2020/05/02 - 2020/05/02
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ドクターキムルさん
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鎌倉街道の藤ヶ沢から右折して峠の迎陽隧道を抜けると野庭町(上野庭)である。野庭町は馬洗川上流域の永谷平川沿いに御嶽社や浄念寺、町内会館などの村(上野庭)の中心部があり、明治時代まではこの隧道近くの農家が一番上(奥)にある民家であったはずだ。それが隧道近くの家に代り、鎌倉街道に一番近い家になったことが伺える。今日はゴールデンウィークの連休とあって、外出自粛とはいかず、多くの人たちが散歩している。迎陽隧道を潜って最初にある民家には土蔵が残り、今では農家カフェをやっている。
さらに北上すると上野庭には横浜市かと目を疑うばかりの山村の里山が広がっている。御嶽社や浄念寺の前を通る。谷あいには畑が広がっている。向かいの里山には竹林が覆っている。しかし、この民家が続く山裾にある里山の上には市営野庭住宅が広がり、特養ホーム・すずかけの郷などは、村の中心を通る道路脇の階段を上った先にある。また、その脇には里山に入る山道が残されており、おそらくは野庭団地へと続く近道になっているのだろう。この先、橋を渡ると庚申塚があり、ここがかつての村の入口であったのであろう。道路はこの馬洗川沿いの下野庭へと続いている。しかし、舞岡公園方面には山に入る道があり、その道端にも庚申塚が残っている。山の尾根には鎌倉道が通っていたのだろう。横浜市南部では一番田舎臭さが残っている里であるが、小山台小・中に近づくと山頂にも住宅が建っており、その家の崖のコンクリートが余りに高いので目を見張る。その角に枝垂れ桜が植えられているお宅がある。「トンネルを抜けるとそこは田舎だった。」そんな場所が上野庭であるのだが、他方の山の上はまたもや住宅地になっている。もはや何処にでも見られる光景に変わってしまっている。
(表紙写真は農家カフェを開いている土蔵のある家)
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迎陽隧道。野庭町の出入口だ。
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野庭団地への入口(裏口)。
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上の家は農家カフェ。
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農家カフェに土蔵。
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「源流の森保存地区」。
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野庭の森。
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浄念寺門前。
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浄念寺門前に町内会館。
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「上野庭町内会掲示板」。
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「野庭神社・蔵王権現御嶽社」。
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野庭神社・蔵王権現御嶽社。
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里の畑に日曜菜園の人々。タケノコ狩りに人々が集まっているのかと勘違いした。
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野庭の森。
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特養ホーム・すずかけの郷。
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特養ホーム・すずかけの郷の階段の横に野庭団地に上る山道。
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民家の裏に特養ホーム・すずかけの郷。
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馬洗川を渡った先にある庚申塚。村の入口か。
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庚申塚から坂道を行く。その脇に小川が流れ、鴨がいる。
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坂道の途中にも住宅が。その入口につつじ。
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坂道の途中に庚申塚。
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住宅の角に枝垂れ桜。
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住宅の角の枝垂れ桜。
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