2016/11/04 - 2016/11/05
15830位(同エリア37049件中)
栗マリさん
ヴェルサイユを通り越してパリから40㎞足らずの所に作曲家モーリス・ラヴェルの家がある。充分にパリから日帰り可能。パリに用事があり、翌日が土曜日だった。土曜日と言えば、訪問可能な曜日で是非一度行ってみたいと思った。
https://www.montfortlamaury.fr/culture-tourisme/sites-et-monuments/la-maison-musee-de-maurice-ravel/?lang=en
乏しいフランス語で、いろいろと調べるうちに、①その博物館は土曜日しか開いていない(要予約)、②しかし、駅から町までのバスは土曜日は運休、ということがわかり、折角、予定を空けた土曜日なので、思い切っていこうと思い、訪問は1回につき5人までということなので、予約を入れた。
(ホテルは今回のパリ滞在はこの日のためにモンパルナス駅近くにしておいた)モンパルナス駅は初めてだったが、パリ土産も買えそうなお店も構内にあり、思ったよりもずっと大きかったが、まずはそれは帰りにゆっくり見ることにして。
ある友人には軽く「バスがないなら駅からタクシー使えばいいじゃない」と言われ、「それもそうね」と、その気でいたのだが、考えが甘かった!着いてみるとタクシーなんてどこにもいない。サイアク歩く覚悟はしていたので用意してきたスニーカーに履き替えて、街中に向かって歩き始めた。ひなびた駅前から、車専用のロータリーを足早に渡り抜けたら、あとは田舎の一本道。晴れていたので、歩いているうちに体も暖かくなり快適な11月の朝の散歩だった。ヨーロッパでは、街の中心と駅が離れていることが多く、そういった土地は駅には「駅前」といったって1つ2つ食堂や飲み屋があればいいほうだ。
予定通り、早めに町(というか、村)の中心に着き、観光案内所に顔を出して博物館の予約の確認をし、早めにラヴェルの家の方へ移動する。まあ、そのあともハプニングが色々あったけれど、行けてよかった。無事に帰って来られてよかった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この道を小一時間、ただひたすらに歩きました。雑草の生えた駅のホームで持ってきたスニーカーに履き替えて覚悟を決めたので大丈夫。11月の晴れた土曜の午前中、気持ちがいいですねえ。どんな町(村)なんでしょうか。
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イチオシ
ありました。ラヴェルの家と書いてあります。国道(車の通る道路沿い)に入り口があり、なるほど、カギは閉まっています。時間まで誰もいない模様なのでちょっと周りを散策。
ところが、時間近くになったら、見学者と思われるグループがドアの所まで来て取手を触ったりしている。そして、しばらくすると1人の女性が現れ、そのグループと喋っているので、てっきりみんなは知り合いなのかと思いきや、カギを持ったガイド兼管理人の女性と見学者であるらしきことがわかる。でも人数は管理人を入れて6名。フランス勢優勢の所に必死に割り込みます。「私は?!」・・・・と慌てて予約を受け付けてもらった証拠のメールの写しを差し出すと「う~ん、もらってないわよ!」「あら、あなたも一緒のグループ?一人多いわねえ…5人グループの1組だけって聞いてるんだけど?!」と言われ、必死に「折角遠くからこの日をめざしてきたんですよ」と訴え、(必死だったのでフランス語だったか英語だったかも自分でも覚えていないです(汗))お仲間に入れてもらうことが出来てホッとした、というハプニングから始まりました。ラヴェル記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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ラヴェルという人は器用な人だったらしく、作曲だけでなく、美術の方面も才能があったようです。椅子の背もたれに自分で彫刻をしたり、壁の模様も自分自身で描いたりした、彼のそのセンスと好みがよくわかります。からくり人形のような物が机にあったり色々なことに興味があった人なんだなあと思いました。
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当時のフランスでは、東洋のエキゾチックな文化が、現実の様々な分野で好まれていたので(印象派)、ラヴェル本人の持ち物だったという北斎や広重の浮世絵が沢山飾られています。一つ一つの部屋はそう大きくないですが、それぞれの部屋が彼の好みで作られています。
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イチオシ
ラヴェルが弾いたというピアノが残っています。そう大きな部屋でもないので、普通サイズのグランドピアノでした。これで演奏会もするらしいですが、誰でも自由に弾いていいということでした。ホントにこの楽器をラヴェルが弾いていたのか?!(ちょっと疑問ですよね!)
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・・・・ということで、「誰か弾けないの~?楽譜もあるからさ!」と管理人のオバサンが楽譜をドサドサと出してくるのですが、5人、いや私を入れて6人の見学者の中からは誰も手を挙がらないので、・・・・折角なので弾かせていただきました。こんな旅の格好でモーリス・ラヴェル巨匠の楽器に障らせて頂けるとは、勿体ないことで他に弾きたい人もいらっしゃらないので、皆さん結構な鑑賞モードになっておられて(苦笑)動画まで撮っていらしてなかなか終えられませんでした。貴重な経験をさせて頂きました。ハイ。
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この2階のバルコニーからの眺めをラヴェルはこよなく愛してた、それでここに住み着いた、とガイドのオバサンが言ってましたが、鹿島茂著の薩摩治八郎氏の伝記にもラヴェルがよく、パリの友達のところに泊まりこんでいたと記してあったので、(この景色が恋しくなると彼はここに帰ってきたんだなあ)と思いました。聖ピエール教会の塔も見えます。丘の途中に立っている感じなので,(玄関は2階ということになりますが)下の階は庭に通じていて、台所やアイロン室などがあるのです。
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庭の紅葉の木。「ラヴェルが愛した」ということですが、当時から植わっていたものなのか、植え替えたのかはわかりませんでしたが、敷地の外まで枝が伸びています。記念に落ち葉を本の間に挟んで持って帰りました。今でも持っています。
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モンフォール・ラモーリーの町並み。中世そのままのような家も多くあります。
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駅から1時間歩いた町の中心の広場。
帰りのパリ行きの電車も1,2時間に1本だったので、それに間に合うように、食べ物を広場のパン屋で買い、60分の予定でまた歩き始めます。
そして、なんと帰りにまたハプニングが!
集落を出たらともかく1本道をひたすら戻る、もう道はわかっているので大丈夫です(というか、他にそれる道もなく本当に1本道でしたので)!20分ぐらい歩いて、もう完全な畑道になったところで、1台の車にクラクションを鳴らされました。え?こんなところに知り合いはいませんが‥、と思うと車の中から人が手を振っています。・・・そうです、先ほどラヴェルの家で一緒に見学していたフランス時のグループです。「駅に行くんでしょ?今知り合いを駅に送り届けたらあなたのことを乗せていくから待ってて、すぐだから!」と言って走り去り、本当に5分もしないうちに私を迎えに戻ってきてくれたのでした。
彼らは地元の人達でパリの方から遊びに来た知人をラヴェルの家の見学に招待したのだそうです。有り難く便乗させて頂き、余った時間で延期のベンチに座って買ってきたキッシュを食べました。 -
話は前後しますが、モンフォールに行く前夜、パリで見たエッフェル塔。
毎回毎回、話が色々脱線しながらの珍道中記ですが、最後までお読みくださり有難うございます。
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