
2020/08/10 - 2020/08/10
207位(同エリア198件中)
さきさん
夏だけど、お盆だけど、旅行に行きたいけど、Go Toトラベルキャンペーンからも除外されて、遠くへ行きにくい・・・。それなら都内で楽しもうと、以前から行ってみたいと思っていたミュージアムをこの機会に巡ってきました。
早稲田で「漱石山房記念館」と「草間彌生美術館」に行き、両国で「復興記念館」「慰霊堂」「すみだ北斎美術館」に行ってきました。
猛暑日の中、暑い屋外と冷房の効いた室内を行ったり来たりは大変だったけど、歴史に触れたり、新しい建物を見たり、気分転換できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京メトロ東西線の早稲田駅からスタート
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住宅街の坂を上ったり下ったり、10分ほど歩いて「漱石山房記念館」に到着。ここは漱石が最後の9年間を過ごした場所。
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開館前なので、まずは隣の漱石公園へ
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公園内にある「道草庵」には漱石関連の資料などが展示されている。なお、公園と言っても常時開放されているわけではなく、開園閉園時間が決まっている。
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飼い猫などの供養のために建てたという猫塚が残っている。この山房で唯一残っている当時のもの
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開館時間になったので、入館。平成29年に開館したばかりなので、まだ新しい。
1階の無料ゾーンには展示スペースと、 -
ブックカフェがある。
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ブックカフェでは、こちらの棚から選んだ本をその場で読むことができるよう。
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ちなみにカフェメニューはこんな感じ。
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¥300払って有料ゾーンに入ると、書斎を再現していたり、
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ご本人がいたりする。
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館内のあちこちに猫が
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2階にも展示室があり、いろいろな企画展をやっているようで、この時は漱石の長女と結婚した作家松岡譲の展示をやっていた。
地下は図書室 -
次はすぐ近くの「草間彌生美術館」へ。事前にチケットの予約が必要で、11時のチケットを購入しておいた。11:30までに入場し12:30までに退場する。入場料は¥1100。
コロナ以前は外国人に人気でチケットが取りにくかったようだけど、今は入場者数を減らしているにもかかわらず、1週間前ぐらいでも取ることができた。 -
購入済みのチケットを提示すると、予約時間によって色の異なるシールを渡される。前の時間の人が残っていないか確認するのだろう。
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エレベータの中も水玉
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2階に上がると、ご本人が歌ってる画像が映し出されている。
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こんな感じの階段で各階上がって行く。
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3階の部屋はグループごとに2分で入れ替え制なので、ちょっと待たされた。混んでたら相当待たされそうなので、先に行った方がいいかも。
中は鏡張りの部屋の中にキラキラ光る球状のものが浮遊していて、チームラボみたいだなと思った。 -
4階は入口で花を渡されて、すきなところに貼るという部屋だった。かわいかったけど、私の草間彌生のイメージじゃないんだな。
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5階には資料コーナーがあって、そこを抜けて外に出ると、花のオブジェが置いてある。屋根はないけど壁はあるという囲われた空間で、猛暑日のこの日、とても熱気がこもっててサウナみたいだった。外なので悪天候時には閉鎖されたりすることもあるよう。
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背景は都会の眺め。
展示としては本当にこれだけなので、最長90分滞在できるけど、30分ぐらいで終了。草間彌生と言えば!の水玉のかぼちゃもなかった。残念 -
牛込柳町駅まで歩いて、近くのコンビニのイートインスペースでさっとランチを済ませようと思っていたのに、使用禁止・・
周りには全然お店が見当たらず、唯一目についたサイゼリアでランチ。ゆっくり休めたからそれはそれでよかったかも。
まるでマンションに入って行くみたいな地下鉄の入口 -
都営大江戸線で両国まで移動
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横網町公園に到着。両国だけど「よこづな」じゃなくて「よこあみ」
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両国に来た目的は北斎美術館だけど、終戦の日も近いことだし、ずいぶん前に一度来たことがある「復興記念館」にも行くことにした。外壁は工事中
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横網町公園は関東大震災当時、陸軍の被服廠跡で広い空き地になっていた。そこに大勢の人が避難したが、大火災が起こり38,000人以上の人が亡くなった。その後供養のために昭和6年に建てられたのが、この震災復興記念館で、その後東京大空襲の歴史も合わせて伝えるために「復興記念館」となった。入館料無料
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震災や戦災の被害の様子が実際の品や文章で説明されている。
その後も大規模な自然災害は起こったし、本当にいろんな困難と戦ってきたなあとつくづく思った。
令和になった今は誰も予想しなかった「コロナウイルス」に直面しているが、震災や戦災の、想像を絶する困難と戦い、乗り越えてきたのだから、きっと今の状況も乗り越えられるはず。そんな風に思うことができた。 -
屋外にも展示品がある。
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「慰霊堂」
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関東大震災の約58,000人の遺骨を納めるために、昭和5年に建てられた。その後、東京大空襲などの犠牲者約105,000人の遺骨も合わせて納められた。
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毎年、東京大空襲の3月10日と、関東大震災が発生した9月1日に法要が行われている。
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少し歩いて、「すみだ北斎美術館」へ。葛飾北斎は生涯のほとんどを墨田区内で過ごしたので、墨田区が平成28年に設置した美術館。
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かなり特徴的な建物。妹島和世の設計
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すごく北斎に興味があるというよりも、どちらかと言うと建物を見るのが目的だったのと、いろいろ回って疲れていたので常設展示だけにした。観覧料¥400。
ほとんどの展示品は本物ではないので撮影可能。これぞ北斎!という富嶽三十六景の神奈川沖 -
北斎のアトリエを再現した展示は、人形が前触れもなく動くのでびっくりした。
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4階の展望ロビーよりも、3階のホワイエからの方がスカイツリーはきれいに見える。
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帰りはJRの両国駅から。後ろには国技館とスカイツリー
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