東海道を簸たすら歩いてみました 関・坂下

2009/04/09 - 2009/04/09

東海道を簸たすら歩いてみました動機は単純です。
直立二足歩行のＤＮＡに従うまでのこと
たまたま住居が東海道沿いであること
そして安価な方法であること
この安価な方法を駆使することで脳の活性化(呆け防止)ができる
健康維持はすなわち医療費の削減
始めはどうなることかと想いきや
結構楽しむことができました
箱根はやはり天下の険でした
歩きやすさは三重県が一番
愛知は最悪、車最優先、トヨタの険
天下の東海道とは名ばかり
これからは歩き優先のゆったり社会の筈
歩くスピードが心地よくいろいろな人に出会えました
さて次なる処は・・・

エリア 関(三重)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩

関の入口には小万凭松がある
元禄期親の敵のため関までくる
この松の下にて本懐を遂げたとか

関宿 名所・史跡

旭日を受けての関宿
電線の無いすっきりとした町並み

九関山宝蔵寺
桜も満開
ここでも桜は独り占め

西追分付近にて
これから農作業に行く
お天道様と一緒の生活が
元気の源・・・・・とのこと

鈴鹿峠の手前　筆捨山
狩野元信がこの奇岩風景を描けなかったとか

鈴鹿峠 自然・景勝地

この辺の林業も苦境なのか
神奈川県でも取り組まれている
森林ボランティアの看板が見えた

この集落にはまだ簡易郵便局があった
何年かしたら無くなっているかもしれない
昔、郵便貯金通帳を持って旅行したことも
引き出すたびに印を押してもらい記念とした

昭和５３年まで小学校だった
今は夏賑わう自然教室の施設となっている

スクールゾーンの看板が寂しく残る
先の小学校は木造校舎
国の文化財に登録されている

坂下宿の面影は無い
ひっそりとしたたたずまいに碑だけがある
正に名前の通り鈴鹿峠の麓の宿

森林の荒れ方はどこも酷い
手を加えることができないのだ
間伐してもそのまま放置せざるをえないのが現状
神奈川でも同じ

鏡岩で見かけた松の苗木
といっても誰かが植えたわけではない
鈴鹿は雨量も多く土砂も流れやすい悪条件の中

滋賀県側すぐに見かける看板
鹿だけではない、猪・猿もいるとか
この辺りの畑は電線で守られている
中にはビニールハウスならぬ金網ハウスも

道端には山神の石碑
山があっての生活なのであろう

ここでの桜は少し遅め
関は前日(４月９日)満開
土山付近では３分咲でした

この辺りは茶所
丁度刈り取り作業中でした
専用のカッターを二人で操作

鈴鹿の鬼を退治したといわれる坂上田村麿を祭った
田村神社の杉木立、桜、田村川が美しい

滋賀の都に入れば一安心。
桜満開のタイミングでゴールを目指すことに。

田村神社 寺・神社・教会