４度目のイラン訪問「ヴァンク教会」

2019/10/14 - 2019/10/23

イランはイランイスラム革命後、宗教省が国を牛耳り、その下に政府がある構造となり、現在のトランプ大統領のイラン嫌いからイランは怖い、イスラム教は怖いとなっていますが、7年前まではペルシャ王国でアメリカの友好国だったのです。
巨大なペルシャ帝国を築いていたので、他の宗教に対してもおおらかだったのです。
それを象徴しているのがヴァンク教会です。

エリア イスファハン(イラン)

ヴァンク教会はアルメニア人の住むジョルファ地区にあります。
この地区には教会が14あり、その中でもヴァンク教会が一番有名で、教会の前には広場になってお店が幾つかありました。

その一つのアクセサリー屋さんに皆で沈没。

こちらが占領品
どちらも手作りで、左は銀に赤い石とトルコ石が入っています。
右の指輪は多分真鍮に色石とザクロが揺れています。
そしてビックリ２つで2,000円も払っていないのです。
アメリカの経済制裁でドルが本当に高くなっているのを実感しました。

そして本当の目的地ヴァンク教会へ入ります。

広い庭になっていて、その一角に教会があります。

鐘楼もあります。

中はイスラム建築ですが、祭壇には十字架も見られます。

装飾はペルシャ模様ですが、壁画には天国と地獄が描かれています。

こちらはキリストの生涯が描かれています。

装飾タイルはペルシャ様式です。

同じ構内に美術館があります。

教会関係の物が中心に展示されています。

ラスター彩の美しいタイルも展示されていました。