2020/06/27 - 2020/06/27
410位(同エリア890件中)
sss54visionさん
- sss54visionさんTOP
- 旅行記10冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 8,395アクセス
- フォロワー2人
龍泉洞で地下の神秘を見て、他の鍾乳洞も是非見なければ!と思ったのが2月の末。やっぱり鍾乳洞なら秋芳洞でしょ、と計画し、せっかく遠征するのだから気になっていた大和ミュージアムも道中だから立ち寄ろう、と採用決定。他にも鍾乳洞がないかとネットで探したら浜松近郊に竜ヶ岩洞という鍾乳洞がある。これも道中だから途中下車の旅でまとめて行ってしまおう、と概要行程決定。さぁ、4月に決行だ!と、帰路の航空チケットと宿の手配をして気分が高まってきた頃にコロナの自粛要請。ま、仕方ないかとやむなくキャンセルし、機会を窺っていたところ、6月19日に都道府県をまたがる移動自粛の解禁。チャンスとばかりに速攻、航空チケットと宿の手配をして、いざ出発!大和ミュージアムでは若干の制限があったけど、どこも人混みがなく、快適な観光ができました。艦船めぐりと秋芳洞では大興奮!
1日目:東京駅(新幹線)浜松駅(バス)竜ヶ岩洞入口(バス)浜松駅(新幹線)広島駅(バス)中電前(宿泊)
2日目:中電前(バス)呉駅(徒歩)てつのくじら館(徒歩)大和ミュージアム(徒歩)呉艦船めぐり(徒歩)呉駅(JR)広島駅(新幹線)新山口駅(宿泊)
3日目:新山口駅(レンタカー)秋芳洞(レンタカー)秋吉台(レンタカー)山口宇部空港(飛行機)羽田空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
呉駅から案内板に従い大和ミュージアム方向に向けてショッピングセンターを抜けると右手にこのような光景が見える。いったん左方向(この写真と逆方向)に進み、階段を降りてからこの潜水艦方向に向かうと、目的地のてつのくじら館がある。コロナの影響で入場制限をしているみたいだけど、何とか初回に間に合う。入口に到着したのが9:30よりちょっと前。見学時間の制限があるみたいで、何時までか聞くと10:30までとのこと。1時間ちょっとあるから大丈夫か、と見学開始。例のごとく検温し、連絡先を記入して潜入開始。ちなみに入場料は無料。
海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館
-
まずは海上自衛隊のお仕事についてお勉強。機雷の除去についてが最初のコーナー。世界の至る所で海上自衛隊は活躍されている。機雷の構造を模型で学習です。水面の浮きに船が接触すると、つながっている水中の本隊が爆発する。至ってシンプルな構造だけど、機雷の構造なんて考えたことなかったから、初めて知ったこと。
Mine SweeperっていうWindowsのゲームにはまった時期もあったなぁ。 -
一眼レフを持って行ったけど、ここでは出番無し。iPhone恐るべし、フラッシュ無しでもこのクオリティ。
-
-
このような絵が描かれているモノが本当に使用されているの?と素朴な疑問。遊び心があっていいねぇ、等と思いながらよく見るとお腹が凹んでいる。機雷の除去作業中に受けた損傷で凹んでいるとの説明書き。
-
戦後、アメリカより潜水艦を訓練用として購入し、使用していたとのこと。その名は『くろしお』。『くろしお』で日本の潜水艦乗りが育てられた。
-
潜水艦の構造をお勉強するコーナー。潜望鏡の水面上に出る部分の模型。こんな大きさなんだ。
-
最新鋭の潜望鏡には日本の技術が満載されているんだろうなぁ。
-
潜水艦の骨格標本。
-
潜水艦に勤務する隊員(下士官)の居住スペース。プライバシーなんて無いに等しい。慌てて飛び起きたら絶対に顔面というか頭部を強打する。
中段への身体の潜り込ませ方の説明書きがあったので、コロナ騒動でなければ中段で横になることができたみたい。 -
食事の一例。毎週金曜日はカレーの日、というのはなんとなく聞いたことがあったけど、その理由を初めて知る。1度航海に出て、同じ空間で生活していると曜日の感覚が無くなってくるので、曜日の感覚をしっかりと意識するため、とのこと。隊員の皆様、ご苦労様です。
-
おぉ、またあった、潜望鏡、骨格標本と共に。コロナ騒動がなければ覗けたみたい、残念、実際に覗いたら何か見えるのかな?
-
潜水艦の模型がたくさんあり、潜水艦開発の歴史をお勉強。昔の潜水艦カラーは、上方は黒、下方は赤。その理由は、上方は空から海中の本体を発見されにくくするため、下方は貝殻等の付着物を防ぐための薬品が配合されており、その薬品の色が赤、とのこと。
-
でも最新型は科学の進歩により薬品の色が黒でできるようになり、全周真っ黒とのこと。
-
この写真は最新鋭機材のそうりゅう型。この時は気付かなかったけど、後で最新鋭機材の見分け方をプロに教えてもらう。
-
ここからてつのくじらへ潜入開始。まさか内部に立ち入りできるとは思ってなかった。てつのくじらの本名は『あきしお』
-
立ち入る前にその大きさを再確認。とてもじゃないけど至近距離では全貌を写すことはできず。
-
いざ、潜入開始。
-
まず出迎えてくれたのは、トイレとシャワーのスペース。確かに狭いけど、安宿常連者からすれば全然ありの広さ。コロナ騒動でなければ、便座に座ってみることもできるのかな?
-
通路に足跡があるところの左側が下士官の居住スペース。
-
これが下士官の居住スペース。たしかに本館で見たのと同じ光景。コロナ騒動でなければ、ベッドでの体感ができるのかな。でも、本日は立ち入り禁止。
-
確かここは、上級士官の居住スペース。少し広いみたいだけど、頭はぶつける。
-
ここは艦長室。艦長といえども限られたスペース。
-
まぁ、頭はぶつけないか。両肘の椅子だし。
-
ここは、操作室というか運転席。当然のことながら、有視界での運転は考えられていない。全て計器による運転ってどんな感じなんだろう。
-
おぉ、本物の潜望鏡だ。覗いても良いとのこと。実際に海の方向が見える。おぉ、凄い!かなり感動する。潜望鏡は昼用と夜用の2基が備えられ、両方を覗くことができる。コロナ騒動の折、こんな体験ができるなんて大興奮!
ちなみに左側にいらっしゃるのが、説明してくださる方。いろいろとお話をうかがいありがとうございました。ちょうどこの春に自衛隊に入隊された方々の研修が終わったタイミングらしく、研修修了生が多数見学されていました。この左側の方は教官もされているのか、研修生の方々とこの先の進路についてのお話をされていました。
潜水艦の乗組員になるには、まず、適性検査に合格しなければならない、とのこと。閉鎖空間で長期間の任務を行う、というか生活するには結構高いハードルがあるみたい。この時お話しされていた研修修了生は、適性検査に合格したみたいで、この先、潜水艦の配属になるみたいな話をされていました。こんな事、書いちゃって良いのかな?
この潜水艦(あきしお)の乗組員の人数を聞いたところ、確か75人だった。ちなみに自衛隊では潜水艦の事故は1件も発生させていない、とのこと。誇りを持って話されていました。では、戦時中はどれくらい事故にあったのか?と尋ねたところ、125隻(だったと記憶している)との回答。そのうち、どれくらい救助できたのか尋ねたところ、潜水艦は攻撃されると助けることはできない、との回答。潜水艦にも大小あると思うので、乗組員が1隻あたり50名だったと仮定して、50名/隻×125隻=6,250名。ただただ、英霊となった方々のご冥福を祈ることしかできない。 -
これがさっき覗いた潜望鏡。
-
てつのくじら館を出て、大和ミュージアムに向かう途中、別の角度から見た『あきしお』。
-
さらに別の角度から。
-
近くには潜水調査船の『しんかい』も。
-
後ろから。
-
大和ミュージアムの全貌。
呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館
-
大和ミュージアムの入口付近には、実物の部品が展示されている。これは引き揚げられた船艦『陸奥』のスクリュー。
-
41センチ主砲身の説明書き。
-
これが戦艦『陸奥』に装備されていた41センチ主砲身。
-
いざ、大和ミュージアムに潜入開始。いきなり戦艦『大和』の1/10スケール模型がお出迎え。1/10でも十分でかい。
-
詳細に作り込んでいる。
-
別の角度から。
-
2階の歩廊からも見ることができる。
-
-
-
-
結構たくさんの砲身が備えられている。
-
これは魚雷。
-
これが『回天』。定員1名の人間魚雷。一旦発射されると戻ってくることはない。24歳ぐらいの青年将校により発案された作戦であることに衝撃を受ける。と共に、『必死』という意味についての認識を改めることになった。従来、海軍には『必死』の作戦は認めない、という慣例があったらしい。だが戦況が芳しくなく、血判状と共に作戦の決行を迫る青年将校に圧される形で作戦が遂行されることになった、とのこと。ここでいう『必死』の作戦、とは、必ず死ぬ作戦、という意味。自分が知っている『必死』という言葉とは意味が違う。戦争は人の心を蝕む。そんな作戦を考案するなんて、ましてや、承認するなんて。ここでは、『回天』で出撃する前に録音した、塚本太郎さんの声の遺書を聞くことができる。胸が詰まる、言葉にならない。『回天』と、ここにはなかったけど『桜花』、こんなものを実現させてしまうなんて、なんと人間は残酷な生き物か。
-
零戦も展示されている。保存状態がよい。
-
日本の素晴らしい技術力を後世に知らせてくれる。
-
操縦桿は1本なんだ。
-
大和ミュージアムから呉艦船めぐりの乗船場に向かう途中、艦船めぐりの宣伝をしている方がいた。どこで受付をしたらよいか聞いたところ、なんとさっき潜水艦の中で説明してくれた方。さっきはどうも、などと互いに挨拶していたら、この方が乗船予定の回の艦船めぐりのガイドをしてくれるとのこと。なんと奇遇なことか。この写真が乗船した船。
呉艦船めぐり ビーチ
-
これは乗船後に撮った写真。コロナ禍で座席は一席おきとなっていたので、混雑することなく快適に乗船できた。乗船人数自体が少なかったこともあったけど。
-
出航するとき、お見送りしてくれる。気分が盛り上がるねぇ。
-
ガイドさんによると今日は結構な数の艦船が停泊している、とのこと。気分がいっそう盛り上がってくる。
-
早速現れた艦船。名前は忘れた。
-
後ろから機材の積み卸しができる運搬用の艦船。名前は忘れた。
-
とにかくでかい。大きさもガイドさんが説明してくれていたけど、忘れた、というか覚えられないほどの情報量。
-
説明してくれたけど何センチ砲だったか忘れた。
-
続々と現れる艦船。
-
こんな船にまで名前が付いている。
-
これもでかい。
-
-
次から次へと艦船が現れ、ガイドさんの説明が途切れることがない。情報量多すぎ!覚えられない!でも初耳のことばかりでおもしろい!!
-
まだまだ続く。
-
いよいよ潜水艦エリア。本日は8隻が停泊中。
-
潜水艦の近くまで大接近。
-
ほんと、すぐそこ。
-
音波等の反射を少なくするため、表面は特殊な素材にしている。
-
こんな間近で潜水艦が見られるなんて。
-
最新鋭の『そうりゅう』型は尾びれが斜めになっている。最新鋭以外は尾びれが十字。
-
斜めになっている部分が水中に発射するミサイル。
-
こんな感じで乗船客は大興奮。
-
ガイドさんがシャッターチャンスを教えてくれるので、乗船客は一斉にスマホを掲げる。
-
写真等を駆使して説明してくれるガイドさん。すごい丁寧な説明だけれど、ものすごい情報量で、覚えてられない。
-
戦艦『大和』の実物の写真。
-
修繕作業中。
-
最後に旗の意味を説明。意味は忘れた。
この呉艦船めぐりは大当たり。約30分の航海だったけど、見所、聞き所満載。軍事オタクでなくともかなり楽しめる内容だと思う。ガイドさんの知識や話術によるところが大きいと思うけど、楽しかった!ありがとうございました。 -
呉駅から広島駅までは電車で移動。広島駅の駅ビル内にカルビーのお店を発見。覗いてみると、その場で揚げてくれるスペシャルなかっぱえびせんを売っている。今だけ増量中の表示に思わず購入。こんな感じて作っているところを見学できる。
-
新幹線で広島から新山口まで移動。揚げたてかっぱえびせんとビールで乾杯。普通のかっぱえびせんより細身だけど、揚げたてというだけでおいしさ倍増。や~められない♪と~まらない~♪かっっぱえ~びせん♪ 思わす口ずさんでしまう。
-
今夜の宿はホテルアクティブ!山口。近所の居酒屋を調べて、夕飯は福の花に出かけることに。
福の花 新山口店 グルメ・レストラン
-
名物の瓦そばはとてもおいしかった。ごちそうさまでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
呉・海田・安浦(広島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 浜松~呉~山口 遠征記
0
79