八幡平(岩手側)旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回は所用で盛岡へ行く機会があったので、近くの八幡平(はちまんたい)を訪ねます。<br /><br />八幡平は、岩手・秋田両県にまたがる台地状火山です。<br />十和田八幡平国立公園に指定される八幡平は標高1,613m。本格的な登山の装備がなくても、誰でも気軽に雄大な自然に触れることができる日本百名山のひとつです。<br /><br />雪解けの5月中旬~6月中旬には、山頂付近の「鏡沼」が雪解けしていく過程で「龍の目」のようになり、「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれる絶景が見られます。<br />但し、冬の積雪量や雪解け時の気温により、毎年現れる時期が異なり、綺麗な目の形になるのも運任せになっています。<br /><br />八幡平へは盛岡から「八幡平自然散策バス」を利用します。<br />1日1本の運行ですが、八幡平頂上では約3時間あるので、探勝路を歩きながら山野草・高山植物や「八幡平ドラゴンアイ」がじっくり観賞できます。<br />ドラゴンアイはまだ雪が残っている時期に、融けた水により「瞳」とそのまわりにライトブルーの美しい「虹彩(こうさい)」ができる自然の現象です。<br />探勝路には残雪があるので、長靴やスニーカーに滑り止めのスパイク装着がお勧めです。<br /><br />2020年の「ドラゴンアイ」を振り返ると、開眼してから4日後に雨が降り出したので、実質3日間(6/8~10)が見頃でした。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・十和田八幡平国立公園「八幡平の高原道路ドライブコース」<br />・八幡平市観光協会資料「八幡平ガイドマップ」「八幡平自然散策バス」「はちたび」「花めぐり」<br />・八幡平リゾート「八幡平・岩手山で見られる高山植物ギャラリー」「ドラゴンアイ観察日記2020」<br />・NHKみんなの趣味の園芸「エンレイソウ」<br />・山野草を育てる「コミヤマカタバミの特徴」<br />・あきた森づくり活動サポートセンター「ミネザクラ」「オオシラビソ(アオモリトドマツ)」「ミヤマヤナギ」<br />・NPO森吉山ネイチャー協会「北東北の名山、八幡平~裏岩手連峰縦走路」<br />・盛岡ガス「盛岡ガス滝沢工場球形ガスホルダーのスイカ柄塗り替え完了予定」<br />・いわて食財倶楽部、いわて食財図鑑「スイカ」<br />・藤七温泉HP<br />・JA新いわて「太古の息吹」<br />・八幡平市鹿角街道WEB「涼風の滝」<br />・いわての文化情報大事典「大揚沼」<br />・文化遺産オンライン「大揚沼モリアオガエルおよびその繁殖地」<br />・地質調査総合センター、地質情報データベース「大地獄谷周辺の地熱活動」<br />・ウィキペディア「松尾鉱業鉄道ED25形電気機関車」「藤七温泉」「コミヤマカタバミ」「ミツバオウレン」<br />

八幡平ドラゴンアイ観賞と花めぐり2020~雪解け時期の絶景~(岩手秋田)

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2020/06/10 - 2020/06/10

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66

かっちん

かっちんさん

今回は所用で盛岡へ行く機会があったので、近くの八幡平(はちまんたい)を訪ねます。

八幡平は、岩手・秋田両県にまたがる台地状火山です。
十和田八幡平国立公園に指定される八幡平は標高1,613m。本格的な登山の装備がなくても、誰でも気軽に雄大な自然に触れることができる日本百名山のひとつです。

雪解けの5月中旬~6月中旬には、山頂付近の「鏡沼」が雪解けしていく過程で「龍の目」のようになり、「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれる絶景が見られます。
但し、冬の積雪量や雪解け時の気温により、毎年現れる時期が異なり、綺麗な目の形になるのも運任せになっています。

八幡平へは盛岡から「八幡平自然散策バス」を利用します。
1日1本の運行ですが、八幡平頂上では約3時間あるので、探勝路を歩きながら山野草・高山植物や「八幡平ドラゴンアイ」がじっくり観賞できます。
ドラゴンアイはまだ雪が残っている時期に、融けた水により「瞳」とそのまわりにライトブルーの美しい「虹彩(こうさい)」ができる自然の現象です。
探勝路には残雪があるので、長靴やスニーカーに滑り止めのスパイク装着がお勧めです。

2020年の「ドラゴンアイ」を振り返ると、開眼してから4日後に雨が降り出したので、実質3日間(6/8~10)が見頃でした。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・十和田八幡平国立公園「八幡平の高原道路ドライブコース」
・八幡平市観光協会資料「八幡平ガイドマップ」「八幡平自然散策バス」「はちたび」「花めぐり」
・八幡平リゾート「八幡平・岩手山で見られる高山植物ギャラリー」「ドラゴンアイ観察日記2020」
・NHKみんなの趣味の園芸「エンレイソウ」
・山野草を育てる「コミヤマカタバミの特徴」
・あきた森づくり活動サポートセンター「ミネザクラ」「オオシラビソ(アオモリトドマツ)」「ミヤマヤナギ」
・NPO森吉山ネイチャー協会「北東北の名山、八幡平~裏岩手連峰縦走路」
・盛岡ガス「盛岡ガス滝沢工場球形ガスホルダーのスイカ柄塗り替え完了予定」
・いわて食財倶楽部、いわて食財図鑑「スイカ」
・藤七温泉HP
・JA新いわて「太古の息吹」
・八幡平市鹿角街道WEB「涼風の滝」
・いわての文化情報大事典「大揚沼」
・文化遺産オンライン「大揚沼モリアオガエルおよびその繁殖地」
・地質調査総合センター、地質情報データベース「大地獄谷周辺の地熱活動」
・ウィキペディア「松尾鉱業鉄道ED25形電気機関車」「藤七温泉」「コミヤマカタバミ」「ミツバオウレン」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 八幡平のポスター<br /><br />写真の八幡平鏡沼は、5/中旬~6/中旬の1週間程度、運が良ければ見られる「八幡平ドラゴンアイ」になります。<br /><br />アクセスは盛岡駅から車で約60分・定期バスで約90分。<br />

    八幡平のポスター

    写真の八幡平鏡沼は、5/中旬~6/中旬の1週間程度、運が良ければ見られる「八幡平ドラゴンアイ」になります。

    アクセスは盛岡駅から車で約60分・定期バスで約90分。

  • 八幡平の位置<br /><br />八幡平は盛岡駅の北西部に位置し、岩手山の裏側にあたります。<br /><br />八幡平へは岩手県盛岡からのルートと、秋田県田沢湖からのルートがあります。<br /><br />冬期通行止めですが、4月中旬には「八幡平アスピーテライン」が、下旬には「八幡平樹海ライン」が開通します。<br />「八幡平アスピーテライン」は、岩手県から秋田県まで八幡平を横断する景勝道路です。<br />

    八幡平の位置

    八幡平は盛岡駅の北西部に位置し、岩手山の裏側にあたります。

    八幡平へは岩手県盛岡からのルートと、秋田県田沢湖からのルートがあります。

    冬期通行止めですが、4月中旬には「八幡平アスピーテライン」が、下旬には「八幡平樹海ライン」が開通します。
    「八幡平アスピーテライン」は、岩手県から秋田県まで八幡平を横断する景勝道路です。

  • 「八幡平自然散策バス」<br /><br />盛岡駅と八幡平頂上を結ぶ岩手県北バスの「八幡平自然散策バス」が1日1本、日帰りできるように運行されています。<br /><br />今日はまだ春号(6/11まで)なので、頂上で3時間ほど自由散策ができます。<br />夏・秋号は八幡平頂上での滞在時間が長くなります。<br /><br />今晩は松川温泉で宿泊することにしたので、盛岡~八幡平頂上~松川温泉までの乗車券を利用します。<br />

    「八幡平自然散策バス」

    盛岡駅と八幡平頂上を結ぶ岩手県北バスの「八幡平自然散策バス」が1日1本、日帰りできるように運行されています。

    今日はまだ春号(6/11まで)なので、頂上で3時間ほど自由散策ができます。
    夏・秋号は八幡平頂上での滞在時間が長くなります。

    今晩は松川温泉で宿泊することにしたので、盛岡~八幡平頂上~松川温泉までの乗車券を利用します。

  • バス車内<br /><br />コロナ感染防止として、座れる席は両側の窓側だけに限られています。<br /><br />盛岡駅のバス案内所で事前に乗車券を購入するので、乗車人数に合わせてバスを運行しているようです。<br /><br />この日は1台だけで運行。<br />

    バス車内

    コロナ感染防止として、座れる席は両側の窓側だけに限られています。

    盛岡駅のバス案内所で事前に乗車券を購入するので、乗車人数に合わせてバスを運行しているようです。

    この日は1台だけで運行。

  • 岩手山(散策バス車窓)<br /><br />盛岡ICから東北自動車道に入り、北上します。<br />

    岩手山(散策バス車窓)

    盛岡ICから東北自動車道に入り、北上します。

  • 「スイカ」のガスタンク(滝沢市付近の車窓)<br /><br />盛岡ガスの滝沢工場の球型ガスホルダーが「スイカ柄」に塗られています。<br /><br />滝沢市はスイカの名産地で、岩手県内一の出荷量を誇る「滝沢スイカ」のブランドで知られています。<br />栽培に適した火山灰を含んだ土壌と、昼夜の寒暖差がある気候の中で育ったスイカは、糖度が高く、シャリシャリとした歯触りとみずみずしさが特徴です。<br /><br />以前は「チャグチャグ馬っこ」の図柄だったそうで、茶目っ気のあるガス会社ですね。<br />

    「スイカ」のガスタンク(滝沢市付近の車窓)

    盛岡ガスの滝沢工場の球型ガスホルダーが「スイカ柄」に塗られています。

    滝沢市はスイカの名産地で、岩手県内一の出荷量を誇る「滝沢スイカ」のブランドで知られています。
    栽培に適した火山灰を含んだ土壌と、昼夜の寒暖差がある気候の中で育ったスイカは、糖度が高く、シャリシャリとした歯触りとみずみずしさが特徴です。

    以前は「チャグチャグ馬っこ」の図柄だったそうで、茶目っ気のあるガス会社ですね。

  • 形の変わる「岩手山」(滝沢市付近の車窓)<br /><br />岩手山をちょうど真東から見た景色です。<br /><br />右側の尾根に白い雪のラインが・・・<br /><br />もしかしてスキー場??<br />

    形の変わる「岩手山」(滝沢市付近の車窓)

    岩手山をちょうど真東から見た景色です。

    右側の尾根に白い雪のラインが・・・

    もしかしてスキー場??

  • 「岩手山」の北斜面(八幡平市野駄の車窓)<br /><br />バスは東北道の松尾八幡平ICを降ります。<br /><br />岩手山の白いラインは雪渓でした。<br />

    「岩手山」の北斜面(八幡平市野駄の車窓)

    バスは東北道の松尾八幡平ICを降ります。

    岩手山の白いラインは雪渓でした。

  • 「松尾八幡平ビジターセンター」に到着<br /><br />盛岡駅を出発してから40分ほど経ち、ここで10分間のトイレ休憩です。<br /><br />ここから右へ行くと「八幡平アスピーテライン」、左に「八幡平樹海ライン」があります。<br /><br />散策バスは八幡平温泉郷、松川温泉を経由し、「八幡平樹海ライン」へ向かいます。<br />

    「松尾八幡平ビジターセンター」に到着

    盛岡駅を出発してから40分ほど経ち、ここで10分間のトイレ休憩です。

    ここから右へ行くと「八幡平アスピーテライン」、左に「八幡平樹海ライン」があります。

    散策バスは八幡平温泉郷、松川温泉を経由し、「八幡平樹海ライン」へ向かいます。

  • おもちゃのような「凸形電気機関車」(松尾鉱山資料館の屋外展示)<br /><br />松尾鉱業鉄道で主に構内入れ替え用に使われていた直流用電気機関車ED251。<br /><br />昭和26年、東京芝浦電気で製造されました。<br /><br />松尾鉱山資料館バス停の向かいに展示されています。<br />

    おもちゃのような「凸形電気機関車」(松尾鉱山資料館の屋外展示)

    松尾鉱業鉄道で主に構内入れ替え用に使われていた直流用電気機関車ED251。

    昭和26年、東京芝浦電気で製造されました。

    松尾鉱山資料館バス停の向かいに展示されています。

  • 松川(八幡平市柏台の車窓)<br /><br />これから八幡平温泉郷を経由し、松川沿いに上流の松川温泉を目指します。<br />

    松川(八幡平市柏台の車窓)

    これから八幡平温泉郷を経由し、松川沿いに上流の松川温泉を目指します。

  • 八幡平樹海ラインの景色(車窓)<br /><br />松川温泉を過ぎ、八幡平樹海ラインに入り、八幡平頂上へ向かいます。<br />

    八幡平樹海ラインの景色(車窓)

    松川温泉を過ぎ、八幡平樹海ラインに入り、八幡平頂上へ向かいます。

  • 「涼風の滝」(樹海ラインの車窓)<br /><br />八幡平樹海ライン中腹の駐車場付近にある「涼風の滝(すずかぜのたき)」。<br />

    「涼風の滝」(樹海ラインの車窓)

    八幡平樹海ライン中腹の駐車場付近にある「涼風の滝(すずかぜのたき)」。

  • 「藤七温泉」(樹海ラインの車窓)<br /><br />八幡平山頂が近く、標高1400mにある「藤七温泉(とうしちおくせん)」に一軒宿の「彩雲荘」があります。<br />

    「藤七温泉」(樹海ラインの車窓)

    八幡平山頂が近く、標高1400mにある「藤七温泉(とうしちおくせん)」に一軒宿の「彩雲荘」があります。

  • 開放的な露天風呂(藤七温泉)<br /><br />屋外に6つの露天風呂があります。<br /><br />泉質は単純硫黄泉。<br />

    開放的な露天風呂(藤七温泉)

    屋外に6つの露天風呂があります。

    泉質は単純硫黄泉。

  • 藤七温泉の源泉(樹海ラインの車窓)<br /><br />山頂に近づくにつれ、雪が多くなってきました。<br />

    藤七温泉の源泉(樹海ラインの車窓)

    山頂に近づくにつれ、雪が多くなってきました。

  • 「アオモリトドマツ」の枯木(山頂近くの車窓)<br />

    「アオモリトドマツ」の枯木(山頂近くの車窓)

  • 遠くに見えるのは「秋田駒ヶ岳」(山頂近くの車窓)<br />

    遠くに見えるのは「秋田駒ヶ岳」(山頂近くの車窓)

  • 「八幡平頂上」バス停に到着<br /><br />八幡平レストハウス前にバス停があります。<br /><br />盛岡駅から散策バスで 1時間40分かかりました。<br /><br />バスを降りると八幡平を無料で案内してくれる山岳ガイドさんが待っています。<br />

    「八幡平頂上」バス停に到着

    八幡平レストハウス前にバス停があります。

    盛岡駅から散策バスで 1時間40分かかりました。

    バスを降りると八幡平を無料で案内してくれる山岳ガイドさんが待っています。

  • 八幡平頂上付近の案内図<br /><br />八幡平レストハウスから「ドラゴンアイ」が見られる「鏡沼」まで、自然探勝路を歩いて15分ほどです。<br /><br />探勝路に雪が残っているところがあるのでガイドさんに様子を伺うと、今日であればスニーカーでも行けるとの判断をもらいます。<br /><br />私たちはガイドさんの案内とは別に先に出発します。<br />

    八幡平頂上付近の案内図

    八幡平レストハウスから「ドラゴンアイ」が見られる「鏡沼」まで、自然探勝路を歩いて15分ほどです。

    探勝路に雪が残っているところがあるのでガイドさんに様子を伺うと、今日であればスニーカーでも行けるとの判断をもらいます。

    私たちはガイドさんの案内とは別に先に出発します。

  • 整備された石畳(八幡平探勝路)<br /><br />地元の人は長靴で来ています。<br />

    整備された石畳(八幡平探勝路)

    地元の人は長靴で来ています。

  • 「エンレイソウ」(八幡平探勝路)<br /><br />探勝路のまわりには、山野草や高山植物が咲き始めています。<br /><br />エンレイソウは葉が3枚、萼が3枚、花弁が3枚です。<br /><br />花弁に見える部分は萼で茶色、花の大きさは2cmほど。<br />

    「エンレイソウ」(八幡平探勝路)

    探勝路のまわりには、山野草や高山植物が咲き始めています。

    エンレイソウは葉が3枚、萼が3枚、花弁が3枚です。

    花弁に見える部分は萼で茶色、花の大きさは2cmほど。

  • 可憐な「ショウジョウバカマ」(八幡平探勝路)<br />

    イチオシ

    可憐な「ショウジョウバカマ」(八幡平探勝路)

  • 上品な「ウスバスミレ」(八幡平探勝路)<br />

    上品な「ウスバスミレ」(八幡平探勝路)

  • 鏡沼分岐(八幡平探勝路)<br /><br />八幡平レストハウスから5分ほどで分岐に到着。<br />

    鏡沼分岐(八幡平探勝路)

    八幡平レストハウスから5分ほどで分岐に到着。

  • 鏡沼への道(八幡平探勝路)<br /><br />分岐で左に曲がり進みます。<br />

    鏡沼への道(八幡平探勝路)

    分岐で左に曲がり進みます。

  • 満開の「ミネザクラ」(八幡平探勝路)<br /><br />日本のサクラの中では標高の高い所に咲きます。<br /><br />高山なので雪や風に痛めつけられ、高さも低く屈折した姿をしています。<br /><br />雪解けとともに赤褐色の若葉と一緒に白色や淡紅白色の花が散形状に1~3個咲きます。<br />

    イチオシ

    満開の「ミネザクラ」(八幡平探勝路)

    日本のサクラの中では標高の高い所に咲きます。

    高山なので雪や風に痛めつけられ、高さも低く屈折した姿をしています。

    雪解けとともに赤褐色の若葉と一緒に白色や淡紅白色の花が散形状に1~3個咲きます。

  • 多雪地帯の「アオモリトドマツ」(八幡平探勝路)<br /><br />八幡平のように多雪地帯に多い針葉樹「アオモリトドマツ」(別名オオシラビソ)。<br /><br />下枝が四方に生長しますが、上枝はあまり伸びません。<br /><br />冬、雪に埋もれる下枝と異なり、上枝は極寒の風雪にさらされて生長が遅い。<br />また、上枝のつき方が片側に片寄っているのは強風の影響です。この枝のつき方で冬季の主な風向きが分かります。<br />

    多雪地帯の「アオモリトドマツ」(八幡平探勝路)

    八幡平のように多雪地帯に多い針葉樹「アオモリトドマツ」(別名オオシラビソ)。

    下枝が四方に生長しますが、上枝はあまり伸びません。

    冬、雪に埋もれる下枝と異なり、上枝は極寒の風雪にさらされて生長が遅い。
    また、上枝のつき方が片側に片寄っているのは強風の影響です。この枝のつき方で冬季の主な風向きが分かります。

  • 雪の残る道(八幡平探勝路)<br /><br />スニーカーですが、今日は氷ってないのでそのまま歩けます。<br />

    雪の残る道(八幡平探勝路)

    スニーカーですが、今日は氷ってないのでそのまま歩けます。

  • 鏡沼に到着(八幡平探勝路)<br /><br />分岐から歩きはじめ、途中にいくつかの残雪道を通り、10分ほど到着。<br /><br />これが最近話題になっている「八幡平ドラゴンアイ」です。<br /><br />雪解けが始まり、徐々に「龍の目」の姿になっていくのですが、毎年決まった時期とはなりません。<br /><br />しかも「ドラゴンアイ」が見られる期間は1~2週間ほど。2020年は雨も降り3日間でした。<br />

    鏡沼に到着(八幡平探勝路)

    分岐から歩きはじめ、途中にいくつかの残雪道を通り、10分ほど到着。

    これが最近話題になっている「八幡平ドラゴンアイ」です。

    雪解けが始まり、徐々に「龍の目」の姿になっていくのですが、毎年決まった時期とはなりません。

    しかも「ドラゴンアイ」が見られる期間は1~2週間ほど。2020年は雨も降り3日間でした。

  • 雪解けの絶景「八幡平ドラゴンアイ」<br /><br />小高い位置に移動すると、より感動します。<br />真ん中の瞳とその周りをライトブルーの美しい「虹彩(こうさい)」が囲み、まさにドラゴンのような「巨大な目」が現れています。<br /><br />八幡平リゾートさんが観察してきた「ドラゴンアイ観察日記2020」によれば、6/8~6/10が最適な状態で、翌日から雨で崩壊していきました。<br />5/24 雪面だったところが円周状に水がにじんできて、目玉らしくなる(目玉の原型)<br />6/02 融雪がだいぶ進み、沼の周囲に沿って水が溜まる(虹彩完成)<br />6/04 水面中央に残る雪の丘の中心部にやや窪みが出来る(瞳の原型)<br />6/08 窪みは深くなって薄っすらと水がにじんできて「開眼」(瞳と虹彩ができ開眼)<br />6/09 窪みはさらに深くなっていて水がにじみ、(瞳が)ハッキリしていて、ほぼ「ドラゴンアイの完成」<br />6/10 ドラゴンアイが持続、でも明日からの雨で崩壊するかも<br />6/15 中央の瞳の部分も雪が融けてぽっかり黒目になる<br />6/18 瞳の部分がだいぶ大きくなり東側の水面も広がり、瞳と水面の部分に何本もの亀裂が入り、ドラゴンアイは最終段階<br />

    イチオシ

    雪解けの絶景「八幡平ドラゴンアイ」

    小高い位置に移動すると、より感動します。
    真ん中の瞳とその周りをライトブルーの美しい「虹彩(こうさい)」が囲み、まさにドラゴンのような「巨大な目」が現れています。

    八幡平リゾートさんが観察してきた「ドラゴンアイ観察日記2020」によれば、6/8~6/10が最適な状態で、翌日から雨で崩壊していきました。
    5/24 雪面だったところが円周状に水がにじんできて、目玉らしくなる(目玉の原型)
    6/02 融雪がだいぶ進み、沼の周囲に沿って水が溜まる(虹彩完成)
    6/04 水面中央に残る雪の丘の中心部にやや窪みが出来る(瞳の原型)
    6/08 窪みは深くなって薄っすらと水がにじんできて「開眼」(瞳と虹彩ができ開眼)
    6/09 窪みはさらに深くなっていて水がにじみ、(瞳が)ハッキリしていて、ほぼ「ドラゴンアイの完成」
    6/10 ドラゴンアイが持続、でも明日からの雨で崩壊するかも
    6/15 中央の瞳の部分も雪が融けてぽっかり黒目になる
    6/18 瞳の部分がだいぶ大きくなり東側の水面も広がり、瞳と水面の部分に何本もの亀裂が入り、ドラゴンアイは最終段階

  • 神秘的な「ドラゴンアイ」<br /><br />ドラゴンアイがどのようにしてできるのか、まだ解明されていません。<br />

    神秘的な「ドラゴンアイ」

    ドラゴンアイがどのようにしてできるのか、まだ解明されていません。

  • 「めがね沼」(八幡平探勝路)<br /><br />鏡沼の隣にある「めがね沼」は普通の沼です。<br /><br />では、ドラゴンアイを十分観賞できたので、レストハウスに戻ります。<br />

    「めがね沼」(八幡平探勝路)

    鏡沼の隣にある「めがね沼」は普通の沼です。

    では、ドラゴンアイを十分観賞できたので、レストハウスに戻ります。

  • ボクは滑らないぞ~(八幡平探勝路)<br /><br />これから見に行く家族たち。<br />

    イチオシ

    ボクは滑らないぞ~(八幡平探勝路)

    これから見に行く家族たち。

  • 春の訪れ「フキノトウ」(八幡平探勝路)<br />

    春の訪れ「フキノトウ」(八幡平探勝路)

  • 青空に伸びる「アオモリトドマツ」(八幡平探勝路)<br />

    青空に伸びる「アオモリトドマツ」(八幡平探勝路)

  • 青紫のスミレ(八幡平探勝路)<br /><br />「ミヤマスミレ」に似ています。<br />

    青紫のスミレ(八幡平探勝路)

    「ミヤマスミレ」に似ています。

  • 太陽の光を浴びる「ミネザクラ」(八幡平探勝路)<br />

    太陽の光を浴びる「ミネザクラ」(八幡平探勝路)

  • 八幡平を訪れる人たち(八幡平探勝路)<br /><br />コロナの影響でツアーの団体客とは会わず。<br />

    八幡平を訪れる人たち(八幡平探勝路)

    コロナの影響でツアーの団体客とは会わず。

  • 木陰に隠れる「コミヤマカタバミ」(八幡平探勝路)<br /><br />深山の針葉樹林内に群生する多年草「コミヤマカタバミ」。<br /><br />花は、基部に黄色の斑が入り、時に脈が淡紅色を帯びる特徴があります。<br /><br />葉は、中央に線の入ったハート型の3枚の葉よりなります。<br />

    イチオシ

    木陰に隠れる「コミヤマカタバミ」(八幡平探勝路)

    深山の針葉樹林内に群生する多年草「コミヤマカタバミ」。

    花は、基部に黄色の斑が入り、時に脈が淡紅色を帯びる特徴があります。

    葉は、中央に線の入ったハート型の3枚の葉よりなります。

  • 美しい淡紅色の脈(コミヤマカタバミ)<br /><br />数少ないですが、淡紅色の脈の入った花がありました。<br />

    美しい淡紅色の脈(コミヤマカタバミ)

    数少ないですが、淡紅色の脈の入った花がありました。

  • 首をかしげる「ショウジョウバカマ」(八幡平探勝路)<br />

    首をかしげる「ショウジョウバカマ」(八幡平探勝路)

  • 八幡平から眺める「岩手山」(八幡平探勝路)<br /><br />南東の方角にそびえる「岩手山」。<br />

    八幡平から眺める「岩手山」(八幡平探勝路)

    南東の方角にそびえる「岩手山」。

  • 「ミツバオウレン」の群落(八幡平探勝路)<br /><br />花の高さは5-10cmになり、1個のはなを上向きにつけます。<br /><br />白い花弁にみえるのは萼片で5枚あり、長楕円形。<br /><br />花弁は蜜を分泌し、黄色で萼片より小さい。<br />

    イチオシ

    「ミツバオウレン」の群落(八幡平探勝路)

    花の高さは5-10cmになり、1個のはなを上向きにつけます。

    白い花弁にみえるのは萼片で5枚あり、長楕円形。

    花弁は蜜を分泌し、黄色で萼片より小さい。

  • 高山に生えるヤナギ「ミヤマヤナギ」(八幡平探勝路)<br /><br />地を這うように横に広がる「ミヤマヤナギ」。<br /><br />花は葉と同時に円柱形の尾状花序を立てます。<br />花序の軸に細い軟毛があり、下部に3~5個の小さな葉をつけます。<br /><br />別名「ミネヤナギ」。<br />

    高山に生えるヤナギ「ミヤマヤナギ」(八幡平探勝路)

    地を這うように横に広がる「ミヤマヤナギ」。

    花は葉と同時に円柱形の尾状花序を立てます。
    花序の軸に細い軟毛があり、下部に3~5個の小さな葉をつけます。

    別名「ミネヤナギ」。

  • 秋田県と岩手県の県境(レストハウス付近の見返峠)<br /><br />八幡平は岩手県と秋田県にほぼ等面積で広がります。<br /><br />ドラゴンアイの鏡沼は秋田県、八幡平頂上・八幡沼は岩手県など。<br />

    秋田県と岩手県の県境(レストハウス付近の見返峠)

    八幡平は岩手県と秋田県にほぼ等面積で広がります。

    ドラゴンアイの鏡沼は秋田県、八幡平頂上・八幡沼は岩手県など。

  • ここは八幡平だよ(パークセンター)<br />

    ここは八幡平だよ(パークセンター)

  • 「八幡平パークサービスセンター」<br /><br />八幡平山頂周辺の利用案内、自然情報の提供、写真の展示などを行っています。<br />

    「八幡平パークサービスセンター」

    八幡平山頂周辺の利用案内、自然情報の提供、写真の展示などを行っています。

  • 「シラネアオイ」(レストハウス西側斜面)<br />

    「シラネアオイ」(レストハウス西側斜面)

  • 南の方角に「秋田駒ヶ岳」(レストハウス付近)<br />

    南の方角に「秋田駒ヶ岳」(レストハウス付近)

  • ミズバショウの群落(レストハウス東側斜面)<br />

    ミズバショウの群落(レストハウス東側斜面)

  • 雪の斜面(レストハウス東側斜面)<br /><br />遠くに見えるのは「岩手山」。<br />

    雪の斜面(レストハウス東側斜面)

    遠くに見えるのは「岩手山」。

  • 夏スキーを楽しむ人たち(レストハウス東側斜面)<br />

    夏スキーを楽しむ人たち(レストハウス東側斜面)

  • 「アオモリトドマツ」の八幡平(レストハウス周辺)<br />

    「アオモリトドマツ」の八幡平(レストハウス周辺)

  • 「八幡平アスピーテライン」(レストハウス周辺)<br /><br />見返峠から八幡平市へ下りる道です。<br />

    「八幡平アスピーテライン」(レストハウス周辺)

    見返峠から八幡平市へ下りる道です。

  • 帰りの「八幡平自然散策バス」(レストハウス前)<br /><br />春号のバスは、ここを13:50に出発します。<br /><br />バス側面の「八幡平ドラゴンアイ」は、真ん中の瞳も青く染まり、素晴らしい写真です。<br />

    帰りの「八幡平自然散策バス」(レストハウス前)

    春号のバスは、ここを13:50に出発します。

    バス側面の「八幡平ドラゴンアイ」は、真ん中の瞳も青く染まり、素晴らしい写真です。

  • 樹海ラインを出発(車窓)<br /><br />少しだけ秋田県側を走り、岩手県に入ります。<br /><br />帰りは下り坂です。<br />

    樹海ラインを出発(車窓)

    少しだけ秋田県側を走り、岩手県に入ります。

    帰りは下り坂です。

  • アオモリトドマツと岩手山(樹海ラインの車窓)<br />

    アオモリトドマツと岩手山(樹海ラインの車窓)

  • 「太古の息吹」(樹海ラインの車窓)<br /><br />樹海ラインの途中にある「太古の息吹」は、高温の熱泉と蒸気がポコポコと音を立てて噴出している場所。<br />(藤七温泉を過ぎ、バスで5分ほど下ったところにあります)<br /><br />地元のおばちゃんが温泉卵を作りに行くところです。<br />

    「太古の息吹」(樹海ラインの車窓)

    樹海ラインの途中にある「太古の息吹」は、高温の熱泉と蒸気がポコポコと音を立てて噴出している場所。
    (藤七温泉を過ぎ、バスで5分ほど下ったところにあります)

    地元のおばちゃんが温泉卵を作りに行くところです。

  • ダケカンバ(樹海ラインの車窓)<br />

    ダケカンバ(樹海ラインの車窓)

  • 樹海の中に佇む「大揚沼」(樹海ラインの車窓)<br /><br />八幡平の南部に源を発する北ノ又川の谷の北側、標高1,100mの山腹にある約1.7haの「大揚沼(おおあげぬま)」です。<br /><br />下の方に八幡平市の高原地帯も見えてきました。<br />

    イチオシ

    樹海の中に佇む「大揚沼」(樹海ラインの車窓)

    八幡平の南部に源を発する北ノ又川の谷の北側、標高1,100mの山腹にある約1.7haの「大揚沼(おおあげぬま)」です。

    下の方に八幡平市の高原地帯も見えてきました。

  • ここは「モリアオガエル」の繁殖地(大揚沼)<br /><br />ダケカンバ・アオモリトドマツ・ハンノキ・ヤナギなどの混合林と湿原に囲まれた「大揚沼」。<br /><br />約600mにわたる沼岸のほとんど全域に天然記念物「モリアオガエル」の繁殖が見られ、岩手県下における最大の貴重な繁殖地です。<br />

    ここは「モリアオガエル」の繁殖地(大揚沼)

    ダケカンバ・アオモリトドマツ・ハンノキ・ヤナギなどの混合林と湿原に囲まれた「大揚沼」。

    約600mにわたる沼岸のほとんど全域に天然記念物「モリアオガエル」の繁殖が見られ、岩手県下における最大の貴重な繁殖地です。

  • 八幡平(樹海ラインの車窓)<br /><br />北ノ又川の谷を挟んだ向かいの山の稜線。<br /><br />「八幡平アスピーテライン」はこの稜線を通っています。<br />

    八幡平(樹海ラインの車窓)

    北ノ又川の谷を挟んだ向かいの山の稜線。

    「八幡平アスピーテライン」はこの稜線を通っています。

  • 栗の頭みたいな「岩手山」(樹海ラインの車窓)<br /><br />右側に「大地獄谷」。<br />

    栗の頭みたいな「岩手山」(樹海ラインの車窓)

    右側に「大地獄谷」。

  • 大地獄谷(樹海ラインの車窓)<br /><br />活発な噴気活動を繰り返してきた「大地獄谷」。<br />

    大地獄谷(樹海ラインの車窓)

    活発な噴気活動を繰り返してきた「大地獄谷」。

  • 「松川温泉」に到着<br /><br />ここでバスを降り、今晩は秘湯の宿「峡雲荘」に泊まります。<br /><br />今回の「ドラゴンアイ」は見頃と思える時期に観賞できました。<br /><br />次回は無理かも知れませんが、綺麗な目が現れた時に会いたいです。<br />

    「松川温泉」に到着

    ここでバスを降り、今晩は秘湯の宿「峡雲荘」に泊まります。

    今回の「ドラゴンアイ」は見頃と思える時期に観賞できました。

    次回は無理かも知れませんが、綺麗な目が現れた時に会いたいです。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • fuzzさん 2020/08/03 12:43:59
    ドラゴンアイをご存じとは!?
    かっちんさん、こんにちはー♪

    まさか、ドラゴンアイをご存じとは。
    私は今年初めて知りました。
    岩手の情報番組で見た時には既にシーズンオフでしたから、来年行ってみようと思います。
    先を越された~(笑)

    fuzz

    かっちん

    かっちんさん からの返信 2020/08/03 21:59:47
    RE: ドラゴンアイをご存じとは!?
    fuzzさん こんばんは〜

     今年のドラゴンアイが開眼する見頃の時期を知り、盛岡に用事をつくり出かけました。
     毎年、同じ姿にはならず、瞳の色もまちまち。
     過去の写真をHPなどで見ていると、今年は「中の上」くらいかな。

     fuzzさんの地元なので、ぜひぜひ毎年訪れて旅行記で報告してください。

     先を越してしまった かっちんより

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