日本の白地図を埋める旅・愛媛＆高知編４～青島～

2017/05/06 - 2017/05/11

今回は四国の未踏の地愛媛・高知に行く旅です。今回の主要テーマのひとつ「青島」に上陸します。


今回の旅程


５月７日　成田→松山→道後温泉→松山→下灘→伊予長浜　★いまここ　
５月８日　伊予長浜→青島→伊予長浜　★いまここ　
５月９日　伊予長浜→松山→道後温泉
５月10日　道後温泉→中村→高知
５月11日　高知→松山→成田

エリア 伊予・砥部(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝4時半起床。午前便の出港は8時ですが、宿の人には6時前には出た方が良いと言われました。6時少し過ぎに港へ到着。一番乗りだったので暫く暇です。少し遅れて到着した一人旅のおじさんはかなり気合の入った猫好きで、全国各地の猫スポットを巡っているとか。前日も青島へ行ってすっかりハマってしまい、予定を変更してリピート決定したと言ってました。。

そして乗船時刻になりました。

乗客は他に、一人旅の青年やご夫婦、スペイン人のカップル、釣り道具を持ったカップルなどが。結局この便の乗客は10人前後。GW明け1日目、ちょっと心配だったけど余裕でした。

船のデッキで海を眺めながら行こうと思ったけれど寒くて無理でした。

船内に避難したらそのまま爆睡、気づいたら到着していて一人取り残されていました。

青島は島民10余名に対して猫は100匹以上。ねこのえさや募金なども受け付けています。

青島 自然・景勝地

港の待合室に猫じゃらしなどのおもちゃが置いてあるので、それを借りて猫ちゃんたちと遊んだりできます。

青島 自然・景勝地

港ではさっそく猫ちゃんたちがお出迎え。船長が来た＝エサが来たと認識しているので、みんな船長さんにぞろぞろとついていきます。

青島 自然・景勝地

想像を超えるもふもふパラダイスに興奮が止まらない。

青島 自然・景勝地

オモチャにわかりやすく食いつくじゃないか！かわいい！

青島 自然・景勝地

この島に住んでいる猫ちゃんたちは基本みんな野良ですが、島民や周辺住民、観光客が餌付けしているので人懐っこいです。中には首輪をつけて、島民から名前をつけられて可愛がられている子もいます。去勢手術、避妊手術を受けてる個体もいるそうです。島民のお母さんは慣れてるのでだっこをねだられちゃいます。

青島 自然・景勝地

見つめてきます。

青島 自然・景勝地

島民のお家にねこたちは溶け込んでいます。

青島 自然・景勝地

どこに行くのかにゃ？

青島 自然・景勝地

くさむらねこ。

青島 自然・景勝地

夕方便まで時間が有り余るので、島の道を歩きつくす勢いで散策します。

青島 自然・景勝地

一匹のねこちゃんがずっとついてきます。

青島 自然・景勝地

ずっと付いてくる。

青島 自然・景勝地

島の東端の方まで来ました。

青島 自然・景勝地

海を見つめるカップル。

青島 自然・景勝地

島の中心部に戻ります。青島は晴れると日陰になるものが少なく、少しの日陰を探して寝ているねこたち。

青島 自然・景勝地

午前の便はすぐに折り返すので、この便で来た人は午後の便が出る16時15分まで島に滞在することになります。この島には売店などはありません。旅行記などを見てるとこの長すぎる滞在時間でもあまり退屈しないと書いてありましたが、私はそこまでガチではないので猫ちゃんに対するテンションは2時間くらいで落ち着いてしまった（笑）。

青島 自然・景勝地

時間を持て余すので、今度は島の反対側、山の方に行ってみます。

青島 自然・景勝地

公民館だったかな。

青島 自然・景勝地

島の西端、灯台を目指してみます。ここまで来るとねこも見かけません。

青島 自然・景勝地

灯台まで来ました。息切れしてしまいました。

青島 自然・景勝地

港周辺に戻って来て、疲れたので日陰で寝てる猫ちゃんたちと一緒に休憩。

青島 自然・景勝地

猫ちゃんたちは気まぐれなので、遊んでくれる子もいればシカトする子もいます(笑)。

青島 自然・景勝地

持って来たおにぎりを頬張ってたら寄ってきます。

青島 自然・景勝地

そして膝に乗ってクレクレアピール。

青島 自然・景勝地

しょうがないなあ、キミらにもあげよう。買ってきた缶詰を開けると取り分けようとしたお箸にそのまま食らいついてきます。

青島 自然・景勝地

食べる食べる。

青島 自然・景勝地

でもこの猫まみれの時間、ただ癒されるだけではありませんでした。猫の1匹が小さな動物の死体を加えてやってきてギョッとしました。ネズミかと思ったら、それはまだとても小さな仔猫。運んできた猫は毛色が似ていたのでお母さんなのかな、と思ったが、暫くするとその死骸を喰いちぎって、食べ始めた。普段ならそういう場面は恐ろしくて見れないんだけど、この時はやはり生きることと死ぬことは表裏一体だな…とか、これは島民に報告した方が良いんだろうか、などと思いながら冷静に見ていました(写真はそのシーンではありません)。

青島 自然・景勝地

とにかく直射日光が暑いのでスペイン人カップルも日陰で休んでいます。

青島 自然・景勝地

やりやがったな(笑)

青島 自然・景勝地

コンクリにつけちゃった足跡もかわいい。

青島 自然・景勝地

15時5分、午後便が到着。観光客が何組かと、島民と顔見知りのお母さんがやって来ました。どうやら、定期的にエサをやりに来ている方みたい。

青島 自然・景勝地

そのお母さんが船を降りると、猫ちゃんたちが一斉に後に付いていきます。

青島 自然・景勝地

島内のエサやり場は一箇所に決まっています。そこにお母さんは持って来たエサをバラ撒き、猫ちゃんたちは我先にと食べ始めます。便乗して観光客の私たちも持参したエサをあげました。

青島 自然・景勝地

期待のまなざし。

青島 自然・景勝地

缶詰めはまさに「猫まっしぐら」で、用意する前から飛びかかられまくって出血した（笑）。

仔猫のことをこのお母さんに相談してみたら、会長に報告するわと回収してくれました。

青島 自然・景勝地

やはり、猫は面白いなあ。島も面白い。

青島 自然・景勝地

16時15分、仲良くなった猫ちゃんたちと別れて出港。

本土に戻って、今日はどこか他のお店に飛び込んでみようと思ってましたが、さすがに全身猫臭くて一刻も早くお風呂に入りたい。ので、スーパーでお惣菜を買って宿に戻り、一風呂浴びてから部屋でテレビ見ながらダラダラと夕飯を食べました。

青島 自然・景勝地