2018/09/06 - 2018/09/06
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この旅行記のスケジュール
2018/09/06
この旅行記スケジュールを元に
世界遺産「ロンドン塔(Tower of London)」へ
2018年9月に自由時間を利用しツワーを外れて一人で行った時のものです。
ロンドン塔は近くに行くだけでその重厚な佇まいが要塞だとわかりますが、いくつもの役割を持っていました。
中心的存在の「ホワイト・タワー」はタワーというより立派な宮殿です。
しかし 宮殿としての役割は長続きせず、宝物や重要な書類の保管にも利用されました。
また 国事犯の牢獄の役割も果たしました。
ロンドン塔を一番有名にしているのは歴史に残された闇の世界です。
それは数百もの人々が囚人としての捕らわれ、牢獄であったロンドン塔へ幽閉されました。
そして二度と浮世に戻ることなく処刑されたという歴史です。
ヘンリー八世(1492年~1547年)の2番目の妻(王妃)アン・ブーリン(エリザベス一世の母)は投獄そして2週間後には斬首された(1533年)とい悲惨は事実がなどあります。
ロンドン塔はイギリス王室の栄光と血塗られた歴史を語っています。
ロンドン塔は長い歴史のなかの暗い残酷な歴史が生きていると思いました。
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◎世界文化遺産「ロンドン塔(Tower of London)」
ロンドンのテムズ川北岸にある城塞です。
ロンドン塔の歴史はウィリアム征服王(1066~1087)に始まります。
ウィリアム征服王は1070年代にがホワイト・タワーの建設を開始し1100年には完成したとされています。
当時ロンドンでは最も高い建物で、それまでのイングランドでは見たことがないような巨大さでした。
その後 歴代の王が補強改築し、さまざまな大きさの塔、二重の城壁、深い堀などが造られ難攻不落の要塞であり、王たちの王宮でした。
ロンドン塔は波乱に満ちた長い歴史のなかで、様々な役割を担ってきました。
「要塞」として:巨大なホワイトタワーは 君主たちは何世紀にもわたり王家の要塞として強化してきました。
「宮殿」として:ヘンリー3世(1216~1272年在位)からヘンリー8世(1509~1547年在位)まで 君主はロンドン塔の防御壁で囲まれた王宮でもありました。
しかし宮殿の雰囲気が最も強かった部分は18世紀に消え去りました。
「牢獄」として:ロンドン塔は牢獄として建設された訳ではありませんが、1100年から1952年の間に、何百人の人々がここで幽閉されました。
処刑とと拷問の恐怖の場所でした。
それらは何世紀にも渡り、伝説、事実、フィクションの組み合わせからロンドン塔の恐るべき評判をよび、19世紀以来観光名所として人気を博しています。
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この記事を書くためにロンドン塔について調べていましたら ロンドン塔はタワーと呼ばれる建物がいくつもあり、それぞれに歴史が詰まっています。それを事前に調べてなく、写真はほんの一部しか撮っていないことに気がつきました。ちゃんと勉強していくべきだったと後悔しています。
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ツワーの自由時間を利用しひとりで「ロンドン塔」へ行きました。
「ピカデリーサーカス」の近くでツワーの方々と別れ「チャーリングクロス駅」までタクシーで行きました。
その時に乗った派手なタクシーで、運転手さんは降りる時手を振ってくれました。
現地のひとと初めて話したひとです。
簡単な英語ですが。 -
「チャーリングクロス駅」前の赤い電話ボックス
これを見るとイギリスって感じがします。
イギリスのシンボル的存在ですね。
今はスマホの時代ですがそのまま保存されています。
内部の電話は、もう取り去られているものが殆どだそうです。
向こうに見えるのが「チャーリングクロス駅」 -
「チャーリングクロス駅」
ロンドン中心部の鉄道ターミナルです。
ここで「ロンドン塔」行きのバスのチケットを買いました。
バスの車内ではチケットは売ってないそうです。
地下鉄で行く方が早いですよと言われましたが、いえいえバスに乗りたいんです。 -
憧れだった「赤い2階建てバス」です。
これもイギリスって感じですね。
私が住んでいる近くの福岡市内でも いつ頃からか主に観光用に2階建てバスが走っています。
ロンドン塔へはこの反対車線から出発のバスに乗りました。 -
バスの車内から
ラッキーなことにバスの乗客は少なく2階の一番前の席に座ることができました。
もちろん見晴らしはよくて、憧れのバスに乗れただけでなくこんな待遇に会えるなんて幸せでした。 -
バスの車窓から
風格のある建物とバスが似合ってます。 -
バスの車窓から
「王立裁判所」の横を通りました。
まるで聖堂のようです。 -
バスの車窓から
先方に「セントポール大聖堂」が見えます。 -
バスを降りてすぐのところに「ロンドン・ウォール」
西暦200年ごろに築かれたローマ時代の市城壁です。 -
世界遺産「ロンドン塔」の全景
(ダウンロードOKの無料画像より) -
バスを降りて5分ほど歩くと見えてきました。
重厚な城壁に囲まれています。
ここからでも歴史が詰まっているのを感じられます。
もう少し進むと右手の方にチケットブースがあります。 -
少し進むと迫力あるライオンの像が迎えてくれます。
イングランド代表のサッカーチームのユニフォームには3頭のライオンがあしらわれています。繋がりがありそうです。
13世紀に神聖ローマ帝国フリードヒ二世がヘンリー三世に三頭の「ヒョウ」を贈ったことから、国王はロンドン塔で動物園を始めることを決めたとされています。
ヒョウだとされていますが、おそらくはライオンだったとされています。
動物園があったのですね。 -
ミドル・タワー(MIDDLE TOWER)から入り堀の横を通ります。
現在は堀は空堀で緑の芝生が植えてあります。 -
バイワード・タワー(BYWARD TOWER)が見えてきました。
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バイワード・タワー(BYWARD TOWER)
ここをくぐって中に入ります。 -
バイワード・タワーをくぐると外廊です。
二重の城壁に囲まれているのが分かります。
右端はベル・タワーです。 -
ウォター・レーン(WATER LANE)
入場してまっすぐ進むと、右手にはテムズ川に接したトレーターズ・ゲート(反逆者達の門)があります。 -
トレイターズ・ゲイト(叛逆者の門)テムズ川に面した水門です。
囚人たち(無実のひともいる)の牢獄であったロンドン塔への入り口です。
そして数百もの人々が二度と浮世に戻ることなく処刑されました。
(ダウンロードOKの無料画像より) -
ブラディー・タワー(BLOODY TOWER)
(血塗られた塔)
1220年ごろ、城へのテムズ川からの入城門として建設されました。
1483年、リチャード3世が、甥である二人の王子をこの塔に閉じ込め、窒息させて殺害しました。その後、夜な夜な二人の男の子の幽霊が出るという噂が広まり、16世紀ごろからこの名前で呼ばれるようになりました。 -
ブラディー・タワー(BLOODY TOWER)
この上は塔になっています。
(写真を撮ってなくて。。。) -
この門をくぐると Crown Jewels と Chapel Royal があります。
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ホワイト・タワー(WHITE TOWER)
ロンドン塔のメインのタワーです。
1066年にイングランドを征服したウィリアム征服王が1070年代にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、1100年には現在のホワイト・タワーが完成しました。
タワーといっても立派な中世の宮殿です。
ここは要塞であると同時に儀式を執り行う場所でもあり、国王の権力を誇示するための壮麗な塔でもありました。
現在もホワイト・タワー内にはイギリスの過去から現在にいたる武具が収められ、博物館として開放されています。 -
「ジュエル・ハウス」の王冠
ロンドン塔は、血塗られた史実ばかりではなく、英王室最大の秘宝を見ることができます。
ヘンリー8世がホワイト・タワーの南側に宝物の保管所を建設して以来、ロンドン塔は宝物庫も兼ねるようになりました。
(ダウンロードOKの無料画像より) -
処刑場のメモリアル彫刻
御影石とガラスの彫刻
2枚の磨き上げられたディスクの上にクリスタル製の枕が置かれています。
ヘンリー8世の妻で、今も霊となってロンドン塔内を彷徨っているとされるアン・ブーリンが処刑された場所として有名です。
同じくヘンリー8世の妻キャサリン、9日間の女王ジェーン・グレイなどが処刑されたその場所に設置されています。 -
ローマ時代の市城壁ロンドン・ウォールの案内
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ロンドン・ウォールの一部
ローマ帝国時代の西暦200年ごろに築かれたものです。
シーザーもロンドンに訪れたと言われています。 -
ヨーマン・ウォーダーズ (The Yeomen Warders)は退役軍人によるツアーガイドのことです。
彼らはロンドン塔の警備員も兼ねていて塔内で暮らしいます。
ビーフィーター (Beefeater)の通称で知られています。
威厳のある風格でした。 -
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後ろ姿ですが、スコットランドの正装でしょうか。
観光客には見えませんでした。 -
ロンドン塔は牢獄として建設された訳ではありません。しかし現実に多くの人々が 拷問や何年にもわたる幽閉されました。
(ダウンロードOKの無料画像より) -
牢獄と拷問器具の展示がありました。
コメントは難しい! -
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この方々はチップが必要でした。
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出口から見えた外壁
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テムズ川とタワーブリッジ
出口からはすぐにタワーブリッジが見えます。 -
タワーブリッジ
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テムズ川の対岸の風景
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テムズ川の対岸の風景
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地下鉄の駅に向かう時に見えたロンドン塔
堀にあたるとこにはテントのようなものが沢山ありました。 -
ホテルの最寄りの地下鉄駅「HIGH STREET KENSINGTON STATION」
外国での地下鉄利用は初めてでした。
乗り換えもでき良い経験ができました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- マプトさん 2020/05/26 06:45:05
- ロンドンタワーで笑ったこと
- おはようございます。
享年の夏、私はロンドンタワーに行きました。入場料が3000円なんぼとやたら高かった記憶です。
で、ジュエルハウスで笑ったことが。歴代王の王冠を見るコーナーで、歩く歩道に乗って進んだこと。あれが滑稽と言うか、妙におかしくて笑ってしまいました。王冠の価値うんぬんよりも、そっちの方が印象的でした。
- kbdotさん からの返信 2020/05/26 13:51:05
- コメント有難うございます。
- そうなんですね。
私 実はジュエルハウスはしつかり見てないんです。
自由時間が気になっていたのと、ジュエルに興味が無い事とかで。
そんな所があったとは知りませんてました。
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