新緑に囲まれ幽玄の世界.虎渓山永保寺

2020/04/29 - 2020/04/29

新緑に囲まれ幽玄の世界.虎渓山永保寺

臥龍池と土岐川の間にある池の周りの、
六角堂梵音巌、臥龍池、無際橋、観音堂を、
見渡すたびにその景観の素晴らしい・
周りの山川を含めて「虎渓山」と呼ばれ、

岐阜県多治見市虎渓山町1-40
虎渓山 永保寺（こけいざん えいほうじ）
国宝の観音堂と開山堂をはじめ、
数々の県や市の指定文化財がある。

名勝庭園にある臥竜池に架かる橋「無際橋」へ
夢窓疎石の設計による庭園は素晴らしい池泉回遊式庭園、

新型コロナウイルスの感染拡大、
新型コロナで９月入学・新学期　
首相「前広にさまざまな選択肢」
ゴールデンウイークに・・・。
紅葉でない時期に・・・。
臨済宗南禅寺派虎渓山永保寺へ

エリア 多治見(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 自家用車 徒歩

駐車場、15台有り（県外の車が半数以上）
JR中央線
この踏切を渡らなければ、
虎渓山永保寺へ行けずに待つ。

JR中央線
多治見から信州へ

臥龍池と土岐川の間にある池の周りの
土岐川畔の丘陵から多治見市を見渡す永保寺を訪ねてみました。
黒門から入ることにしました。

約100ﾒｰﾄﾙ　歩くと、池の向こうに国宝の観音堂が見えます。
国宝の観音堂を見ながら。

受付案内所が右側
精霊が左側に

日陰にて静寂な新緑を。

駐車場では愛知県ナンバーが多く、
しかし、ここは人影ないので不思議に思った。

永保寺本殿前の大イチョウ
何時もは、紅葉の時期に毎年来ますので、
少し変わった様子が見られて新鮮でした。

国宝の観音堂の写真は見応えあるので、
よくここで、粘って撮ってますが、
誰一人いないので最高でした。

そこで、ふっと感じました。
中山道の妻籠.馬籠宿場も・・・。
普段ならば
早朝、朝日が昇る前に現地にと考えると
都合がいいが、今回は非常事態なので。

国宝の観音堂方向を背にして
先ほど歩いた黒門方向

名勝庭園にある臥竜池

永保寺庫裡の前
樹齢６８０年の大銀杏
1313年開創を記念して植樹されたイチョウの木は、
多治見市天然記念物に指定されている。

平成１５年の火災では、
大銀杏も半分が焼けてしまいましたが、
今は、このように。
何時もの以前の力強く色づく大銀杏を知ってるので、
その圧巻を知ってるだけに、物足りなさを感じる・

名勝の庭園の臥竜池にかかる無際橋も日本百名橋のひとつ

禅堂の南側にあるモミジの林

左手奥は、臨済宗の専門道場として・・・。

土岐川

臨済宗南禅寺派虎渓山永保寺「虎渓」の名前の由来は、
夢窓疎石がこの地を訪れた際、
中国 蘆山の虎渓の風景（現在は世界遺産）に
似ていたことに由来すると言われています。

鎌倉時代に創建、夢窓国師を開祖としている。
南北朝時代に建立された
国宝開山堂、観音堂が有名だが、
ほかにも国重文の「千手観音図」、
県重文の「聖観音坐像」など、
文化財を多数有する。
国の名勝にも指定されており、
観光客が絶えることはない。
今は、別世界ように思えました。

名勝庭園にある臥竜池に架かる橋「無際橋」へ
夢窓疎石の設計による庭園は素晴らしい池泉回遊式庭園です。

右方向　無際橋こしの梵音岩.梵音巌上に六角堂
ただいま、修理し修繕中

禅宗様と和様の特徴を併せ持つ国宝観音堂
観音堂は平成23年7月頃より
屋根葺き替えなど修復工事をして現在に

境内には国宝の観音堂、開山堂、国名勝の庭園がある。
観音堂の内部の拝観は涅槃会の３月15日だけ無料で公開される。

夢想国師を開祖とし７００年以上の歴史をもつ由緒ある寺院です。
「七朝帝師」と称され 伊勢の人で 道号は夢窓、法諱は疎石、
臨済宗 天龍寺・相国寺を開山された夢想国師による
名園が 広がり、見事な景観です。

鎌倉時代に創建、夢窓国師を開祖としている。
南北朝時代に建立された国宝開山堂

開山堂、国宝です。1352年に足利尊氏が建立したとされる。
権現造りと言われる神社建築の原型とされている。

新緑のトンネルから
臥竜池と称する池に無際橋（橋殿付の反り橋）
周りの山川を含めて「虎渓山」と呼ばれ
六角堂梵音巌、臥龍池、無際橋、観音堂を
見渡すたびにその景観の素晴らしい・

無際橋が架かり
永保寺の名勝庭園にある臥竜池に架かる橋。
1478年の墨書により古くからその存在を知られる。
度々架け替えられており、
現在のものは1986年度からの解体修理によって
亭舎を除きすべて新調。
美しい庭園と橋のコントラストが素晴らしい。
◆完成年　　　1478年（2008年修繕）
◆構造　　　　木造アーチ橋
◆橋の長さ　　16.68m

観音堂の裏に坂があり上からみることができます。

国宝の観音堂後方から少し登ったところへ

ひっそりとした、雑木林の中に
ここが、私が手を合わす大切な場所です。
いつも誰一人いませんが、
今回は、人影かあまり見えないか、
自然に足が向きました。

朱塗りの山門が見事な「保寿院」

何時もは、誰か見えるが
異様に思えてなりませんでした・
多分、こんな光景は、二度と見えないのでしょう。

「続芳院」

「徳林院」

帰る時、踏切もスムーズに渡り、
駐車場は、10台もなく..売店もなく
ひっそりして、紅葉にしか来ないが、

二週間前に、孫達と行った時にカメラ持たず、
新緑は久しぶり。
新緑の多治見・虎渓山永保寺が眩しく、再度来ました。