加賀屋に泊まる北陸の休日　白川郷、五箇山、兼六園

2011/12/22 - 2011/12/24

新型コロナのため国内旅行に行くのも控える状態が続いています。そこで旅行記の整理を行っています。今回は2011年12月22日～24日まで2泊3日で北陸へ行った時の旅行記です。和倉温泉の加賀屋と金沢に泊まり、冬の白川郷、五箇山、兼六園を訪れました。

エリア 和倉温泉(石川)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

1日目：羽田空港から13:00発のJAL1279便で小松へ行きます。

羽田空港(東京国際空港) 空港

機材はボーイング767-300

1時間5分のフライトです。

小松空港は雨でした。

小松空港 (小松飛行場) 空港

バスに乗って44名のツアーの出発です。

小松空港 (小松飛行場) 空港

海岸線に沿っている「のと里山海道」を北上します。

道の駅 高松でトイレ休憩

道の駅 高松 道の駅

青空と雪雲、そして日本海

和倉温泉　加賀屋に到着

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

能登本陣6階の部屋でした。

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

大きな旅館です。

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

夕食会場は雪月花4階「狩野」

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

加賀和膳

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

美味しそうなお刺身

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

2日目：駐車場は満杯のようです。

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

朝食会場は、昨日と同じ雪月花4階「狩野」

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

色とりどりの朝食

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

ロビーでは琴の生演奏

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

お見送りを受けて出発、また来たくなります。

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ

「三十数年前、一人の観光バス運転手が、広々とした波打ち際を思いっきり走れたらと、空バスを試走させたのがデビューにつながった。」と書いてあります。

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

これから白川郷へ行きます。

白川郷は、石川県と岐阜県の県境にある白山の岐阜県側にあります。

白川郷　せせらぎ公園の駐車場

2008年（平成20年）に東海北陸自動車道が開通してアクセスが楽になりました。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

庄川(しょうがわ)にかかる「であい橋」を渡ります。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

合掌造りの土産物店

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は世界遺産に登録されています。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

今は12時15分、13時50分まで自由時間です。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

地元の人が住んでいますが、景観を保護するため電線や電話線等は地中に埋設され、テレビアンテナもありません。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

合掌造り家屋は白川村の荻町(おぎまち)に60棟あるそうです。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

神田家の全景

神田家と長瀬家が開放されていて中を見ることが出来ました。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

豪雪地帯なので雪下ろし作業を軽減するため屋根の勾配は急になっていて60度、階段の勾配も60度だそうです。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

神田家の２階

柱は縄で固定されていて雪の重さや風に対して柔軟です。人が歩くところは板張りですが、両側は竹の簀（すのこ）で煙などが抜ける構造になっています。昔は、ここで養蚕を行っていたそうです。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

神田家の３階から見た景色

屋根裏の木や藁は燻製のようになっていて香ばしい匂いがしました。囲炉裏で暖められた空気は上に逃げるので夏は涼しいですが冬は寒そうです。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

白川郷野外博物館 合掌造り民家園

庄川を渡った駐車場と同じ側にあります。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

ここの合掌造り民家は、展示用で誰も住んでいません。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

バスで五箇山(ごかやま)へ来ました。

五箇山は白川郷から庄川を下った富山県南西部の南砺市(なんとし)にあります。

五箇山合掌の里 名所・史跡

世界遺産　菅沼合掌造り集落

合掌造り家屋は、菅沼(すがぬま)集落に9棟、相倉(あいのくら)集落に23棟が残っているそうです。

五箇山合掌の里 名所・史跡

菅沼展望広場の駐車場からエレベータで降りてトンネルを歩きます。

五箇山合掌の里 名所・史跡

トンネルを出ると雪の菅沼集落

五箇山合掌の里 名所・史跡

五箇山は庄川と高い山々に囲まれた陸の孤島で、江戸時代に加賀藩の流刑地だったそうです。

五箇山合掌の里 名所・史跡

塩硝(えんしょう)の館

合掌造りの家で蚕を飼い、雑草や石灰屑、蚕の糞を床下の穴に埋め塩硝を作っていました。ここで黒色火薬の原料となる塩硝(硝酸カリウム)を作っていることは加賀藩の秘密でした。

五箇山合掌の里 名所・史跡

お食事処・おみやげ　与八

五箇山合掌の里 名所・史跡

「世界遺産　越中 五箇山」の暖簾が掛かっています。

五箇山合掌の里 名所・史跡

駐車場に戻って相倉へ行きます。

五箇山合掌の里 名所・史跡

世界遺産「相倉合掌集落」

合掌造りの家屋は、大変燃えやすい木造建築なので、どこも防火対策に力を入れています。

相倉合掌造り集落 名所・史跡

相倉の民家

屋根の葺き替えは15年～20年に一度行う必要があり、昭和30年代までは集落の共同作業 (結：ゆい)で行っていましたが、今は森林組合が茅場 (かやば) の管理、刈取り、屋根の葺き替えを行っているそうです。

相倉合掌造り集落 名所・史跡

東海北陸自動車道が開通して観光客も増えましたが、便利になったことで観光客はすぐ次の観光地に行ってしまい滞在時間は短いようです。

相倉合掌造り集落 名所・史跡

2泊目の宿、金沢都ホテルに着きました。

金沢駅前にあるので、金沢駅の「鼓門」が見えています。

金沢都ホテル 宿・ホテル

金沢駅の「もてなしドーム」

2005年(平成17年)に北陸新幹線の金沢延伸を見越してリニューアルされ、総ガラス製の「もてなしドーム」と木製の「鼓門」が出来ました。

金沢駅 駅

2017年に自動改札機が設置されるまで、有人改札口でした。

金沢駅 駅

3日目：今日は兼六園からスタートします。

兼六園 公園・植物園

徽軫灯籠(ことじとうろう)

足が二股の灯籠で兼六園のシンボルになっています。

兼六園 公園・植物園

根上松 (ねあがりのまつ)

「十三代藩主前田斉泰(なりやす) が、稚松を高い盛土にお手植えし徐々に土を除いて根をあらわしたものと伝えられる。」と看板に書いてあります。

兼六園 公園・植物園

唐崎松 (からさきまつ)

前田斉泰が琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松とのこと。
雪吊りは、兼六園の冬の風物詩として有名です。

兼六園 公園・植物園

ひがし茶屋街

加賀藩がこの近辺に点在していたお茶屋を集めて町割りしたそうです。

ひがし茶屋街 名所・史跡

「志摩」の2階にある座敷

お客が床の間を背にして座ると、正面が演舞の場となる控えの間になっています。

ひがし茶屋街 名所・史跡

茶屋遊びの粋

「茶屋遊びは、限られた空間と時間の中で繰り広げられる非日常の世界である。お茶屋を訪れる客たちは日常の暮らしとはかけ離れた華やかな空間に引き込まれることになる。・・・」という説明文がありました。

ひがし茶屋街 名所・史跡

昼食タイムが途中の「月うさぎの里」であり、小松空港へ行きました。

月うさぎの里 動物園・水族館

14:45発のJAL1278便東京行です。翼に積もった雪を落としています。

小松空港 (小松飛行場) 空港

日本海側には雲がありますが、太平洋側は晴れています。

快晴の羽田空港に着きました。

JALのロゴは2011年4月に更新されましたが、鶴丸はまだ少数派でした。

羽田空港(東京国際空港) 空港