2020/02/24 - 2020/02/29
2262位(同エリア6682件中)
小心者さん
とにかくどこもかしこも閑散としていて、地下鉄も余裕で座れます。
なんと言いますか…街全体に活気がないと言いますか…
「こんな時に旅行に来ちゃってすみません」という罪悪感なんかも相まって、少しずつ元気がなくなってきました。
『コロナ禍』がボディブローのように効いてきて、徐々に凹みゆく様を記録します。
何のお役にも立たず、すみません。
□2月24日 セントレア発 西面泊
□2月25日 雨降り 海雲台泊
□2月26日 龍宮寺 海雲台泊
■2月27日 中央洞泊
■2月28日 中央洞泊
■2月29日 セントレア着
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エアプサン
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-
とは言え、釜山に来たからにはテジクッパは外せない。
西面に立ち寄り、『浦項テジクッパ』へ。
店内はやっぱりガラガラだが、やっててよかったくもんしき。
近隣で両替も済ませる。 -
テンション高そうなアートとは裏腹に、そこかしこに漂う『自粛ムード』によって少しずつ俯き加減になってきた。
-
あてもなく周辺をぷらぷら。
よくよく考えると行く場所なんていくらでもあるのに、テンションが下がりすぎたせいか、全然思いつかず。 -
こういう変なの(失礼)、けっこう好き。
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……。
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「二度と行くかボケ」と心に決めたはずのカジノだが、「しばしコロナを忘れられるかも」と行ってみる。
50000wクーポンと『cash beeカード』を頂く。シメシメ
このクーポンで一回だけ勝負やで。
めっちゃ閑散としたホール。煌びやかさが逆に侘しさをかき立てる。
私一人のためにルーレットが回される。恐縮です。
無気力が功を奏したのか、50000wゲット。
「500円儲けたな(桁を間違っている)」と、ぼんやり思う。
…いよいよ病んできたもようw
そう言えば50000w札ってはじめて見た気がする。
で、そんなに嬉しくもない不思議。
休憩室でコーヒーをいただきながら、釜山在住の日本人男性と話す。
「こんなに空いているカジノは見たことがない」とのこと。
…でしょうね。 -
スーパーで土産を物色したり、ソフトクリームを食べて腹を壊したりしているうちに日が暮れた。
不甲斐ない一日だ。 -
性懲りもなく『煌びやかな場所』に行ってみたくなり、センタムシティへ。
-
もちろん百貨店内もガラガラ。
人混みは大の苦手だけど、なんだこの寂寥感は。 -
煌びやかな場所ほど寂しさが増す、と学んだ。
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初日に泊まったシンシンホテル(西面)そばの『おでん屋さん』で夕食。
キンパ、卵の天ぷら と おでん。
孤食老人の味方!
(せめてもうちょっとええもん食べろや) -
宿は中央洞の『MINT HOUSE』、カプセル型ドミトリー。
宿泊客が少ないので不便はない、とは言えテンションが上がる道理も無い。 -
翌朝。
宿を出て国際通り方面へと向かう。
沈んだ気持ちに拍車をかけるどんよりとした空模様。 -
『光復路通り』
…どんだけ閑散としとるねん。 -
韓国映画は好きなので、この人に見覚えあり。
「作り笑い、お疲れっす」と思う。
ますます病んできたもよう。 -
何もかもが寂寥感を煽ってくる。
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立ち寄りたいが、客が少なすぎて入れない。
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…かなり入りたいが、柵を突破するほどの気合はない。
今怒られたら多分心が折れる。 -
『国際通り』
店は開いているんだが、とにかく人が歩いてない。 -
トランクスでも買うかな。なんとなく。
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傘でも買うかな。海雲台で骨2~3本へし折ったし。
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誰やねん。
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お。いい感じの道具屋街。
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なぜかこういう店が大好きです。
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『アリラン通り』。
…まぁそうでしょうね。 -
2017年に訪れた『Gukje Market』へ行きたくて、30分以上彷徨いまくったのだが見つけられず。
ひょっとするとアホかもしれんwww
こんな時でも、路上に『観光案内』の人がおられるのを発見したので、人恋しさも相まって吸い寄せられる。
質問が若干複雑なので、後から来た日本人母娘に先を譲るも、何のリアクションもなし。
10分以上待たされ(いや、君らも複雑な質問するんかい)、一瞥すらなく去って行った。
…ほほう。同胞のあんたらまで凹ませてきますか。
気を取り直して、『Gukje Market』について質問させていただく。
丁寧に調べてくださったのだが、「多くの店が撤退してしまって…」とのこと。
それでも閉鎖されているわけではないようなので、お礼を言って向かう。 -
途中、『ホドゥパンパン』でクルミ饅頭を購入。8個2000w。
ホカホカ温かいので、行儀悪いがその場で1個…
美味しくて、ちょっとだけ気分が上がる。
が、先ほどせっかく教わった道が分からなくなり、混乱を極める。 -
2~3回全然違うところに乱入した挙句、やっとのことで『Gukje Market』に到着。
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…うわぁ…ホンマや。
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何だこの寂寥感は。
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客、本気で誰もいません。
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それでも、まだ営業している店舗もあるようだ。
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2月末のクリスマスツリー。
なんだこの寂寥感は。 -
いや、誰もおらんのかい!
漂流教室か!(誰も分かるまい) -
ここはコロナで休業中なのかも。と思いたい。
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あ! あの写真屋さん!
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ここが営業していてホッとした。
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本当に素敵な写真がいっぱいで、思わず顔がほころぶ。
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しかし。
腰を落ち着けてつぶさに眺める度胸がない。
多分だけど、ここにいる『生物(せいぶつ)』は、このオーナーさんと私だけだと思われる。 -
またいつかここの写真をゆっくり見に来たいなぁ。
-
ちょ。
もうクリスマスツリーはやめてくれ。
この光景は寂しさの極みや。 -
またかつてのような活気が戻ることを願います。
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凹んでいてもお腹は減るので、BIFF広場にやって来た。
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ホットック屋など、どこを探しても見当たらない。
まぁ、そらそうでしょうよ。今更凹まんわ。 -
昼食は『ユガネタッカルビ』で!
と、思ったら潰れとるし。
せめて『休業中』にしてくれ。涙出るわ。 -
ほな『市場飯』で!
と思ったら『新東亜市場』も閉鎖中。
全力で凹ませてきよるな。 -
チャガルチ市場も閑散。
客が極端に少ないので呼び込みがめっちゃ熾烈。
それに引きかえ、テンションガン下がり中につき『断る声』ちっさ。 -
あぁ…マジで人がおらん。
-
停泊する船の群を観たかったのに…
大規模な工事が行われていて、船はおらんし、近づくことすら出来ない。 -
何をどうするおつもりですか。
-
ここでも彷徨いまくったが、あの『港』の雰囲気を味わうことは叶わず。
-
そうだ、チャガルチ市場の『屋上展望台』へ行こう!
と、エレベーターの扉が開いたらこの状態。
思わず「はい?」と声が出た。
それでもこのエレベーターに乗り込み、最上階へ。
降りた先は絶賛取壊し中、砂埃超蔓延中。
工事中のおじさんが
「ここにあったゲストハウスが潰れたんだ。展望台も閉鎖中だよ」
と教えてくれた。
…マジで凹むことしかないやんけ! -
あの辺まで歩くかね…。
…が、もうそんな元気がない。 -
カモメは割とおるんやけどな。
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「餌を与えないで」という看板の上で餌を待つカモメ。
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…はっ!
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ていうか腹減った。
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そこそこ賑わう食堂を見つけ、ビビンバを。5000w。
食後におばあちゃんがニコニコとお茶を出してくれた。
ちょっとだけ気持ちが和んだ。 -
チャガルチ市場の展望台に行けなかったので、ロッテデパートの屋上へ。
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まぁ当然こうですわな。
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どういうわけか『錆びたもの』が好き。
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自分の持ち物が錆びるのはけしからんが。
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せめて晴れてくれ。
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なんかシュール。
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無人の屋上で『恋人たちの記念』の成れの果てを延々と眺める。
いよいよ末期症状を呈してきた。 -
ホラー。
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どうやら人類は滅んでしまったようだ。
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どんだけ無人やねん。たいがいにしとけよ。
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ねぇ。
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動くものを見てホッとする自分がいる。
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事前に営業中であることを確認してあった『サンチョンテジクッパ』へ。
が! まだ19時頃なのに、既に店じまい。
もはや息の根を止められそう。
ヨロヨロと飲食店を物色すること30分以上。
ますますテンションが下がり、スーパーの稲荷寿司という不甲斐ない夕食に。
せめて温かいものを食べれば良かった… -
さて。帰国です。
早朝から空港に向かいます。
腹立たしいことに今日は気持ちよく晴れています。
ついでに風邪もひきましたw -
空港で朝食を。
いいえ、残飯ではありません。 -
往路とは打って変わって、帰路の機内はガラガラ。
あんなにおった非国民はいずこへ…? -
3シートに一人ずつ。
日本入国の際には書類を書かされ、一人ずつ面接があった。
まことに申し訳ないことです。
到着した第二ターミナルから名鉄駅までは死ぬほど遠い。
セントレア発のLCC利用、余程の覚悟がないと志半ばで倒れます。
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