近場を楽しもう！　横浜ランチクルーズ&野毛昼飲みホッピング

2020/08/02 - 2020/08/02

ひょんな事から仕事でお知り合いになった方から『横浜のクルーズ船、特別価格でご招待しますよ』とお話を頂きました。
いつもの旅仲間に船とか興味あります～？と聞くと皆さん即答OK！
その日のうちに日程まで勝手に決めて翌日には予約をお願いすると言うフットワークの軽さ（笑）
今回は皆さんの予定が付け易いと言う事もあり昼間のランチクルーズにしてみました。
実は私クルーズ船って初体験でした。
そしてランチクルーズ自体は14時には終わるので、飲兵衛のメンバーが集まればそのまま昼飲みに繰り出すのは当たり前の流れ…。
かくしてちょっぴり優雅なランチクルーズからちょっぴりディープな昼飲みホッピングへと相反する2つの企画を1日でこなして参りました。
それでは旅行記スタートです！

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 船 徒歩

それでは今回もここからスタートです。
今回も近場なので在来線を乗り継いで大さん橋の最寄駅、日本大通り駅までやって来ました。

日本大通り駅 駅

駅から地上に出るとさすが歴史ある港町横浜。
街がかっこいいです！
とまあかっこいいのは良いのですが、なにぶんちょっと早く来過ぎました。
しかしこの辺りのお店はどこもまだ開店前…。

横浜市開港記念会館 名所・史跡

結局10分程歩いて関内駅まで移動。
駅前にあるこちらの日高屋に吸い込まれる事に。

関内駅 駅

これからいっぱい飲むわけですが、その前に1人で0次会。
まずは生ビールでカンパーイ！

ビールだけと言うのも味気無いので餃子も一皿。
日高屋の餃子も安定の美味しさ。
これが朝起きて1発目に口に入れる物というのがなかなかイカれてますね。
この2品で嬉しい税込520円。
とここで今回のメンバーの1人がそろそろ大さん橋に着くよと連絡が。
ここではこの一杯でシメで大さん橋に向かいます。

再び徒歩で日本大通を大さん橋に向けて。
ちょうど前日(8/1)に関東甲信越は梅雨明け宣言したばかり。
夏っぽい青空の下早くも汗だく。
ちょうどこの頃になると近隣のカフェがオープンしだして木陰の下で寛がれている方も多くいらっしゃいました。

関内の駅から歩く事およそ15分弱。
大さん橋のターミナルに到着しました。
天気が良いからか散歩やジョギングされている方多数です。

大さん橋って言うからになかなかの大きさ！
ターミナルが遠い（笑）

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

現在大さん橋には外航クルーズ船の飛鳥Ⅱが停泊していました。
今回乗るのはこちらではありません。
ウン千万する世界一周クルーズとかもある飛鳥Ⅱですが、現在はコロナの影響で日本国内を周遊するプランで運行されている様です。
それにしても大型船は壮観ですね！
マンションが海に浮かんでるみたいです。

大さん橋の入り口から奥のターミナルまで約5分。
暑さでさっき飲んだ生中汗で全部出た（笑）

ターミナルの中は普段の空港のそれとは若干雰囲気も違う感じ。
こちらもコロナの影響で減便、運休とか出ているのでしょうか？
日曜のお昼前ですが人影はまばら…。

ここで今日のメンバーSさんと合流。
皆んなが揃うまでこちらで一杯飲みましょうとなりました。

cafe&dining blue terminal グルメ・レストラン

ターミナル内はあまり人影はありませんでしたが、こちらの店内は大さん橋に遊びに来られた方が涼みに来たりしているのでしょうか？
そこそこ人が入っています。

店内の窓側のカウンター席に座ると窓から今回お世話になるロイヤルウイングが。

それでは乗船前に軽く1杯。
カンパーイ！
とここで皆さんからターミナルに到着したとの連絡が。
急いで飲み干して撤収です！

全員揃った所でこちらのカウンターで乗船手続きです。
今回は12時出航のランチクルーズ。
11時カウンターオープン、11時40分乗船開始となっていました。
こちらで前金でお支払い。

乗船券ゲット！
乗船に関しての説明があり、チケットに記載されたデッキ、部屋毎に順番に乗船のなる様です。
ANAのGroup別搭乗みたいな感じ。

それでは順番になり搭乗ゲートへ。
ここではサーモグラフィーで体温測定と手指の消毒をして通過出来ます。

外に出てようやく船の全貌が見えました。
こちらが今回お世話になるクルーズ船、ロイヤルウイングです。
先程飛鳥Ⅱを見てしまっているので小さく見えますが、定員630人とそこそこのサイズ。
元々は1960年に就航し『瀬戸内海の女王』と呼ばれ阪神・別府航路で使われていたくれない丸を1988年にレストラン船に改装して使われている物。
建造から60年以上経ち、実は日本最古の現役で稼働している客船だったりします。

ロイヤルウイング 乗り物

桟橋からはベイブリッジが綺麗に見えました。
ルートとしてはあそこを行き帰りくぐる感じです。

それでは早速船内に乗り込みます。
搭乗口ではキャプテン自らがお出迎えして頂けます。

ホテルの様なエントランスに乗り込むとピアノの生演奏で更にお出迎え。
ここでスタッフの方に全員揃ったところで人数と部屋の確認をしてもらい案内してもらいます。

今回はCデッキのローズに案内アサインされました。
エリアとしては上から3段目のCデッキの1番先頭のポジション。
窓の採光が明るく素敵なフロアです。

今回はこちらの6人がけのテーブルでした。
こんなご時世ですからソーシャルディスタンスをとっているのかそもそも予約が少ないのかはたまた絞っているのかローズの部屋は我々とこの日お誕生日の方がいたファミリーの2組のみ。
後に上のBデッキのブッフェで乗られている所にはそこそこお客さんいましたが…。

テーブルのナプキンは可愛らしく船をモチーフにした飾りになっていました。
こう言うさりげない演出が女子ウケしそうですね。

着席するとウエルカムドリンクがサーブされます。
グアバジュース(だったかな？)でカンパーイ！

飛行機と違って良いところは飛行機みたく離陸前とかベルトサインがどうとか無くサービスがスタートする所。
まだ接岸されていてドアクローズ(って言うのかな？)したばかりの状態でしたが、ドリンクがサーブされました。
こんな時ですから瓶ビールは1人1本！（笑）改めてカンパーイ！

今回はご紹介頂いた方のおすすめのこの船の名前もついているロイヤルウイングコース。
価格的には比較的お値打ちのコースです。
この船の食事は基本的に中華メイン。
お高いコースはこの中華を軸にお肉とかそう言う類が追加されるんだそうな。
そう言う情報大事！
今回はこちらにアルコール飲み放題を付けておきました。

クルーズ自体の時間がおよそ1時間50分。
食事時間のペースとしては飛行機好きの方に分かりやすく例えるならば羽田～那覇線のファーストか東京～ソウルのビジネスくらいの時間よりちょっと余裕があるかなくらい。
なので離岸したかどうかのタイミングで早速前菜から。
まずは5種の前菜盛り合わせ。
キチンと5種を説明して頂きましたがあっさり忘れました…。
どれも美味しかったです。

続いては蟹肉入りの気仙沼産フカヒレの白湯スープ。
素材の名前だけで高級感があります（笑）
勿論味も美味しゅうございました。

大きくてプリップリの大海老のマヨネーズソースは写真撮り忘れ！
ただ私的には今回のコースで1番好きなメニューでした。
そして続いては新生姜とハマポークの黒酢酢豚。
これも野菜より肉が多くてゴロゴロしている贅沢仕様。
写真じゃ解りにくいですがどれもなかなかのボリューム感。

続いては湘南しらすと大葉の炒飯。
全ての素材に地元の物を使っているこだわりようはさすがですね。
ご飯もパラパラです！

最後デザートの杏仁豆腐でシメ！
この間アルコールのおかわりも途切れる事なく…。
ブッフェはブッフェの楽しさがありますけど、コースはコースで楽しいですね。
盛り付け下手クソマンには助かりますし。

ある程度食事(お酒)を堪能したら外の景色を見に行ってみます。
外のデッキに出るには1度Bデッキに上がりそこから外のデッキへ。
この通路を進んで後方のサンデッキに移動します。

そこから階段でAデッキに上がれば360度パノラマビューの上段のサンデッキに辿り着きます。
おお～！良い景色！

ここでロイヤルウイングのルートを確認してみましょう。
大さん橋をスタートした船は一旦みなとみらい沖へ。
そこからベイブリッジを目指し通過。
その後東京湾の外に一度出て本牧埠頭の沖へ。
そこからUターンして再びベイブリッジをくぐり大さん橋へと言うルートになっています。
我々が食事が終わりデッキに出て来たのが出港から1時間15分ほど経過した所。
アルファベットで言うならばE地点を通過した辺り。
ベイブリッジ以外にも見所はあったでしょうが、その間食事とお酒を楽しんでほとんど外を見ていないと言う結果に（笑）

と言う事でこのクルーズ最後の絶景ポイント、ベイブリッジが近付いて来ました。
デッキにはスタッフの方も数名出て来ていて記念写真のお手伝いなんかもして頂けます。
メンバー全員でベイブリッジをバックに記念写真！

船じゃないとなかなか経験出来ないベイブリッジを真下から。
トラスマニア(いるんかいな？)にはたまらない瞬間。

遠くに見えている時はなかなか近づいて来ませんが、すぐ側まで来ると通過するのはあっという間！
皆さん思い思いの景色を撮られて楽しんでおりました。

橋の白さが空の青さに映えますね！
いや～！
天気良くて良かったです。

最後にベイブリッジ全体を撮ってシメ。
Aデッキは撮る角度によってはワイヤー類が写り込んでしまうので場合によってはBデッキの方が良かったりするかも知れません。
是非ご乗船の暁には素敵な写真を収めて下さい。

流石に暑いんで10分ほどで部屋に戻り飲み直し。
船の方はその後定刻にて大さん橋の方に帰って来ました。
これにてクルーズ全て終了です。

ターミナルに戻って来たら次もある意味大人タイム！
次は桜木町に移動します。
タクシー1台もいないのでここは15分後のバスを待ちます。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

定刻にてバスが到着。
ここからは横浜市営バスで桜木町駅を目指します。

12分ほどで桜木町駅に到着しました。
ここからは地図を頼りに…。

道順としては西口の駅前広場から駅ビルを抜けて誰でも分かるこの案内に沿って進んでいきます。
東横線桜木町駅が廃止される代償として整備された野毛ちかみち。
これを通ればJR桜木町駅から直結です。

地下道を進んで行くと奥の方からはディープな雰囲気のお店が…。

まずはこちら、ふくふくさんへ。
ただこちらは立ち飲み屋でありそこそこ混んでる上に入店制限もかけています。
流石に6人は…と思っていると隣の一休さんへ案内されました。
何でもこの2件は姉妹店であり、この2店舗のメニューは全く同じだとか。
言ってしまえば隣のふくふくさんで出される料理は一休さんで作っているシステム。
座って飲みたい方は初めから一休さんへどうぞ。

ここに来たのは御目当てのこれ、凍結丸ごとレモンサワーを飲む為。
凍ったレモンスライスがそそり立つなかなかインパクトのある一品です。
2杯目以降は中の酎ハイだけ継ぎ足し(250円)で飲めるのでそこそこお得でもあります。

それでは２次会スタートです。
カンパーイ！

こちらのお店のルールといたしまして料理を1人一品頼むと言うのがありますので各自一品選びます。
まずは定番タコのお刺身と鶏胸肉ときゅうりの和物。
おつまみにぴったり！

そして見た目のインパクトもあるチーズ入りハムカツ。
厚みとボリュームもバツグン！
これで美味しくない訳がないです。

レモンサワーを満喫した所でお店を移動します。
ぴおシティの地下街から今度は地上に出て西へ。

続いてはモツ串焼で有名なもつしげさんへ。
今回は人数が多くてお店も混んでいた事から道路向かいにある離れの方へ案内されました。

もつしげ 野毛はなれ グルメ・レストラン

時刻は16時過ぎ。
この時間離れの2階は数組のお客さんだけで席は若干余裕がある感じでした。

席に着席するとお通しが。
こちらのお店はキャベツです。
無料でおかわりOKです。
テーブルに置いてある辛味噌で食べるといくらでも食べられます！

ここでは玄米緑茶割りでスタート。
ジョッキの中にティパックが2個入っており次からは中身だけをおかわり出来ます。

こちらの店舗はほぼ勇ましいジョッキサイズ。
他にもめっちゃ梅が入っているカリカリ梅サワーやレモンサワーを頼んで3次会スタート。
カンパーイ！

まだまだ皆さん結構食べます（笑）
皆んな気に入ってリピートしていたのが串焼きのレバー。
トロッとした食感が絶品です！

そして桜ユッケ。
ユッケは間違いない美味しさ。

そしてこれは…何でしたっけ？
お酒の進む美味しさでしたが、名前忘れました！

馬刺しがあったのでオーダー。
しかし皆さんの反応はイマイチ…。
流石現地で良いもの食べてる皆さん、舌が肥えてらっしゃる！

こちらのお店は2時間までとなっている様で時間めい一杯まで飲み食いしてお会計。
お店を後に。

ここで今回の飲み会(？)はお開き。
JR組と私鉄組と別れて解散しました。

桜木町駅 駅

私は私鉄組。
ランドマークタワーの脇を通りみなとみらい駅から乗車。
在来線を乗り継いで帰路につきました。

今回はひょんな事からクルーズ船でランチを食べると言う経験をする事が出来ました。
天気も良く良い思い出になりました。
またみなとみらいの最寄り駅である桜木町で昼飲みを楽しむ事も出来て有意義な日曜日になったと思います思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。