2020/07/30 - 2020/08/02
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旅好き長さんさん
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今年の長い梅雨もやっと明けたので南国、宮崎と大分に神戸からフェリーを利用して出かけて来ました。
本来の目的は田舎の墓参りなのですが、今回はちょっと足を伸ばしてマイカーで宮崎の都井岬まで出かけて来ました。
今回の旅程は、
7月30日(木)神戸港を19時10分出船し宮崎港へフェリーで移動
7月31日(金)宮崎港到着後、青島、鵜戸神宮、都井岬、飫肥城、油津観光後日南で宿泊
8月1日(土)臼杵城址、佐賀関、別府の血の池地獄観光後別府泊
8月2日(日)山口に移動して墓参りして帰宅
梅雨開けそうそうだったため、天気に恵まれ南国の道路を快適にドライブできました。
もちろん地元の方に迷惑をかけないよう、コロナ対策は万全で出かけて来ました。
今回は宮崎の鵜戸神宮から都井岬、飫肥城、油津観光までを紹介します。
初めて都井岬に行きましたが、自然の姿で岬馬が放牧されているのには感動しました。
日南は数十年ぶりに出かけましたが、海外からの観光客がいなかったためゆっくりと観光でき、とてもよかったです。
それと新鮮なお魚がとても美味しかったです。
旬な時期ではありませんが、カツオと伊勢エビのお刺身は絶品でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
7月31日(金)
宮崎にフェリーで到着後 青島、堀切峠を観光し鵜戸神宮を目指します。
鵜戸神宮には二つの駐車場が有り、当初は道路の案内表示通りにある鵜戸神宮の駐車場に行ったのですが、そこから本殿まで結構距離があるので、カーナビに従い、本殿そばの駐車場に車を停めることが出来ました。 -
駐車場から数分でこの神門に到着。
初めに行った駐車場からは永井八丁坂参道を下ってこないと行けないので大変です。
特に帰りは上り道になるので夏場は大変です。 -
先ほどの神門を通ると正面に立派な楼門が現れます。
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その横にある社務所の建物も立派です。
歴史を感じる建物です。
ただ昭和45年に焼失して建て替えたようです。 -
こちらが楼門。
南国の青空と朱色の楼門が目に鮮やかです。 -
そして楼門をくぐると今度は千鳥橋が現れます。
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こちらは『運玉』です。
亀石に投げ込まれる運玉の由来が書かれていました。 -
こちらは福注連縄(ふくしめなわ)です。
玉橋より先は古来より清浄とされ、手足を洗い身を清めてから参拝していたそうです。
そのため玉橋の手前にあるここでは、この福注連縄で自分の体を撫でて心身を清め、開運招福・身体健全のご神威をいただくそうです。 -
福注連縄で身体を清め、この玉橋を渡って御本殿に向かいます。
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玉橋からは日向灘が一望でき、山窟前の嚴岩や亀石が見られます。
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そして洞窟の中にあるこちらが鵜戸神宮の御本殿です。
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まずはこの御本殿で二拝二拍手一拝でお参りをします。
ちなみのこの八棟造りの御本殿は、県指定有形文化財に指定されています。
この御本殿は、延暦元年の再興以来、何回となく修改築されていて、平成9年にも改修されているそうです。 -
ここには広島カープが必勝祈願に訪れていました。
今年のカープは調子があまり良くないので心配です。 -
そしてこちらは本殿の下にある霊石亀石です。
母君豊玉姫が出産の時に乗ってこられたと言われる亀石です。
この亀石の中央の窪みに『運玉』を投げ入れます。 -
この運玉をやってみたかったので100円で運玉を買ってチャレンジします。
私は男ですので左手で5回トライしたのですが、運がないせいか一つも入りませんでした。
距離感が中々つかめず結構難しいです。
(近そうに見えて結構遠いです) -
この洞窟によく本殿を作ったものです。
さすが宮崎県は神話の国です。 -
駐車場に戻る際、鵜戸稲荷神社があったのでこちらも参拝します。
この長く続いている赤い鳥居を見ると中をくぐってみたくなります。 -
こちらが稲荷神社の神殿です。
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稲荷神社参拝後、最後の神門をくぐって駐車場に戻ります。
今回初めて鵜戸神宮を参拝させていただきましたが、とても良かったです。
ただ運玉が入らなかったのが残念です。 -
ちょうどお昼頃になったので『港の駅めいつ』で昼食をいただきます。
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ここ目井津港は県内有数の近海カツオの一本釣り基地になっていて、カツオ料理が有名です。
しかもこのメニューのようにとてもお安く、新鮮なカツオがいただけます。 -
こちらはかみさんが注文したカツオ刺身定食(1380円)。
お刺身を見るとカツオというよりはマグロのように見えます。
味はもちろん美味しかったそうです。 -
そしてこちらは私が注文したカツオ飯定食(1180円)。
新鮮なカツオの刺身をズケにしていてそのまま食べても良し、ご飯に載せて食べてもよし。
最後はご飯の上に刺身を何キレかを載せて右上の出汁を掛けていただきます。
それら3つの味を楽しめます。
味はどれも美味しかったです。
カツオを言えば普通はタタキにしていただくのですが、ここでは鮮度が良いのでお刺身でいただけます。
それにしても新鮮なカツオの刺身をいただきましたが、本当に美味しかったです。 -
こちらは『港の駅めいつ』の目の前に有る目井津港。
この船はカツオの一本釣りの船かな?
この後、山道を走って都井岬を目指します。 -
海岸線の国道448号線が通行止めのため山道を走って都井岬に向かいました。
駒止の門で協力金の400円を払って都井岬に向かいます。
中に入ると突然岬馬と遭遇。
このように岬馬(御崎馬)が突然現れるので制限速度は30Km/Hrです。 -
まずは都井岬灯台を目指します。
その途中、何頭かの岬馬(御崎馬)に出会いました。
岬馬は人や車に慣れているせいか、私たちを全く気にせず牧草を食べています。
灯台の駐車場に車を停めて都井岬灯台に向かいます。 -
小高い所にある駐車場からは都井岬が一望でき、今は閉館となったビジターセンター『馬の館』も望めます。
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都井岬灯台は、日本の灯台50選にも選ばれた歴史ある灯台で、九州では唯一参観可能な灯台です。
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この入り口で参観寄付金300円を払って中に入ります。
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都井岬灯台は昭和4年12月に稼働し、現在も15秒に1回点灯して日向灘を航行する船舶の安全を守っています。
またそれ以外に風向/風速などの気象情報も提供しているようです。 -
とてもきれいな灯台です。
90年も前に建てられ、何度か改修されたものには見えません。 -
この灯台からの眺めも絶景です。
こちらは日南方面です。 -
イチオシ
この灯台は、戦災や台風被害で何度か消灯したようですが、平成16年から無人化になり平成31年には国の有形文化財に登録されたそうです。
こうやって見ると絵になる景色です。 -
都井岬灯台を見学後、今年オープンした都井岬観光交流館『パカラパカ』に向かいました。
その途中の道路脇にも岬馬(御崎馬)が何頭も食事をしていました。 -
その後、都井岬の最も高台の八十八ヶ所に行こうと国民宿舎前の狭い道を登っていたところ、道の真ん中に岬馬(御崎馬)の親子に遭遇。
何せ車が1台何とか走れるくらいの道幅ですので、どいてくれるのを待っていました。
ところがいくら待ってもどいてくれないのでどうしようかと思案。
何せ道幅が狭いのでバックやUターンも出来ず途方に暮れます。
20分くらいこの親子とにらめっこをしていたのですが、断念してちょっと道幅が広いところまでバックして、何度もハンドルを切り返して引き返すことになりました。
何せ道幅が狭いのでバックやUターンするのに冷や汗をかいてしまいました。 -
その後夕陽の広場に移動。
ここには沢山の岬馬がいたのでしばらく眺めます。
この岬馬(御崎馬)は、希少な日本在来種として国の天然記念物に指定されている野生馬です。
一時は52頭まで減少したそうですが、今では組合員の方々の努力で繁殖が進んでいるそうです。 -
ここではほとんど人手を加えない状態で放牧されていて、岬にあるものだけを食べて暮らして、繁殖しているそうです。
そのせいかあばら骨が浮き出ている岬馬も見られました。 -
それにしても岬馬を見ていると、とても癒やされます。
ただそばによると、ものすごい音で草を食べていました。 -
その後、来た道を引き返して『道の駅なんごう(マンゴー)』に到着。
ここ南郷は温暖な気候のため、宮崎名物マンゴーの生産地です。
そのためそのマンゴーをいただきに立ち寄りました。 -
ここが『道の駅なんごう(マンゴー)』の入り口です。
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このレストランに入ってマンゴーをいただこうと中に入ると食事の提供は終了し、提供できるのはソフトクリームのみとのこと。
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仕方なくこのマンゴーソフトをいただきます。
それでもこのソフトクリームはとても美味しかったです。 -
そしてこちらはマンゴーの実が入ったソフトクリーム。
値段は先ほどのソフトクリームより高いけれど、二つの味を楽しみました。
味としては先ほどのソフトクリームのほうが美味しかったです。
こちらのマンゴーの実は半分凍っていて期待するほど美味しくなかったです。 -
この道の駅からは開運ポイントの腕島が見られます。
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正面の小さな島が腕島です。
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望遠で眺めるとこんな感じです。
島の中央に穴が空いていて、向こう側の島が見えるので見通しの良い、縁紀良い島と言われているそうです。
またこの島は五角形をしているので、邪気を払い幸運を呼ぶとも言われているそうです。 -
その後、飫肥城に移動。
観光協会の無料駐車場に車を停め、飫肥城に向かいます。
ここは飫肥城名物の四半的射場です。
10本、310円で射てるようです。 -
こちらの建物が観光協会です。
この日は時間がないので、立ち寄らずにまずは飫肥城に向かいます。
(事前に観光協会から郵送で、観光パンフレットをいただいていました) -
こちらが飫肥城下町の案内図です。
今回は時間がないので、飫肥城と武家屋敷通りのみを観光します。
時間があればお得なチケットを買って、ゆっくりと城下町を散策するのにちょっと残念です。 -
こちらは飫肥城大手門前にある豫章館(よしょうかん)。
明治2年に造られた藩主伊東家の住まいで、広い屋敷地に主屋や御数寄屋・雑舎・蔵を配し、入口には薬医門を構えていて、庭園も立派だそうです。
ただ今回は時間がないので中には入りません。 -
そしてこちらが飫肥城大手門。
とても立派な大手門です。 -
大手門を通って中に入ると石壁が続いています。
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観光客が誰もいないので、何か戦国時代にタイムスリップした感じがします。
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この向こうに歴史資料館があるようですが、時間がないので武家屋敷通りに向かいます。
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ここが武家屋敷通りです。
今でもこれらの屋敷にお住まいのようで、立派なお屋敷が続いています。 -
こちらは小村寿太郎氏の生家です。
小村寿太郎は桂太郎内閣で2度も外務大臣を務め、1905年に日本側全権大使としてポーツマス条約(日露講和条約)を締結し、日露戦争を終結させた人です。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』を思い出します。 -
こちらは、おび天茶屋。
ここには樹齢約千年と言われる楠木で作られた重さ約2トンもの火鉢があるそうです。 -
飫肥城下町を駆け足で観光した後、行ったのがこのJR油津駅。
ここは広島カープファンの私が今回是非とも行きたかった所の一つです。
この駅は別名カープ駅とも呼ばれ、広島カープのキャンプ地になっています。 -
ここが駅舎の入り口です。
真っ赤な駅舎でまさしくカープ駅です。 -
駅舎に入るとこんな感じで、田舎の駅です。
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ただこちらを見るとカープ駅にふさわしい駅舎になっています。
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ここで入場券を買うんだったかな・・。
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キャンプ地の天福球場グランドまでは駅から歩いて行けるようです。
今年のカープは佐々岡監督に代わり、調子があまり良くないのが心配です。
そうこうするうちに今日宿泊する宿屋から何時頃にチェックインするかの電話があったため、慌てて宿に向かいます。 -
本日の宿舎は、日南市の『ホテル弥太郎』。
ホテルとは言うものの、ドライブインの宿屋です。
この日のお客はコロナの影響か私たちだけでした。 -
洗面、浴室はこんな感じで古い施設です。
お風呂は別棟に日帰り風呂を経営しているのでそちらを利用しました。 -
3階の客室からは港と日向灘が一望できます。
-
この宿に決めたのはこの夕食。
魚が大好き家族ですので新鮮なお魚と伊勢エビのお刺身。
どれも美味しそうです。 -
これがメインの伊勢エビのお造りです。
伊勢エビは今は禁漁期間で旬ではないけれど、水槽に1年中伊勢エビがいるのでそれをいただくことになります。
9月から漁が開始されるので来月になると旬な伊勢エビがいただけるようです。
それでも新鮮なせいか、甘みがあってとても美味しかったです。
伊勢エビの殻は、この後お味噌汁にしてくれました。
そちらも絶品でした。 -
こちらはアジとマグロにイサキ、サザエのお刺身。
こちらもうまい。 -
こちらはあら炊きで、何種類かのお魚の煮付けで、どれも美味しかったです。
これだけ沢山の美味しいものをいただくと、帰ってから体重計に乗るのが怖いくらいです。
この後、何もすることがないので休みました。
明日は大分まで大移動し、臼杵城址、佐賀関、別府観光。
天気も良さそうなので楽しみです。
それらの観光は次の旅行記で紹介します。
本日の走行距離は220Km。
一般道ばかりでしたので、結構走りました。
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