2016/07/02 - 2016/07/06
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erifddさん
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例年5月~6月にアルマトイかアスタナでデニス・テン君のアイスショーがあります。この年も開催予定という情報は流れていたのですがいつまで経っても正式発表がなく。やるのかやらないのかわからない状態の中、アスタナ在住のスケオタ友達カリナちゃんから「プルシェンコのアイスショーあるから来ない?」と誘われ、そっちに行くことにしました。
今回の旅程
7月2日 ビシュケク→アルマトイ
7月3日 アルマトイ→
7月4日 →アスタナ ★いまここ
7月5日 アスタナ→
7月6日 →アルマトイ→ビシュケク
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の移動はビシュケク・アルマティ間はマルシュルートカ、アルマティ・アスタナ間は鉄道です。ビシュケク・アスタナの飛行機移動は高いから選択肢に含みません。興味本位で2日くらいかかる国際列車(コンパートメントで往復9000円くらい)に乗ってみたかったんですが、週に1本しかないのでタイミングが合わず。
アルマティ・アスタナ間を飛行機にするか電車にするかで迷い、ちょびっとだけ電車のほうが安かったので電車を選択しました。 -
20時間かかる古い車両は面倒なので往復ともスペイン製の13時間で行く列車にしたかったんですが、アルマテトイでチケット買おうとすると往路は既に満席。結局行きは20時間かけて行くことに。おかげで費用はだいぶ抑えられました(往路1900円、復路3600円くらい)。
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電車の中にある時刻表です。今乗っているアルマトイ2駅からアスタナまでを表すのは左から3列目以降で、下から見ていきます。3列目が各駅への到着時間、その隣が停車時間、右から2列目がその駅の発車時刻です。
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行きの安い方の車両は一般庶民が乗っていて、友達と相部屋になるために席を替わってくれと言われた(私も男と2人で同室は嫌だったので快諾)のをきっかけにその兄ちゃんと仲間たちがウザいくらい絡んでくれましたが、彼らが全員オラザ(カザフ語でラマダン)中だったので喋ってても何も飲まず、私は喉が渇いて仕方がないので退散。同室になったおばあちゃんもオラザ中の上にカザフ語しか喋らないので意思の疎通もできず、寝台の上段に引きこもってコソコソっと飲食します。ネットもないので音楽を聴くなどするも、電源もないのであまり長時間できないので寝るしかない。
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アルマトイ出るとひたすら草原です。
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駅によっては20分くらい停車するので、ホームに売り子が来ています。
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おやつ、お惣菜、パン、飲み物などが買えます。
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牛の群れが見えました。
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カザフスタンらしい風景です。
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ひたすら景色を見て時間を潰します。
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草原に電車の影が伸びます。
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カーブで自分が乗っている電車の前方が見えました。カザフスタンの長距離列車は車両が20超えることも多いです。そのため迎えに来てくれる方は必ず。何両目に乗っているか聞いてきます。
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夜になり、また長めの停車。日没を過ぎて断食時間が終わった隣室の兄ちゃんから誘われて買い出しに出てみます。
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ポテチとお水を買いました。
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朝起きると住宅街になっていました。アスタナまでもう少しです。
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アスタナに到着し、カリナちゃんが迎えに来てくれました。
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アスタナを訪れたのはこれで3回目でした。1回目はキルギス留学前の「中央アジア下見旅行」、2回目は2年前のデニスショー。そして今回。いずれも、1回目に自宅に招待してくれたカザフのスケオタ、カリナちゃんと行動を共にしています。
バイテレク モニュメント・記念碑
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この時期はアスタナ遷都18周年で市内で色々なイベントが行われていました。プルシェンコのショーもその一環です。
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ハンシャティル向かい側にある、ILOVEASTANA。
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テント型の建物、ハン・シャティルはショッピングモールです。
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ハン・シャティルの隣でもイベントをやっていました。お土産の屋台もたくさん出ていました。
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フェルトの靴です。
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民族衣装も売っています。興味津々で見ていた私にカリナちゃんは「サビーナが作っているものの方が質が良い」と言っていました。サビーナちゃんはカリナちゃんの双子のお姉さんで、故郷のアクトベで民族衣装を基調にしたドレスやダンス衣装のデザイナーをしています。
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騎馬イベントも行われていました。
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民族衣装の長いスカートで馬に乗る女性、かっこいいですね。この女性が馬に乗りながらハンカチみたいなものを下に落としていきます。
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それを男性が馬に乗ったまま拾うという競技です。足だけ鞍にひっかけて地面に落ちたハンカチを拾います。
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皆見事に拾って戻ってきました。
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槍を持った男性。かっこいい。
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思いがけず伝統文化イベントを見れて良かったです。
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それから中央公園に行きました。
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クルージングに参加します。
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アスタナの旧市街と新市街を分断するように流れているイシム川のクルーズ。新市街の見どころを一望できます。
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川沿いにあるリングは、夏の間行われている花火ショーの照明器具です。
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川の広いところまで行って折り返します。
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川沿いにもアイラブアスタナが。
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三角にの建物は「平和と調和の宮殿」です。中のは劇場、博物館、会議室などが入っています。
平和と調和の宮殿 劇場・ホール・ショー
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アイラブアスタナのカザフ語バージョン。
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ここまではカリナちゃんと、2歳になった次女ちゃんと観光していました。4歳になった長女ちゃんを幼稚園に迎えに行きます。
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カリナちゃんと娘さん2人とアイスショーの会場へ。会場は2年前のデニスのショーと同じところです。
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プルシェンコさんのショー"Снежный Король"です。英語にするとSnow Kingなので日本では「スノキン」と呼ばれていました。
このショーは「雪の女王」を王に置き換えてプルシェンコが演じる物語になっています。照明演目中も場面に合はかなり凝っていて、シーンに合わせて川とか森とかを映し出すのでリアリティがあります。 -
とにかく演出はド派手でプルさんがでっかい馬車に乗って出てきたりします(ケガしていたので、滑るシーンは少なめでした)。
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空中技もあります。
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ヒロイン役のイリーナ・スルツカヤ(元世界ちゃんピン、オリンピックメダリスト)もでっかい白くまに乗ってきたりとかなり目立ちます。
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ただ、スケートファンの目線としては、スケーターの見せ場はエアリアルなどのアクロバット頼りで、スケートとしての面白さには欠けるかなと思いました。世界チャンピオン級がけっこう出ているのにあまり見せ場がなく、正直プルさんの役も含めて誰が演じても変わらない感じがするなあと。こちらではアイスショーはファミリーで楽しむものなので、わかりやすい物語を有名な選手が演じるというだけで話題性はあるんでしょう。
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今回のショーはアスタナ設立18周年に合わせて招待されたので、運営費の半分は国が負担しているらしいです。そのためチケット代は最高で5000テンゲ(2000円弱)とロシア本国の公演に比べて格安。
デニス君のおかげでカザフでもフィギュアスケートが以前よりはメジャーになったとはいえ、まだまだお金を払ってまで見に行くというところまでは定着していないみたい。地元の人が気軽に来れるようなチケットの値段を設定するにはスポンサーが色々必要なので、その辺の問題でデニス君のショーの計画も進んでないのかもね、とカリナちゃんは言っていました(結局この年、デニスのショーは行われませんでした)。 -
ブライアン・ジュベール(元世界チャンピオン)も出てたんですが、ソロが全くなく使い方が残念!!と思ってしまいました。
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何はともあれ、プルシェンコさんお疲れさまでした。
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翌日は3年前に初めてアスタナを訪れたときはオープン直前だった国立博物館へ。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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7階建てで入り口にカザフの国旗のデザインにもなってる太陽と鷲のオブジェがあります。特定の時間になると音楽と共に鷲が羽ばたく仕掛けがあるのですが、これが、地味…!
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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階ごとにテーマの異なる展示がされています。下の階の方はカザフの歴史や文化を紹介するものが中心。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ユルタもありました。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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金の部屋は別料金になってます。黄金人間が展示されてるそうですが3年前に旧博物館で見てるので入りませんでした。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ナザルバエフ像。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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上の階に行くとカザフスタンの現代史を紹介しています。2011年のアジア大会の時の様子も。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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カザフスタンのスポーツについての展示もありました。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その中で、ソチオリンピックの銅メダリストとしてデニス・テン君が展示されていました!
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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最上階はアートギャラリーの期間展が行われています。アートとはいえ、こういうのは許されるんですかねえ…。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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それからさすがカザフスタン、1階から3階までを貫くロケットが展示されています。
7階建ての情報量満載の博物館 by erifddさんカザフスタン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この日(7月5日)はラマダン明けの祝日「オラザ・アイト」でした。この祝日を初めてお祝いの時に食べられるカザフの揚げパン、バウルサックをカリナちゃんの自宅でご馳走になりました。
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バウルサックはカザフの揚げパン。四角い形もありますがカリナちゃん家では娘さんが丸くしてーと言うので丸いのを作るそうです。キルギスではボルソックと言ってもうちょっと小ぶりで、同じくオロゾ(キルギス語)アイトでも食べられています。オラザアイトでは必ずバウルサックを食べてお祝いするとカリナちゃんは言っていましたが、彼女の家では誰もオラザ期間に断食はしていません。こういうところ、日本人の宗教感覚と似てるところがあって面白いです。
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お昼ご飯後、彼女の家のすぐ近くにある平和と調和の宮殿周辺をお散歩します。
平和と調和の宮殿 劇場・ホール・ショー
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おしゃれロードです。
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夏の噴水が気持ち良いです。
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2歳の次女ちゃんは川とか池とかを見ると「ムノーガ(ロシア語で”たくさん”)スー(カザフ語で”水”)」と言います。こうやってカザフ人はバイリンガルになっていくんだなあ。
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カリナちゃんは長女ちゃんをお迎えにいかないとならないので、彼女の家最寄りのバス停でお別れして一人で駅へ向かいました。
カザフスタン鉄道 (アスタナ~アルマトイ) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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復路は3600円くらい、13時間でアルマトイまで行くスペイン製の列車です。帰りは帰りで、時間は短いものの乗客が富裕層のため外国人が乗っててもいちいち珍しがって話しかけたりしてこないので会話がなく退屈。やっぱり寝台で音楽聴くしかないです。でもコンセントがあるのでまだ楽(しかし各部屋に1つずつしかないので取り合いになる)。Wi-Fiは飛んでたけど、繋がりませんでした。
友達同士なら電車の旅も楽しいけど、1人だとお金があるなら飛行機の方が楽ですねー。しかし他の町に行く列車にも乗ってみたいと思ってしまう、乗り鉄気味な私なのです(笑)カザフスタン鉄道 (アスタナ~アルマトイ) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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