米国中南部ドライブ旅行その３

2020/01/26 - 2020/01/28

シカゴから、セントルイス、メンフィス、ナッシュビル（テネシー州）、シンシナティを経てピッツバーグへ、友人と二人でその日の気分と天気で立ち寄る場所を探す気ままなレンタカーでの旅を進めてきました。この旅行記は今回のドライブ旅行の最後の旅程、ピッツバーグからアレンタウンを経てニューヨークのド真ん中マンハッタン島のタイムズスクエアまでの記録です。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

泊ったホテル（Drury Plaza Hotel Pittsburgh Downtown）の朝食会場。壁にはピッツバーグの観光名所であるポイントステートパークの鳥観図が飾ってあった。最近は米国のモーテルやカジュアルホテルには無料の朝食ビュッフェが大体サービスで付いているが、カリカリの焼きベーコンはハイクラスの宿でないと出ていない。ここもソーセージはあったがベーコンはなし。

毎日５００キロを超す長いドライブに欠かせないのは各地のラジオ局からながれる音楽番組。ここピッツバーグは都会なのでJAZZステーションがあった。

ピッツバーグが生んだ現代アートの巨匠アンディー ウォーホルの美術館へ。ここでも入場料はシニア割引。路上駐車でもOKなようだったが、安全を期し有料の専用パーキングに停めた。

アンディー ウォーホル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

アンディー ウォーホルは地元のカーネギーメロン大学出身。若い頃日本へも旅行して、その時東京観光にはとバスに乗った時の二重橋前で記念写真が飾ってあった。

アンディー ウォーホル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

早くからニューヨークで商業デザイナーとして大成功した彼はディオールのデザインも担当していたとは知らなかった。

アンディー ウォーホル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

館内見学はまずエレベータで最上階まで昇り、最後1階のホールが出口となる。そのホールにはこの写真と同じソファーが置いてあり、彼を背景に同じポーズで記念写真が撮れる。

アンディー ウォーホル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

日曜日は市内は閑散としており、色々検索して定番でない観光地を探してみた。ここは個人経営のオールデイズ博物館＆コレクターショップ。長いこと音楽業界人であったオーナーの店。

店内にはレコード、音楽関連の書籍、T－シャツなどのアーティストグッズなどが一杯。1960年代にタイムスリップする店。

この隣がお目当ての自転車博物館（自転車天国）。個人のコレクションだが、これはすごい。3階建ての倉庫に数千台の自転車が展示即売されている。

コカ・コーラの専用配達自転車なんてのものもある。

館内は自転車だらけで圧倒される。たぶん世界一台数と種類があるのでは？

ピッツバーグの市街地が一望できるワシントン山の展望台。ナビでマウントワシントンと入れてもここへは着かない。住宅地の真ん中に連れていかれる。正確にはグランドビューアベニューと入力すると、この展望台に来れる。近くの住民の方に教えてもらった。間違える人が多いそうだ。

ピッツバーグ　マウントワシントン 散歩・街歩き

ピッツバーグのからニューヨークへは半日で移動するには距離もあるので、ビリー・ジョエルの曲で有名な、昔鉄鋼で栄えたアレンタウンに1泊。

ホリデイ イン エクスプレス アレンタウン ノース by IHG ホテル

アレンタウンで数少ない観光名所のオールドカー博物館は月曜日は休館で残念。

捨てる神あれば拾う神ありの格言ではないが、その自動車博物館も前には何とオールドカーのリペア工場があり、完成品を展示してあり見学させてもらう。実際に車内に乗れるのが楽しい。日本で半値以下で販売もしていた。

アレンタウンからインターステートハイウェイでマンハッタン島の対岸ニューアークに来ると、複雑な路線にナビは全く役たたず。有料トンネルの出口を間違え、結局再度中心部へのアクセスをやり直す羽目に。例えて云えば、全く都内の道路を知らない外国人が成田空港からレンタカーを借りて、首都高の呉服橋で降りて東京駅に行くのは難しいのと同じこと。今夜のホテルはこのマンハッタンのクラウンプラザ。私のNYでの定宿的存在。

ハイアット リージェンシー タイムズ スクエア ホテル

やっと着いたニューヨーク。久しぶりにラーメンを食べたく、タイムズスクエアにもある一蘭へ。

ラーメンを食べて、近くにある大好きなJAZZCLUBイリジウムへ予約なしで訪店。開店直後なのでかぶりつきのシートでご機嫌な本日ワンステージだけのラテンジャズを堪能。メインのアーティストはラテンジャズパーカッションの鬼才アンソニー・カミロ。彼はジャズの世界ではかなりの名の知れた人らしく、ウイントン・マルサリスとの共演盤もある。今まで知らなかったが、チト・プエンテ以来の興奮。容貌は懐かしいトニー・谷風。サイコーにラッキー！！

イリディウム バー

タイムズスクエアのネオンの派手なことは歌舞伎町や道頓堀の比ではない。世界でここだけの光の渦。この後コロナウイルスで世界が一変するとは思いもよらなかった。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

ホテルに帰る前にタイムズスクエアをぶらぶら。いつもこのマクドナルドの家賃が気になってしまう。明日朝友人はＪＦＫから羽田経由福岡へ。私は夜に念願のエミレーツのファーストクラスでミラノへ。米国中南部ドライブ旅行は約4000キロ走破して何のトラブルもなく無事に終えたのでした。

マクドナルド (タイムズスクエア店) ファーストフード