2019/11/21 - 2019/11/28
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旅の初心者さん
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B.C ; Before Corona.
むかしむかし、地球という星では旅行と言って、人々が自由に好きなところに行ける時代がありました。
あと二か月で世界が様変わりするとはつゆ知らず、最後?の海外旅行を楽しんできた一人のおばさんが
A.D ; Aftaer Disaster元年に、大昔になってしまったかのような2019年の11月末を懐かしんで思い起こす旅行記です。
オマーン.観光4日目。
今回はオマーン旅行で一番楽しみにしていた一日です。
午前中は断崖の間をハイキングして、その奥に佇むオアシス、ワディ、シャープでのスイミングと美しい水との戯れ。
締めくくりは思いがけない「スケベじじー」発言(笑)
さらに午後は、地上から深く落ち込んだ群青色(死語ですかねー)の泉でまたまたスイミング。
午前のオアシスにつくまでの道はトレッキングシューズを準備。
泉は水着に着替える場所がないというので、前日からどのように水着を着ていけばうまく脱ぎ着できるかシミュレーションして準備しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
スールのホテルをバスで出発して海沿いの道をワディ、シャープに向かいます。
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車窓から見える途中の街です。 海の色がきれい。
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青い海と岩場に打ち寄せる白波がきれいです。
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岩場から、少し開けた海岸になってきました。
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駐車場でバスを降り、船着き場へ。
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ちょっとした川なのに橋がなく、小舟で対岸に行かなければならいようです。
上に自動車道は通っているのですが。 -
橋を作っちゃったら、船頭さんの仕事なくなっちゃいますものね。
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小舟に乗り込み対岸へ向かいます。
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小さなボートです。
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対岸は切り立つ断崖です。
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先に乗り込んだ欧米人グループです。
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私たちの船も対岸に向かいます。
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ほんの数分で向かい岸に着きました。
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すすきの生い茂る岸辺。
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葦の原に白い鳥が。
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ワディシャープ目指して歩き始めます。
初めのうちは平たんな砂地です。 -
岩山が近づいてきました。
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両側にそびえる岩山の間に入っていきます。
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足元は白い玉砂利です。
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先ほどまでの白い砂利道から一気に岩場に入っていきました。
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地層がくっきりと見える岩山の間の道です。
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見上げると真っ青な空に岸壁がそびえています。
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突然川辺に出ました。
水面までかなりの高さがあります。 -
撮影ポイントです。
結構高い岩の上なんですが、足元写ってないので高さがわかりませんね。 -
きれいに地層が重なった岩です。
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川辺を離れて岩山の中へ進んでいきます。
頭に気を付けて。 -
面白い地層がいろいろ出てきます。
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岩山の間に、ときどききれいな水が現れます。
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細い道なので一列に並んで。
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時々開けた場所にも出ます。
そういう岩場では足元は白い岩です。 -
滑らないように足元に気を付けて。
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楽しいハイキングです。
暑いけれど乾燥しているので不快ではありません。 -
水辺の鳥を見つけたり、
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背の高い草の間を歩いたり、
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白い岩場を登ったり。
日差しの強さを表す写真なのであえて露光調節せず。 -
強い日差しに自分の影を撮影してみたり、ハイキングを楽しんでいるうちに・・・
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突然美しい泉が目の前に開けました。
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茶色い岩山と、白い岩と、澄み切ったエメラルドグリーンの泉の美しさに、
驚喜。 -
砂漠のオアシスってどんなところだろう?と、すっごく楽しみにしてはるばるやってきたかいがありました。
予想外に大きくて豊かな水です。 -
着替える場所も荷物を置く場所もない、自然のままの水辺です。
荷物はナセルさんの周りに置いて、みていてもらいます。
服は岩陰でササっとパンツだけ脱げば、水着とビーチ用ワンピースを着てきているので即泳げます。 -
浅いところにはきれいな水草が流れるように揺れています。
きれいな水なので、一見水があるとは思えないくらい透明でしょ。 -
裸足になって水の中に進んでいきます。
砂利が結構とんがっていて足裏にかなり痛い。
男性陣が結構イタイイタイとひーひー言っていました。
女性陣が「足裏健康法ですよー」と、からかいます。 -
岸辺は砂利が痛いけど、進んで深くなってくると川底の石の粒子も細かくなるし、浮力もあって快適になってきました。
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最初は冷たいと思いましたが慣れれば気持ちいいです。
思い切って肩まで漬かってしまえば、一気に水泳モードです。 -
とにかく水が澄み切っていて。
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エメラルドグリーンだったり、もう少しトパーズぽかったり。
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金色だったり。
ひかりを浴びてキラキラ輝く水面ののえも言われぬ美しさ。
私の写真ではその揺れ動く美しさが出せないのが残念。 -
とりあえず、カメラを一度岸の荷物置き場に戻して本格水泳モードになります。
防水カメラを買ってくればよかった。
(この旅行から帰ってから、防水カメラを買いました)
ツアーメンバーの中には岸辺で足ぽちゃぽちゃくらいで満足している人もいますが、こんなきれいな泉に来て泳がずにいられましょうか。 -
一番元気に奥へ奥へと率先して泳いでいったのは添乗員さん!
先に泳いで行っては
「あしとどかないよー!」
「岸の岩が苔でつるつるしてるから掴まる時気をつけてねー!」
「一番奥に滝があるらしいよ!」
などと情報を伝えてくれます。
ほんとにタフそのものの添乗員さん、田中さんです。
コロナ自粛の間、どうしてらっしゃるでしょうか?
多分彼女はクラツーでも古株で、正社員じゃないかとおもうのですが。 -
以前の私だったら、添乗員さんを追って、一番奥まで泳いでいったでしょうが、
かなり深くて足の届かない距離が長いので、いったん足が着く浅瀬に到着したところで自制して引き返すことを決断しました。
ここまで来て途中で引き返すのは未練たらたらですが、サントリーニで溺れかけた経験が頭をよぎり、今日は助けてくれる主人もいないし無謀なことはやめとこうとおもったしだい。 -
結局奥まで行ったのは添乗員さんと、男性一人だけでした。
私のサントリーニ溺れかけ事件に興味のある方は
「地中海クルーズ、マジ死ぬかと思ったアクシデント付き⑤」
をご覧ください。 -
再びカメラを手にして、周囲の景色を堪能します、
こんなに美しい秘境のような泉で泳げるなんて幸せです。
いつも旅行で素晴らしい感動スポットに立つことができると、ここに来られたことに感謝の気持ちがわきます。 -
小さめの水たまりもあります。
観光客は適度な人数でみんな楽しんでいます。 -
ここでもアクシデントが。
私たちの一行にではありませんが。
突然フランス人ぽい女性が、「誰か通信手段持っている人いませんかー?」と叫びだしたんです。(もちろん英語で)
うちのガイドのナセルさんが事情を聴いてみると、そのツアーのメンバーの一人が泉の奥で落下して足を怪我したか折っちゃったかしたらいとのこと。
電波が届かないので助けを呼べないとのことで、先に帰る人が助けを呼ぶことになったようです。 -
自己責任の海外観光地。
確かに切り立った滑りやすい岩場と、深い水深の泉なんですから、油断すると危ないこともあります。
自分の力量を見定めることは大事だなあと思ったしだい。
奥まで行かなかったのは残念だったけれど、正しい判断だったのかなあと思いました。
ここでケガしても救急車は入れないから、負ぶって救助してもらうしか仕方ないと思われます。 -
名残は尽きませんが、そろそろ帰る時間になりました。
岩陰でワンピースを着たまま水着をすーーと脱いじゃうという技をこなして、ワンピースやブラウスは濡れたまま帰ります。 -
乾燥しているので、水着を着たままでもバスに着くころには乾いちゃいます。
ビキニタイプの方が脱ぎ着しやすかったなあと気が付きました。
もし今度こんな機会があればビキニを買おおっと。
その後、日本国内旅行のために上下別れたスポーツタイプの水着を買いました。
このように旅行は消費意欲を高め、景気浮揚に役立ちます。 -
帰りは来た時と同じ道。
こんな細いところもあります。 -
すすきと岩山
-
名残を惜しんで。
-
だんだん平地になってきた。
帰り道はなんだかあっという間だった感じ。
旅行ってほんとに、行きは遠く感じられても、帰りはあっという間だと思いませんか? -
ボートで向かい岸に戻ります。
ここで、ちょっとおもしろい出来事が。
添乗員さんがボートに乗る時、手を貸してくれた船頭さんが、明らかに彼女のお尻を触ったのです。
さらに次に乗ってきた外人女性のお尻にもさりげなくタッチしたような。
私たちが、日本人うちで「おしりさわったよねー」!と苦笑いしていたら
突然その外人女性の口から出た言葉が
「スケベじじー!」!!!! -
どう見ても欧米人の女性から出た、思いがけないローカルなどちらかと言えば下品な日本語にみんなびっくり。
でもとても適切な言葉の使いかたですね。
ボートの中で、どうしてそんな言葉知ってるのと大盛り上がりになりました。
聞くと、高知に住んでいたことがあるとのこと。
めったに日本人が行かないオマーンの川辺のボートで、日本語を駆使するドイツ人女性との偶然のめぐり逢いに、なんだかうれしくなりました。
それにしても、一年ほど日本に住んでいて、覚えた言葉が「スケベじじー」とは(笑)
日本でも世界でも、スケベじじーには困ったもんです。 -
ボートから降りて駐車場に向かうと救急車が待機していました。
無事に救助されて帰国できますように。
私たちはお昼ご飯を食べてから、もう一つの泉、ビーマシンクホールへ向かいます。
海辺の絶景のレストランでの昼食と、深く落ち込んだコバルトブルーの泉でのスイミングは次回に回します。
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