初キプロスと2度目のギリシャ旅・3（2019年7月 キプロス・パフォス編）

2019/07/07 - 2019/07/14

106回目の海外旅行は、キプロスとギリシャのメテオラへ。

コロナ禍で海外に行けず、溜まった旅行記も編集中のままでした。

メテオラ訪問で止まっていた旅行記も、やっと重い腰をあげて、書くことにしました。

いよいよこの旅のメインのキプロスへ移動です。
このとき熱波が来ていたヨーロッパ。
ギリシャも暑かったですが、キプロスも暑かったです。
特に日影がない遺跡2か所を観光したパフォスは余計に暑く感じました。

2019年7月7日（日）
　 16時 福岡発(QR6807)→17時45分 羽田着
　 22時20分 成田発(QR807)→
7月8日（月）
　 3時20分 ﾄﾞｰﾊ着
　 8時25分　ﾄﾞｰﾊ発(QR203)→13時5分 ｱﾃﾈ着
　 ｱﾃﾈ→ｶﾗﾝﾊﾞｶ　ｶﾗﾝﾊﾞｶ泊
7月9日（火）
　 ﾒﾃｵﾗ観光　ｶﾗﾝﾊﾞｶ→ｱﾃﾈ　ｱﾃﾈ泊
◎7月10日（水）
　 10時　ｱﾃﾈ発（CY4663）→11時45分　ﾗﾙﾅｶ　
　 ﾗﾙﾅｶ　→　ﾊﾟﾌｫｽ　ﾊﾟﾌｫｽ泊　
◎7月11日(木）
　 ﾊﾟﾌｫｽ　→　ﾆｺｼｱ　ﾆｺｼｱ泊
7月12日（金）
　 ﾆｺｼｱ　→　ｱﾔﾅﾊﾟ　ｱﾔﾅﾊﾟ泊
7月13日（土）
　 ｱﾔﾅﾊﾟ　→　ﾗﾙﾅｶ
　 20時50分　ﾗﾙﾅｶ発（QR270）→　
7月14日（日）　
　0時5分 ﾄﾞｰﾊ着
2時　ﾄﾞｰﾊ発(QR858)→16時55分 ｿｳﾙ着
　18時20分 ｿｳﾙ発(OZ136)→19時40分 福岡着

航空券代　155,100円
ユーロ @124

エリア パフォス(キプロス)

2019年7月10日（水）
朝、7時3分のアテネ中央駅発の電車に乗って、7時46分にアテネ空港に到着しました。
時刻表どおりで驚きました。
キプロスのラルナカまではLCCのブルーエアー航空。
8時にはチェックインを済ませたのですが、プライオリティパスで使えるラウンジがシェンゲン圏内行きの搭乗口からだとアクセスできないようだったので、荷物検査ゲート手前で1時間ほど時間を潰してから搭乗口へ向かいました。
搭乗口へ向かっていると、プライオリティパスで使えると出ていた「Sky View Lounge」がありました。
キプロスはシェンゲン協定圏内と思ってましたが、違っていたようです。ググればすぐにわかったろうに、失敗しました。

搭乗時間まであまり時間がなかったのですが、ラウンジへ。
パンが主でしたが、朝ごはんを食べていなかったので、急いで食べました。
早く気付いていれば、もちっとゆっくりできたのに。。

10時発のブルーエアCY4663便キプロス・ラルナカに搭乗です。
HPから予約して、片道104.8ユーロでした。
座席は3席ー3席の近距離便によくあるタイプでした。

定刻よりも少し早い11時41分に到着。
入国審査が終わって外に出たのは12時15分頃。この日はパフォスまで行くことにしていたので、事前にトランスファータクシーを予約済。
予約メールには出発階のコーヒーショップの前がピックアップの場所と書いてあるけど、それらしき店はCOSTA COFFEEしかなく、ここでいいの？と思っていたら会社名の書いてあるバンが来て、無事に合流できました。
お客さんは私のほかに2人で12時50分頃発。直通でパフォスに行くのかと思ったら、1時間ほどでリマソールに着いて、バンを降りて、20分ほどバス待合室のようなところで待って、14時10分頃出発し、パフォスのカト・パフォスには15時過ぎに着。
予約時にホテル名を選べるので、予約予定だったホステル近くのホテルの名前を入れてましたが、ドライバーさんに「どこのホテル？」と聞かれました。
結構適当？？とりあえず、わかりやすいような大通りにある大きなホテル名をいってそこで降ろしてもらいました。
バス代は、リマソールまでで、パフォスまでとそれぞれ現金払い。トータルで22.6ユーロでした。

この日の宿は「777Beach Guesthouse」。
パフォスの街は市街地のパノ・パフォスとビーチ沿いのカノ・パフォスに分かれていて、カト・パフォスはリゾートホテルが多くて、1人で泊まるにはちょっとお高かったので、こちらのホステルを予約しました。
4人ドミで16ユーロでした。

部屋はこんな感じ。ベランダからビーチが見えます。

パフォスのビーチ。暑くて海に飛び込みたい気分を抑えて、「遺跡公園」へ向かいます。

「遺跡公園」の入場ゲートに到着。入場料4.5ユーロでした。

入場してすぐにニャンコさんに遭遇。
長毛の三毛ちゃん。美猫でした。

とりあえず円形劇場の方へ向かってみましたが辿り着けず・・

旅行した時期はヨーロッパに熱波が来ていて、キプロスも例外ではなかったようです。
時間は17時頃なのですが、気温が35度以上あり、日影もないのでとにかく暑い。
ヨーロッパの夏は湿度がなくて爽やかと思ってましたが、気温も35度を超えると爽やかじゃないなと実感しました。

屋内展示の「ディオニュソスの家」に着きました。

きれいに残ってるなあと思います。

次は「アイオンの館」へ。

こちらのモザイクは、野ざらしです。
建物で保護しなくていいの？と言いたくなる感じです。

建物の跡のような柱も残っています。

1時間半くらい見学をして、ホステルに戻って夕食へ出かけました。
ホテル近くのカフェに入って、ギリシャ名物のムサカを頼みました。
予想以上の量で最後は飽きてしまいましたが、おいしかったです。
お値段8.2ユーロ。物価は安いです。
ウェイトレスさんからどこから来たのか聞かれて、日本からというと、20年くらい前に英語教師で5年くらい日本に住んでたことがある人でした。日本、スイス、キプロスと住んでたけど、日本が1番ね！と言われました。
パフォスには中国人や韓国人は多いけど、日本人は少ないから残念とも言われてました。

7月11日（木）
6時起床し、朝ランへ。

パフォス城辺りまで走りました。
ここには入るつもりはなかったので、外観だけで終了。

パフォス城往復では距離的に足りなかったので、ホテルを通りすぎてホテルが並ぶ通りへ走ります。
ニャンコさん発見。

猫がたくさんいるなと思ったらご飯を食べに集まってる感じでした。

この子はまだ幼い感じ。

黒白ﾊﾁﾜﾚさん。

オープン前のカフェのテーブルに座る猫さん。
この日のランで15匹くらいの猫さんを見ました。

50分ほど走ってホテルへ戻り、前日にスーパーで買ったパンで朝ごはんです。
8時頃チェックアウトして、9時のレフコシア行きのバスに乗るつもりで、途中の「聖ソロモニのカタコンベ」に寄りました。
目印になるのが、木に結ばれた布切れ。

キリスト教が弾圧されていた時代に礼拝、埋葬に使われていた穴蔵だそうです。
階段を降りたところにあり、日も入らないので日中でも1人で入るのはちょっと防犯的に怖い感じでした。
ここは昔、水が流れていて、この水が目に良いとされており、水につけた布を木に結びつけて眼病が治るように祈願したそうです。

キプロスのポスト。

9時のバスに乗るつもりでしたが、パフォスの観光スポットである「王族の墓」があったので、11時15分のバスに乗ることにして、こちらへ行きました。
世界遺産のようです。

入場料2.5ユーロ。
パンフは有料だったので、案内板を写真の撮ってから回ります。

発掘が終わっている墓の数は１１あるそうで、１から順番に見ていきます。

紀元前3世紀ごろのものだそうですが、誰のお墓かはわかっていないそうです。

この写真は3番のお墓。ここが歩き方のパフォスの最初のページに載っていました。

下に降りることができます。

遺跡の傍には海。

青くてキレイです。

1時間くらいで見学を終えて、遺跡出口付近に行くとおかっぱ頭の猫さんがいました。
スリスリ猫さんです。

ヒンヤリした石の上でゴロゴロする猫さん。お腹が大きいので赤ちゃんがいるようです。
無事に生まれたかな。

遺跡からバスターミナルまで2キロ弱。
汗だくになりながら歩きました。
途中、猫さんスポットが3か所ほどありました。

ご飯をあげてる人がいるようで、そこの集まってるようです。

バスターミナルには10時10分頃に到着。
ターミナルといっても、プレハブのような切符売り場はありますが、待合室はなく、外にベンチがあるだけでした。
出発まで1時間くらいカフェに入りました。
暑かったので、ギリシャにあるフラッペを頼んだつもりが、エスプレッソが出てきてがっかり。
まあ、冷たい水が一緒に出てきたので、これを飲んで生き返りました。

11時15分のレフコシア行きのバスに乗ります。
バス代は7ユーロ。乗るときにドライバーさんに払いました。