2017年アイスランド&フィンランド旅行～②ゴールデンサークルとレイキャビク～

2017/08/19 - 2017/08/26

　テレビで偶然見たヨークルスアゥルロゥン氷河湖の美しさに魅せられ、免許がないにも関わらず訪れたアイスランド。丸１日(１５時間)がかりの日帰りバスツアーでヨークルスアゥルロゥン氷河湖を訪れた次の日は、定番のゴールデンサークルとレイキャビク市内を観光しました。車がないので、この日も現地旅行会社のバスツアーです。最初は「せっかくの個人旅行なのに２日連続バスツアーなんて…」とも思っていたのですが、ゴールデンサークルは想像よりずっと雄大で美しく、またレイキャビク市内観光は少人数のためアットホームな雰囲気のツアーで、思っていたよりもずっと楽しめたのでした。

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

　本日は半日ゴールデンサークル観光、半日レイキャビク市内観光のツアーに参加します。２つのツアーは同じ会社が催行していますが、ガイドや参加メンバーはバラバラ。ゴールデンサークルの方は大盛況でしたが、レイキャビクの方は７人位のかなり小さなツアーでした。
　ゴールデンサークルに向かう道は、昨日のヨークルスアゥルロゥン氷河湖ヘ向かう道とは全然印象が違います。昨日の道は氷河が間近に見えていましたが、今日の道は木もたくさん生えていて、馴染みのある景色…と思っていたら、何だこれ!いよいよ、シンクヴェリトルが近づいてきたのです。

　北アメリカプレートとユーラシアプレートが引っ張りあってできた地球の裂け目で世界遺産といわれても正直ピンと来ていなかったのですが、来てみて分かりました。これは歩くのが楽しいわ。

　ここでの自由時間は１時間程。こんな気持ちのいい所なら、もっとゆっくり来たかったな～。

　あっちもこっちも歩いてみたくなります。

　道が整備されていて歩きやすい。

　次にアイスランドに来るときは、もっと時間をかけて訪れよう。

　ゴールデンサークルのバスツアーは、道中のバス内で簡単な説明とトイレや売店の位置を案内して、後は自由行動という感じ。ガイドさんは移民と思われる方でしたが、英語は前日のガイドさんよりもずっと聞き取りやすかったです。(前日のヨークルスアゥルロゥン氷河湖へのツアーで、ガイドの英語があまり聞き取れなかったので多少心配していたのです。)
　ただ、時間の言い方が、私にはあまりなじみのないパスト(past)やトゥ(to)を使う言い方だったので、集合時間はバスを降りるときに口頭で確認するようにしました。「トゥエンティ・パスト・テン」と言われたら、「１０時２０分(テン・トゥエンティ)ですよね?」みたいな。日本に帰ってから調べたら、パストやトゥは主にイギリスの人が使う表現ということでしたが、私の他に聞いている人は多分いなかったです。英語、勉強しないとなとアイスランドで思いました。

　次の目的地はグトルフォスの滝。

　虹が二重に!

　世界各国の人がニコニコしながら歩いているのを見ると、来てよかったな、皆ここに来れたら争いはなくなるよななどと思いました。

　水が轟音を立てて流れ落ちて行きます。

　ゴールデンサークル最後の目的地はゲイシール間欠泉。最初に見たのは湯気を立てて流れる川と、「最寄りの病院はここから百キロも離れています！絶対に危ないことはしないで！」という看板。

　このような穴がいくつも(少なくとも１０個以上)あり、３分位待っていると…

　ブシューーー

　レイキャビク市内観光ツアーは私含め参加者７人。バスではなく、バンで市内の名所を回ります。
　レイキャビク中心部の街並み①

　レイキャビク中心部の街並み②
　カフェ・ロキは伝統的アイスランド料理が食べられるというので入ってみたかったのですが、時間がなく行けませんでした。
　伝統的アイスランド料理ではありませんが、レイキャビク郊外のホテルキャビンのレストランの夕食ビュッフェが比較的コスパがよかったです。２０００円位で野菜もたっぷりとれるし、味も悪くありませんでした。宿泊客でなくても入れました。ホテルのレストランというよりファミレスっぽい雰囲気ではありましたが、次回アイスランドを訪れた時も利用すると思います。

　レイキャビクのシンボル、ハットルグリムス教会。

　教会内はものすごくスタイリッシュ。

　チョルトニン湖を車窓から。

　海岸からレイキャビクの街を見る。歩いているのはツアーメンバーたち。ここは本当に寒く、８度位しかありませんでした。８月なのに８度。素敵な国だけど、私はアイスランドには住めないなと思った瞬間でした。

　ベッサスタージルの大統領官邸?ガイドさんの説明があまり聞き取れず、よく分からずじまいでした。水辺で景色がよかったです。　

　ペルトランの展望台からレイキャビク市街を見る。
　ここでコーヒーを片手にガイドさんと少し雑談。
　ガイドさんの中学生の息子は日本のマンガが大好きで、ついに独学で日本語の勉強を始めた。ガイドさんはマンガにはついていけないが、寿司は親子ともに大好き。でも寿司はとっっても高いのでたまにしか買えない、とのことでした。
　ヨーロッパを１０か国位旅してきて、一度も嫌な思いをしたことがなく、むしろいつもフレンドリーに対応してもらえるのは、日本のアニメやマンガのおかげなのでは?とこの時に思いました。アニメやマンガに携わる方々、本当にありがとうございます。

　ツアーの最後に立ち寄った、アイスランドの伝統的な農場。私が子供の頃に住んでいた家と同じ色使いだったので、懐かしい気持ちになり撮影しました。
　
　翌日は日本に帰る日。レイキャビク発ヘルシンキ行きが朝９時なので早朝にチェックアウトしバスで空港ヘ。空港のフィンエアーのカウンターはたった２つしかないため長蛇の列。１時間もチェックインのために並び、ヘルシンキ行きは機内食が出ないためカフェでピザをかきこんで飛行機に飛び乗ったのでした。
　窓の外からアイスランドの大地を見ながら、次はアイスランドでオーロラがみたいなと思いました。