チムジル服を 脱いだり 着たり 綱わたり　２

2013/04/05 - 2013/04/08

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2013年 韓国龍仁　その２

　〇　2013年4月5日（金）　岡山→ソウル　　
　〇　2013年4月6日（土）　ソウル→龍仁→ソウル
　●　2013年4月7日（日）　ソウル
　●　2013年4月8日（月）　ソウル→岡山

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝食は、『松竹粥専門店』へ。
7時から開いて、日本語もOK。
店名を、漢字で書いてあると、見つけやすくてホッとする。
アワビの肝粥は、ちょいお高めだけど。
『松竹』という粥専門店が、明洞や、New Seoul Hotelの2階にもあるが、姉妹店？

松竹粥専門店（ソンチュッチュッチョンムンジョン） 韓国料理

アワビ粥とシッタカ粥を注文。
このシッタカ粥って、おいしいんだよ～
嫁隊員：「で、シッタカって何？」
え、シッタカ？　え～と、あの～
知ったかぶりがバレてしまう。

これが、シッタカだった。
「思い知ったか！」

20年ぶりに景福宮へ。
以前来た時には、ここに旧朝鮮総統府があった。
大理石の荘厳な建物で、内装も素晴らしかった。
賛否あるだろうが、コンクリートの光化門を建てるために、旧総督府を壊したのは、本当にもったいない。
せめて、移築してほしかった。
あんなに費用をつぎ込んだ建物、二度と作れない。

景福宮 城・宮殿

そんな感傷に浸っている私を尻目に、イケメン巨神兵を見つけ、
嫁隊員：「写真、撮って～」
平和な世の中だ。

昨日のロケセットより、本物の勤政殿の方が、かなり大きい。

内装も、文官の座るスペースがずいぶん広い。
床のタイルの向きは違うが、禅宗のお寺の雰囲気。

南を振り返ると、現代のソウルが広がっている。
この石像は、伝説の動物『ヘチ』かな？
でも、この像は、可愛い『ポチ』だな。

位によって、立つ場所が決まっている。
ここは正二位だから、大監(テガム)以上のマス席。
嫁隊員：「私は『テガム』だからここ。下々は下がりおろ～。」
では、嫁隊員以上の権力者は誰なんだ？
スーパーの割引シール貼り係？

奥へ入っていくと、庭園が広がる。
チャングムも、こういう所で、王様をはだしで歩かせたのか。
(フィクションなので、史実ではないが…)

香遠亭 史跡・遺跡

こんな所で、上級国民たちは、酒を飲んでいたんだろうな。

慶会楼 城・宮殿

でも、今はここで、誰でも王様になれる。
子ども用の王様服をレンタルしてもらって、今から景福宮見学かな？
かわいいね～

昼食は、奨忠洞のチョッパル通りにやって来た。
チョッパルは、南大門市場でも見かけるが、老舗の
『元祖１号 奨忠洞ハルモニチッ』に行って、食べたかったのよ。

ウォンジョ チャンチュンドン ハルモニチッ (元祖奨忠洞ハルモニチッ) 韓国料理

豚足 小（２人分）を注文したが、トンでもない量！
手首から先の部分かと思っていたら、腕の部位もある。
持ち帰りもOKらしいが、巨大な骨を持って歩いていたら、
「ギャートルズかっ！」って突っ込まれてもいけないので、
ブヒーと言いながら、平らげた。

ウォンジョ チャンチュンドン ハルモニチッ (元祖奨忠洞ハルモニチッ) 韓国料理

皮にはコラーゲンがたくさん。
髪の栄養になるそうなので、絶対残さず食べねば…
女性には、肌の老化を防いだり、母乳の出を促すらしい。
嫁隊員：「しっかり食べないといけないわね…」
老化防止はよいとして、母乳への効果は不要では…

弘大に『Music Show Wedding』を見に行った。(現在終了)
観客が、披露宴の招待客になる、面白いストーリーだ。
入口で新郎新婦さんが、「披露宴にようこそ！」と出迎えてくれる。

司会役の俳優さん。
ステージの真ん前の席だったので、俳優さんともハイタッチができて、最高！

夜、南大門に行って、ホットクを25個買う。＋１個おまけ。
どんだけ買うんだ！
嫁隊員：「チャプチェホットク、大～好き。」
ハズキルーペの、菊川怜さん風に、読者へのサービス。
そのウインク、喜ぶ人、いるのか？

南大門市場 市場

今回のお宿は、『ブラウンホテル』。
嫁隊員：「韓ドラが映れば、どこでもいいのよ。」

Hotel Brown ホテル

ホットク、かつぐと重荷。
関釜フェリーの、かつぎ屋オモニか！
さあ、日常生活の日本に帰りましょ。