2020/06/12 - 2020/06/12
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umibozeさん
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この旅行記スケジュールを元に
緊急事態宣言だの解除だの、不要不急の外出を控えれだの、世の中が辛気くさい中、人気のないところへドライブしたときのお話。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
札幌で一夜を明かし、朝の7時過ぎに出発。一路北を目指す。
今年3月に全線開通した深川留萌道を通って留萌の街を完璧にパス。
天気は回復しかかって良い感じだけど、まだ風が強い。 -
途中、道の駅の駐車場で自衛隊さんが休憩。
水陸両用車? -
出発から5時間近くかかり、羽幌の街に到着したのは正午近く。ここでランチを頂くことに。
海産物を扱っている店に隣接する食堂で、「名物の甘エビたっぷりなえび丼にしようか、うに丼もいいなぁ」なんて思いながら選んだのはこいつ。 -
「はぼろ丼」(1800円)。無難にいろいろ載った海鮮丼を選んでみたら、うにも甘エビも載ってたので満足。
(* ´-ω-)うに♪北のにしん屋さん グルメ・レストラン
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羽幌と言えば、アレな沿岸バスの本拠地。その町内を走るバスは・・・、
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痛いなぁ。どうせなら本社やバスターミナルも痛々しく飾り付けてしまえばもっとインパクトを与えられるだろうに(誰に?)。
路線バス (沿岸バス) 乗り物
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ここまでずっと海沿いを北上してきたけど、ここからは内陸へと入っていきますよ。そこに何があるか、知ってる人は良く知ってるんだろうな。私は最近まで全く知らなかったけど。
しばらく走ると、左手に廃校の校舎らしき物が表れる。小学校だろうか。 -
校舎、体育館を眺めていると何か違和感が。その違和感の元の体育館の屋根の上をよく見ると・・・、
(;´・д・)なぜあんな所に除雪機が。 -
更に進むと、コンクリート製の廃墟が現れた。ここはかつて羽幌炭鉱が栄えていたところだそうで。私が産まれたときには既に北海道で操業中の炭鉱は釧路と夕張地方くらいだったから、こんなところに大規模な炭鉱があったなんてイメージがなかったのよね。興味も無かったし。
当然ここでも遊んでみた。
https://youtu.be/pX6tD7wvUGs
この日は風が強くて、高度を上げるとどんどん機体が流されてしまって。すぐ隣にある選炭場なんかもじっくり撮りたかったけど、機体をコントロールするのに精一杯で断念。
( ´-д-) -
更に奥に進むと現れたアパート群。
https://youtu.be/Jla2Ztgx-Dw -
建物の周りには、アパートの高さを超える丈の木々が鬱蒼と生い茂って、足下も泥濘んでいたので近づいてみる気はせず。
しかし、閉山するときに大半の建物は撤去したのに、アパートはこの数棟だけ残したのには何か目的があったんだろうか。後世の廃墟マニアのために?
(・∀・)んなわけないか。
http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=916222&isDetail=true
※1977年閉山数年後の様子 -
これは羽幌炭鉱鉄道病院の廃墟だそうで。
産婦人科まであったとか。
( ´・д・)ヘェー -
しかし、今回のドライブで一番の目的地はどこにある。スマホを見ても電波が届いてなく使い物にならない。途中で手に入れていた省略しすぎじゃねぇかというくらいの略地図を解読して、ようやく到着。
太陽小学校跡。
早速遊んでみる。
https://youtu.be/QyiA3Z7vynI
円形だねぇ。綺麗にベコッと潰れてるねぇ。 -
この円形体育館の存在を知ったのが、屋根が潰れた後だものなぁ。もっと早く知っていれば、早くに見に来たかったところだったなぁ。
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しかし、周辺はあまりに自然に還ってるよな。
「羽幌炭鉱探訪MAP」なんてのを作って観光の売りにしようとしている割には、草木に遮られて見えないし近づけない。
( ´・д・)廃墟なんだから近づかれたり入られたりしたらヤバいってか?それでも見える様には整備して欲しいな。 -
羽幌本坑の運搬立坑と貯炭場。
当然ここでも遊んでみる。
https://youtu.be/vG__2DSBvjM
いかんせん風が強い。高度を上げるとどんどん機体が流されて、それに抗うので精一杯。思うような画が撮れず、残念。 -
ここではホッパーに近づいてみた。頭上に並ぶじょうごのような構造物。中に乗り入れたセキ車の上に、あそこから石炭をドサッと落として積み込んでたんだろうねぇ。
-
しかし、二列にずらっと並んでいる様子を見て、
( ´・д・)「牛の乳首のようだな」
と思った私は常識がおかしいかしら。 -
ドライブ再開。この先は、もう炭鉱の廃墟は現れず。いや、見落としてるだけだかも知らんけど。
そんな中、木々が青々と生い茂る中に不釣り合いなギラリと輝く人工構造物が立っているのが見えた。何だこれは。
( ´・д・)ボールペン記念塔?ロケットか? -
「電子基準点
この電子基準点は、地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星から出された電波信号を受信しています。
受信したデータは、つくば市にある国土地理院にリアルタイムで転送されています。
この受信データで正確な位置を求めて、土地の測量や地図作成の基準点として利用されています。また、地震・火山噴火等の重要な地殻変動の監視を行っています。」
そんな物が、こんなところにあるのか。もしこれを蹴飛ばしたり引き倒したりしたら、遠く離れたつくばで、
(((((;゜д゜)))))「なぬ!地震か?地殻変動か?」
と大騒ぎになるのかしら。やらないけど。 -
羽幌の街にはこれ以上用事は無い。それに、早くお家に帰らないと日が暮れる・・・いや、日付が変わってしまう。
国道に出て更に東へ。跨ぐ線路のなくなってしまった跨線橋。深名線は廃線から25年ですか。 -
近くに駅舎が残っていたので寄ってみた。添牛内駅ですか。倉庫として使われてるんだろうか。
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ホームが残ってるけど、線路は無い。
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添牛内駅跡の国道を挟んだ向かいに蕎麦屋があったので入ってみた。ここは蕎麦の産地として有名な幌加内町だし。
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「冷したぬきそば」(800円)。
( ´-ω-)満足。霧立亭 グルメ・レストラン
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日没前に、湖を眺める。
https://youtu.be/Ai3au2hLpKY
淡水面積日本一の人造湖らしい朱鞠内湖。湖面に浮かぶ島々がなんだかいい感じ。朱鞠内湖 自然・景勝地
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名寄の街に到着した頃、走行距離はスタートから900km超。そろそろ油を入れないと心細いな、と思いここで給油。920.8km / 49.12L ≒ 18.7km/L。
(* ´-ω-)やっぱりディーゼルは良いなぁ。
ついでなので、キマロキを眺めてきた。さすがにこういう所ではオモチャを飛ばして遊んだら怒られるベな。 -
機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車なキマロキ。こうしてみると、短い編成長に車軸は何本付いているんだろう。それだけ重量があるってことなのか。
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マックレー車の開いた翼の内側からロータリーを覗き込む。往時数多くの作業員を巻き込んだ毒々しい血の色に染められたロータリーが凶悪な見た目をしているねぇ。
(;´・д・)実際に巻き込まれたら、痛いと思う間もなくミンチになって遙か彼方に飛ばされてるんだろうな。名寄公園 公園・植物園
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このあと山の中を坦々と走っていると、車載燃費計が良い数字を出すので、調子に乗ってエアコンを切って窓を開けて走ってみた。そしたら、カツン、カツンと音がすると、胸元や肩の辺りにカサッと音がするようになる。あまりに頻繁に起こるので、ふと目線を降ろすと、服の胸元に蛾やらでっかいハチやらの死骸がわんさか・・・。慌てて車を停めて車外にほろって降ろしたら、後は窓を閉め切ってエアコンを効かせて走りましたとさ。
( ´-д-)気色わりぃ。
そうして坦々と走り続けていると、給油から90km走行した時点で、燃費計は24.1km/L。
まぁ、途中の街で何回か信号待ちをさせられたら、あっという間に数字は悪くなったんだけれども(それでも23km/L台)。
休み休み走って、お家に着いたのは23時過ぎ。総走行距離は約1100km。
( ´-д-)さすがに疲れたな。
~ 以上 ~
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