1976/10/15 - 1976/10/23
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milouchatさん
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1976年10月 キャンベラ号でサザンプトンからマデイラ島 (西)
そしてリスボン (葡) とヴィゴ (西) に寄港する 9日間のクルーズ。
前後にロンドンとパリにも寄り全部で2週間、
1歳と6歳の子供を連れた家族旅行。
マデイラはワインで一番有名だろうが (最近ならロナウド?)、
さすがに行った人も多くはないようで4トラベルの旅行記も
少ないし、当然かもしれないが大昔に行ったものは見つからない…
写真はキャンベラ号のプールで、ほかに子供用の浅いプールもあった。
後部の2本の黄色いファンネル (煙突) が特徴らしい。
調べてみると所有はロンドンの P&O で 1961年から 97年まで運行。
元はサザンプトンとシドニー間の定期旅客船 (だからキャンベラ?)、
その後クルーズ用に改造され 1974年から地中海中心に多くの
クルーズを実施、後には世界一周にも使い日本にも何度も寄港。
総トン数は 44,807トン (1968年)、大きさは 249.9 x 31.2メートルで
1980年までは世界最大のクルーズ船だった。 とは言え現在の
ビルのような大型船、例えば例のダイヤモンド・プリンセス号は
115,875トンと3倍近くある。 だが意外や 290 x 37.5メートル と
大きさに大差ない。 ということは高さが違うはずで 18階建てらしい。
不確かな記憶ではキャンベラ号のエレベーターは3基あり 11階まで。
1973年まではファースト・クラス 548、ツーリスト・クラス 1,690だが、
73年からファースト・クラスがなくなりワン・クラスに。とは言え、
もちろん料金が船室により異なるので現実には区別 (差別?) があった。
例えば高い部屋付きのスチュワードは白人だが、
僕らのような安い部屋の係はインド人などの有色人種とか…
乗員は 73年からは 795名とのこと
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
これはキャンベラ号ではないですよ (念のため?)
でも、まるで半分に切ったような変な船、どんな用途?
寄港したヴィゴの海岸で -
こちらがキャンベラ号です。 小さいでしょ?
ちなみに "海の女王" とも称され
007の『ダイヤモンドは永遠に』にも登場 -
キャンベラの乗船チケット。 4人なので A258と260 の2部屋
だったが、やはり2部屋では不便なのでランクは落ちるが
1部屋に換えて貰った。 小さな丸窓はあったと思うが最下層の部屋…
総額 577.50 ポンド (当時のレートは 494.70円)。
団体割引 5%で大人 102,385円、子供 51,420円、
赤ちゃん 10,128円 で総額4人で 266,318円 、
9日間のクルーズとしては非常に安いね (多分)…
もちろんロンドン、パリの1週間もあるので
旅行費用全体は4人で 200万近くだったと思う。
当然ながら、必ず (?) 激しい船酔いをしたが、
いつの間にか気にならなく… -
移った方の部屋だろうが
2段ベッドなんてドミみたい。
別に豪華船室を期待してはいないし、
むしろ子供は喜んだ… -
トランジット (寄港) として
マデイラ、リスボン、ヴィゴとあるが、降りるときに
入国審査はなく、このカードを見せるだけで
パスポートも見せなかった気がするが不確か。
少なくともスペインやポルトガルのスタンプはない…
(パスポートは預けたままかもしれない)
部屋を B207 と書いている。 ランク落ちで Aから Bに?
あらかじめ3種類ほどある下船時のツアーを選び
バスで観光する (自由観光ができたかは不明)。
もちろん料金に含まれている -
こんな感じで (って何も分からないけど)
分散してバスでツアーに… -
乗る前は老人が多いだろうと思っていたが
予想外に若い人も多く、子供連れも結構いる。
意外かもしれないが、考えてみれば
クルーズというのは小さな子供連れに向いている。
理由は…
移動がないから、(大きな) 家にいるようなものだし、
子供を寝かせてから親がバーなどに行っても、
たまに様子を見に戻ればいい。
街なら子供だけをホテルに残して
親が遊びに出かけるなんて無理な話… -
こんなに子供が多い (分からないか?)
-
船内では毎日新聞が発行され
様々な催しの案内がある。
子供のための行事が毎日あり、
これは運動会のようなゲーム。
もちろん大人向けの行事もたくさんあり
卓球大会やクイズ大会に参加したが
成績は良くなかった -
こちらは幼児の遊戯室
-
同じ年頃の赤ちゃんもいる
-
ドレスアップ (?) した子供たち
-
上の娘が、 このデンマーク人の姉妹と
仲良くなり帰国後も少しだけ文通 (もちろん僕が代筆) -
ボーイフレンドもできたみたい?
-
こちらは親子合同のパーティ?
真ん中の白い衣装 (?) が長女で、仮装大会ではないが
大きな紙を買って浴衣のようなものを作った -
子供専用の浅いプール。
小さいですね… -
船の構造 (名前) は知らないが
一番高い場所、操舵室だろうか… -
子供に船内の見学をさせる機会もあった。
船長室だったと思うが
チャート (海図) と特殊な定規が見える -
日が暮れる…
-
さすがに巨大な煙突の下…
-
マデイラ島 (フンシャル) が近づいた
-
船の周りには現地の青少年が集まり、
乗客が投げる小銭を集める。
(やはり結構な高さがあるね)
取ろうと手を伸ばしているのが分かる、
左のボートの男は、今まさに… -
海に落ちた小銭を取るため
すぐに飛び込む。 ヒドイ時代?
(『グラン・ブルー』を思い出す) -
まだ当時のフンシャルでは
大型船の着岸ができなかったので
沖から小舟に乗り換えて上陸する。
遠くにキャンベラが見えている -
これは絵ハガキではなくマデイラ・デザインの
アエログラム (航空書簡) で中 (裏) に文章を書いて
投函する便せんと封筒が一体になったもの。
白い宛名書きの部分に Carro Do Monte とある。
(Carros de cesto do Monte) ネットを見れば動画も
たくさんあるが、絵のように2人の男がロープを持って
急坂を滑り落ちるトボガンと言う乗り物で結構スリルがあった。
写真右下には牛車のように牛が引っぱる乗り物もあるが
よく見れば車輪はなくソリ、牛が可哀相… -
記憶にはないが
Cais da Cidade (City Harbor) と Molhe da Pontinha 間の
船のチケットのようです
1.50 ペセタなのにハンコでは5ペセタに値上げ? -
次はリスボンに寄港する
-
うまい具合にバスはアグアス・リブレス水道橋の下を通った。
古代ローマ人の造ったローマ式水道橋は、
時代が下がってもヨーロッパ各地に造られている。
ポルトガルの場合はコインブラからリスボンに集中しているが、
大部分は大航海時代 (16-19世紀) のものらしい。
この 水道橋の完成は 1748年で高さ 65メートル、
長さは 18キロあるらしい -
ベレンの鉄道駅。 もちろん
電車に乗ったのではなくバスの窓から -
やっと、まともな観光地らしい写真の登場で、
ベレンと言えばのリスボンの定番、ベレンの塔。
相変わらず現在の SV を見ると人があふれている…
(そういう光景を見ると行きたくなくなる) -
反対方向。
向こうに見える橋は Ponte 25 de Abril、
橋の手前に発見のモニュメントが見えている。
岡田茉莉子主演の『さらば夏の光』に登場 -
こちらも有名なジェロニモス修道院、
Monasterio de los Jerónimos de Belém
と言っても、これ1つで例えば教会の正面ではなく
巨大な建物群のほんの一部で南西の角 -
こちらは反対側南東角の
サンタマリア・デ・ベレン教会の入り口 -
見事にピンボケだが門を入ると2つの棺がある。
ヴァスコ・ダ・ガマの棺、だと思ったら、
もう片方のルイス・デ・カモンイスの棺でした -
これも修道院付属 (?) の海洋博物館
map の写真をみると不釣り合いな (?)
プラネタリウムもある -
海洋博物館内部。
右の電話機、日本のものに似てるな… -
リスボンのどこか?
-
リスボン大学の植物園だろうか…
-
DAV(A) の右隣に Chaimite という店名が見え、
検索すると特徴的なファサードが見つかり、
どちらの店も (ブタさんも) 健在!
Av.Duque de Avila と Av.Republica の角でした。
当たり前だが車が古いですね… -
手に持っている雑誌はハイジの2冊のマンガで
リスボンで買ったポルトガル語版。
(船室にクローゼットじゃなく
タンスがあったんですね…
それにしても酒の瓶を横に置き先行き不安な赤ちゃん。
そう言えば長女は泣き虫だったが下の娘は
かなりのヤケドでも泣かなかったな…) -
これがポルトガル版ハイジ。
No.15 とあるが、1976年から毎週発行で 10エスクード、
ちゃんとZUIYO の © マークがある。
オリジナルはブラジル発行だが、
リスボンの発行元も書いてある -
サン・ジョルジェ城にも見えるが
ちょっと回りが違うので別の場所か… -
これもアルマダのクリスト=レイ像のようにも見えるが、
回りの光はあり得ないし何だか分からない…
(恐らくバスの窓に反射した光だろう) -
最後に寄港したヴィゴの
Samil-Playa というホテルのチラシだが、
もちろん泊まったのではなくレストランを利用した -
Playa de Samil 海岸
-
海岸から南西方面。
遠くに見える建物は Toralla 島の大学のようだ -
反対側
-
娘が8ミリカメラを持っているようだが
撮影フィルムは残っていない -
遊戯室でトランプをするツアーメンバー。
やっぱり右のテーブルではチェス…
ちなみに失敗談を1つ。
船内の洗濯室には洗濯機が 10台ぐらい並んでいる。
昔なので自動ではなく自分で水を入れる。
ところが目を離し水を大量に溢れさせてしまった。
水のこぼれた床をモップで掃除したが
船が揺れているので…
チャップリンの映画のように大変な苦労をした -
最後に参加したツアー客全員 (我が家の子供を除く)。
和服が2人いる、もちろん男性は僕。
(会社員だったがスーツは持っていない)
僕の隣が添乗員でもある旅行社の社長で
上級客 (??) なので社長自らが添乗。
レイを掛けているから乗船した日だろうか
あるいは、どこかに上陸した日か…
ちなみに船長出席のディナー1回だけ
ドレスコードがあったが、
それ以外の食事はカジュアルでも構わず
僕は浴衣を着ていた
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