エッグタルトを食べてる場合じゃない　そのフェリーのチケットは？　香港マカオ　その１

2016/04/30 - 2016/05/05

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2016年の香港マカオ　その１

　●　2016年4月30日（土）　 広島→香港
　●　2016年5月 1日（日）　　香港　
　〇　2016年5月 2日（月）　　香港→マカオ→香港
　〇　2016年5月 3日（火）　　香港　
　〇　2016年5月 4日（水）　　香港
　〇　2016年5月 5日（木）　　香港→広島

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ぬわぁ～んと、驚きのGW真っただ中の旅である。
人生史上、GWに海外に行った経験があっただろうか？
いやない。(反語)
さしもの香港エクスプレスでも、23,000円のお大名価格にも関わらず、何を血迷ったかポチってしまった。
いつもの10円セールなら、2,300回も香港に行ける値段ではないか…

夕方出発、香港へは約４時間。
エアポートエクスプレスに乗り替えて、ホテルに着いたのは、夜半になっていた。

近くのコンビニで、鶏や小籠包、ヨーグルトそしてビールを買ってホテルで夕食。
ヨーグルト用にスプーンをもらったら、ペラペラプラの『レンゲ』だった。
さすが中華圏。
ヨーグルトをレンゲで初めて食べた。

2日目。
朝から飲茶をやっているところないかな～
ホテル周りを探していると、現地の人、御用達のお店発見。

先客のおじさんに挨拶をして、相席にしてもらう。
女の子(昔の)が押しているカートに蒸篭(せいろ)が置いてあり、覗きながら取っていく、トラディショナル飲茶スタイルだった。
お茶の作法も教えてもらいながら、このスタイルを体験できるなんて、嬉しいね。

ホテルは『太子駅(プリンスエドワード)』だったので、近くのフラワーマーケットに行ってみる。
花屋が並んでいて、朝から癒され、幸せMax。
嫁隊員「ここには、掃除も、炊事も、夫の世話もないわ～」

フラワー マーケット (花墟道) 散歩・街歩き

ついでに『バードガーデン』へ。
小鳥を愛するおじさま方のパラダイス。
家から鳥かごを、いそいそと持って来る、おじさま方の幸せなまなざし。
夫隊員「ここには、洗濯も、食器片づけも、妻の小言もないな～」

バード ガーデン (雀鳥花園) テーマパーク・動物園・水族館・植物園

南国だけあって、果物天国。
値段は書いてあるけど、1kgなのか、１斤(600g)なのかよくわからない。(たぶん斤)

おや、ここにミーコ様が。
(「おぬしらには 水難の相が 出ておるぞ 香港２」参照　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11625066/)
「ミーコ様、今回の旅はトラブルがないようお願いします。」
その時、ミーコ様がつぶやいた。
『西ニャン(南)は凶…』
またまた悪いお告げが～

女人街プラプラをしていると、「花園街街市」ビル市場発見。
市場大好物の２人なので、入ってみる。
各階をプラプラして４階に上がってみると、行列ができている。
知らなかったが、有名な「妹記生滾粥品」という粥屋。

妹記生滾粥品 中華

牛肉粥も、ボラ粥も美味しいが、「油條」もおいしい！
日本語のメニューもあるので、安心して注文できる。
ただし、潔癖症の人は不可だと思う。

妹記生滾粥品 中華

ガイドブックに出ている『女人街』も歩いてみた。
混沌として、面白いのは面白いが、買いたいものはなかった。
だいたい、「お土産」とか「ショッピング」に興味がない夫婦のである。
かっこよく言うと、断捨離を極めているのだ。(もうすぐ舎利になるが)

尖沙咀の、ホテル『ペニンシュラ』を見にやって来た。
1941/12/25に、英軍が、日本軍と降伏文書を交わした歴史的ホテルである。
今も、大英帝国の名残を残し、車寄せにロールスロイス艦隊が並ぶ。
恐れ多くて、私たちは、これ以上近づけないので、庶民用のプリンシュラに行く。

ザ ペニンシュラ 香港 ホテル

『許留山』だよ～
ここはもう、マンゴープリンを頼むしかない。
「冷たくて、おいひぃ～」
2016/5/1に、庶民軍は、許留山軍と降伏文書を交わしたのである。
第１条：香港に来たら、必ず『許留山』でプリンを食べること。

許留山 (尖沙咀星光行店) カフェ

『シンフォニー オブ ライツ』を最前席で見たくて、夕暮れ前にビクトリアハーバーに。

『アクアルナ』っていう観光船、こんなに揺れるものなんだ。
天候にもよるのだろうが、見ているこっちが酔いそうなほど揺れている。
この船上で本当にワインが飲めるのだろうか？

アクア ルナ アクティビティ・乗り物体験

『シンフォニー オブ ライツ』は20時スタート。
う～ん…
期待したほどではなかった。
後ろにいた日本のおばさんは、散々悪口を言いながら、途中で帰っていった。
靄がかかっていなかったら、印象が変わったのかも…

シンフォニー オブ ライツ 劇場・ホール・ショー

夕食は、太子の『一點心』へやって来た。
順番札と、メニュー(写真・日本語)と注文票をもらい、番号を記入する。
店頭のイスで小一時間待って入店。
ここ、よかった！
「腸粉」という不思議な名前の食べ物も、

一點心 中華

青菜の蒸し物に、香港醤油をかけたのも、

バリバリのエビ餃子の揚げ物も、楽しい。

狭いお店なので、相席は当然。

鶏肉の蒸し物に、シイタケが載ったものも、すべてハオチー。

飲茶店なので、お茶は有料、アルコールはなし。(持込みOKらしい)
全品250円～500円なので、二人で2,000円もあればお腹いっぱい。
マスターも気配りの人で、ファンになった。
さすが、ミシュラン店！
明日は、西ニャン(西南)のマカオに行っくぞ～