上総一ノ宮の散策

2020/05/09 - 2020/05/09

５月９日(土)、どこ行こうかと考え、上総一ノ宮はまだ歩いていなかったと思い付き、出掛けました。ＪＲ電車の乗車時間が長かった。
上総一ノ宮駅は駅舎が工事中で、第一印象はイマイチでした。
駅の西側へ行き、實本寺というお寺にお参りし、坂道を上りました。鳥居が立っており、加納久宜公のお墓です。幕末の一宮藩主、貴族院議員、鹿児島県知事、一宮町長であった子爵殿下であり、今の麻生副総理のひいおじいさんだそうです。
さらに進むと、お城のような体育館のような建物が有ります。振武館（しんぶかん）という一宮町の武道館です。この辺りは一宮城跡だそうです。
辺りをぐるーっと回って、玉前神社に到着。上総の国の一の宮です。一の宮にしては小ぢんまりとした境内。拝殿と本殿が黒で格好良いです。新しく見えましたが、この本殿等は貞享４年(1687年)の造営だそうです。
国道128号線をしばらく歩きました。交通量の多い国道歩きは楽しくなかった。
東浪見寺へ向かいました。軍荼利通りの小さな標識が有り、ＪＲ外房線の踏切を渡りました。「軍荼利山」という鳥居だけが立っています。そのちょっと先に石段が有り、上がりました。石段の上に石段が有り、さらにその上にも石段が有り、石段がいくつも有ります。頑張って上がりました。「軍荼利山」はこのお寺の山号のようです。東浪見寺へお参りしました。古そうなお寺ですが、特に見所は見当たりませんでした。
この辺りは溜め池が多いようで、池の方の高台へ歩きました。軍荼利の池の向こう側は一の宮カントリー倶楽部。池とゴルフ場の景色が良かった。高台の奥が標高79.6ｍだそうですが、ここも特に何も有りませんでした。
ぐるーっと回って、もう１つの池へ行きました。最近ではなく、江戸時代に藩主の命で作られた池だそうで、中国の大きな湖にちなんで、「洞庭湖」と名付けられたそうです。池とその周囲の景色が良かった。
田んぼの間の道を歩き、東浪見海水浴場へ行きました。砂が高くなっており、砂丘なんですね。外洋らしい波が来ていました。波に何人ものサーファーが浮いており、サーフィンをやっていました。
「東浪見」の読みの「とらみ」の意味は分かりません。でも、「東浪見」の文字はまさにこの海だなぁと実感しました。
東浪見駅より帰途に就きました。

エリア 長南・睦沢(千葉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

上総一ノ宮駅前
観光案内所が開いていました。

上総一ノ宮駅 駅

實本寺
駅の西側に有ります。お参りしました。

良い感じの急坂

加納久宜公のお墓
今の麻生副総理のひいおじいさんだそうです。

ＪＲ外房線

一宮小学校

振武（しんぶ）館
一宮町の武道館です。

一宮城跡
発掘調査済みだそうです。

トンネル
向こう側が小学校です。

観明寺
辺りを歩きました。

町名になっている上総の国の一の宮、玉前（たまさき）神社
新しく見えましたが、この拝殿等は江戸時代の造営だそうです。

上総国一之宮 玉前神社 寺・神社・教会

こういうレトロな感じが好きです。

上総国一之宮 玉前神社 寺・神社・教会

ＪＲ外房線
金網越しに撮れました。

軍荼利（ぐんだり）山の鳥居
この山が軍荼利山です。

石段が続きました。

東浪見寺
軍荼利明王が祀られているそうです。

正面扉の開口部より撮りました。

池

アオサギが２羽居ました。

軍荼利ダムの池
向こう側は一宮カントリー倶楽部です。

アザミ

洞庭湖（どうていこ）
江戸時代に一宮藩主の命で作られた池だそうです。藩主が中国の大きな湖にちなんで、「洞庭湖」と名付けたと言われています。
池とその周囲の景色が良かった。

水面が植物で覆われていました。

海岸の砂丘
数ｍの高さが有ります。

東浪見海水浴場
サーファーがサーフィンをやっていました。

東浪見海水浴場
まさに「東浪見」。

東浪見駅

東浪見駅 駅