2018/07/20 - 2018/07/27
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kukkaさん
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いつかビジネスクラスに乗ってみたい!いつかギリシャのパルテノン神殿を見てみたい!カタール航空の成田~アテネ往復30万円のチケットを見つけたとき、この夢をついに叶える時が来たと決心しました。
ギリシャといえば海でリゾートだと思いますが、街歩きと遺跡とメテオラがメインで、海は1日クルーズに行っただけ、という完全陸がメインの旅です。
出発前は治安面で不安もありましたが、怖い思いも嫌な思いも一切することなく、楽しい旅行でした。
今回はアテネを離れ、デルフィ遺跡とメテオラに向かいます。
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デルフィ遺跡とメテオラは電車を使って個人で訪れることも可能ですが、よほど時間に余裕のある旅行者でない限り、相当時間に制約された旅となります。海外電車の旅が好きな私ですが、ここは現地旅行会社の1泊2日バスツアーに乗っかることにしました。
バスはほぼ満席でしたが私は1人なので2席占領できたため、ギリシャの田舎町を眺めながらのんびり参加することができました。
このあたりでガイドさんが言いました。
ガイドさん「もうすぐデルフィ遺跡よ。みんなオイディプス王の悲劇は知ってるわよね?彼の神託はなんだったかしら~?さん、はいっ」
ツアー参加者たち「●ill his father and ●arry his mother!!」というやりとりが。 -
遺跡は山の上にあり常に坂道です。上りはそうでもないですが下りはかなり滑ります。スニーカーを履いているのに何度も転びそうになりました。
この辺りでガイドさんの説明を聞いた後は各自自由行動。遺跡をゆっくり見ると隣接する博物館を見る時間はないと言われ、博物館は諦めて遺跡をゆっくり見ることにしました。 -
紀元前の昔から、こんな山の上まで人々は救いを求めてやってきたのだと思うと、何ともいえない気持ちにならないこともないですが、まあ天気もいいしぶらぶら歩きます。
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遺跡もいいが周りの山も美しい。
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神殿があったところ。
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この古代劇場は紀元前4世紀のものだそう!保存状態にビックリ。
なぜかここでガイドさんの交代があり、アテネからデルフィ遺跡を案内してくれた、夏木マリさんのようなガイドさんとはここでお別れ。次のガイドさんは真面目な感じの若い女性でした。 -
デルフィ遺跡の見学後はランチ(各自会計)の後、メテオラのあるカランパカの町に向かいます。酔い止めを飲んでいたのに山道の厳しさに完全にダウン。そしてガイドさんの発音は「カランパ・カ」に聞こえました。(パにアクセント)
ツアーは3つ星ホテルか4つ星ホテルかを選べるのですが、年に1度の海外旅行なので4つ星にしました。(この時点で2018年冬の旅行は想定していなかった。)アテネの4つ星ホテルはこれが4つ星…?という感じだったのですが、ここは設備もキレイで新しく、部屋も広めでした。内装がちょっと独特ですが…。 -
うーん、食事(ツアー代金に含まれている。ビュッフェ形式)は普通かな~。味は家庭的な感じでした。
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デザートは気合いで全種類制覇。手前の半月形のはプリンのようなもの。丸いタルトのようなものは激甘で口にあいませんでしたが、その他のものは美味しかったです。なおコーヒーは別料金でした。
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ツアー2日目は8時15分にホテルにお迎えがきました。日帰りだとこんなにのんびりできないので、やはりツアーに参加してよかったなと思いました。
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アテネでは暑くて仕方なかったのですが、メテオラは標高が高いせいか半袖だと少し肌寒い位で、とても快適でした。
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修道士達はロープウェイを使って物資のやりとりをするそうです。これもそうなのでしょうか?
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ギリシャを旅行するにあたり、メテオラ(陸)を優先するか島での滞在(海)を優先するか結構悩んだのですが、やはり陸をメインにしてよかったなと思いました。
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修道院に着くと、かわいらしい入口に驚きました。修道院の中は写真禁止。壁と天井は聖人達のフレスコ画で埋め尽くされており、美しさにただただ圧倒されてしまいます。
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庭のバラが見頃でした。山並みや眼下の町も美しく、幸せ。
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ベンチや売店もあり、見学者もそれほど多くないので、のんびりと過ごせます。
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修道院外観。
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次の修道院ヘバスで移動。次に訪れるのはメテオラ唯一の尼僧院、アギオス・ステファノス修道院です。
英語で修道院はマナステリー(Monastery)、尼僧院はナナリィ(Nunnery)ですが、ここでガイドさんが「このマナステリーは…違った、ナナリィは…」「ですからこのマナステリーでは…ごめんなさい、ナナリィでは…」と何度も言いよどむ場面が。「ごめんなさい、ギリシャ語ではマナステリーもナナリィも同じなの」ということでした。日本語と同じですね。 -
修道院外観。
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丁寧に管理された庭はいかにも修道院という感じ。ここも建物内は写真NGですが、神秘的な美しさでした。
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井戸でしょうか。ちなみに、ここのお手洗いはトルコ式でした。人生初のトルコ式…。
ここで、ギリシャトイレ事情を。トイレがあまりキレイではない、紙を流せないという口コミの多いギリシャですが、ホテルやデパートは日本と変わらない感じです。ツアーでよったドライブインは、1ヶ所だけ便座のない所がありました。紙は流せない所が多かったように思います。北欧と比べるとまああれですが、こんな所では絶対に用は足せないというレベルのものはなかったです。今回ある程度メジャーな所しか訪れていないからかもしれませんが。 -
イチオシ
閑話休題。本当に気持ちのいいところです。
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こんな所に住んでみたい、と思ってしまいます。
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この教会がかわいらしい。
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絶妙な場所に作られた庭。
正午頃にメテオラを出発し、四時頃にアテネに到着。その後はスーパーに買い出しに行ったり、ヨーグルトを食べに行ったりしてまったり過ごしました。
次の日はいよいよ、この旅唯一の海、1日クルーズに参加します。 -
余談ですが、ギリシャは経済危機なのになぜ大学まで学費が無料なの?と思っていました。ツアーの最後にアテネ大学(美しい!)の前を通りかかった時、ガイドさんが「ギリシャは昔長い間オスマントルコに支配されており、当時はギリシャ語を学校で学ぶことができませんでした。ですからギリシャ人は教育をとても大切に考えており、現在でも学費は無料なのです。」というお話が。しかし、「ギリシャには待遇のよい仕事がなく、EU内なら就職は簡単なため、優秀な若者は学校を卒業するとギリシャを出ていってしまいます。」とも。日本の地方と大都市にも同じことがいえるとは思いますが…。
写真はアテネ中心部、ベーカリーアッティカの2階のカフェスペースから撮ったものです。頑張れギリシャ、と思ってしまいました。
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