目黒　雅叙園に泊まってみました。

2020/08/24 - 2020/08/24

暑い日が続いているから、涼しい所で、ゆっくりしたい。
でもコロナで東京を出られない。
本当なら、海外か、国内なら緑がいっぱいの涼しい所に行きたい。
こんな夏は初めて。
どうしよう。
きっとみんなそう思っているんじゃないかしら。
こう思うと東京っていいんだか、悪いんだか、ゆっくり出来ない。

ホテルステイしかないみたい。
調べてみると目黒、雅叙園がいいみたい。
普通だったら、こんな値段じゃ泊まれない。
ねえパパ、清水の舞台から飛び降りるつもりでどうかしら？
そうねえ、いんじゃないって以外にも、OKが。
８０平米とかなり広いお部屋が凄い魅力！！
なら頑張って働いて、楽しく遊びましょう。
どんなホテルステイになるかしら？

エリア 目黒(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

山手線は乗りたくないってパパ。
どういう線引きだかわからないけど、
パパの気にいる行き方で行きましょう。
そこで、地下鉄で目黒に。

お昼を探したけど、目黒ってよくわからない。
駅前のビルの高田屋さんに。

私はサラダ蕎麦を。
パパは天ぷら蕎麦。

隣の方がマスク無しで、大声で話しているのが気になるらしく、
凄いスピードで食べて、早く出るぞってパパ。
もー何食べたか味もわかんないってば！

送迎バスを待ってないで歩こうって。
暑いのに大丈夫？
前来たからわかるよって、私が案内したんだけど、
歩いても歩いても着かない。
おかしいなあとスマホの案内でどうにかやっと雅叙園に。
汗だくだく。

この前はちゃんと着いたのになあ。
まあこんなもんなんだと予想してたよだって。
失礼しちゃうなあ。

こんな話をしているうちに、
おおきな屋根が見えて来ました。

ここの廊下いつ見ても凄い。
木彫りに色を付けて漆喰壁のように仕上げているんですって。

前回きたときも素敵と思ったけど、
やっぱり素敵！
この屋根の丸みはお辞儀をしたときの背中の丸みを表しているんですって。
お辞儀をして出迎えているなんて、やっぱりステキ。

ここのトイレ。
ビックリしたけどやっぱりビックリ。
トイレに入っていると、
外から感激の声が聞こえてきました。
初めての時は、思わず声がでちゃうよね。

まだチェックインには1時間以上早いけど、
受付に。
トイレの隣のエレベーターで8階へ。

ここが８階受付。
まだ早いですが、もうお部屋に入れますと。
流石ですね。
嬉しい。

私たちのお部屋は７階。
廊下。
和紙のアートが落ちついた雰囲気。

ここがお部屋。入口に大きな鏡。

広いお部屋。
さすが８０平米。

玄関ドアの左側はトイレ。
このトイレも広い。

次にクローゼット。
ここに荷物全部広げちゃう。
パパでも広げておけば、探せるでしょ。

テーブルも広い。
白木でいい感じ。

お茶セットと、
焼き菓子ギフト　華。
このお茶も焼き菓子も凄く美味しい。

コーヒーメーカーも。

お手拭きが。
うーん、でもコロナ対策はペニンシュラ東京の方が、
ちゃんとしてたかもね。
でもありがたいかも。

窓からは以外にも、緑が。
高層ビルもなかなか。

この奥がベットルーム。

ここも広い。
幅140cmのダブルサイズベッドが2台。

ベットもシモンズ社製ポケットコイルベッドマットを採用ですって。
パパはいつも腰が痛くなるといっていたけど、
今回は大丈夫だったって。

ベットの横はバスルーム。
２つ目のトイレとジェットバス。

スチームサウナ。
このサウナ、結構熱くなってビックリ。
止めると余韻もなくサッと冷めてまたビックリ。

シャワールーム。

アメニティ。
マウスウォッシュも。

アメニティ。
香りと癒しの自然派スキンケアブランド、オムニサンス。
初めて使ったけど、なかなかいい感じです。

パジャマと浴衣。
この、浴衣たっぷりしてて、しっかりしてて、着やすい。
でもちょっと暑いかな。
夏用のがあればいいかな。

早速、エグゼクティブラウンジ　桜花　へ。

お部屋の真ん中で抹茶をたてていました。
まだ早かったから1組しかいません。
早くて良かったかも。

メニュー。

アフタヌーンティーを頂きます。

抹茶も頂きました。

私は桃ジュース、ピュアジンジャー、ルイボスティー。
パパはトニックウォーターが美味しいとお代わりしてました。

1階に降りて、
この前来たときの裏口を回ってきます。
お庭も見てきましょう。
どこで、道間違えたんだろう。

４時半回って、隣のジムに行ってみます。
コナミスポーツクラブ目黒のフィットネス＆プールが無料で利用できます。
5時半までですと聞いて、1時間もない。
プールは３レーンで4人体制。
空くのを待って、泳ぎます。

5時半にプールからでて、ジャグジーや大風呂にちょっと入って、
早く出ないと６時すぎちゃう。
髪を洗う時間もなくて、急いででます。

帰りに隣をのぞくと、ゴルフの練習場が。
レッスンも受けれるみたい。

もう6時すぎ。
楽しい時間は早く過ぎちゃう。
夕食は中華料理の旬遊紀で頂く事に。

パパの食べたいものと私が食べたいものをシェアします。

ワンタン麵。
半分にしてくれました。
これに春巻、サラダ、チャーハンなどなど、
食べ過ぎちゃって。
お味は、普通に美味しい。

お庭を散策。
ちょっとは腹ごなししないとね。
お部屋に帰っても、サウナに入ったり、ジャグジーでゆったりしたりで、
エグゼクティブラウンジにカクテルを頂こうと思っていたのに、
行きそびれて、ちょっと残念。
そのままおやすみなさい。

パパは早く起きたみたいだけど、
私は朝食ギリギリまで寝ちゃって。
ここは、私のお部屋の反対側の景色。
桜の目黒川や富士山も見れるんだって。
今日は曇っていて、見らませんでした

エグゼクティブラウンジ　桜花　で朝食を頂きます。
スムージーとジュース。

パパは和食。
美味しいって。

私は洋食。
オムレツもなかなか。
いつもの朝食より沢山たべたかも。

最後に紅茶。
本当ならば、色とりどりのバイキング形式の食事だったみたい。
コロナ対策でプレートでの食事だったのが少し残念。
私は、デザートの甘いお菓子が欲しい。
隣の男の子はお肉が足りないみたいで、
もう少し頂けないか聞いていたけど、ダメだったみたい。

少し散歩します。
食後の運動。

大圓寺へ。
ここまで来たのに、雅叙園がわからなかった。

湯殿山の行人が建てた大日如来堂に始まると伝えられています。

七福神。
後ろに五百羅漢像など、520体の石仏像が。
きれいなお寺です。

私たちはここのソファーが大好き。
本当は12時チェックアウトなんだけど、
11時に東京都指定有形文化財「百段階段」見学を入れたので、
10時４５分にはチェックアウトです。
それまで、ここでゆっくりしましょう。

11時見学がスタート。
まず4階へ。
上からパチリ。
カーペットが石庭の模様になってるんだって。
なるほどね。

ここは雅叙園の玄関だったんですって。
あれ、百段階段じゃないんだ。
ここはホテルに泊まったかたのみのコースです。
そうなんですね。
ここは、初めてだー。

豪華絢爛です。
贅をつくしどんな人にも分け隔てなく楽しめる料亭をと。

芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻などで館内の装飾。
この鳳凰も素晴らしい。

ここは廊下。
畳の廊下。
壁の青が作品を引き立たせます。

この彫刻も美しい。

旧・目黒雅叙園から受け継いだ日本画、
本漆塗り、螺鈿細工など、貴重な美術工芸品を移築したんですって。

非常に手の込んだ面腰組子。
これも座ると細かい細工が丁度、目の位置にくるように計算しているそうです。
なるほどね。

女性の髪の毛の質感を出すために、
馬の毛を使用しています。

竹林。
ドラマ　仁　の主題歌を歌ったミーシャさんの、
ミュージックビデオに使われたお部屋だそうです。
ドラマ　仁　に合ったお部屋だと、
ミーシャさんも気にいったんですね。

欄間には色鮮やかな孔雀が。
エレベーターに描かれているのは、この孔雀がモデルなんですって。
この障子も細かい細工で埋め尽くして凄い。

一つ一つが凝っていて、素晴らしい。

鷲。
これは、当時のままだとか。

正面には能舞台。
これは、当時のものではなくて、後から作たみたい。

最後のお部屋。
壁の彫刻は、喜多さん、弥次さんの、
東海道中膝栗毛を描いたもの。
庶民的な色合いに押さえています。
なるほどね、よく計算している。

この細工も細かい。

ここが扉。
扉1枚1枚、仕事が丁寧。

牛若。
ここは、歴史をかんじる広間。
当時の伝統美がそのままに。

向こう側は牛若丸が彫られてます。

これはスサノオノミコト。
下には、ヤマタノオロチが。
浮き彫りになっていて、見ていて楽しい。

廊下の美人画。
今の扇風機ですって。
ステキな広間ばかり。
今も使用されているんですね。
大人数での式典はなかなかないけど、
家族でこんなお部屋でお食事してみたい。

ここからは結婚式場に。
天使がお出迎えですね。

鹿の彫刻。
この彫刻が一番大きいサイズ。

大巳殿。

女性を表す花。

男性を表す波に鶴。
この青が印象的。

ここから、百段階段に。
パパは初めてなので、ゆっくり楽しみましょう。
百段階段は、去年に書いているので、
ここでは、省略です。

見学が終わって、
もう、1時になってしまい。
ここでお昼をいただきます。

私はアフタヌーンティー。
パパはバーガーで。
ここは、コーヒーや、紅茶ポットのお代わりができます。
ゆっくりしましょう。
これを食べたら、暑さもピークを過ぎるかも。
帰りは歩かないで、送迎バスで駅まで行こうね。

今回のホテル雅叙園。
去年、百段階段を見学にきて、ステキな美術館のようなホテルだと。
コロナで東京の足止めで、ホテルステイしかないなら、
どうせ泊まるなら、広いお部屋がいいと探していました。
お値段が高いながらも、泊まってみたい８０平米の広いお部屋。
それでも、コロナで私でも手が届くくらいで、今回を逃すのはもったいない。
なら絶対に泊まってみたい。

お部屋は広々として、都内の泊まったお部屋では、一番広いかも。
２つのトイレや、サウナもあって、ジャグジーの湯船、
ガゼボが大好きな私には、窓際のソファーは最高。
食事も美味しくて、
ただ、バイキングじゃなかったのが残念。
もっと美味しいお料理食べたかったなあ。
あれぐらいでよかったんだよ、太って痩せるのが大変だぞってパパ。
でもさ、コロナが収まってら、バイキングの時に絶対に来たい。

ここは当時の玄関を再現したそうです。
今、見ても凄い豪華絢爛。
きっと当時の方々もビックリしたんじゃないかしら。
よくあの戦火をまぬがれたと、
お話では、軍の基地が近くにあって、
火の粉がかかると軍の方も消防にかかわってくれたとか。
随所に粋な計らいや遊び心があって、
当時の日本中の芸術家や職人さんの最高の技術が凝縮してます。
こんなに、多くの作品を身近に見られて、本当素晴らしい。
当時の貴重な美術工芸品を当時の雰囲気を残したまま、
現代の建物と上手く組み合わせています。
今回、宿泊して、この見学ができて、ホントにラッキー。

まだまだこんなホテルステイやめられませーん。