ウルム(Ulm)　※ポストコロナの旅行記

2020/06/13 - 2020/06/13

5月中旬ごろから少しずつ少しずつ接触の規制緩和してきてはいたが、今週末以降から、ヨーロッパのシェンゲン協定国内の移動に制約がなくなったのを機会に少し、街歩き。初めて大聖堂で有名なウルムを訪問。町中でマスクをしている人はほんの一握りの人だけ。一方で、普通の店やスーパーマーケット、公共交通機関の中ではきっちりマスクをする。こんな風にルールを忠実に守っているのもドイツ人ならでは生真面目さか。日本人とは違った生真面目さ。

エリア ウルム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

久しぶりのドイツのアウトバーンの走行。ウルムは、二つの東西、南北のアウトバーンが交差する要所にある(8号線と7号線)。
市庁舎地下の駐車場に車を停めて徒歩５分。
大聖堂に到着。教会として世界一の高さをもつ。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

入り口の装飾。

ウルム大聖堂 寺院・教会

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

身廊。

ゴシック様式の大聖堂。ルター派のヴュルテンベルク福音主義州教会に属している。尖塔を含めて高さが162メートルほどあり（正確には161.53メートル）、現在でも教会堂建築としては世界一の高さである。展望台が141メートル地点に設けてあり、768段の階段で上がることも可能。

歴史・建築
1377年起工、献堂は1383年。起工はパルラー家初代のハインリヒ・フォン・グミュントによって教区教会堂として行われたが、1392年に市民の威を見せるためとして大聖堂並みの規模にするよう設計の変更が行われた。身廊部はおおむね1420年ごろに完成したが、鐘塔の完成は1890年まで待たねばならなかった。完成はこの1890年時点とされている。第二次世界大戦中ウルム爆撃によって市街の多くの建造物が破壊された際にも、大聖堂は破壊を免れた。ちなみに1529年から1844年まで工事は中断されている。
1377年当初の計画ではハレンキルヘ(Hallenkirche、ホール式教会堂)として設計されたが、1392年の設計変更により3廊式のバシリカ式とされた。1397年、ストラスブール大聖堂設計者の一人であったウルリッヒ・エンジンゲンが総監督に選ばれて、彼とその末っ子であるマテウスが1451年すぎまで造成にかかわった。 身廊は大アーケードと高窓のみの2層式で構成され、天井までは42メートルで、リブ・ヴォールトが架けられている。16世紀には側廊それぞれの中間に柱列をおき、5廊式とした。内陣は身廊部と比して小さく簡素と評される。(wikiより)

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münsterウルム大聖堂
Ulmer Münster

入り口側。パイプオルガンと大天使ミカエルの銅像。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

大天使ミカエルの銅像(1934)

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

説教台

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

側廊部。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

壁に消えかけているフレスコ画。ピエタの場面(キリストが十字架から降ろされ、死んでいるキリストを抱きかかえた、マリアの悲しみの様子。）

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

側廊部奥にある祭壇。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

後方部。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

内陣、奥に聖歌隊席と後陣がある。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

最後の晩餐が描かれているが、食卓の上にはパンしかない。今から夕食が始まるところかな。ヨハネはキリストの真ん前で寝ている。ちょっと不自然。ユダは、手前で酒を注ごうとしている人かな？ヒントがないので分からない。
こうしてみると、やはり巨匠と呼ばれた人の絵とは違い、あまり、迫力がない。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

聖歌隊席の装飾。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

聖歌隊席の装飾。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

聖歌隊席の装飾。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

聖歌隊席の装飾。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

聖歌隊席の装飾。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

後陣。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ステンドグラス。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ステンドグラス。

教会内には時代の新しいステンドグラスもあり、どこかのステンドグラスにアインシュタインのE=mc2の方程式が描かれていると聞いていたのが、見つけることができなかった。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

磔刑の背後に消えかけたフレスコ画。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

何語？

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

その後、大聖堂内の土産物屋で、塔へ上がるチケットを購入。大聖堂入り口付近の無人ゲートにチケットのバーコードをかざして、螺旋階段を上る。ぐるぐると登っている途中で、外の景色が見ることができ、自分が昇っているのは螺旋階段だけがある細い塔であることに気づく。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

とうとう上まで登り切りました。結構、きついです。
写真は南側、ドナウ川。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

北側。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

大聖堂前の広場をみると、いつの間にか人が集まって集会をしている。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

何の集会だろう。「Black Lives Matter」ではなさそう。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

雨で少し汚い川が、ドナウ川。
ここはまだ上流なので、川幅がまだ狭い。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ここを上がれば、さらに上に行ける様だが。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

主祭壇側にも２つの小さな塔がある。（東側）

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

下に見えているのは、ウルム市庁舎(Ulmer Rathaus)。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

手を伸ばしスマホで真下を撮った写真。右に見えている独立した塔が螺旋階段。

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

降りていく螺旋階段の途中にある彫像。誰だ、色を塗ったひとは。落書きも多い。

Münsterplatz
大聖堂広場

何に関する集会だろう。(人種差別反対かなとも思ったが、それらしいプラカードを持っている人が見当たらなかった。すべて、ドイツ語でかかれていたので、分からない。）すごく静か。シュプレヒコールを叫ぶこともない。もちろん、暴動もない。警察もいるが遠目で見守っている。

使い捨てのマスクを売っていました。
１枚１ユーロ、10枚で8.99ユーロ、50枚で39.99ユーロ。

コロナ前では街中でマスクをした人を見ることは全くなかったのですが(マスクをこうして売っているのも)、あっという間に生活が変わりました。

アインシュタイン・ブルンネン（アインシュタインの泉）
Einstein Brunnen

少し、奇妙なアインシュタインの顔。巻貝(もしくは、カタツムリ)からアインシュタインが顔を出しているのかな。はじめ、来た方向からみたときは、うん〇とおもってしまった。ウルムはアインシュタインの生まれた街。生家は残っていない。

Gänsturm - Goose Tower

ウルム大聖堂
Ulmer Münster

大聖堂の裏側。大聖堂までまた、戻ってきました。

Ulmer Rathaus
ウルム市庁舎

Ulmer Rathaus
ウルム市庁舎

市庁舎（ウルム） 建造物

ウルム市庁舎前の広場の噴水。

Metzgerturm

訳すると肉屋の塔？
少し傾いている？

肉屋の塔 建造物

ドナウ川沿いの公園。

ドナウ川沿いには、昔の町の城壁が残っており、遊歩道になっている。

自転車道には何やら文字が書かれている。

気持ちのいい散歩道。

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel


漁師の一角と呼ばれるエリア。第二次世界大戦の空襲で被害にあわず、古い建物が残っています。

漁師の一角 散歩・街歩き

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel

漁師の一角
Fisherman's quarter
Fischerviertel

Hotel Schiefes Haus

漁師の一角にあるその名のとおり「傾いた家」ホテル。

Hotel Schiefes Haus

Hotel Schiefes Haus ホテル

Hotel Schiefes Haus

川に向かって傾いてる。

Hotel Schiefes Haus

家の梁がすでに傾いている。１階はまだ水平だけと２階から上が斜めになっている。現役のホテルだけど中はどうなっているのだろう。

Hotel Schiefes Haus

もともとの計画では、駅の方も見ておこうかなと思ったけど、もう、満足したので、市役所前の駐車場に戻ります。

駐車場に第二次世界大戦での空襲で焼けたものの展示がしてあった。
展示にかかれているその日付をみると、その空襲は1944年12月17日　19:23-19:50。

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ウルムから南に15分ほどいったところにある修道院。

この修道院は南ドイツで最も美しいロココ様式の図書館が併設してあるとのことだったが、結局、図書館には入れなかった。（すぐ横にあるのだが）

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィプリンゲン修道院 寺院・教会

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

教会もロココ様式。さっき、ウルムの大聖堂のバロック様式をみてきたところなので、その違いが明らか。中が明るく、曲線が多く、豪華な装飾でいっぱい。

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

主祭壇前の床には、花ビラで作られた絵が飾られてあった。

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

天井。

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

天井。

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

ヴィープリンゲン修道院
Wiblingen Abbey
Kloster Wiblingen

久しぶりの外出、日常が戻りつつのが実感できました。