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予てより、陸奥の小京都と謳われている角館、一度は訪れたいと思っていた。<br /><br />新型コロナ感染予防対策に大わらわな政府、試行錯誤か、矛盾を顧みる余裕もないのか、不要不急の外出自粛と謳いながら、<br />Go to travelキャンペーン。<br /><br />おざなりとも言える、大量感染者発生の東京都はこのキャンペーンから外すとのこと。<br /><br />何れにしても、目的の地方の、長期天気予報をチェックし、どうやら晴れの日が続くようだと日程を決めて、ホテルの予約をネットで決める。<br /><br />恐らく、この時期は、移動する人も少なく、夏の休暇の前でもあるし、新幹線も、ホテルも空いているに違いない、そうならば、他人との接触も先ず、密にはならない、そう思いながらも、一応、無論マスクは欠かせない。<br /><br />アルコールジェルの小鬢と、アルコール濡れテイッシューなどをバッグに詰める。<br /><br />朝の通勤時間帯を避けて、東京駅へ、11時過ぎの秋田新幹線「こまち21号」の座席指定券を購入し乗車。<br /><br />案の定、車両内の乗客は10に足らず、心配するほどのガラガラ。<br /><br />途中、上野・大宮・仙台に停車、それらの駅からの乗客は合わせて10人足らず。<br /><br />さて、ガラガラの列車は、仙台を過ぎて、車内アナウンスで、「盛岡から先の秋田新幹線は、途中信号機のトラブルで、運行を中止、盛岡駅で、その先への乗客は盛岡駅でバスを用意するとか。<br /><br />やれやれと思いながらも、最近はあまり旅行もしなかったので、旅慣れたと言う気にもなれず、車内放送も、耳が遠くなった所為で詳しく聞き取れず、補聴器を持参するのだったと後悔。<br /><br />さて、盛岡から次の角館までバスだとどの蔵時間が掛かるのか、気にしながらずるずると盛岡駅到着し、切り離された秋田新幹線「こまち21号」の乗客は全員下車させられ、駅の待合室か、待合室前のロビーに並べて置かれた折り畳み椅子に。<br /><br />振り替え輸送のバスはどうなったかと思っていたが、どうやらばすは手配されず、信号の修復を待って、後続の列車に振り替え乗車に切り替えたようだ。<br /><br />結局、2時間近くの延着で目的の角館へ到着。<br /><br />改札を出しなに、確か、特急列車が1時間か1時間30分ぐらい遅れたら、特急料金の何パーセントだか割り戻される。そんなことを思い出し、駄目元と思いながら駅員に確かめた。<br /><br />すると、駅員は上司に相談したのか、一応、乗車券に延着の照明の印を押すから、東京駅で手続きを取ってくれとのことだった。<br /><br />予約したホテル「フォルクローロ角館」は、質素な駅を出た地続きと言った感じで左手に2階建てで有った。<br /><br />フロント受付で、体温を測り、住所と言うか、東京都民ではないと言う確認のため、身分証の提示を求められ、マイナンバーカードを提示し、2日分の夕食と朝食のチケットと、カード式のルームキーを受け取った。<br /><br />夕食までの時間が有るので、取り敢えず付近の探査の意味で外出することにした。<br /><br />一応マスクを用意して出たが、駅前から伸びたメイン道路は、白々して人通りも疎らで閑散として見えた。<br /><br />駅前広場はかなり広く、ホテルと反対側、駅舎の右手にバスターミナルとタクシーのたまり場とが広がっている。大きな建物も無く、メイン道路を見透かすと、ずっと先まで、多少の傾斜を持って眺められた。<br /><br />三方を山で囲まれ、左手西奥に檜木内川に阻まれ、南を玉川が流れて檜木内川に合流する、そんな地形が城下町としての機能を果たすと考えられたのか、北側に城を築いて南へ向かって武家町を作り、その先に町民町を設けた。<br /><br />国内、彼方此方に、小京都と謳われる地域があるが、此処、角館もまた、陸奥の小京都と謳われている。<br /><br />何を以て小京都と言うのか、自分なりに考えたのは、先ず、町全体が歴史の中に在り、昔からの佇まいを大事に残している。<br /><br />何百年前に形作られた街並みがそのまま残されている。<br /><br />本元の京都は、駅そのものに京都タワーなど近代的な建造物が作られているが、市街地には、未だに歴史を残した街並みや、息づく特徴のある伝統工芸などと、街中と周辺に農地が広がっている農村ではないと言う事か。<br /><br />唯、この地を訪れてまず感じたのは、JR新幹線と在来線の駅と、その線路に区切られた駅の向こう東側は、これと言ったものも無く開発の手が入ってないと言う感じで、結局、角館の売りは、北の城跡の残る古城山までの、茄子型の街だけが、連綿と続いて来たと言う事か。<br /><br />武家屋敷町へ足を向けると、黒板塀に囲まれた武家屋敷の並びは、塀の内側直ぐに、何百年物樹齢を持つ樹木が、それぞれ真っ直ぐに天を突くように立ち並び、そんな木立に縁どられた道路が、歴史の重さを感じられるように、重々しく心打たれる。<br /><br />現在解放されている、武家屋敷と、歴史記念博物館等の見学記は、写真と共にコメントします。

樹齢数百年の樹木が縁取る道筋。

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2020/08/05 - 2020/08/07

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horseriderさん

予てより、陸奥の小京都と謳われている角館、一度は訪れたいと思っていた。

新型コロナ感染予防対策に大わらわな政府、試行錯誤か、矛盾を顧みる余裕もないのか、不要不急の外出自粛と謳いながら、
Go to travelキャンペーン。

おざなりとも言える、大量感染者発生の東京都はこのキャンペーンから外すとのこと。

何れにしても、目的の地方の、長期天気予報をチェックし、どうやら晴れの日が続くようだと日程を決めて、ホテルの予約をネットで決める。

恐らく、この時期は、移動する人も少なく、夏の休暇の前でもあるし、新幹線も、ホテルも空いているに違いない、そうならば、他人との接触も先ず、密にはならない、そう思いながらも、一応、無論マスクは欠かせない。

アルコールジェルの小鬢と、アルコール濡れテイッシューなどをバッグに詰める。

朝の通勤時間帯を避けて、東京駅へ、11時過ぎの秋田新幹線「こまち21号」の座席指定券を購入し乗車。

案の定、車両内の乗客は10に足らず、心配するほどのガラガラ。

途中、上野・大宮・仙台に停車、それらの駅からの乗客は合わせて10人足らず。

さて、ガラガラの列車は、仙台を過ぎて、車内アナウンスで、「盛岡から先の秋田新幹線は、途中信号機のトラブルで、運行を中止、盛岡駅で、その先への乗客は盛岡駅でバスを用意するとか。

やれやれと思いながらも、最近はあまり旅行もしなかったので、旅慣れたと言う気にもなれず、車内放送も、耳が遠くなった所為で詳しく聞き取れず、補聴器を持参するのだったと後悔。

さて、盛岡から次の角館までバスだとどの蔵時間が掛かるのか、気にしながらずるずると盛岡駅到着し、切り離された秋田新幹線「こまち21号」の乗客は全員下車させられ、駅の待合室か、待合室前のロビーに並べて置かれた折り畳み椅子に。

振り替え輸送のバスはどうなったかと思っていたが、どうやらばすは手配されず、信号の修復を待って、後続の列車に振り替え乗車に切り替えたようだ。

結局、2時間近くの延着で目的の角館へ到着。

改札を出しなに、確か、特急列車が1時間か1時間30分ぐらい遅れたら、特急料金の何パーセントだか割り戻される。そんなことを思い出し、駄目元と思いながら駅員に確かめた。

すると、駅員は上司に相談したのか、一応、乗車券に延着の照明の印を押すから、東京駅で手続きを取ってくれとのことだった。

予約したホテル「フォルクローロ角館」は、質素な駅を出た地続きと言った感じで左手に2階建てで有った。

フロント受付で、体温を測り、住所と言うか、東京都民ではないと言う確認のため、身分証の提示を求められ、マイナンバーカードを提示し、2日分の夕食と朝食のチケットと、カード式のルームキーを受け取った。

夕食までの時間が有るので、取り敢えず付近の探査の意味で外出することにした。

一応マスクを用意して出たが、駅前から伸びたメイン道路は、白々して人通りも疎らで閑散として見えた。

駅前広場はかなり広く、ホテルと反対側、駅舎の右手にバスターミナルとタクシーのたまり場とが広がっている。大きな建物も無く、メイン道路を見透かすと、ずっと先まで、多少の傾斜を持って眺められた。

三方を山で囲まれ、左手西奥に檜木内川に阻まれ、南を玉川が流れて檜木内川に合流する、そんな地形が城下町としての機能を果たすと考えられたのか、北側に城を築いて南へ向かって武家町を作り、その先に町民町を設けた。

国内、彼方此方に、小京都と謳われる地域があるが、此処、角館もまた、陸奥の小京都と謳われている。

何を以て小京都と言うのか、自分なりに考えたのは、先ず、町全体が歴史の中に在り、昔からの佇まいを大事に残している。

何百年前に形作られた街並みがそのまま残されている。

本元の京都は、駅そのものに京都タワーなど近代的な建造物が作られているが、市街地には、未だに歴史を残した街並みや、息づく特徴のある伝統工芸などと、街中と周辺に農地が広がっている農村ではないと言う事か。

唯、この地を訪れてまず感じたのは、JR新幹線と在来線の駅と、その線路に区切られた駅の向こう東側は、これと言ったものも無く開発の手が入ってないと言う感じで、結局、角館の売りは、北の城跡の残る古城山までの、茄子型の街だけが、連綿と続いて来たと言う事か。

武家屋敷町へ足を向けると、黒板塀に囲まれた武家屋敷の並びは、塀の内側直ぐに、何百年物樹齢を持つ樹木が、それぞれ真っ直ぐに天を突くように立ち並び、そんな木立に縁どられた道路が、歴史の重さを感じられるように、重々しく心打たれる。

現在解放されている、武家屋敷と、歴史記念博物館等の見学記は、写真と共にコメントします。

  • ガラガラの新幹線。

    ガラガラの新幹線。

  • 質素な角館駅正面。

    質素な角館駅正面。

  • sy九泊したホテル・フォルクローロ角館。

    sy九泊したホテル・フォルクローロ角館。

  • 宿泊したホテルの部屋。<br /><br />ツインベッドのシングルユーズ。<br /><br />空気清浄機が働いて、自宅で毎朝感じていた、喉に痰が絡まるいがらっぽさを感じなかった。

    宿泊したホテルの部屋。

    ツインベッドのシングルユーズ。

    空気清浄機が働いて、自宅で毎朝感じていた、喉に痰が絡まるいがらっぽさを感じなかった。

  • 駅前広場、バスとタクシーのターミナル

    駅前広場、バスとタクシーのターミナル

  • 駅前メイン道路わきの、閑散とした洋品店。<br /><br />ウインドウ内の都会府臑人福。

    駅前メイン道路わきの、閑散とした洋品店。

    ウインドウ内の都会府臑人福。

  • 宗派を現す竜泉寺の山門。

    宗派を現す竜泉寺の山門。

  • 招き猫暖簾。

    招き猫暖簾。

  • メイン道路脇の、節日に市が立つ場所。

    メイン道路脇の、節日に市が立つ場所。

  • 駅前メイン道路の突き当り、郵便局が頑張っている。

    駅前メイン道路の突き当り、郵便局が頑張っている。

  • 街中の温泉。

    街中の温泉。

  • 赤いポストがいまだに頑張っている。

    赤いポストがいまだに頑張っている。

  • 武家屋敷。西宮家。

    武家屋敷。西宮家。

  • 古い街中に違和感を感じさせる建物。

    古い街中に違和感を感じさせる建物。

  • 町人町の商店。

    町人町の商店。

  • 檜木内かわどてに連なる桜波。

    檜木内かわどてに連なる桜波。

  • 檜木内川に面した商店。

    檜木内川に面した商店。

  • 檜木内川

    檜木内川

  • 樺細工工芸記念館の展示品。

    樺細工工芸記念館の展示品。

  • 樺細工工芸、工芸作家。

    樺細工工芸、工芸作家。

  • 樺細工伝承館内の展示品。

    樺細工伝承館内の展示品。

  • 同館展示品

    同館展示品

  • 下駄スケート。<br /><br />小学生の頃、疎開先でこれで滑ったことも有った。

    下駄スケート。

    小学生の頃、疎開先でこれで滑ったことも有った。

  • 武家屋敷町の、樹木に縁どられた道路。<br /><br />塀際の木立は、家事からの火の粉を守り、類焼の危険を避けた。

    武家屋敷町の、樹木に縁どられた道路。

    塀際の木立は、家事からの火の粉を守り、類焼の危険を避けた。

  • 上原家の井戸。

    上原家の井戸。

  • 野菜保管庫

    野菜保管庫

  • 武器の展示品<br />

    武器の展示品

  • 武家屋敷母屋内の居間。

    武家屋敷母屋内の居間。

  • 庭に面した座敷。

    庭に面した座敷。

  • 小田野直武が描いた、解体新書の附図。

    小田野直武が描いた、解体新書の附図。

  • 展示品の一部、大正昭和の古い懐かしレコード。

    展示品の一部、大正昭和の古い懐かしレコード。

  • 絵草紙

    絵草紙

  • 用意周到と言う感じ。

    用意周到と言う感じ。

  • 武道館

    武道館

  • 武家屋敷町の道路。

    武家屋敷町の道路。

  • 春には見事であろう、名物の櫻木。

    春には見事であろう、名物の櫻木。

  • 名物の「いぶりがっこ」<br /><br />雪深い地方の為、日照時間も少なく、天日に干すことなく、大根を囲炉裏の裏火と煙で燻製にして、塩漬けして完成。<br /><br />この地方の沢庵。「がっこ」とは漬物と言う意味だそうだ。<br /><br />可成り歯ごたえときつい塩分を味わいます。

    名物の「いぶりがっこ」

    雪深い地方の為、日照時間も少なく、天日に干すことなく、大根を囲炉裏の裏火と煙で燻製にして、塩漬けして完成。

    この地方の沢庵。「がっこ」とは漬物と言う意味だそうだ。

    可成り歯ごたえときつい塩分を味わいます。

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