2017/05/18 - 2017/05/18
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オータムリーフさん
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その⑤旧奥州街道一人歩き9回目第5日目(休養日・青森市内観光)編の旅行記です。
浅田次郎さんの小説「流人道中記」を読みました。この小説は、名のある旗本で罪人となった青山玄藩が蝦夷松前藩に預かりとなり、それを護送する江戸の与力見習いで押送人・石川乙次郎が奥州街道を下り、津軽の三厩(みんまや)まで歩いた物語です。この小説に触発されて、旧奥州街道一人旅の旅行記を書いてみる気になりました。
今回は4日間連続で歩き通したので、今日は休養日としました。青森市内の観光です。
その①旧奥州街道一人歩き最終回1日目(七戸十和田~野辺地)編
その②旧奥州街道一人歩き最終回2日目(野辺地~西平内駅)編
その③旧奥州街道一人歩き最終回3日目(西平内駅~青森)編
その④旧奥州街道一人歩き最終回4日目(青森~蟹田)編
その⑤旧奥州街道一人歩き最終回5日目(休養日・青森市内観光)編
その⑥旧奥州街道一人歩き最終回6日目(蓬田~高野碕)編
その⑦旧奥州街道一人歩き最終回7日目(高野碕~三厩~龍飛岬)
その⑧旧奥州街道一人歩き最終回8日目(休養日・龍飛岬周辺観光)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は休養日
奥州街道歩き最終回5日目は、足を休める意味で休養日です。
青森市内の観光と洒落込みます。
三内丸山遺跡やアスパム、ねぶたの家ワ・ラッセ、青森ベイブリッジと青函連絡船メモリアルシップ・八甲田丸等を観光しました。今回はその旅行記です。そして、流人道中記もお休みです。
ホテル青森駅前ルートイン
青森駅前でのホテルで06:40遅めの起床となる。今日は4日連続であるいたので、1日休養日として青森市内散策を行うことにした。07:20に1階で朝食をとる。最後の朝食だ。明日も朝食は有るのだが、早朝出発なので朝食は取れない。朝刊とコーヒーを持って部屋に向かう。ゆっくりも出来ないまま、ホテルを出発する08:30であった。ホテルルートイン青森駅前 宿・ホテル
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青森駅前郵便局
昨日まで使った地図と資料はこれから先には使わないので、龍飛岬まで、少しでも荷物を軽くしたいので、自宅に郵送する事にした。それを持って、駅前郵便局にいったが、営業は09:00からだと云うので後で再度来ることにした。青森県の郵便局開くの遅くない?
しかも郵便局前の柱が赤いのは郵便局の印かな、いや、違うなぁ~。 -
ここは駅前からまっすぐ伸びるメインの道路だが、繁華街かな。時間が早いのか車や人はそんなに多くない。目覚めていないのかな。
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三内丸山縄文遺跡に向かう
駅前から市営バスで三内丸山縄文遺跡に行くことにした。バス停には既に数人が列を作っているが、その内の一人のおばさんが云う。青森で半日時間があるので三内丸山に行くことにしたという。バスはは09:00に出発して、09:30に到着した。
写真は青森駅前のバス乗り場付近の様子。 -
三内丸山遺跡の入り口近くにバスは横づけでした。この建物の横に回り、入り口に入る。
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特別史跡三内丸山遺跡と看板が有りました。
入り口はここにあります。時空館と云う館内に入ると女性がにこやかにパンフレットと縄文遺跡のシールをくれた。驚いたことに入場料は無い。ダダで入れるのです。これにはびっくりしました。
特別史跡三内丸山(さんないまるやま)遺跡は日本最大級の縄文集落跡です。発掘調査によって当時の自然環境や生活、ムラの様子などの解明が進められています。遺跡は通年で公開され、自由に見学することができます。これほど大きな縄文遺跡は観たことがない、素晴らしい一言に尽きる by オータムリーフさん特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡
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三内丸山遺跡の全体案内板
もっと詳しく表示してほしかったが、こんなものかなぁ~。これだと良く分からない看板です。パンフレットをもらったが、これと同じような地図だった。
パンフレットに依ると:
三内丸山遺跡は、今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。
平成4年からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。
また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。
ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見が縄文文化のイメージを大きく変えました。 -
時空館を通りトンネルを出ると遺跡につながる道に出るが???
えエエエ~、何もないじゃ。 -
遺跡の復元建物が観えてきました。ここ迄来るのに結構歩きました。
物凄く大きな遺跡です。 -
三内丸山遺跡の銘石
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大型竪穴建物の復元
この大型の建物は見ごたえが有りました。 -
大型竪穴建物復元の内部はこんな感じでした。建物の中は一つの街が出来そうですよね。
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外に出てみるとさの先には岩木山が雪を被って良く観えました。
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掘立柱建物
掘立柱建物は地面に柱穴を掘り、柱をたてたもので、地面に炉や床などの跡が見つからない事から、高床建物であったと考えられています。 -
イチオシ
大型掘立柱建物
この復元した大型掘立柱建物は、三内丸山遺跡のシンボルとしてパンフレットなどに使われている物です。発掘調査の結果から全体の大きさを推定して復元したものです。柱間のサイズから3層建物であろうと推測しています。屋根については諸説あるために復元されていません。 -
竪穴住居の復元
竪穴住居は地面を掘って床を造り、柱を立て、屋根をかけています。縄文時代中期(約4500年前)の竪穴住居を復元しております。 -
南盛土
盛土は竪穴住居や穴などを掘ったときの土やゴミ、焼けた土や炭、石器や壊れた土器などが同じ場所に長期間継続して捨てられ、小山のように盛り上がっており、北盛土、南盛土、西盛土の3ケ所が確認されている。 -
もう一度、縄文遺跡から観た岩木山です。
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今日は非常に天気の良い日で、日焼けする心配が出て来た。青森地方は昨日から快晴に近い天気で、今後2、3日は晴天が続くとの事なので明日からの歩行も日焼け対策が必要であろう。
一通りフィールドの展示を観て廻り大きな建物に戻ります。ここでも関連の展示や映画などを上映していたので観たり、館内を一巡しました。
バスには少し時間が早いので休んでいると一人の中年の男性が居たので話をしました。彼によれば、この三内丸山遺跡は元々ショッピングセンターを造る計画だったらしい。そして、青森市のねぶた祭りの批判や青森の行政の批判などをしていたが、この人は市バスの運転手だった。何か不満がありそうな人だ。 -
ねぶたの家ワ・ラッセ
青森駅前にバスで戻ると直ぐに駅前郵便局に行って封書を自宅に送った。切手代が400円もしたのである。ちょっと高いな。そんな訳ないでしょう!全国統一でしょう。
そして、その足で同じく青森駅に近い「ねぶたの家ワ・ラッセ」に向かう。一年中ねぶたを観ることができます by オータムリーフさんねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館
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このワ・ラッセの建物は中々ユニークです。
ネーミングは一般公募で最優秀作品の「ワ・ラッセ」と優秀作品「ねぶたの家」を合わせてねぶたの家ワ・ラッセとしたそうです。特に、ねぶたの練り歩きの時に掛け声「ラッセー」から来ているとも解説しています。それともう一つの大事なことはねぶたが人々を繋ぐ輪と云う由来もあるそうです。 -
ここを含めて3館共通券が安くなるので、このねぶたの家と八甲田丸乗船券そしてアスパムの共通券をワ・ラッセで購入した。まずは、ねぶたの家ワ・ラッセに入る。
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人々を繋げる絆
2階の「ねぶたミュージアム」では、青森市民の情熱に支えられ、守り育まれてきたねぶた祭の歴史を過去、現在にわたり、人々や街の姿を通して紹介しています。
ねぶたの制作技術や作風、題材の移り変わり、更には、青森から世界へと発信していくねぶたの様子を知ることもできます。ねぶたがいかに人々の心を繋ぐ絆となっているかを示すゾーンとなっています。 -
イチオシ
ねぶたの世界
1階の「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」は、この施設のメインとなる部分で、2階まで吹き抜けになった広大なスペースです。毎年、祭本番に出陣した大型ねぶたを常設展示し、触ることができるパーツねぶた、制作者の特徴が表れるねぶた面のなど所狭しと展示・紹介されています。
館内には三味線・笛・ねぶた囃子が流れる中、実物のねぶたに囲まれる「ねぶたの海」を歩いているような感じがします。 -
このような面も多数展示されていました。
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ねぶたは何か皆似たような造りだが・・・
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これも似ているデザインだが、これに灯がはいり、街中を練り歩く姿は勇壮そのものです。50年ぐらい前に青森をバックパッカーしている時に観たことがあります。
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お面が沢山展示されています。
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ねぶたを引く疑似体験もして写真も撮ってもらいました。
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ショップコーナーでは色々と青森特産のお土産が売っていましたが、お土産はアスパムで買うのでここでは止めました。
そして外に出ると青森ベイブリッジが正面に観えました。 -
イチオシ
青函連絡船メモリアルシップ・八甲田丸
昼食後、メモリアルシップ・八甲田丸に乗船した。もっとも、退役した八甲田丸を博物館として青森港に係留展示しているものです。懐かしい青函連絡船と昭和30年から40年代の写真展示が見事だ by オータムリーフさん青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館
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入館してみると受付の若い女性がにこやかに迎えてくれる。見学順路が矢印で示されていて、その順路通りに進むが、何か懐かしい写真やリアルに作った人形を使った展示ブースが面白いし、興味を引いた。昭和30年~40年代の商店や乗船客の様子が懐かしかった。
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八甲田丸の船内案内板
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昭和30年代の青森の風景写真が沢山有りました。
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当時の青森りんごの販売所で働くお母さんが良い雰囲気を出している。
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これは当時の切符売り場の様子を再現したものです。
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地下1階
エンジンルーム(単動4サイクルトランクピストン排気ターボつきディーゼルエンジン1600馬力8基)と書いていましたが良く分かりません。 -
1階
車両甲板(世界的にも珍しい鉄道車両を輸送するためのスペース。郵便車両など本物を当時のままで展示) -
3階
青函ワールド、青函連絡船・青函ワールドシアター、青函鉄道連絡船記念館(昭和30年代の青森駅前をジオラマで再現した青函ワールドや青函連絡船80年にわたる航跡の記録などをテーマにしたシアター。連絡船などの模型や豊富な資料を展示)
この写真は当時の国鉄の乗車券料金表だった。2等、3等の料金が有りました。いつ頃の話だろう。国鉄の3等が無くなったのは昭和35年(1960年)と有りますのでそれ以前の話でしょうね。 -
4階
航海甲板で操舵室とか甲板があります。操舵室を覗いて見ました。
煙突展望台(八甲田丸の中で1番見晴らしがよく、視界360度のパノラマは圧巻でした。 -
4階
甲板に出てみました。
ここからの景色はなんと素晴らしいものでしゅう。人が居ないのも良いですね。 -
4階
更に高いとこの煙突展望台(八甲田丸の中で1番見晴らしがよく、視界360度のパノラマは圧巻でした。 -
過去、2回程青函連絡船を利用したが、この様な船かどうかは記憶になかったが、自動車を沢山積載する船だったので別のタイプの連絡船だったのかな。
さて、一通り船内を観て回っり、すっかり昔に帰った気分になり、非常に為になった見学でした。 -
イチオシ
青森ベイブリッジを渡る
2日前にもここを一度渡っているが、今日は天気も上々だし、周囲の観える景色も違って見えるのだるか。A―FACTORYの建物そばの階段からベイブリッジに登った。2日前に歩いた道の反対側、海側を歩きました。 -
ネットで調べると次のように有りました:
「橋長は1,219mあり青森市最長の橋である。青森県では八戸大橋(1,323.7m)に次いで2番目。それまで青森市で最長であったのは青森西バイパスの青森高架橋(993.8m、現在は青森県3位)であった。
非常に外観を重視した橋であり、総工費も約270億円に達した(八戸大橋の総工費は89億3700万円)。主塔に高強度コンクリートを使用している。
橋脚やケーブルなどいたる箇所に青森の頭文字である「A」の形がかたどられている。
長らく路面凍結に悩まされてきたため、海水のパイプを道路下に埋め込み融雪機能の付いた橋にしようとしたが、事業費や工事期間の問題のため一部使用に留まり当初計画していた全線融雪は実施のめどは立っていない。それでも使用前よりは事故は大幅に減った。」 -
青森県観光物産館 アスパム
まず、この1階の土産物屋でお土産を物色する。適当に買って清算すると次はクロネコヤマトの宅急便カウンターがお土産屋の向かいにあって、そこで配送手続きを行うのだ。中々便利なシステムとなっているし、お土産屋と宅配業者のコラボか。
「AOMORI」の「A」をイメージした正三角形の建物で、地上15階、高さが76mある青森の情報基地です。青森県の物産品販売、パノラマ映画、展望台の他、展望レストランや郷土料理などお食事処も充実しています。青森県観光物産館アスパム 名所・史跡
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アスパムの名前の由来
Aomori(青森)Sightseeing(観光)Products(物産)Mansion(館) -
アスパムを公園側から観た写真です。
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2階のパノラマ館に入る。
パノラマ映画に入る。観客は自分一人だった。独りと云うのも寂しいが、ちゃんと時間通りに上映するのですね。このパノラマ映画は青森県の観光の宣伝ですが中々迫力があって面白かった。
次に、13階の展望台に上った。ここも入館者は自分一人だったが、こんな閑散としたことでやって行けるのだろうかと疑問に思う。
展望台から観る青森市内の様子です。 -
イチオシ
ここからの360度の展望は素晴らしい。夏泊半島、津軽半島、陸奥湾、後ろには青森市街地とその奥には八甲田山系の雪を頂いた山々がみえる。
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青森ベイブリッジが眼下に観えます。
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一方、岩木山も観えるのだが、残念ながら大きなマンションの建物に隠れて全貌が観えないのである。受付の女性に云った、あのマンションを移動してくださいと。
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以上が本日の休養日であり、アスパムを離れてホテルに戻り、明日の出発の準備をしながら洗濯をして過ごす。洗濯好きですねぇ。
今日は青森最後のよるなので、豪華な夕食をと思い、駅前の「掘っ建て小屋」に入ってホタテを揚げた定食を食べて再度ホテルに戻る。豪華とは言えない夕食だったが、でも美味しかったよ。
この青森のホテルは今晩が最後で、明日は早朝の出発なので早めに就寝しました。奥州街道一人歩きは残すところ2日で最終目的地龍飛岬に到着するだろう。
ここまでお読みいただき有難うございました。
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