上信越ツーリング　谷川岳から苗場へ

2020/08/25 - 2020/08/25

谷川岳に約40年ぶりに訪れました。
一ノ倉沢は昔感じていた印象的とはまるで異なっていました。
圧倒的な威圧感、恐怖感は感じられません。
今は登ることもないからなのでしょうか？「死の山」を感じられません。
この岩場周辺で800人もの人が亡くなっていることを感じられません。
当時は身近で若くして命を落とした人がいたので明日は我が身ということを心の奥に秘めつつ岩場に向かいました。家を出ることができれば5割以上は登れるというのが実際のところです。谷川岳はそれだけの山でした。

エリア 水上温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

約40年ぶりの谷川岳です。
20~30年前には月に数回訪れていました。

ロープウェイ乗り場もまるで違って大きくなっていました。
駐車場にバイクを止めて歩き始めました。
一ノ倉までは一般車両は通行禁止となり電気バスが走行していました。

朝日岳方面です。　

マチガ沢です。
谷川岳でも初心者向けです。
緑が濃いです。

一ノ倉沢。
1時間弱で到着です。
昔は夜行列車で土合駅へ、462段の階段を駆け上がります。そのまま一ノ倉出会いまで、そして岩場を登っていきます。
現在その死者数は800人を超え篠山としてギネスに乗っています。

幽ノ沢出会いです、ここまで来る観光客は少ないです。
一ノ倉沢に比べると岩場は緩やかに見えますがルート的には難しいルートが多いです。下山ルートも長くなりちょっと辛いです。

少し沢をさかのぼります。
昔も一ノ倉沢の半分くらいしかクライマーが入らない静かなところでした。
クラシックルートでは1本だけ登っていないルートがあります。

少し上るとスラブ状の滝になります。
本来はこの手前で一般人は進入禁止です。
谷川岳は事故が多いので届け出を出さないと入ることはできません。

幽ノ沢には雪渓がないので水はあまり冷たくはありません。
ここでのんびりと遅いランチを取りました。

山はまだ夏空です。

気持ちの良い林道を戻ります。

一ノ倉沢ともお別れです。
初めてここに立った時は恐怖で武者震いをしましたが今はその感情を思い出すこともありません。

苗場スキー場に建つ宿に宿泊します。
シーズン中は200人以上宿泊できそうですが今日は私一人です。
よく来ていたのは50年ほど前です。
その頃は毎年今の天皇陛下・皇太子一家が滑りに来ていました。
今の天皇（当時皇太子）はお付きの人1人だけでリフトもきちんと並んで乗っていました。夕方真っ暗になるころまで一緒？に滑った思い出があります。

シンプルですが結構広い客室です。