豊川旅行記(ブログ) 一覧に戻る
三河地方をあまり訪れることがないので、豊川市と言ったら「豊川稲荷」しか<br />思い浮かびませんでした。<br />さすがに誰でも知っている「豊川稲荷」を通過するのは忍びない。<br />どんなところなのか、何故有名なのかも知らず、行ってみました。<br />正式名称、圓福山妙嚴寺(えんぷくざん みょうごんじ)は、<br />駐車場から総門までが遠い。敷地が広いってことですね。<br />普通に言う「お稲荷さん」とは違って、本格的な神社仏閣でした。<br />そして、奥の院の更に奥にある「霊狐塚」。これが人気の元でした。<br />これは、なかなか写真を撮るのがおもしろい。行って見てよかったです。<br />

豊川に来たらキツネが呼んでる「豊川稲荷」へ行かなくちゃ

16いいね!

2020/03/21 - 2020/03/21

118位(同エリア310件中)

ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

三河地方をあまり訪れることがないので、豊川市と言ったら「豊川稲荷」しか
思い浮かびませんでした。
さすがに誰でも知っている「豊川稲荷」を通過するのは忍びない。
どんなところなのか、何故有名なのかも知らず、行ってみました。
正式名称、圓福山妙嚴寺(えんぷくざん みょうごんじ)は、
駐車場から総門までが遠い。敷地が広いってことですね。
普通に言う「お稲荷さん」とは違って、本格的な神社仏閣でした。
そして、奥の院の更に奥にある「霊狐塚」。これが人気の元でした。
これは、なかなか写真を撮るのがおもしろい。行って見てよかったです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 名鉄豊川稲荷駅と、JR飯田線豊川駅からの商店街。<br />総門付近は、縁起物を扱う店が立ち並んでいます。<br />

    名鉄豊川稲荷駅と、JR飯田線豊川駅からの商店街。
    総門付近は、縁起物を扱う店が立ち並んでいます。

  • あった、「いなり寿司」の店。<br />意外にも、あんまり売っていないんですね。<br />帰りには忘れずに買って行こう!<br />

    あった、「いなり寿司」の店。
    意外にも、あんまり売っていないんですね。
    帰りには忘れずに買って行こう!

  • 総門前の境内の見取り図を見て感嘆。<br />さすがに、ただのお稲荷さんとは規模が違うようです。<br />でも、なぜ総門・山門・参道・本堂が一直線に並んでいないの?<br />

    総門前の境内の見取り図を見て感嘆。
    さすがに、ただのお稲荷さんとは規模が違うようです。
    でも、なぜ総門・山門・参道・本堂が一直線に並んでいないの?

  • 総門の脇にある灯篭です。<br />照明部分と台座との間にある8面の浮き彫りには、<br />「常夜灯」の文字の隣にキツネが彫られています。<br />

    総門の脇にある灯篭です。
    照明部分と台座との間にある8面の浮き彫りには、
    「常夜灯」の文字の隣にキツネが彫られています。

  • 白い鳥居の前には、大きなキツネの石像もあります。<br />

    白い鳥居の前には、大きなキツネの石像もあります。

  • 鳥居をくぐると本殿までの参道が続きます。<br />

    鳥居をくぐると本殿までの参道が続きます。

  • 「東海の霊場 豊川いなり」<br />正式名称は圓福山妙嚴寺です。<br />鎮守する豐川&#21522;枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから、<br />「豊川稲荷」が通称として広まったのだそうです。

    「東海の霊場 豊川いなり」
    正式名称は圓福山妙嚴寺です。
    鎮守する豐川吒枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから、
    「豊川稲荷」が通称として広まったのだそうです。

  • 本殿は総欅造で、昭和5年春に竣工し落慶大開帳が行われました。<br />

    本殿は総欅造で、昭和5年春に竣工し落慶大開帳が行われました。

  • 豊川市に於ける聖火リレーは、豊川稲荷本殿前を起点にしていました。<br />終点が陸上競技場です。先程訪れた日本車輛製造の前ですね。<br />2020年のオリンピックは来年に延期されてしまいました。<br />きっと聖火リレーは2021年に改めて、ここを走ることでしょう。

    豊川市に於ける聖火リレーは、豊川稲荷本殿前を起点にしていました。
    終点が陸上競技場です。先程訪れた日本車輛製造の前ですね。
    2020年のオリンピックは来年に延期されてしまいました。
    きっと聖火リレーは2021年に改めて、ここを走ることでしょう。

  • 寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師は、第八十四代順徳天皇の第三皇子で、<br />曹洞宗の始祖、道元禅師に師事し、1243年宋へ留学しました。<br />1263年にも再び入宋し、その帰国の際に霊神が現れました。<br />稲束を荷い、手に宝珠を捧げ、白狐に跨って声高らかに<br />真言(しんごん)を唱えます。<br />「?尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」<br />この真言が、本殿の向かって左側の柱に掲げられています。<br />(真言の一文字目が文字化けします。写真の柱で見てください)<br /><br />

    寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師は、第八十四代順徳天皇の第三皇子で、
    曹洞宗の始祖、道元禅師に師事し、1243年宋へ留学しました。
    1263年にも再び入宋し、その帰国の際に霊神が現れました。
    稲束を荷い、手に宝珠を捧げ、白狐に跨って声高らかに
    真言(しんごん)を唱えます。
    「?尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」
    この真言が、本殿の向かって左側の柱に掲げられています。
    (真言の一文字目が文字化けします。写真の柱で見てください)

    豊川稲荷 寺・神社・教会

  • 本殿内は撮影禁止です。<br />

    本殿内は撮影禁止です。

  • 「豊川稲荷」の文字は、本殿の内側に向いて書かれていました。<br />参拝を済ませた人々は、正面に戻るのではなく、<br />出て左側に回り込んで行きます。<br />

    「豊川稲荷」の文字は、本殿の内側に向いて書かれていました。
    参拝を済ませた人々は、正面に戻るのではなく、
    出て左側に回り込んで行きます。

  • 圓福山妙嚴寺(えんぷくざん みょうごんじ)は、<br />12.73ha(31,151坪)という境内の中に、<br />堂塔伽藍が、大小合わせて90棟以上もあります。<br />「奥の院」に至る参道には「千本幟」と呼ばれる幟(のぼり)が、<br />ずらっと並びます。

    圓福山妙嚴寺(えんぷくざん みょうごんじ)は、
    12.73ha(31,151坪)という境内の中に、
    堂塔伽藍が、大小合わせて90棟以上もあります。
    「奥の院」に至る参道には「千本幟」と呼ばれる幟(のぼり)が、
    ずらっと並びます。

  • 京都の伏見稲荷は朱塗りの鳥居が並ぶことで有名ですが、<br />豊川稲荷はこの「千本幟」が目を引きます。<br />奥の院正面にある受付所で1本2,000円で奉納することが出来ます。

    京都の伏見稲荷は朱塗りの鳥居が並ぶことで有名ですが、
    豊川稲荷はこの「千本幟」が目を引きます。
    奥の院正面にある受付所で1本2,000円で奉納することが出来ます。

  • 規模は小さいですが、三重塔もあります。<br />

    規模は小さいですが、三重塔もあります。

  • 「万燈堂」への参道は、片側が灯篭になっています。<br />奈良の春日大社のように「万燈籠(節分とお盆に行われます)」が<br />あるのかな?<br />

    「万燈堂」への参道は、片側が灯篭になっています。
    奈良の春日大社のように「万燈籠(節分とお盆に行われます)」が
    あるのかな?

  • 「奥の院」が見えて来ました。<br />旧本殿の拝殿を奥の院拝殿として移築したものです。

    「奥の院」が見えて来ました。
    旧本殿の拝殿を奥の院拝殿として移築したものです。

  • さて、ここからが「霊狐塚」に向かう参道です。<br />

    さて、ここからが「霊狐塚」に向かう参道です。

  • 参道にはキツネがずらっと鎮座しています。<br />

    参道にはキツネがずらっと鎮座しています。

  • こちらは、随分と凛々しいキツネ。<br />

    こちらは、随分と凛々しいキツネ。

  • 巻き物をくわえ、噛みつかれそうな形相のキツネ。<br />

    巻き物をくわえ、噛みつかれそうな形相のキツネ。

  • キツネの像にこんなにバリエーションがあるなんて。<br />奉納する人は、キツネの顔を選んでいるのかなあ?<br />

    キツネの像にこんなにバリエーションがあるなんて。
    奉納する人は、キツネの顔を選んでいるのかなあ?

  • 「霊狐塚」の文字が刻まれた石碑がありました。<br />この柵の中が「霊狐塚」のようです。

    「霊狐塚」の文字が刻まれた石碑がありました。
    この柵の中が「霊狐塚」のようです。

    霊狐塚 名所・史跡

  • 柵の中はキツネがいっぱい。<br />どうしてこんなにキツネだらけになったのでしょう。<br />

    イチオシ

    柵の中はキツネがいっぱい。
    どうしてこんなにキツネだらけになったのでしょう。

  • う~~ん、ひょうきんキツネ・・・<br />君は前掛けを付けないの?<br />

    う~~ん、ひょうきんキツネ・・・
    君は前掛けを付けないの?

  • ほら、みんな付けているよ。<br />

    ほら、みんな付けているよ。

  • キツネの像が広がる中に、いくつかの灯篭があります。<br />これも寄進されたもののようです。<br />これらの灯篭に明かりが灯された時の霊狐塚を撮ってみたいなあ。

    キツネの像が広がる中に、いくつかの灯篭があります。
    これも寄進されたもののようです。
    これらの灯篭に明かりが灯された時の霊狐塚を撮ってみたいなあ。

  • 寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師の<br />六代目の弟子・東海義易禅師がここに妙嚴寺を開創した際に、

    寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師の
    六代目の弟子・東海義易禅師がここに妙嚴寺を開創した際に、

  • 平八郎と名乗る老翁が現れ、禅師の手助けをしました。<br />

    平八郎と名乗る老翁が現れ、禅師の手助けをしました。

  • 301の眷属を持つという老翁は、禅師が亡くなると姿を消しました。<br />この説話により「平八郎稲荷」とも呼ばれるそうです。<br />

    301の眷属を持つという老翁は、禅師が亡くなると姿を消しました。
    この説話により「平八郎稲荷」とも呼ばれるそうです。

  • この説話に出て来る眷属(けんぞく)がキツネなんですね。<br />

    この説話に出て来る眷属(けんぞく)がキツネなんですね。

  • 5つ子キツネに日の光が当たっています。<br />5体一緒に寄進されたのかと思ったら、<br />台座には3体に大府、他は、京都・名古屋でした。<br />

    5つ子キツネに日の光が当たっています。
    5体一緒に寄進されたのかと思ったら、
    台座には3体に大府、他は、京都・名古屋でした。

  • 中部・関西地方が多い中、関東発見。横浜・川崎。<br />それにしても、意外とひょうきんな顔のキツネが多いのね。<br />

    中部・関西地方が多い中、関東発見。横浜・川崎。
    それにしても、意外とひょうきんな顔のキツネが多いのね。

  • キツネたちは、石段の上に置かれているので、すごく迫力があります。<br />

    キツネたちは、石段の上に置かれているので、すごく迫力があります。

  • ここのキツネの特徴は、棍棒のように太い尻尾を<br />ピンと上に立てていることです。<br />指令を待つ姿勢。これが眷属の姿を現しているのでしょう。<br />

    ここのキツネの特徴は、棍棒のように太い尻尾を
    ピンと上に立てていることです。
    指令を待つ姿勢。これが眷属の姿を現しているのでしょう。

  • キツネがくわえるのは、巻き物か宝珠。稲穂や鍵のこともあるそうです。<br />キツネ像には、目玉を入れない方がいい気がするなあ。<br />顔がひょうきんになるから。<br />

    キツネがくわえるのは、巻き物か宝珠。稲穂や鍵のこともあるそうです。
    キツネ像には、目玉を入れない方がいい気がするなあ。
    顔がひょうきんになるから。

  • これだけのキツネに囲まれる場所は他にはないですね。<br />奥の院までで帰らないで良かったです。<br />

    これだけのキツネに囲まれる場所は他にはないですね。
    奥の院までで帰らないで良かったです。

  • 本殿のそばでは、絵馬を売っています。<br />絵柄だけを見ていると、1~3の定番の絵馬を選んでしまいそうですが、<br />

    本殿のそばでは、絵馬を売っています。
    絵柄だけを見ていると、1~3の定番の絵馬を選んでしまいそうですが、

  • これを見ると4番が良くなりませんか?<br />手を加えて、独自の顔になっているのがいいなあ。<br />

    これを見ると4番が良くなりませんか?
    手を加えて、独自の顔になっているのがいいなあ。

  • 最後にこれを忘れちゃいけません(と勝手に思っている)。<br />「稲荷」に来たら、おいなりさん。<br />「元祖&わさび」のミックス稲荷にしました。<br />ちゃんと経木(きょうぎ)の箱に入っていました。<br />

    最後にこれを忘れちゃいけません(と勝手に思っている)。
    「稲荷」に来たら、おいなりさん。
    「元祖&わさび」のミックス稲荷にしました。
    ちゃんと経木(きょうぎ)の箱に入っていました。

  • 京都の伏見稲荷大社が稲荷神社の総本山です。<br />では、豊川稲荷は日本三大稲荷の一社なのかと言うと、<br />なかなか明確には基準がないそうです。<br />茨城県の笠間稲荷神社、佐賀県の祐徳稲荷神社、<br />岡山県の最上稲荷などが列挙されています。<br />因みに、豊川稲荷の別院が東京・赤坂にあり、<br />ジャニーズの聖地となっているんだとか。<br />神田明神がサラリーマンの聖地?みたいなものなのかな?<br />

    京都の伏見稲荷大社が稲荷神社の総本山です。
    では、豊川稲荷は日本三大稲荷の一社なのかと言うと、
    なかなか明確には基準がないそうです。
    茨城県の笠間稲荷神社、佐賀県の祐徳稲荷神社、
    岡山県の最上稲荷などが列挙されています。
    因みに、豊川稲荷の別院が東京・赤坂にあり、
    ジャニーズの聖地となっているんだとか。
    神田明神がサラリーマンの聖地?みたいなものなのかな?

  • 駐車場に向かう路上で、こんなマンホールを見つけました。<br />どうやら、ネーミングライツで、マンホールの蓋に<br />企業の広告を書いているようです。<br />OSGは、ドリルなどの機械加工用工具を製造している会社です。<br />豊川市に本社があります。

    駐車場に向かう路上で、こんなマンホールを見つけました。
    どうやら、ネーミングライツで、マンホールの蓋に
    企業の広告を書いているようです。
    OSGは、ドリルなどの機械加工用工具を製造している会社です。
    豊川市に本社があります。

  • 最後に、豊橋稲荷駅の前を通りました。<br />駅前ロータリーでは、キツネが踊っていました。<br />これで、今回の愛知の旅を終えます。<br />ありがとうございました。

    最後に、豊橋稲荷駅の前を通りました。
    駅前ロータリーでは、キツネが踊っていました。
    これで、今回の愛知の旅を終えます。
    ありがとうございました。

この旅行記のタグ

関連タグ

16いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP