悪大人日記7

2019/10/04 - 2019/10/14

ブダペスト観光ラスト！
2019年10月4日～10月14日に東欧を訪れた際の記録である。
タイトルはアゴタ・クリストフの悪童日記から。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

アパートメントホテルのベランダから。
朝のひんやりとした空気、差し込む朝日が気持ちよかった。

ぴーちゃんは船とか海がだいすき。
出発前からドナウ川のクルーズにとても興味を持っていました。

ということでお散歩しながらクルーズのチケットを買いに行きます。

ドナウ川沿いを歩く。

青い髪の女性。

国会議事堂の見学用エントランスにて。

ドナウ川。

どこかの教会。

犬と女性の像。

選挙のポスターなのかな。絶対違うよね。
独特だしかわいすぎてお気に入り。

チケット売り場がオープンするまで時間があったのでコーヒータイム。
コーヒー2つで700円くらい。
日本より少し高くて、量は2倍以上ありました。
コーヒーで苦しくなるなんて。

店内の様子。

チケット購入。

一番よろこんでいるのはぴーちゃんです。
やったねぴーちゃん！クルージングできるよ！

ブダペストのハードロックカフェへ。
新エリアへ旅行するたびハードロックカフェを見学したいタイプ。

Tシャツかわいい。
Tシャツとキーホルダーを購入。

トラムでシナゴーグへ移動します。

結果、シナゴーグはお休みでした。
10/8、10/9はJew Holidayらしいです。今回の旅ではご縁がなかったみたい。

見かけたポスター。イイネ。

ランチをするためレストラン探し。
地球の歩き方に載ってたお店へ行くことにしました。

入店すると、客がひとりもいなくて緊張しました。

鶏肉料理とジュースをオーダー。
おいしかった！ちょっと足りなかった（笑）

プチオーケストラの方が我々を日本人だと見抜き、さくらさくらや明日があるさなどを演奏してくださいました。
ものすごいプレッシャーを感じたランチでした。

見かけたお店。たぶん古着屋さん。サイケだ。

主要観光地はすべて見たねー、ということで郊外にある彫像公園へ行くことに。
メトロとバスを乗り継いで旅立ちます。

秋空気持ちいい。
この日はダウンを着たり脱いだりした、そんなに寒くない日でした。

ローカル色が強いバスに乗り込むふたり。

バス停にいた時計じかけのパワーパフガールズ。

彫像公園に到着です。ぜんぜんにぎわってない。
共産主義時代に英雄とされていたレーニンやマルクスの銅像が野外展示されている公園です。

入り口で入場料を支払います。
お土産などもここで売ってるっぽい。

マグネットかわいい。

まさかの地面に平置き。大きい。

共産時代はブダペスト市内に置かれていたものが、共産党政権崩壊後にこの公園へ集められたらしい。

巨大な銅像。

こちらも巨大。というか全部巨大。
1体1体が人間等身大の1.5倍くらいあります。

この像を眺めていると、日本語を話したくてたまらないイギリス人と出会いました。
前方から女性と子供（3歳くらい）がトコトコこちらへ向かってきて、
我々の様子を探るような「こんにちはー」という挨拶をされました。
「こんにちはー」と返し微笑むと日本人なのかを確認され、その女性のトークが始まりました。
夫の仕事で日本に行っていた、パラグアイにも住んでいたが日本大好き。とか。
全部日本語で話されていて、まじですごかった。

トークは止まりません。
広島にいた、お米食べたいおにぎり食べたい、日本食全部好き、人が好き、みんな穏やかで優しい、仕事に対するまじめな姿勢も大好き、子供は赤ちゃんだったから何も覚えてないかもしれないけどこの子にご飯を食べさせてた、などなど。
今はイギリスに住んでいるがあんまりよくない、日本でまた生活したい、パラグアイもいいところだがもう一度住むなら日本、などなど。
現在はバンに乗ってヨーロッパ旅行中とかなんとか。

日本大好き外国人と初めて触れ合いました。ほんとうに存在しているのか。

我々の移動先がポーランドだと知ると「ポーランドも大好き。グダンスク分かりますか？めちゃくちゃ最高。2日間で帰る予定が2週間滞在してしまったくらい美しい街。物価も安い、ごはんもおいしい。」とプレゼンされました。

ぴーちゃんは「そうなの。そんなにすてきなの？じゃ、グダンスク行こ。」と決めました。
クラクフに行く予定だったけど、グダンスクも気になっていた街なのですごくたのしみになりました。

ふたりとは像の前でお別れをしました。たくさんおもしろい情報ありがと！

巨大な像。

このくらい巨大。
絶妙に進撃の巨人にでてくる巨人のサイズっぽい。

同じ構図で写真を撮りました。

出口に貼ってあった広告。SNSイイネしてね。

販売されていたポストカード。

貼られていたポスター。
フォントと色合いが好みです。

スターリンの足。
下にあるのが人間が歩く階段なので相当巨大です。
ほかの像とは別のエリアにぽつんと置かれていました。
青空にむなしいね。

ブダペスト市内へ戻ります。
バスって日本でも乗り慣れてないから緊張する。

バス停周辺。

旅行先で住宅街を見ると、わたしにとってはたのしい旅先でもハンガリーの人にとっては今日も明日も生活していくエリアなんだと実感します。

落書きだらけのバス停。

紅葉の季節。
ただ、赤い落ち葉はほとんと見かけなかった。黄色ばかり。

住宅街。

メトロの駅につくと、実はその駅がバスのターミナル駅だったっぽいことに気づいたぴーちゃん。
バスの行き先はどこなのかが気になり始め、独自に調査をはじめます。
マルセイユ行きが多かったようです。
陸続きって分かっているけどハンガリーからフランスまでバスで行けるのすごいな～。
日本からバスで行ける海外なんて1つもないね。

ブダペスト市内に戻ってきて軽食をとりました。
これは・・おいしくなかった。

1回ホテルへ戻ります。
このチョコレートは、中にコーヒーリキュールが入っていて不思議な食感だったけど味はおいしかった。

クルージングへ向かいます。
途中で見かけた1ユーロショップ。

ドナウ川を走るトラム。

乗船です。

ディナークルーズを楽しむコースもありました。
わたしたちは景色だけ。

ワインがついていた。
クルージングしながらワインって気分が良すぎる。景色もよすぎる。

出発です。

橋の下を通過。自由橋というそう。

通過しました。

豪華な建物。
ドナウ川沿いの大きな建築はすべてライトアップされているようでした。

正面。
秋の寒風が冷たいけど、きれいなものを見ているので平気です。

くさり橋を通過。
先日、歩いて渡った橋の下を通過するのは不思議な気分。

国会議事堂が見えてきました。

めちゃくちゃきれいだ！
このあたりは国会議事堂以外に大きな建築がないためか、国会議事堂だけがダイナミックにライトアップされてて感動しました。

世の中にはこんなにもきれいな景色があるのか。

素敵な一夜になった。

船から降りると、ぴーちゃんは川の温度が気になる様子。
「ドナウ川の水、今の時間帯だと絶対冷たいよね」と何度も言います。
どうでもいいので「そうだね」と返します。

川の近くへ行けるエリアがあったので近づいてみました。
「ドナウ川の水を触って、つめたーいって言いたいけど汚いからやめておく」
と、謎の発言。そんなに水温が気になるのか。

「ウェットティッシュあるからすぐふけるよ。触ってみなよ」と言うと、
「平気。いらない」と興味津々の様子で諦めていました。

ぴーちゃん、川の水を触りたいのに潔癖気味だからさわれないのほんとかわいそう。
でも、潔癖症なのにそんなものばかり気になるところほんと笑えます。

トラムに乗って、帰路へつきます。

フォリントが2000円くらい残っているので使い切ろうチャレンジに挑戦。
成田で換金したときに、窓口の女性に
「フォリントは使い切ったほうがいい」
とアドバイスをもらったのです。
ふたたび円へ換金しても手数料かかるし、フォリント→円への換金はレート悪い　とのこと。

スーパーでリンツチョコをたくさん購入。
リンツチョコ、日本だと5粒で500円弱するけどヨーロッパだと安い。

ブダペスト滞在ではスーパーへ行くときはこの道をいつも歩いていました。

ブダペスト最後の夜、すてきなハイライトとなりました。
どこを切り取ってもたのしくて素敵な街でした。