西光院（横浜市南区永田東1）

2020/06/29 - 2020/06/29

　横浜市南区永田東1にある西光院は高野山真言宗のお寺で十輪山西光院延命寺という。寺伝に拠れば、建保2年（1214年）、覺真法印の草創した密場が始まりであり、元は井土ヶ谷の地にあったが、所持の田畑山林、檀徒の多くは永田村にあった関係から、文永5年（1268年）、堂宇を南永田字谷津に移した。年を経て境地が手狭になり、更に文明8年（1476年）、今の地に移したと云わっている。大正12年（1923年）の関東大震災で本堂は倒壊したが、年末までに大修覆を加えて復旧している。本尊は地藏大菩薩立像（木彫）である。地藏菩薩を本尊としているお寺はそう多くはない。
　港南区、南区で高野山真言宗のお寺はもう何寺目になるのであろうか？いずれも古刹ばかりで、本堂も木造が多く、鉄筋コンクリート造の本堂は何寺もなかった。
　西光院を参拝したのは5時を回ってからであった。山門を出たタイミングで山門の扉が閉められた。何とか間に合ったのは幸運であった。
（表紙写真は西光院本堂）

エリア 東神奈川・保土ヶ谷・弘明寺(神奈川)

「南永田第一町内会」掲示板。

「高野山真言宗　十輪山　西光院」標石。

西光院の駐車場。

西光院掲示板。

庫裡。

西光院トイレ。

西光院の塀。

西光院門前。

西光院山門に上がる唐獅子の飾り瓦。

西光院山門に上がる唐獅子の飾り瓦。

西光院山門の寺紋。

西光院山門の寺紋。

西光院山門の彫刻。

西光院山門扉の彫刻。

西光院山門扉の彫刻。

枝垂れ桜。

庫裡。

小僧の持つ灯籠。

参道横に小僧の持つ灯籠が並ぶ。

客殿。

客殿。

水場。

西光院本堂。

西光院本堂に掛かる「十輪山」の扁額。

西光院本堂。

西光院本堂。

池。

子育地蔵。

戦死者の墓。

「寄進　三界万霊塔」（平成6年（1993年）銘）。

三界万霊塔。

お地蔵さま。

六地蔵か？

三界万霊塔。

住職の墓。

宝篋印塔。

兵士の碑（墓）。

境内参道。