JR城端線乗り鉄：沈む太陽を眺めながら

2020/03/20 - 2020/03/20

昭和の懐かしさを感じるオレンジ系のキハ40系気動車に揺られ、高岡駅から城端駅間を、広大な耕地の中に民家が散らばって点在する散村風景の砺波平野を走る長閑なローカル線であった。
日没前の車内は、平野の中に吸い込まれるような綺麗な日の入風景が眺められた。

北陸新幹線乗換駅として新設された高岡駅の次駅、新高岡駅はローカル線の城端線にある。

エリア 富山

始発駅高岡駅。
あいの風とやま鉄道管理の高岡駅は、あいの風とやま鉄道とJRの共同使用駅。
JR城端線とJR氷見線の起点駅で、両線の車両基地がある。

高岡駅。
ホームより車両基地を望む。

高岡駅構内車両基地（翌日撮影）。
オレンジ色のキハ気動車が並ぶ風景には圧巻される。

高岡駅。
城端線ホームには城端線沿線案内板。

高岡駅。
懐かしさや趣きを感じるオレンジ色のキハ気動車。

高岡駅ホームにて。

夕暮れの沿線風景。
二塚駅。

夕暮れの沿線風景。

夕暮れの沿線風景。

砺波駅。
砺波平野の長閑な散村の風景の中を走ってきた気動車は、砺波駅に近づくにつれ建物が密集し始め、街の駅に着く。
JR城端線の中心駅らしく、高岡駅からの乗客はほとんどが下車し車両は閑散する。以降、下車客ばかりでローカル線らしさが増す。

夕暮れの沿線風景。

夕暮れの沿線風景。

夕暮れの沿線風景。
ほぼ太陽は沈みきる。

東石黒駅。

終着駅城端駅。
駅前からは世界遺産に登録されている合掌造りの白川村行きのバスが出ている。

18時過ぎの日没後の駅前は暗く、コンビニすら無い。寂しさのある夕暮れの車両留めの末端からの風景は、終着駅の旅情を醸し出してくれた。

城端駅。

城端駅。
車両留め方向。

城端駅。
車両留めより。

城端駅。
車両留めより。

城端駅駅前風景。

城端駅。
同キハ気動車で折り返す。

城端駅。

キハ気動車車内。
今は珍しい箱型の4人掛けの座席。