋グローブで完全装備。

２本のリフトを乗り継いで山頂へ向かいます。１つめのスカイライナー。730ｍ×6分。

車山高原ビジターセンター 名所・史跡

リフトなんて何年ぶり！？　嬉しくて大コーフン！

２本目のスカイパノラマ。869ｍ×8分。

今度は山靴を履いてきて、歩いて下りよう。

雲海！

ちょうど小学生が遠足？　めちゃ元気。

奥に白樺湖が見えます。

石段を登って、山頂近くからリフト駅を。記念撮影用に設置されている額縁オブジェも、小さく見えるだけ。

御柱！

晴れなくて残念と思っていましたが、逆に雲がうねうねしているこんな天候のほうが、天上の社らしさが出ていていいかも！

シンプルなのに荘厳ですばらしい場所でした。車山の神さまにお礼とご挨拶。

車山高原 自然・景勝地

1925ｍ！

車山肩へはこちら。

名残惜しいけれど、下山することにしました。

夜も標高の高いところへ行くので、往復リフトでムリしないことに。

目的地の昼神温泉には、この後２時間以上かかるようなので、ドライブインで軽く食べることにしました。

霧の駅 グルメ・レストラン

おやきときのこ汁。あたたまりました。

ちょうど３時少し過ぎに昼神温泉のお宿に到着！　見たところ、「星空ツアー」めあての方たちがほとんどのよう。私たちは、送迎ナシでチケットも自分たちでとりましたが、ホテルでレジャーシートを貸していただくことができました。

昼神温泉　日長庵　桂月 宿・ホテル

エントランスの表には朝顔、館内には鈴虫。

このあたりで一気にパワーダウンしてしまい、ちゃんとした写真が残っていません^^;

一室一室が離れ風の造りになっていて、広かったです。そして温泉！　すばらしい美人の湯でした！　あんなにぬめりがある泉質の温泉は本当に久しぶり！

星空ツアーに行く人たちは5時からお食事。テーブル同士かなり離してあるうえにパーテーションも。ゴンドラのチケットは7：15ですが、すいていればいつ行っても乗れるとのこと。イベント週だったので一人2800円。

信州サーモンのおつくり。

「飯田鯉の甘露煮」。ツアー前でどうせゆっくりはできないので、お食事のランクを下げたコースでお願いしてありました。メインの豚しゃぶも美味しかったです。でも一番おおっと思ったのは、実はごはん。長野産こしひかり。炊き方も上手なんでしょう、すごく好みでした。

会場のヘブンスそのはらへは、車で15分ほど。2000台とめられる駐車場があるとはいえ、「天気が悪くても500-600人は来る」と聞いていたので、早めに出かけました。

先にギフトショップでお手洗いなど借りて。本日の星空率、10％……。

富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら 乗り物

山麓駅で検温チェック＆チケットチェック。このがらんとした空間がちょっと銀河ステーション的。ここで標高800ｍ。

キティちゃんのシールが貼られたゴンドラ、キター！　まだまだすいていたので、私とダーの二人だけで１台。15分間ほぼ暗闇の中を上がっていく非日常感がすごくよかったです！

標高1400ｍの山頂駅に着きました。初めてなので、いちばん奥まで進んでみます。

シンボルツリー？　すばらしい巨木。

エンターテインメントエリア。ガイドさんの話を聞きたかったので、往復してゴンドラ駅の前にあるスターガイドエリアへ戻り、レジャーシートを広げました（うとうと……）。

8時からのガイドさんのお話。最後まで、１つの☆も見られませんでしたが、まあ降られなかっただけよかったというもの。要領もわかったしね。なので、ガイドトークが終わると、ほとんどの人がそのままゴンドラで地上へ（笑　

星空ツアーに参加しようと決めてから読んだのが、『そうだ、星を売ろう ーー「売れない時代」の新しいビジネスモデル』by 永井孝尚でした。阿智村の星空ツアーを実例としたビジネス書です。小説仕立て（つまりフィクション）なだけに、親近感を持つには十分。阿智村のサイトを見ると、当事者の方たちがノリノリで楽しんでいる感じが伝わってきます（売ってやろう的な策略的な感じより、おもしろがってるやんちゃな感じというか）。

お宿のお部屋には焼きおにぎりのサービスが届いていましたが、まだまだお腹いっぱいで食べられなかったのが申し訳ない。翌朝は、６時からの朝市に出かけます！