ぶどう狩りのちアンデルセン

2020/09/16 - 2020/09/16

ぶどう狩りなら山梨県！と思っていましたが、なんとわりと近場のローカル線沿線にもぶどう狩りができるところがあるらしく、駅にあったチラシを見て電話予約をして行ってみました。

さらに名前だけは聞いていたアンデルセン公園へも足を伸ばしました。

アンデルセン公園は千葉県では人気第二位の公園で、第一位は東京ディズニーランドです。

写真はアンデルセン公園のメルヘンの丘にある風車。

エリア 船橋・習志野(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

え、、こんな住宅街の中に農園があるのかしら？駅から徒歩5分ほど。

ありました！

時期的に梨を中心に販売しているようです。

千葉県市川市、船橋市、鎌ヶ谷市、白井市は梨の産地です。

農園の入り口手前にトイレ。綺麗なトイレです。

こちらはクリスマスシーズンに合わせた苺のハウス。

整然としたハウス内。

今年はコロナウィルスの影響により、晩秋から来春にかけての苺狩りをやらないかもしれないとご主人は言っていました。

入り口は葡萄棚。その下を通って行きますと、

こちらはイチヂク。まだ収穫できませんでしたが、低く剪定して、三方に枝分けし、収穫しやすいようにしているそうです。

綺麗にお手入れされたぶどう園。農園は全体を網で覆っています。多分鳥などから実を守る為でしょうか。

ぶどうの木は収穫しやすいように実が手の届く位置になっています。こちらのご主人は背が低いため、中腰にならなくてはならず歩くのはちょっと大変でした。

ご主人がぶどうの選び方や切り方を丁寧に教えてくれます。

白い袋を剥いで枝を確認して、枝と実の間にハサミを入れます。

葡萄棚の下には椅子とテーブルがあり、収穫したぶどうをカゴにいれ、座って食べられます。食べたあとの皮はビニール袋にいれます。

こちらは今食べ盛りのスチューベン。なんと糖度21度とか。甘くておどろきました。

こちらは多摩ゆたか。スチューベンに比べると酸味がありスッキリさわやか。それでも糖度19～20度。

多摩ゆたかは種無しです。

無制限、二種類のぶどうを食べ放題で1500円でした。

古い農園で、聞くとご主人で5代目。明治維新で職を失った下級武士（多分足軽とか）だったご先祖たちが江戸から下総の幕府の放牧地だったこの辺りに来て開拓し農家となったそうです。

などと話をしていたらこんな素敵なひまわりが！

すべて奥様の手作り折り紙。

お見事！

はじめてのぶどう狩りに三人とも満腹、満足。

新京成線で移動してこちらは「三咲」駅ロータリー。

ここからバスで移動します。

15分ほどで公園前到着。北ゲートから入ります。

正式名称は「ふなばしアンデルセン公園」

入場料は900円。三咲駅改札前のコンビニで一割引のチケットを売っています。65歳以上は無料です。

入ってすぐ驚きましたー！これは！！
「太陽の塔」と似た迫力がありました。

岡本太郎作「平和を呼ぶ」像。

昭和63年10月に船橋市の平和都市宣言記念シンボル像として建立されたそうです。

こちらは桜並木。桜の季節にはとても美しいでしょうね。

ハンギングフラワーがお迎え。

あれは、アンパンマン。

大すべり台。50メートルもあるらしい。

フードショップでランチを買いましたー。

こんな木の下のテーブルでピクニック！

デンマークのソーセージ。美味。

ケバブ。タコスみたい。しかし美味しい。
40年間やってるというお店。

木の下でピクニック。

ランチ後公園内を散策。

美味しそうなアイスクリーム屋さんも木立の中に溶け込んでいます。

太陽の橋。ランチをしたワンパク王国ゾーンとメルヘンゾーンを結ぶ長さ100メートルの橋です。

下を見ると、ハロウィン仕様。10月の準備ですね。

ボートハウスとボートも見えます。広さ1.6ヘクタールの池。広々。

後で太陽の橋をボートハウスへ向かう途中から見ると、高さ13メートル。なかなか良い景色です。

さてメルヘンの丘ゾーンには、童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン像があります。デンマーク国内外で初めて複製が許可されて作られたとの。高さ2.8メートル。

2000年、船橋市は「第1回オーデンセ市国際アンデルセン賞」を受賞したのを記念にオーデンセ市から贈られたら像なんですね。

アンデルセンの童話の石板。

アンデルセンはオーデンセ生まれ。船橋市はオーデンセ市と姉妹都市提携をしています。

やって来ました！メルヘンの丘。トップにはデンマークの風車！

公園内は絶えず手入れをしているのでとてもきれいです。

風車の中。（風車自体は大した事ありません）

その隣に童話館。

あ、ここにもアンデルセン。

中ではアンデルセンの作品が読めます。

童話館にはオーデンセ市の街並みが再現されてはいません。写真パネルでした。

オーデンセへ行ったという友人によれば、港町でかつて造船業が盛んだった町だそうです。また中世からの街並みが残る地区の家々は急峻な屋根が軒先のかなり低いところ（1.5m）からかかっているとか。

1871～75年までアンデルセンが住んでいたオーデンセのアパートが再現されていました。生涯独身だったアンデルセン。

「旅をすると言う事は人生を生きると言う事だ。」アンデルセンの言葉です。コロナ禍で行動制限されているので旅がしたくなりますね。

童話館入り口にあった可憐なペンタス。

更に進むと噴水。

この館はコミュニティセンター。オーデンセ市フュン野外博物館の管理棟をイメージした建物。

中ではお土産などを売っています。

見事なパンパ。デンマークの風景を再現してるんだとか。

のどかな田園風景を楽しみながら散策。人が少なくて、この日は曇天で暑さも落ち着き散策日和。

ラクウショウ（落羽松）。北米原産。ヒノキ科ヌマスギ属の針葉樹。沼地に適した木なので和名、ヌマスギ。

ラクウショウの実。

道も木々も気持ちよく整備されています。

北ゲート入り口付近で大すべり台に挑戦して午後4時の閉園となりました。

想像していたよりずっと自然が多くて楽しめる公園でした。また季節を変えて来よう。

今日の直会は、インド料理店。

安くて美味しいお店でしたー。

働いているのはネパール人でした。コロナ禍で他の外国人は帰国してしまったとか。残っているのは2人だけと。ここもまた来よう。