2019/09/12 - 2019/09/13
148位(同エリア3066件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国(スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア)となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/12)羽田 ⇒ 北京
2日目(9/13)北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目(9/14)ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目(9/15)ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目(9/16)ハイキング、ツェルマット移動
6日目(9/17)ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目(9/18)ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目(9/19)ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目(9/20)リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目(9/21)チューリッヒ市内観光、チューリッヒ ⇒ フランクフルト ⇒ 北京
11日目(9/22)北京散策、北京 ⇒ 羽田
※ MHGP=マッターホルングレッシャーパラダイス
今回は1日目、2日目①です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さていよいよ念願のスイス旅行と相成りました。まずスイスまでの行程ですが、いつもの中国国際航空で向かいます。前回の北欧旅行では乗り継げず、日程変更を余儀なくされた因縁の航空会社ですが、羽田は夜発で深夜の北京、早朝のワルシャワ乗継という2度の乗継にも拘わらず、効率よくスイスまで行けるという速達性、そして安さというか今回は特典航空券での利用でしたが、ANAのような日系航空会社ほどの人気は無いためあっさりGetできました。この特典航空券の取得可能率も魅力です。さらに今回はもうひとつこちらを選択した理由があります。
-
実はスイス旅行は学生時代から計画していて、当時はユーレイルパスを使用しスイスを含む西欧を回る予定でした。残念ながらそれは果たせませんでしたが、当時からジュネーブから入って概ね時計と逆回りでチューリッヒで出るという計画でした。この方針を踏襲すべく、今回はどうしても最初はジュネーブに降り立ちたかったのです。交通の要衝ジュネーブに立つのはさして難しくはないのですが、接続など利便性を考慮すると、どうしても選択肢の多い中国国際航空になってしまいました。
今回の旅行、ジュネーブからの周遊コースは図中の順番で行く予定です。 -
とまあ、いい事尽くめに聞こえますが、やはり懸念は乗継時間です。今回の北京は平日深夜で2時間50分のインターバルがありますが、もうひとつの中継点、早朝のワルシャワでは1時間10分しかありません。前回失敗したにも拘わらず懲りないと思われるでしょうが、時刻表上乗り継げるのであれば、短時間乗継であっても挑戦したくなってしまう性分なので仕方ありません。一応予定通り行かなかった場合の以下のパターンを考えておきました。①北京で乗り継げなかった場合。②北京で荷物だけ乗り継げなかった場合③ワルシャワで乗り継げなかった場合④ワルシャワで荷物だけ乗り継げなかった場合です。これら乗り継げなかった場合の次便の存在の確認と、ジュネーブ観光を工夫することで行程の変更をなるべく局地的にする代替案も練っておきました。
-
羽田発はほぼ予定どおり。まずはスパークリングワインで一服。
(羽田21:28 ⇒ 翌0:12北京 ※時差あり) -
北京便では最近寿司が供されます。どこへ行っても和食を食べたい口なので迷わずオーダーします。
-
中身はこんなであっさりしていますが、食は細いのでこれで充分です。
-
食事をして微睡んだところで北京到着。外は雨のようです。
-
定刻より少し遅れたものの出だしはまずまず。
-
毎度大混雑のセキュリティーチェックも深夜ゆえかそれほど並んでおらず、首尾よく通過できました。
-
セキュリティーチェックを抜けたところにある掲示板でワルシャワ行きをチェック、今回は大丈夫です。これで「予定通り行かなかったパターン」の①と②は無くなりました。
-
2時間の余裕を持ってラウンジで休憩。ひとまずほっとします。
-
しかし肝心なのは次のワルシャワ行きです。離陸は約10分遅れ、僅か10分ですが、乗継は1時間10分しかないので気を揉みます。
(北京3:04 ⇒ 6:05ワルシャワ ※時差あり) -
夕食も供されましたが、先ほどの寿司でお腹一杯、その代わりビールを頂き寝るとします。「果報は寝て待て」です。
-
あまり寝られませんでしたが気づくと機は予定より少し早く運航しているようです。朝日が昇り始めたポーランドの大地が見えてきました。
-
前にも来たので見覚えのあるワルシャワショパン空港に着きました。シェンゲン協定国最初の上陸地のため入国審査も必要なので急いでイミグレに向かいます。
-
何とかイミグレを通過して時刻は6:27。早着が功を奏して無事乗継できました。これで「予定通り行かなかったパターン」の③もクリアです。ただ経験上、パターン④の預け荷物の乗継がうまくいくかは五分五分です。
-
ワルシャワ発は30分ほど遅れました。お陰で荷物も乗り継げ易かったと、ここは良い方へ期待して搭乗します。
(ワルシャワ8:01 ⇒ 9:58ジュネーブ) -
機はポーランド航空です。軽い朝食も出ました。
-
離陸して1時間20分ほどすると眼下に湖が。形状から地図に照らすとボーデン湖に違いありません。
-
続いて見えてきたのは左側ブーメランのような形状のチューリッヒ湖とその奥複雑な形状をしたフィアヴァルトシュテッター湖、すなわちそれぞれ湖畔の街はチューリッヒとルツェルンに違いありません。こんなにもはっきり解るので興奮します。
-
さらに奥にはアルプスの山並みが。日本アルプスではなくただの「アルプス」です。さすがに形状では山座同定はできないので、あの辺がベルナーオーバーラントかな、などとひとり悦に入っています。
-
最後は大分高度を落としたところからレマン湖、モントルー市街も見えます。
-
ジュネーブには約50分遅れて到着しました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- cheriko330さん 2021/01/16 22:32:26
- 絶景の旅、楽しみです୨୧ ∴∵∴ ୨୧
- とーりさん、こんばんは☆彡
寒中お見舞い申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
一昨年のGWに美しい自然と街巡りの北欧旅の後、9月に
絶景のスイス旅をされていたのですね。
コロナ前の最後の海外旅行でしょうか?
スイスは王道の旅ですね。何でも学生時代から計画との
ことでしたが、実現せずにやっと叶ったのですね。
地図で示して下さり、とても分かりやすいです。
ワルシャワでの乗り継ぎ時間が1時間10分と冷や冷やもの
ですが、百戦錬磨のとーりさんにはゲーム感覚。
すべて上手く行き何よりでした。
ワルシャワからの機内からの景色からして絶景。きれいに
見えて名前も分かれば、とても良い気分ですね。
私もスイスは何度でも行きたい国、とーりさんに取っても
当然素晴らしい旅行になられたそうで、今後の連載も
期待が持てますね。
とーりさん、小食なんですね。エストニアに行かれて
いましたがリトアニア、ラトビアはまだだったのですね。
先が見えましたね。コロナが中々ですが、早く収束して
ヨーロッパ制覇できると良いですね。
ジュネーブからの本編を楽しみにしています。
どうぞご自愛の上、お過ごしくださいね。
cheriko330
- とーりさん からの返信 2021/01/17 23:13:24
- いつもありがとうございますm(__)m。
- cheriko330さんこんばんは、とーりです。いつもありがとうございます。こちらこそ今年もよろしくお願いします。m(__)m
そうなんです、学生の時分から登山鉄道に存分に乗ってみたいと思っていまして、テレビなどで紹介されるスイスは憧れの国でした。
先に言ってしまうのですが、今回の旅行は自分にとって今までにないくらい充実した旅になったので、旅行記もかなり長編になると思います。写真も文章もへたくそなので皆さまにはつまらない部分も多々あると思いますが、お目汚しでなければ見ていただければと思います。
コロナが収束し、また旅に出たいものですね。cheriko330さんのご健勝をお祈り申し上げます。それではまた。
とーり
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
とーりさんの関連旅行記
羽田(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
23