山カラ隊　北岳・間ノ岳登山　【2】登頂

2019/09/07 - 2019/09/07

職場関係の山のグループ「山カラ」（山、カラオケ、温泉、お酒、食事等を楽しむ会です）のメンバーで標高日本第２の北岳と第３位の間ノ岳に登ってきました。私は、随分昔に同じグループで一度挑戦したことがありましたが、その時は高山病で、北岳山荘に留まり、北岳の頂上に立つことができませんでした。ここ３年ほど挑戦しようとしてきましたが、いずれも天候不順で実現しませんでした。

今回は、満を辞しての挑戦です。幸い、絶好の天気に恵まれ、最高のコンディションで、北岳・間ノ岳に登ることができました。今回の登山は、２０年の登山行の中でも、最高レベルのものとなりました。

今回の日程は以下の通りです。
9/6　(金）愛知県出発、広河原→白根御池小屋
9/9　(土）白根御池小屋→小太郎尾根分岐→北岳肩の小屋→北岳頂上→北岳山荘→間ノ岳頂上→北岳山荘
9/1０（日）北岳山荘→八本歯のコル→大樺澤二俣→広河原→愛知県

2日目は、いよいよ登頂。流石に標高日本二番目と三番目の山への登頂は楽ではありません。急登にへばり、梯子にビビりながらなんとか北岳と間ノ岳に登ることができました。３年間の待った甲斐のある登山でした。

エリア 南アルプス市(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前夜夕食後に星空を撮ろうと外へ出たのですが、月が出ていてうまく撮れなかったので、朝４時に起きて再挑戦です。
４時半の段階で、すでに北岳に登り始めている人たちの明かりが見えます。

白根御池小屋 宿・ホテル

4:47 北岳に朝日が当たり始めました。

5:00に朝食を食べ終わり、外に出たところです。

６時に小屋を出発。いきなりの急登です。しんどい。

小太郎尾根までの標高差５００mは、草スベリと言われています。下の方は、高山植物の宝庫です。
キオンの群生

小太郎山分岐点

いよいよ目標の北岳山頂がはっきり見えてきました。

小太郎尾根の背後に甲斐駒ヶ岳。八ヶ岳もクリアに見えます。
３６０度の絶景です。

仙丈ヶ岳

富士山が顔を出しました

鳳凰三山

この尾根を歩きます

きつい場所もあります。

尾根歩き

北岳肩の小屋に着きました。

標高３０００m。ここでトイレ休憩。

北岳 肩の小屋 グルメ・レストラン

富士山が雲の上に顔を出しています。

最後のひと頑張り

北岳肩の小屋が大分下になってきました。

仙丈ヶ岳

両俣小屋分岐

来年は甲斐駒ヶ岳に登ろうという声がします。

仙丈ヶ岳(2941m)が下に見えます。奥には北アルプス。

よくこんなところを登ってきたものです

いよいよ北岳頂上間近

頂上にいる人達が見えます

ついに北岳頂上。時間は10:30。最初に北岳に挑戦したのが登山を始めたばかりの2000年ごろ。その時は北岳山荘まで登ったのですが、高山病で頂上への挑戦を断念しました。２０年越しの北岳登頂です。感無量！

北岳 自然・景勝地

北岳頂上から富士山を望む。残念ながら雲に隠れてしまいました。

次の目的地、間ノ岳

中央アルプス、北アルプス

仙丈ヶ岳

甲斐駒ヶ岳

名残惜しいのですが、下山します

次は間ノ岳を目指します

今日の宿の北岳山荘です。12:30到着。

軽く昼食をとり、一旦チェックインして、大きな荷物を部屋に置いていきます。

北岳山荘 宿・ホテル

間ノ岳に向けて出発13:30出発。振り返ると北岳がまた違った山に見えます。

午後からは、雷の危険があるとのことで、早足で進みます。

ここは緩やかな広い尾根。

でも先は険しそう

中白根山頂上（3055m)

間の岳の頂上が見えます

あれがピークかと思いましたが、違いました。

今度こそ頂上が見えました。

間ノ岳頂上。14:40。1日で標高日本２位と３位を登頂。
北岳、甲斐駒ヶ岳が連なります。

間ノ岳 自然・景勝地

間ノ岳からみた北岳。

仙丈ヶ岳

雷を恐れて、早々に引き返します。

北岳山荘が見えました。16：10。
山カラ隊は、いつもはコースタイムの1.５倍ぐらいで歩くのですが、今回の間ノ岳ピストンは、コースタイムをかなり上回るスピードでした。

北岳山荘 宿・ホテル

夕食です。こんな高山でお魚が食べれるとはびっくりです。

外はテント場。かなり寒そう。

夕食後、サンセットと夕焼けを狙って外に出ました。

夕陽に照らされた北岳は美しい。

サンセット。夕焼けは今一歩。

月が見えます。
夜に星空を撮ろうと思って外に出てみましたが、雲の中でした。