赤焼けフッツ・ロイ尖峰鑑賞の深夜トレッキング行程

2020/02/08 - 2020/02/11

パタゴニア地方のロゴとなったフッツ・ロイ先鋒は一度は訪問する価値があり、夏季シーズンは多くのトレッキングを愉しむ観光客でホテル、食事、交通機関がアルゼンチンで一番高価な場所です。
然し、日ノ出に反射する燃える先鋒の原住民用語”フッツ・ロイ”こそパタゴニアの雄大な大自然を経験した人々が感道し何度も訪問したくなる観光地です。
今回、3泊４日滞在し初日のコース情報と天候、2日目は約9時間掛けて昼間にフッツ・ロイ・ラグーナスポットをトレッキング事前確認し、山道と難易度、時間配分を確認し、3日目に早朝2時出発し日の出前の6時前に山頂（ラグーナ湖畔）で待機し、フッツ・ロイの日の出景観は刻々と変化する様子を鑑賞し、帰路平原から氷河鑑賞のコース約３０ｋｍを15時間掛けてトレッキングした。　類似の景色はチリ南端のプエルトナタリスから１２０ｋｍ離れた、トレス・デル・パイネ先鋒もトレッキングしましたが、チリ側は入山料、交通バス、時間制限多く滞在期間少ないならこのフッツ・ロイをお勧めします。

エリア エル・チャルテン(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

初日オムニターミナルから市内入口付近のユネスコ看板からフッツ・ロイを少し眺められる。

二日目に事前コースと時間確認を掛けて、朝９時過ぎホテル出発し、市内道路をフッツ・ロイ登山口迄一本道です。

市内道路でホテル、レストラン街を超えると左側に登山口表示有ります。

フッツ・ロイ登山口にフッツ・ロイのコースが表示され、往復２０ｋｍ、８時間コース（多分アルゼンチン人の標準かも）で最後の岩場コースが難所と記載。

登山口の登り坂を超えると雄大な景観が広がる、パタゴニアトレッキングの醍醐味。

登山口からトレッキング開始約１時間程度で第一スポットのフッツ・ロイ全景を拝めます。

登山口から２時間半経過すると平原地帯に達して、フッツ・ロイ側と氷河コースに分岐する看板。

登山口かた３時間程度でキャンプ場に到着、多くのキャンプーはここで滞在し、フッツ・ロイ先鋒の景観を堪能する如く、天候次第でラグーナ湖畔からの撮影を心掛ける。
尚、ここからラグーナ湖畔のフッツ・ロイ迄険しい岩山を約１時間少しで行けますので、街から早朝２時起床無く、５時前起床し時間を有効にされてます。
ここはトイレもあり、街でテント等を借りて安価に滞在する事が出来ます。

キャンプ場から河川沿いに登山道有りますが、昼間は道判りますが夜半は暗くこの登山道が判り難く迷いました。（一人行動でしたので）
依って、多くのグループで参加した方が迷い難いでしょう。

キャンプ場から河川沿いを超えてから急な、岩場道（滑り易い）を約１時間トレッキングします（登山口の表示でこのコースが一番厳しい）。

岩場道をただ歩くしかない、体力に自信ないとここで諦めてしまうかも・・？
疲れるし水分補給も大変です。

約４時間以上掛けてラグーナ湖畔からフッツ・ロイ先鋒を観る事出来ない、山頂の天候は直ぐに急変し、この時は雨になりました、又、とても寒く防寒設備は必要です。

下山途中で１時間経過したらフッツ・ロイ先鋒は晴れだして全景が観えた。

3日目深夜トレッキングし早朝5時4５過ぎラグーナ湖畔のフッツ・ロイ絶景ポイントに到着し朝陽が昇る前の山景。

絶景ポイントから早朝6時15分頃の朝陽と月のコントラストが良かった。

6時20分から数分間に刻々変化するフッツ・ロイ先鋒が赤く燃える先鋒となる。
出来れば、山頂付近で少し雲と風が流れれば、火山噴煙の様に燃える先鋒山でしょう。残念です・・

6時25分頃フッツ・ロイ先鋒は日差し当り赤く景観から白い反射光となる。