2020/04/02 - 2020/04/04
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さくらいろさん
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緊急事態宣言が出る直前に伊豆・下田旅行をしました。
行くかどうか迷いましたが、行ってみることに。
今回もトラピックスのパッケージ旅行です。
”往復踊り子号利用!伊豆・下田温泉「下田東急ホテル」で
のんびり過ごす3日間”
下田東急ホテルに2泊(2食付き)で1人29,900円でした。
出発すると東京を離れるにつれて穏やかな景色が広がり
天気も良くて、春爛漫の伊豆を楽しむことができました。
初日は踊り子号で下田に着いてから、うなぎの名店で昼食、
下田の町歩きもした後にホテルに向かいました。
2日目は鉄ちゃん夫のプランで黒船電車で城ケ崎海岸へ行き
そこから城ケ崎ピクニカルコースを散策。
3日目はロープウェイで寝姿山に上がり、花公園やできたばかりの
展望レストランで地ビールを楽しみました。
桜も満開、春の伊豆旅行はのんびり穏やかな旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
伊豆旅行の始まりは踊り子号から。
品川発10:08の「踊り子7号」に乗ります。 -
指定席でしたが、車内はガラガラ。
やはり出かける人は少ないようです。 -
東京を離れるにつれて、緑も多くなり
景色が良いです。
富士山も見えました。 -
天気がよくて海もきれい。
網代の海。 -
伊豆大島も見えてきました。
-
湯けむりが上がる熱川温泉。
-
12:41には、伊豆急下田駅に到着しました。
-
列車を降りて改札に向かうと歓迎の素敵な
暖簾が下がっています。 -
改札を出て振り返るとこんな感じ。
出口の近くにコインロッカーがあったので
荷物を預けました。
ホテルの送迎車に乗る前に昼食と町歩きをします。 -
駅を出て撮った伊豆急下田駅舎。
-
駅前にある黒船の模型「サスケハナ号」
下田は伊豆半島の南東端。下田港は須崎半島に
抱かれた伊豆半島一の良港です。
その下田港には黒船が投錨しました。 -
駅から歩いて昼食の店へ。
「小川家」
下田港の近くでした。 -
店の正面。
こちらから入ります。 -
13:30に予約していました。
「小川家」は伊豆半島随一のうなぎの名店。
完全予約制で、しかも予約困難と言われる老舗です。
(土用丑の日は休み、とのこと)
通常はとても直前の予約は無理ですが、この時は
夫が電話して大丈夫でした。
奥の座敷に4,5人のお客さんがいましたが、すいています。 -
2人とも「うな重」を注文しました(3,950円)
うなぎがふっくらと柔らかくてタレの味も
好みです。
ご飯もいいお米で、とても美味しかったです。
美味しいうなぎ屋さんはご飯も美味しいよね、と
夫と話したことです。
(翌日の海鮮丼のご飯が残念だったので、印象深い) -
昼食の後、少し町歩きをします。
歩いてすぐの下田内港へ。 -
ペリー艦隊来航記念碑がありました。
1854年(嘉永7年)にアメリカ艦隊を率いて来航した
ペリー提督の記念碑です。
ペリー提督の胸像は下田条約調印の地、了仙寺を向いています。
記念碑前の錨はアメリカ海軍から寄贈されたもの。
1980年に建立され、以前に来た時には下田公園下にありましたが
2002年に本来のペリー上陸記念地点に移設されていました。 -
天気が良くて景色もきれいです。
次はペリー提督の胸像が向いているという
了仙寺へ。 -
了仙寺への参道。
-
中に入ると、立派な門がありました。
了仙寺は日蓮宗の寺。
日米開交にあたり、幕府とアメリカ側全権ペリーとの
議場となり、1854年(安政1年)5月、日米和親条約付録
下田条約が締結されました。
参道から境内にかけて1000株ものアメリカジャスミンが
植樹されていて「ジャスミン寺」の別名を持っているとのこと。 -
本堂は、歴史を感じる建物です。
了仙寺は1635年(寛永12年)初代下田奉行が開創。
宝物館には、ペリー直筆の公文書や黒船来航絵巻など
3000点を越える国内最大の黒船コレクションを収蔵・
展示しています。
(今回は行きませんでした) -
本堂に掲げられていたのは「ペリー提督
黒船陸戦隊調練の図」
黒船従軍画家・ハイネによって描かれたとあります。
ここ下田にはペリー艦隊来航にまつわる物がたくさん
あるんだな、と改めて思いました。 -
境内の桜は満開。
了仙寺はジャスミン寺とも呼ばれるとありましたが、
この時にはそれを知りませんでした。
帰ってからジャスミンもあったのかな、と気になって
調べると5月中旬~下旬に満開になるとのこと。
その時期には香りも良く、美しいジャスミンの花が
見られるので、それを目当てに来る人も多いとか。 -
下田駅に戻る道路には、ペリーロードの
案内がありました。 -
下田市民文化会館前に置かれていたのは
「1837年製のカノン砲」と「第50回黒船祭を
記念して米国海軍から贈呈された錨」 -
駅に向かう途中で目を引く看板は「宝福寺」前の
坂本龍馬と唐人お吉。
龍馬が飛び、お吉が眠るとあります。 -
こちらが「宝福寺」
1559年開基の浄土真宗の寺院。
アメリカ総領事タウンゼント・ハリスの待妾・唐人お吉の
墓があり、お吉記念館もありました。
坂本龍馬に関しては、1863年、この寺に滞在していた
土佐藩主山内容堂の元へ勝海舟が訪れ、坂本龍馬の土佐藩
脱藩の罪の許しを乞い、認められたとのこと。
この時、龍馬は住吉楼という遊郭で待機していて、宝福寺を
訪れてはいないとのこと。
それでも龍馬にゆかりの寺、ということでしょうか。 -
さらに歩いて行くと、下田らしいなまこ塀の
家もありました。 -
下田駅に戻り、14:55のホテルのシャトルバスに
乗ります。
駅の改札口には、ホテルや旅館の送迎の人が
何人か来ていました。
東急ホテルの運転手さんにも会えて、車へ。 -
バスで15分ほどでホテルに到着しました。
チェックインします。
2泊で2食付きなので、夕食のメニューは同じですかと
聞くと、変わりますとのことなのでそのままにしました。
別料金で特別料理も注文できるとのことでしたが、食事の
内容が分からないので、今回はそのままに。 -
部屋に案内されました。
下田東急ホテルは1962年開業です。
下田温泉付きのリゾートホテル。
2017年に全館改装されているので、客室もきれいです。
6階建て、全112室で、私達は5階の部屋でした。 -
パジャマの用意もありました。
-
部屋の入り口近くには小さなクローゼットと
冷蔵庫。 -
冷蔵庫の上には無料の水とお茶のセットが
あります。 -
バスルームもきれいでしたが、お風呂は
せっかくの温泉なので、大浴場に行きました。 -
何より素晴らしいのは部屋からの景色。
ホテル自体が海抜56mの高台に建っています。
眼下に大浦海岸と鍋田浜を眺望、晴れた日には
伊豆七島までも一望できます。
天気に恵まれたおかげで、この景色を堪能しました。 -
夕食も朝食も時間を指定して混み合わないように
なっていました。
私達は夕食を18:30からにお願いしました。
それまでホテルの敷地内を散歩します。
庭から建物を見上げたところ。 -
庭の先にはベンチに座って景色を眺められる
場所もありました。 -
「バチカンのオリーブ」も植樹されていました。
ローマ教皇庁より贈呈された苗木を記念植樹したと
ありました。 -
鍋田浜も見えます。
-
夏は賑わうプール。
4月は休業中。 -
夕暮れになってきました。
さて、夕食に向かいましょう。 -
夕食は「マ・シェール・メール」で2日ともに
コース料理でした。
まずは「彩り豊かなお刺身オードブル」
甘エビ、金目鯛(美味しい)、もずく、ホタルイカなど。
ビールも注文しました。 -
続いて「サーロインステーキの網焼き」
トリュフ風味のマッシュポテト、クレソン添え
お肉が柔らかくて、とても美味しかったです。
マッシュポテトも風味が良かった。 -
「金目鯛の甘酒漬け焼き 蓮根甘酢添え」
魚料理は金目鯛でした。
伊豆らしい料理ですが、甘酒で思ったよりも甘味が
強かったです。 -
ご飯は十六種雑穀米。
食感(プチプチ)が良くて好きな味でした。
香の物と味噌汁。 -
デザート。
レモンとチョコレートのケーキでした。
レモンの酸味が良かった。紅茶と共に。
コース料理なので、ゆっくり食事をして
かなりお腹いっぱいになりました。
部屋に戻り、少し休憩して大浴場へ。
温泉にゆったり浸かってのんびり。
1日目は終了。 -
2日目の朝です。
ロビー奥のラウンジは朝日が差し込みます。
海も見えるロケーション。 -
ホテルに滞在するゲストのために、ランチメニューも
ありました。
私達はこの日は1日出かけてしまいます。
まずは朝食へ。 -
朝食会場は夕食と同じ「マ・シェール・メール」
時間を予約しているので、混雑しません。
ブッフェですが、入り口でビニールの手袋をもらい
それをつけて料理を取ります。
コロナの対策、いろいろありました。 -
ホテルの朝食ブッフェらしく、品数も多くて
楽しみ。 -
お寿司もあります。
いか、海老、穴子、かつおの4種類。
そして、朝から赤・白ワインと日本酒もありました。 -
夫のプレート。
お寿司もしっかり並んでいます。
今日は列車で観光するので、ワインも大丈夫。
(レンタカーでないと気楽でいいね) -
私のプレート。
生オレンジジュースと白ワインも。
シチリアのワインでした。 -
食後に私はヨーグルト、夫はフルーツを選んでいました。
-
朝食後に庭に出て、少し散歩。
今日も天気が良く、朝の散歩は気分がいいです。 -
9:50のシャトルバスで下田駅に向かいます。
-
下田駅には「THE ROYAL EXPRESS」の待合室が
ありました。
ロイヤルエクスプレスは2017年から横浜と
伊豆急下田間で運行される観光列車。
伊豆急行の車両を貸切り、東急が催行する旅行商品として
発売されます。
1泊2日の「クルーズプラン」は1人135,000円から20万円。
水戸岡鋭治氏のデザインで、伊豆急行2100系5次車を改造した
専用車両を使用しています。
(鉄ちゃん夫の解説)
最近、JR九州などでもこだわりの車両で行く豪華な鉄道旅が
人気です。
パンフレットをいただいたら、素晴らしい車内の写真が
ありました。
「一流ホテルを思わせる究極の移動空間」で星付きシェフの料理を
楽しむツアーのようです。 -
私達は、今日は夫のプランで鉄道の旅です。
まずは城ケ崎海岸まで「黒船電車」に乗ります。
伊豆急の「黒船電車」はリゾート21EX。
「キンメ電車」もあり、こちらは金目鯛をイメージした
赤い電車です。
2014年に下田開港150周年を記念して運転を開始し、
2019年にリニューアルしています。 -
乗車する日にちや時間で運行の電車が違うので
夫が得意の時刻表で調べていました。 -
特別仕様の列車ですが、普通乗車券で乗れます。
こちらが普通車の座席。
伊豆急は伊豆半島東部の海岸沿いを走るので
視界いっぱいに海が広がります。
景色を眺められるように配置された座席です。
この1両に私達2人だけという贅沢さでした。 -
こちらはロイヤルボックス車。
2020年4月1日から6月30日まで黒船電車に連結
されています。
グリーン車に相当する車両ですが、この間は
特別に普通乗車券のみで利用できました。
(鉄ちゃん夫が本領発揮で調べた結果) -
この車両に移動しても2人だけでしたが、
ロイヤルボックス車の素晴らしいところは
長いトンネルを走行中は、天井に星空などの
イルミネーションが映されること。 -
列車内のイルミネーション、初めて見ました。
-
こんな景色も映し出されてきれいです。
長いトンネルということで、ここは河津・稲梓間の
谷津トンネル(2796m)でした。
これだけで1つのイベント。 -
ということで、トンネルを抜けると河津の町が
見えました。
以前に河津桜を見に来たことがあります。
その時は車だったので、大渋滞で大変だった思い出。
今は4月なので河津桜は終わって、普通の桜が見えました。 -
伊豆大島も目の前。
車内放送で車掌さんが伊豆七島の案内放送を
してくれます。 -
窓の外でも桜が満開。
-
大きな窓いっぱいに広がる海。
-
50分の電車の旅で11:05には城ケ崎海岸駅に
到着しました。 -
駅のホーム脇に無料の温泉足湯「ぽっぽの湯」が
ありました。
これから歩き始めるのですが、帰りはこの駅に
戻ってこないので、足湯でひと休み。
ここから城ケ崎海岸に向けて歩きます。
その2に続く。
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