2008/06/19 - 2008/06/19
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AandMさん
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2008年6月、ルーマニアの首都ブカレストを仕事で訪れました。滞在中の土日を利用してルーマニア観光をしました。ブカレストを出発点に、ルーマニアの歴史的古都のシビウ、シギショアラ、ブラショフ、シナイヤを巡る全行程約700kmの周遊旅行です。
このツアーで最後に訪れたシナイアで、ドラキュラ伝説で人気のブラン城やペレシュ城(Peles Castle)を見学しました(https://4travel.jp/travelogue/11641129)。ブラン城は前評判ほどではありませんでしたが、ペレシュ城の見事さに驚かされました。
ペレシュ城は、ルーマニア王国のカロル1世(1839-1914)が1873-1914年に建造したネオルネッサンス様式の美しい城です。外見に劣らず、内部の美しさは群を抜いている、とガイドさんが教えてくれました。ただツアー時は時間の関係で、残念ながら内部見学できませんでした。
ブカレストからペレシュ城までは130km程です。自分たちだけで列車を利用して再訪問することにしました。
この旅行記は、ブカレストから日帰りでペレシュ城見学した記録の紹介です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月19日
ホテルで朝食を済ませ、ブカレスト北駅に到着しました。午前9時過ぎです。これから列車でシナイヤに向かいます。ブカレスト ノルド駅 駅
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駅のプラットホームに進みます。
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我々が乗る列車の行き先表示です。ティミショアラ行きの急行列車です。
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2時間ほどで、シナイヤ駅に到着しました。なかなか凝った造りの美しい駅です。
シナイア駅 駅
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駅にシナイヤ観光地図がありました。駅からペレシュ城まで2㎞程で、歩いても30分程で行けますが、上り坂です。
我々は5人グループでしたので、タクシーを利用しても割り勘にすれば大した金額ではありません。駅前で待機していたタクシーで城まで行きました。 -
ペレシュ城の時計塔です。
石造と木造が上手に組み合わされ、繊細な美しさが感じられます。ペレシュ城 城・宮殿
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角度を変えて見学します。建物バルコニーの造りも優雅です。
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紋章や花模様などの飾り装飾があります。
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建物直下からバルコニーの造りを見学します。木材の組み合わせが工夫され、とても美しい建物です。
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ワンちゃんの像がありました。我々同様、ワンちゃんも上を見上げています。
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建物の外壁にフレスコ画が描かれています。
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外壁の絵は、城を守る衛兵、狩猟の絵など多彩です。城外壁に絵が描かれているのは、多分、他にあまり例が無いように思います。
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石材と木材の組み合わせ、他に類を見ない見事さです。設計者の美的センス、注目に値します。
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城内部の見学は、一定時間間隔で人数限定で入場するシステムになっていました。我々も、内部見学の行列に並びます。
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内部にショップがあり、お城関連グッズを販売していました。
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お土産品に30-70Lei(¥1000-\2000)の値段が付けられていました。大きな絵皿でも¥2000程度ですので、日本人感覚では安めです。
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城の内部通路には、赤じゅうたんが敷かれていました。ガイド説明はなく、自由見学です。
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通路脇に中世の甲冑や家具が並べられています。多分、国宝級の品々です。
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馬に乗った騎士の像です。
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銃、槍、剣などの武具が飾られています。
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宝石が散りばめられた銃で、貴族や王族が所有していたものと思われます。
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見事なステンドグラスです。
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ステンドグラスにはルネッサンス・ドイツの影響が感じられます。
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色彩が鮮明でカラフルです。
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美しいステンドグラス、お金持ちの王族だからこそ創れたのではないかと思います。
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木製家具類も素晴らしいものが一杯です。これは書斎でしょうか?
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談話室もしくはティールームです。
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音楽演奏もされた小ホールです。ハープが置かれていました。
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豪華で美しいダイニングルーム。
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リビングルームは明るい赤系統の色で仕上げられています。
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部屋の壁一面が同色系タペストリーで飾られ、ソファーもコーディネートされています。
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シャンデリアです。
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シャンデリアのガラス細工の芸が繊細です。緑色のガラス細工が上手に組み合わされ、優雅な雰囲気が醸し出されています。
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こちらは通路上の照明です。形はシンプルですが、エレガントです。
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お城の中を一巡りして、再び元の通路を逆方向に進みます。
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前方が出口です。
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内部見学を終えて、外に出てきました。城の庭園を引き続き見学します。
ギリシャ、ローマ風の大理石像が並らび、南欧庭園の雰囲気が感じられます。 -
庭園のバルコニーにライオン像があり、もっこりした飾り石は果物の集合体を象ったものです。
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庭園の婦人像は、エリザベータでルーマニア王カロル1世の王妃です。台座に、"Elizabeta Carmen Silva, Regina Romaniei, 1869-1916"と書かれています。
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ライオンや鳩が支える大きな水盤です。
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ローマの泉にでもありそうな大理石像です。
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この銅像、ルーマニアのカロル1世(ルーマニア公在位:1866-1881、ルーマニア王在位:1881-1914)です。
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庭園にある大理石像、彫像、そして草花、とても見事です。
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城壁に大砲も設置されていましたが、ペレシュ城は敵を迎え撃つ戦闘型の城ではありません。
ルーマニア王のカロル1世が住まいとして建設したものですが、カルロ1世は城が完成すると間もなく亡くなっています。 -
少し離れてペレシュ城を眺めます。
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時計塔と尖塔の二つの尖った建物がアクセントとなり、とても美しいお城です。
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前面の芝生、背景の森林に映えるドイツ・ルネッサンス風のペレシュ城、まさにルーマニアを代表する美城です。
ペレシュ城 城・宮殿
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ペレシュ城をじっくりと見学できた満足感に浸りながら、ブカレストのホテルに戻るためシナイヤ駅に戻ってきました。
シナイア駅 駅
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急行列車でブカレストに向かいます。2時間ほどの乗車です。
のんびりと外の風景を眺めていると、ほどなくブカレスト北駅に到着しました。 -
列車から降り、ホテルに向かいます。
ペレシュ城はルーマニアを代表する城ですが、ドラキュラ伝説で知られるブラン城に比べて知られていません。我々も実際に訪問してみて、その美しさに驚かされました。
ルーマニアには、モルドバ地方に世界遺産に登録されている有名な修道院もありますが(https://4travel.jp/travelogue/11620636)、交通不便な場所なので訪問は容易ではありません。この点、ブカレストから列車で簡単にアクセスできるペレシュ城は、ルーマニア観光で必見と思います。ブカレスト ノルド駅 駅
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