2020/08/30 - 2020/08/30
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しちにのにさん
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コロナウィルスの感染拡大により、夏祭りも花火大会も失われるなど、
2020年の夏は例年にない事態となりました。
「緊急事態宣言時をはるかに超える感染者数」を前に、
私は、この夏に予定していた旅行を中止することとしました。
感染者数が4月のピークを越えた7月下旬から、
8月29日までの間は、不要不急の外出をキッチリ自粛。
緊急事態宣言時ですら触れていたフォートラベルを、
その間は「全面的に禁止」としていたほどでした。
そんな全面自粛の夏と、その終わりまでをいかに過ごしたかを、
ここに記していきたいと思います。
「特に何処にも行かなかった夏」といえば、
二年前の夏こそ、そうでしたが。
※ 今回使用した画像
https://www.photo-ac.com/main/detail/4118692
https://www.photo-ac.com/main/detail/1206784
https://www.photo-ac.com/main/detail/1185045
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「COVID-19(新型コロナウィルス)」
未知のウィルスは、またたく間に世界中に拡散。
日本国内においても、抑え込めていたと思われた"ソレ"は、
7月になり急速に再拡大。
4月から5月にかけての第一波、
それをはるかに超える勢いにまで感染は拡大してしまったのでした。 -
「特に何処にも行かず、尚且つ何もしなかった夏」
というのが二年前の夏でしたが、
今年のそれと違う点というのが上の写真です。
7月25日。
夏の宿泊予約を取りやめたその日、
注文していた品物が、自宅に届きました。 -
箱に"ビン"と書いてあるのは…、つまりそういうことです。
「千年鮭 きっかわ」の、お取り寄せグルメです。
まずは「鮭の酒びたし」と、
事前にスーパーで買っておいた、まぐろ寿司の詰め合わせを。 -
酒は〆張鶴。詳しい説明書きも。
ドイツのグルメ達も絶賛したという、
なかなかの一品です。 -
こちらは翌日(7月26日)の朝食として頂いた、
「鮭そぼろ御飯」と、
事前にコンビニで買っておいたサラダです。 -
2020年に突如として現れたコロナウィルスは、
日本の姿を大きく歪めてしまいました。
私達の住む上越でも感染者が相次ぎ、
決して例外と言えるものではありませんでした。 -
世界に目を向けると、感染した国・地域は220にも及び、
北極でもコロナウィルスの感染が確認されている。
7月31日時点で、全世界で約1762万人が感染し、
そのうち約67万人は命を落とすこととなりました。 -
7月からの1か月間、
とうとう感染状況は悪化していく一方でした。
殊に医療現場はコロナとの戦いの、
その最前線の真っ只中にあります。
命を守る最前線の現場。
苦しみ打ちひしがれる人々、
緊張感の解けない空気。
それは決してモニター越しの出来事ではないと、
私には思えてなりません。 -
感染者が急増すればその分だけ、
重症者数と、死者数も増えるというのは当然の事です。
東京都は、コロナウィルスの急速な感染拡大を受け、
「感染拡大特別警報」を宣言。
都内の飲食店等に、営業時間短縮ないしは休業を要請。
ほぼ「緊急事態宣言に近い緊急事態宣言」と言えましょう。
この動きが名古屋、福岡、そして沖縄など、
他の感染拡大地域にも波及したことは、言うまでもなく…。 -
春やゴールデンウィークばかりか、夏に関しても、
コロナウィルスのために、多くの楽しみが失われてしまいました。
今年の夏の花火大会は私の住む場所のものをはじめ、
何処も彼処も中止に…。
それでも、打ち上げ場所や日時を非公開での打ち上げといった試みも、
印象に残った出来事でした。 -
日本各地の夏のお祭り・イベントも、軒並み中止となりました。
どれも夏には必ずあるものと思っていたばかりに、
無くなったその時に、改めてその尊さをしみじみと感じるのでした。 -
そして…、
この者たちの住む街は、特に大変な状況にあるわけでして。
今日からお盆期間が始まったわけですが。
今のこの状況を、
キミたちは、どう説明してくれるのかな…? -
ソラカラちゃん
「今年は"特別な夏"なんだかラ。
楽しみにしていた隅田川の花火大会もなくなっちゃったし。
大切な家族のためにも、遠くのみんなのためにも、
今は、お出かけも帰省も、グッとこらえて…。
ソラカラ ここから 見守ってるかラ!」 -
モリゾー
「テレビ塔を見に行ったけども、どえりゃーびっくり!
なんでこうなるの!?
県独自の緊急事態宣言が発令されて、お盆は遠出の自粛だがや!
名古屋に行ったらあかんがね!」
キッコロ
「ボク、キッコロ。悪いコロコロじゃない…コロ。」 -
?
「そんな悩める現代人に、我らが大阪からとっておきの朗報や!
ポビドンヨードを使うたうがい薬で、あかんコロナをいてまうで!
夏はイソジン、うがいで感染症予防や! ポビドンが効くで!
カバオの後釜狙うて、ギャラをがっぽり大儲けやわ!!」 -
☆
「何…ですって?」
クイダオレッガーΖ
「まいど、おおきに。太鼓を叩き続けるこって70年。
今は日本中、いや、世界中どエライことなってますわ。」 -
太郎
「きっと、ようけ人が行きたいトコになかなか行かれへんので、
退屈しとるコトと思うんや。
今日はそんなワテらのために、"支援物資"が届いたんやで!」
☆ 木
「え~、なになに?」「コロコロ?」
森
「こりゃービックリだ、今日は焼肉だがや!」
…フッフッフ、
新潟下越が誇るスペシャル和牛「村上牛」で焼肉ですよ! -
この脂の滑らかさ、程よい歯ざわり、
さすが村上牛ですね!
週末にスーパーで買う牛肉もいいけど、やっぱり本場は違います!
太郎
「なんやけど、両隣のお二方は肉とか食うんやったっけ?」
木 森
「…」「…」 -
こうして今年のお盆期間は、
ソラカラちゃん、
モリゾーとキッコロ、
ほんで、くいだおれ太郎いう面子での滞在生活をもって始まり、
巣ごもり消費で乗り切ることになったんやで。 -
8月12日。
太郎
「次はこれや、
大阪言うたら"こなもん"が定番やないかい!」
…つまり、こういうのしか思いつかなかったということで。 -
太郎
「大阪に行けたら、本場のこなもんも食べたいトコやけど、
今は行かれへんから、これで堪忍な。」
☆
「わたしも、いつか大阪に遊びに行きたいんだかラ☆」
あの時、
道頓堀で食べたあのたこ焼きが、
いかに素晴らしかった事か…! -
太郎
「まだまだあるで、次はコレや!」
木
「でっかい帽子だコロコロ!」
森
「何か入っとるのかな?」 -
太郎
「食べ方は、これを見といてや。
簡単に食べられるで。」 -
説明書きの書いてあった裏ブタの裏、
こんな感じだったはず。
森
「どや?」
☆
「どや、じゃないんだかラ!☆」 -
カラメルソースがなかなかいい。
そう言えば二年以上も前に、
大阪旅行を兼ねて神戸にも足を運んでいました。
その時に食べたプリンもなかなか美味しかったです。 -
8月13日。
次は、また別の場所からのお取り寄せグルメ。
前々から気になっていた、
静岡県浜名湖のウナギをネット通販で買ってみました! -
2尾あるうちの1尾を解凍したのち2分ほど湯煎し、
まずはそのまま、いただいてみます。
酒は同じく静岡県から、沼津の地酒「白隠正宗」。
くいだおれ太郎
「ウナギ、好きかい?」
ソラカラちゃん
「うん、だーい好き☆」
モリゾー
「おいらも大好きだがよ!」 -
8月14日。
この日も引き続きウナギを食します。
残りの1尾は、説明書きに書いてあった通り、
日本酒をふりかけ、蓋をして蒸し焼きにします。 -
ふっくらと身が柔らかく、
旨味も増したように感じます。
この3週間後にも、スーパーで買った安物のウナギを食べましたが、
やはり旨味も食感も全然違いました! -
刻んだウナギをご飯の上に乗せ、
鯛茶漬けの元(別売り)をかけます。 -
お湯を注げば、うな茶漬けの出来上がり!
夏のうな茶漬けは格別ですね。 -
そうそう、この日の夜は、
「となりのトトロ」を放送していました。
※ この写真は、2018年12月30日に撮影しました。 -
☆
「悪いコロナ嫌い!
でも、おばあちゃん家のタコ焼き、とーっても好き!」
太郎
「へっへっへ、たんとおあがり♪」
…おばあちゃん? -
そう言えば、1年と3か月ほど前に、
作中に登場する「草壁家」にも足を運んでいました。
名古屋の近くにあったのですが、
あの辺りは、2022年に「ジブリパーク」に改修されるらしいです。
もし機会があれば行ってみたいです。 -
8月15日。
お取り寄せグルメもいよいよラスト。
最後に残ったのは、
村上の「サケの塩引き」でした。
多分、鮭の旨味を最もシンプルに楽しめる食べ方ではないでしょうか。
木
「えー、またサケコロ?」
森
「オイラは素手で酒を捕まえられるんだぎゃ!」
☆
「そりゃクマや! なんでやねん!☆」 -
村上の鮭全般に言えることですが、
日本酒との相性がとにかく抜群です!
〆は、やっぱり鮭茶漬けで。 -
太郎
「そろそろ行くんやな、達者でな。」
☆
「まさか夏にこんなことに夏とは思は無かったけど、
たまには、おうち時間も粋なものなんだかラ☆」 -
太郎
「外は熱なるらしいで、気ぃ付けてな!」
☆
「太郎さんも元気でね!
またいつか、会いに行くんだかラ!☆」 -
「ほんで、今年のお盆は、
帰れへんかった人が多かったみたいやなぁ。」 -
「今年は頑張らなあかんな。
来年こそは我らが日本、それも東京が主役の年になるんやからな。」 -
そして、8月30日。
あの"衝撃的なニュース"から二日後。
私は、久しぶりに近場の散歩をしてみることにしました。
とはいえ、行く場所というのは大体決まっていますが。上越市立水族博物館 うみがたり 動物園・水族館
-
この水槽の中にも魚はいます。
さて、どこにいるでしょうか。 -
いつか見た大水槽も、
撮る場所を変えるとまた違った景色に見えます。
さながら、魚が空を泳いでいるよう。 -
土用の丑の日とか関係なしにウナギを食べましたが、
夏場に食べるのは、やはり理にかなっているようです。 -
現在日本で食されているクルマエビは、そのほとんどが養殖で、
ここに展示されているような天然ものは貴重な存在のようです。
天然ウナギもまた然り…。 -
寿司食べたくなってきたぞ…!
エビとウナギの。
カニも追加かな。
こちらはタカアシガニ。 -
そういえば、こんなクラゲいたなぁ。
色と形が乙女チックでカワイイ。 -
現在、ドルフィンパフォーマンスショーを見るには、
整理券を館内で入手しなければなりません。
開始1時間前に整理券の配布が始まります。
結構な人が並んでいましたが、整理券を無事にゲットできたので、
ショー開始までの時間を軽食して待ちます。 -
しかし着いたのはショー開始3分前。
席はもう残っておらず立ち見に。 -
一番外側からでも、ショーを楽しむことはできたので良しとします。
本気でジャンプすれば、吊るしてあるボールにも届くのですが、
その瞬間は取り損ねてしまいました。 -
帰り道の途中、エルマールに少し立ち寄ってみました。
2回を丸ごと無印良品にしたというのがスゴイ。
スタバまで有るし。 -
この日も、春日山神社へ願掛けに行くことを決めていました。
春日山神社 寺・神社・教会
-
願うことは、もちろん決めています。
小高い石垣の上から謙信公像の姿が見えます。 -
今回も、天守跡へと登ります。
抜けるような、夏の青空を背に。 -
天守跡から眺めた、夏の上越の街並みです。
-
謙信公が勝利を祈願した毘沙門堂。
中には毘沙門天像が祀られています。
お賽銭を入れようとしたものの、小銭は5円玉ひとつしかなく…。 -
お札をくずしておいて…、
改めて祈願へ。
自他ともに認める毘沙門天の化身、
上杉謙信を祀るこの神社には、
主に勝負事のご利益のために、
祈願に訪れる人が多いようです。 -
謙信さま。
毘沙門天のご加護は、私達にあり。
コロナとの戦いは、
未だに終わりが見えません。
これからの旅を、無事に、確実に、
行えますように。
どうか、お力添えをお願いします。
そして、来年が希望に満ちた一年と、
なりますように…。 -
春日山神社から帰ってきたころには、もうすっかり夕方。
大通りをまっすぐ進み、「はま寿司」で夕食をとることとしました。 -
エビ、イカ、タコ、ウナギ…。
カニ以外は食べることができました。
この日は8皿ほどでした。 -
この後、なぜかまっすぐ帰らずに高田公園へ。
観蓮会はもう1週間も前に終わったというのに。高田城址公園 公園・植物園
-
吸い寄せられるように、
お堀の先の極楽橋へと向かいます。 -
淡い光に照らされる桜の木と三重櫓。
その景色を前に、私は、
"あの幸せな日々"に戻って来れたと感じた。
あの春の夜。
"今生の別れ"と思って見上げた光を、
今日も私は、見上げている。
「ただいま、私の故郷。」高田城三重櫓 名所・史跡
-
長らく自粛の日々が続きましたが、
いよいよ私も、旅行を再開する運びとなりました。
これから始まる"いつもの日々"も、
自分なりのやり方で、楽しんで行きたいと、思っています。 -
周りにだれも居ない事をいい事に、
こんなことしてしまいすみません…。
次はまた、"こことは違うどこか"のお話をしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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