2020/06/19 - 2020/06/23
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ノーーウォリーズさん
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2020年6月ポストコロナ第1波の最初の旅は、シドニーから海岸線に沿って北上してニューサウスウェールズ NSW州/クイーンズランド QLD州境のツイードヘッズまで往復9日間のドライブ旅してきます。旅の目的はローカルにしか知られていない穴場のビーチを周る事、野生動物(コアラ・カンガルー・ホエール等)を探す事、QLD州境がどうクローズされているのかを確認すること、そして微力ですが観光業のブッシュファイヤとコロナウィルスからの復興を支援する事です。6月は冬のため海で泳ぐ事はできませんが、オフシーズンで人も少なくのんびりとしています。ホリデーコースト(現地ではこう呼びませんが)は日本ではあまり知られていない地域ですが、他にもサーフィン・釣り・ゴルフなどに特化した目的にも良い旅行先です。
ニューサウスウェールズ NSW州では6月1日から州内の旅行禁止が解除されて、ようやくコロナ後にNSW州と南側のVIC州内の旅行に行く事ができる様になりました。この機会にNSW州北部のローカルの旅をしてみることにします。この時期に旅行することに賛否あるでしょうが、出発当時のNSW州の新規コロナウィルス国内感染者は週に10人以下で、ほとんどが海外からの帰国隔離者(しかし南側のVIC州は感染者急増して、7/1からメルボルンの一部が再ロックダウンされました。もし反対方向のメルボルンに向かっていたら途中で引き返していたと思います)。まだコロナウィルスが完全に消えた訳ではないので不安もありますが、車で移動し他人との接触を避ける、人の少ない穴場スポットを中心に周る、出発前にステイホームして自身の陰性を確認する、とリスクを減らした上でポストコロナの旅行を再開することにします。
- 旅行の満足度
- 4.5
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これが行きのNSW州の海岸線を北上するルートです。直進せず色々な見所に寄り道しながら5日かけて北のQLD州境まで行けるだけ行きます。QLD州境はこの時点ではクローズされており、すぐ北のゴールドコーストへは行けません。その距離は1000Km以上、NSW州内だけと言っても巨大です。コロナ後の初旅行では、途中のハンターバレー・ポートスティーブンス・バイロンベイの有名観光地は最小限の滞在として、人がいなくあまり知られていない穴場のローカルスポットを探します。
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1日目(6/19:偶然にも日本で全国移動が解除された日です)、シドニー Sydney出発です。北方向にはM1パシフィックハイウェイ Pacific Hwyを走るのが早いですが、あえて西に並行する一般道に回り道をします。シドニー出発の1時間後にはご覧の様なマンション(日本のそれではなく豪邸という意味)が並んでいる金持ち地域に入ります。
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シドニーの北にはホークスベリー川 Hawkesbury Riverが流れています。
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このホークスベリー川には橋がなく、ご覧の渡し舟ワイズマンズフェリー Wisemans Ferryで渡ります。シドニー圏内とは思えない風景です。ウォレミー Wollemi国立公園へ入ります。
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ホークスベリー川の北側はウォレミー国立公園は、巨大な森に覆われています。この一帯は2019年末の大ブッシュファイアの影響を受けた地域です。その頃70Km離れたシドニー中心部でも毎日すごい煙でした。ウォレミー国立公園の地域住民は避難して彼らの家は今どうなっているか心配でしたが、道から見る限りは焼けた家や森は見られず一安心です。
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上の道はグレートノースロード Great Northern Road、通称コンビクトロードと呼ばれ、19世紀前半に英国からの囚人が作ったシドニー地区で最も古い内陸の道路です。実はここには2つの世界遺産があります。ウォレミー国立公園の自然遺産とグレートノースロードの文化遺産です。その中心となるのがウォロンビー Wollombiという町、歴史ある昔の建物が残っています。
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ウォロンビーのアンティークショップ、道路建設当時の品々でしょうか。しかし興味ない人にはガラクタを売る店にしか見えません。
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ウォロンビーから東へ30Km進むとハンターバレーのワイナリー地区に着きます。ハンターバレーはワイナリー並ぶ有名観光地で人混みが心配でしたが、半分位はクローズ中で観光客はあまりいません。
ハンターバレーワイナリー エンターテイメント
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コロナ後の初旅行で、出発前に決めた通り有名観光地は出来るだけ避けます。ワイナリーでは試飲はせず旅で飲むワインだけを速やかに買うだけです。ゆっくりできないのは残念ですが、ハンターバレーはもう何度も来ている場所なので。
ハンターバレー ガーデンズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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ハンターバレーの夕日を楽しみます。冬なのでブドウはまだ育っていません。
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2日目、ハンターバレーの早朝の様子。オーストラリア内陸部では冬の朝には霧が出やすく、この日も例外ではありません。目が覚めて最初に霧の中のワイナリーを見るのも幻想的です。
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ハンターバレーの近くには、ご覧の様な巨大アグ Uggブーツ像があります。左の車のと比較するとその大きさが分かり易いでしょう。オーストラリア各地では観光の目玉としてビッグシングス Australia's Big Thingsを展示しており、それを巡るのが旅の目的だったりもします。
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巨大クッカバラの像も。クッカバラの鳥はシドニー市街地にも多く、早朝に笑う様に大きな声で鳴きそれで目が覚めたりします。他にも近くに巨大ワインボトル像もあります。ビッグシングスはこの先も幾つか紹介します。
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この地域の中心都市ニューキャッスル Newcastleは産業都市ですが、古き良き時代の建物が残っています。沿岸部の町では珍しく、これより北の沿岸部の町では見られません。
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この日は珍しく沿岸部も霧が出ています。ニューキャッスルの灯台も幻想的な姿をしています。
ニューキャッスル シビック パーク 広場・公園
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ポートステーブンスのストックトンビーチです。ストックトンビーチは全長30Kmも続き、砂漠の様な最大高さ30Mの巨大な砂丘があります。ご覧の様なラクダに乗ったり、サンドボード、イルカウォッチングが人気です。
ストックトン砂丘 砂漠・荒野
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ポートステーブンスには他にも4WDで砂丘を疾走するツアーなどがあります。ここもシドニーから週末に訪れる有名観光地です。ハンターバレーと合わせて1週間くらい滞在しても飽きないでしょう。しかし今回は人が多い有名観光地では長居せず直ぐに去ります。
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ポートステーブンスの近くには野生のコアラが住んでいる場所があります。タニルバベイ Tanilba Bayの森で自力で野生のコアラを探しますが、残念ながら見つからず。
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もうひとつのホークスネスト Hawks Nestの森でもトライしますが、ここも野生のコアラは見つからず。そんなに大きな森ではなく、見つけやすい場所と言われているのですが。
Hawks Nest Motel ホテル
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代わりに見かけたのが沢山のフルーツバット。
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ホークスネストのビーチ。広大なビーチはNSW州だけでも何百とあり、そのほぼすべてが誰もいない手付かずの自然のままです。過去3ヶ月は室内に篭っていたので、久しぶりの開放感です。オーストラリアは広大で人口密度はとても低く、混雑とは無縁です。他人と距離を取るには良い旅行先です。
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別の大きな砂丘としてローカルにだけ知られる秘密の場所が、ここダークポイント Dark Point。ここにも高い砂丘がありそして僅かなローカルの人しかいません。
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ダークポイントの絶景を独占です。ただ忘れてはいけないのは、この場所はかつてアボリジニが住んでいて、入植者に虐殺された歴史があります。
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マイオール湖 Myall Lakeは海に面して半分塩水の湖です。もうすぐ日が沈んで来ます。この日の宿泊地はポートマッコーリーですが、ここから100Km以上離れており残念ながらこの間の他の見所は寄れません。見所の間に距離があり移動に時間がかかるので、やはり訪れる場所は日に2箇所位がちょうど良い様です。
NRMA マイオール ショアーズ ホリデイ パーク ホテル
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VWコンビとゲル風テントでキャンプする人々。いいですね。
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3日目、ポートマッコーリー Port Macquarieはリゾート感がある雰囲気です。しかし海外からの観光客をおもてなしする施設は少ないので、国内のオージー向けのリゾートでしょう。
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コアラホスピタルを訪れます。ここは2019年のブッシュファイアの時に沢山の負傷したコアラが運ばれてきました。このままでは野生のコアラは2050年までに絶滅するのは、という悲しいTVニュースがありました。コアラホスピタルはコロナウィルス対策のため一般にはまだクローズしています。
コアラホスピタル 建造物
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隙間からコアラホスピタルの中を覗くとコアラがいます、コアラの目が僅かに見えます。しかしこれは野生のコアラとは言えないので、ユーカリの木の上にいる半野生のコアラを探しましたが見つからず。しばらくして飼育員に訊くと、コアラホスピタルの木の上にはコアラは居ないとか。。これで3連続で野生コアラ探しは失敗です。ちゃんとコアラが見たければ動物園に行けという事でしょう。
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ポートマッコーリーから30Kmほど南へ戻り、ローリエトン Laurietonへ行きます。山頂の標高490Mまで車で登る事ができて、高い所から海岸線を一望できます。30Km先の遠くにポートマッコーリーも見えます。
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北に進路を戻し、次に向かったのはナンブッカ Nambucca。野生のペリカンを見かけます。
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ナンブッカは防波堤の人工岩に描かれたアートの道 V Wallで有名です。
BIG4 Tasman Holiday Parks - Nambucca Heads ホテル
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アートの道は1Km以上続きます。向こうに見えるビーチもすごく白いです。しかし大きな雨雲が発生しています。急いで車に戻ると1分もしない間に大雨となります。
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アートの道をすべて見られなかったので後日にナンブッカを再度訪れます。晴れの時はこんな感じです。
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ナンブッカのビーチも広大です。サーフィンに向くビーチは無数にあります。右側の入江内にシュノーケルポイントもありそうです。気候が合えば、入江はエメラルドグリーンの色をして南の島感があるとか。
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大雨の中コフスハーバー Coffs Harbourの町に着くと、雨が止みオレンジに染まる夕日が見られます。
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4日目、コフスハーバー沖のマトンバード島へ行きます。ここは夏の渡り鳥の巣営地ですが、冬には鳥は外国に飛び立った後です。
ソリタリー諸島海洋公園 サファリ・動物観察
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その代わりに冬にはホエールがオーストラリア沿岸部にやってきます。マトンバード島から望遠レンズを使って遠くのホエールを撮影、ガイドなしでもホエールウォッチングできます。
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コフスハーバーには小さいですがフィッシュマーケットがあります。ここではフレッシュでクリーミーなオイスターが食べられます。オーストラリア旅行で残念なのは地域の食文化が無い事、どこへ行ってもだいたいステーキやフィッスアンドチップスばかりです。この辺りのNSW州の海岸線の町は、ローカルで採れたばかりの新鮮なオイスターが味わえる貴重な場所です。
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コフスハーバーのシンボルでとても有名なビッグシングス、全長13mのビッグバナナ像です。
ザ ビッグバナナ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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コフスハーバー北20Kmのエメラルドビーチの近くでは、野生のカンガルーが100%見られます。カンガルーは夜行性なので、昼間は人を怖がらずリラックスしたカンガルーに会えます。
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オーストラリアの田舎ではマルチカルチャーを感じる町は少ないのですが、この辺りは色々あります。突然インドのマハラジャ宮殿が出現。これはウールゴールガ Woolgoolgaにあるシーク教徒の寺院です。
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レッドロック Redrockにはアボリジニのミュージアムがあります。
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マクレーン Macleanはスコットランドの碑が立っています。
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ここはイルカが食べられるレストラン!?
いいえ、イルカ Ilukaというのは町の名前でそこの魚屋です。地元の人にIlukaは日本語ではDolphinの意味だと教えたら、驚いていました。イルカ モーテル NSW ホテル
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イルカの町で有名なのは世界遺産のゴンダワナ多雨林群、34の自然保護地域のひとつで海沿いの場所はここだけです。しかし正直に言うと、シドニーの森と中の雰囲気は変わらない感じです。。
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イルカの町ではイルカウォッチングもできます。写真でうまく撮れませんでしたが、右側に本当にイルカの群れがいます。イルカでイルカウォッチングに成功です。
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夕暮れにはバリーナ Balinaの町に到着。ここでもビッグシングスの巨大のエビ像。数年前に解体される危機がありましたが、地元の反対で立派な像に改装されたのです。
バリナ バイロン モーター イン ホテル
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レノックスヘッド Lennox Headのビーチでサンセット。
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5日目早朝、バイロンベイ Byron Bayの灯台からサンライズを眺めます。オーストラリアの最東端で、国内で一番最初に日が登る場所に、1年で最も陽が短い日に訪れます。それでも朝6時頃には明るくなります。
ケープバイロン 灯台 建造物
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バイロンベイ中心部のビーチから東に灯台を見ます。
バイロン ベイ ビーチ・海
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バイロンベイは元々サーフィンとアートの小さな町でした。最近は有名になって開発が進み、小綺麗なリゾートに変わりつつあります。今は人は多くないですが、コロナ後なので有名観光地は長居するのは避けます。
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NSW州海岸線の道で、ご覧の様に海を見ながらドライブできる区間は極々限られています。海沿いの道でも殆ど防風林で隠されて残念ながら海は見られません。
シドニーからバイロンベイまで回り道した経路でGoogleMapで辿ると丁度1000Kmなのですが、実際の走行距離は1400Kmほどありました。そんなに他に寄り道した記憶はないのですが。。この区間の主要道路パシフィックハイウェイは主に海から10-20Kmほど内陸を通るので、海沿いのビーチに行きたい場合はその分余分に往復しなければいけません。なので予想より随分と長い距離をドライブします。 -
フィンガルヘッド Fingal Headのパイプオルガンの様な奇岩。
もうシドニーより800Kmも北なので、シドニーと比べて明らかに暖かくなっています。6月の冬の昼間の気温は20度前後ですが、晴れていれば直射日光は強くTシャツで十分です。NSW州ドライブの旅は夏冬と経験しましたが、気候は冬の方が良いです。夏は海で泳げますがドライブは灼熱です。 -
そしてNSW州最北端のツイードヘッズ Tweed Headsに到着します。今までこの町が最北端などと感じた事は一度もなく、当然のごとくゴールドコーストのあるQLD州へ移動していました。しかし2020年6月現在コロナウィルス拡大防止の為に、NSW/QLD州の州境はクローズされています。オーストラリアでは州知事が州境をクローズできる強力な権限を持っています。実際にクローズされたのは100年ぶりです。ニュースでQLD州境は完全封鎖と報道される度に、私はどの様にクローズしているのか気になっていました。
[7/3 追記] QLD州知事は、VIC州以外の市民が7/10からQLD州へ入境を許可することを発表しました。一方反対方向のVIC州の一部地域は、7/1から再ロックダウンされてしまいました。Mantra Twin Towns Coolangatta ホテル
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左がNSW/QLD州の州境の碑です。後ろの建物にTwin Townsと言う名前が示す通り、NSW州ツイードヘッズとQLD州クーランガッタ Coolangattaのふたつの町は完全に同化しており、州境はふたつの町のど真ん中を横切ります。普段はこのラウンドアバウトを超えれば州境を超えますが、今は右のブロックが置いてあり車では通過できない様になっています。
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いくつかのブロックがない地点では警察の検問があり、車の場合は許可証がなければQLD州へ入れません。ここまで長い渋滞ができています。Welcome to Coolangattaと書かれていますが、全然ウェルカムではありません。
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これがQLD州発行の入境許可証。仕事や家族の都合など、何らかの正当な理由がないと発行されません。
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写真は州境である道 Dixon St沿いに設置してあるブロック。QLD知事曰くQLD州境は鉄壁のGreat wall of Coolangattaで封鎖されていると言っていましたが。。。万里の長城やベルリンの壁みたいな完全封鎖ではない様です。ここまでで南へ引き返します。
[7/7 記事修正] VIC州でのコロナ第2波により、7/7に反対側のNSW/VIC州の州境が新たにクローズされました。コロナウィルス再拡散を防ぐため州境閉鎖は重要です。この旅行記に州境を違法に越える事を肯定する表現があったため、削除しました。
シドニーからツイードヘッズのNSW州最北端まで、5日間1500KmのドライブでNSW州海岸線のあまり人がいない穴場スポットを巡りました。広大なローカルビーチ・ビッグシングスの巨大像・野生動物探しが楽しめました。片道5日もあれば十分かと思っていましたが、回り道の距離が長すぎて行けなかった場所も多いです。オーストラリアの国の大きさなら人混みを避けるのは簡単です。しかし今回はひたすらドライブして敢えて人を避ける旅で、まるで逃亡犯になった気分でした。地方の人でマスクをした人は一人も見かけず、差別の様な事もなく、もうコロナウィルス危機は終わったかの雰囲気でしたが。オーストラリア国内(VIC州を除く)は、今の所はポストコロナで日常を取り戻しています。
次の旅行記では、復路にNSW州内陸部を経由してシドニーへ戻ります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スイカさん 2020/12/10 22:46:35
- こんばんは
- 雲南にコメントいただき、オーストラリアのコロナ状況が気になって、訪問させていただきました。
11月を読んで「あれ?」
そして8月、6月と読ませていただきました。
コロナかなりというか、ほとんど収束してますね!
これは驚きでした。
現在、中国も一部の地域で数名の発症がある程度で、私の街でもマスクはほとんどいないんです。
ただ、ニュースではとにかく毎日アメリカのコロナ状況の悪さをやってるのと、日本の状況も中国のテレビやヤフージャパンニュースで悪化状況ばかり見てるので、諦め気味でした。
オーストラリア凄いですねえ。
大発症したのかも知らないんですが、どうやって抑えたんでしょうか。
中国のようにロックダウンした都市ありますか?
すいません、コロナの気配すらなく、あまりに平穏で美しい旅行記だったのでホント驚きました。
それにしても美しい。
私は、オーストラリアへの旅行は検討したこともなかったので、コアラとカンガルーしか知らなかったんです。
絶景に驚きました。
いつか行ってみたい候補入りです。
スイカ
- ノーーウォリーズさん からの返信 2020/12/11 12:30:53
- 2020年12月のオーストラリアのコロナ状況
- こんにちは、
海外在住の方の国内旅行の様子が気になっていたので、スイカさんの雲南旅行記を興味深く見させていただきました。
シドニー含めオーストラリアは2020年12月時点でコロナはほぼ収束状況です。スポーツ観戦、夜の町、州を超える移動も今ではほぼ制限はなくなりました。マスクの人も大分減りました。残るは海外渡航で、私にとっては一番重要な事ですが、これはまだ先の話と諦めています。
オーストラリア全国で2020年3月下旬から5月下旬まで2ヶ月ロックダウンしていました。その当時の状況は、私の過去の旅行記(?)の通りです。その後VIC州のみ第2波がありましたが、VIC州は更に3ヶ月ロックダウンして、現在は収束しています。今でも帰国者隔離ホテルのスタッフから感染者が時々出ています。もし数十人規模のクラスターが起きたら、また突然ロックダウンされる恐怖は残っていますが。
オーストラリアの州知事の権力はかなり強く、日本の様な自粛のお願いではなく、法的に市民の動きをかなり細かく制限していました。ただ中国の様な顔認証などのハイテクやアパート封鎖などの強権はなく、中国から見れば緩いロックダウンでしょうが、それでも有効に機能しました。
欧州でも同じ様に3月から法的に市民を制限していましたが、なぜ豪州だけ機能したかは、一市民の意見ですが、こちらの州知事はロックダウンを非常に慎重に解除したからだと思います。EUでは6月から国を跨いでの移動を許可して日本では7月からGoToで移動を推奨しましたが、オーストラリアが州間の移動を許可したのは11月に入ってからです。首相が州境を開けろと命令しても州知事は全く言うことを聞かないほど一貫していました。あとはこちらの冬はそれ程寒くないのも関係しているかもしれません。
オーストラリアは旅行には良いところです。こんな時代でもアジア人差別はほぼないので、国境が開いたら是非来てください。
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