2020/03/28 - 2020/03/29
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あつ子@セントパンクラスさん
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ロンドン都市封鎖7日目。午前中は陽が差しているものの、また風が強くて寒くなってきました。日曜日に夏時間が始まり日没は午後7時半、何となくワクワクしてくるはずの季節なのに・・・。
ジョンソン首相も感染・自主隔離している中、先週木曜日午後8時には前線でコロナウィルスと戦ってくれている人々(医療従事者、医療品を運搬する兵士さん等)に感謝の気持ちを込めて拍手を送るという全英イベントが行われました。私の住む街なかの公営住宅地でも思ったよりたくさんの人々がベランダやバルコニーに出て拍手喝采し、中には近所の公園で花火をあげる人もいました(笑)ちょっと感動でしたね。
また、先日カムデンタウンのリドル(ドイツ系格安スーパー)に行った際、レジの綺麗なお姉さんに「私たちのために働いてくれてありがとう」と思わずお礼を言ってしまいました、彼女たちがいなければ買い物も出来ませんものね(お姉さんは照れていました)。
朝の無料新聞「メトロ」紙にはこういう時こそジョークで気分を盛り立てようという趣旨の投書欄があるのですが、殆どのジョークが駄洒落で、意味が理解出来ても私には面白くありません。その中で日本人にも理解出来てクスッと笑えるものを見つけました。「僕は以前、おならの音をごまかすために咳をしていたが、今は咳をごまかすためにおならをする」いかがでしょう!?
今回はキンクロの運河の近辺をご紹介します、桜もぼちぼち咲いています。
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まずはうちから一番近いセントパンクラス駅の入り口、客待ちタクシーはゼロ。
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コンコースには遂にバリケードが! でも中は通り抜けられます。
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ユーロスター本日の到着は・・パリからの一便のみ!
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仕事に行く際は大抵この先の改札から入るのですが。朝のラッシュ時(8時台)には危険なほど混雑するため改札がよく閉鎖されます(そして遅刻しそうになる)。
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南側改札、駅員さんしかいませんでした。
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キンクロ駅前に続く出口。
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こちらはユーロスター出発ゲートに近い入り口で、オリジナルの建物です。
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セントパンクラス駅の時計塔、うちの窓からもこの塔の先っちょが見えます。
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キンクロ駅前、がらんとしています。
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時計の時刻が合っていません・・・
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左はグレートノーザンホテル、キンクロ再開発にも生き残りましたが、騒音で熟睡出来なさそうなホテルです。
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今日も人がいないコンコース、駅員さんも暇そうでした。
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キンクロのプラットフォームに停車しているのはロンドンノースイースタン鉄道の日立製新型特急「アズマ」、いつか乗ってみたいです。
奥に見えるガラスの陸橋は、ハリポタ一作目でハリーとハグリッドが渡っていた橋を新しく掛け替えたものですが、オリジナルを残してほしかったです。当時は電車に乗らなくても自由に入場出来たので、子供たちと渡りに行きました。 -
ハリポタといえば何年も前、うちのブロックの道路を挟んで斜め向かい、大英図書館の裏の空き地に何度かロケバスのようなものが何台も停まっていて、外に張ったテントでスタッフのケータリングをやっていました。今思えばあれはハリポタの撮影だったのですねぇ。衣裳部屋のようなキャラバンもありましたが、ダニエル・ラドクリフ君は見かけませんでした、残念。
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この灯台も長年荒れ果てたままでしたが、二年前くらいに改装されました。灯台の内部を見てみたいです、何のためにあるのか疑問ですけど。
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駅前のユーストンロード、バスすら停まっていません。
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私が「キンクロの丸の内」と密かに呼んでいる、パンクラススクエア。桜も咲き始めました。
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ちょっとお花見気分です。
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この近辺はレストランやバーが並んでいて、上階はオフィスになっています。
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グ-グルUK本社。近くにはフェイスブックUK本社も建設中です。
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この下には水が流れているのですが、散った花びらが水面を漂っていて風情があります。
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逆光で分かりにくいですが、広場からはセントパンクラス駅の時計塔が望めます。
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運河沿いの階段、夏場のお天気のいい日は日なたぼっこをする人でいっぱいなのですが・・・。
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運河のハウスボート、イギリス中どこへでも行けて羨ましい。
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グラナリースクエア、普段は噴水が出ていて人々が寛いでいるのですが・・・この建物はロンドン芸術大学・セントラルセントマ―ティン校(略してセントマ)の校舎で、いつもは学生が多いです。
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昨年オープンしたコールドロップスヤード、ただでさえぼったくりの店ばかりで人がいないのに。
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何となく横浜の赤レンガ倉庫を思い出します。
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ヴィクトリア時代にイギリス中部地方から列車で運んで来た石炭をここに貯蔵していたことからこの名前があります。
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屋外のバーの、ビールの注ぎ口。
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この丸い囲いはヴィクトリア時代のガスワークで、以前はロンドン市内あちこちで見掛けたものでした。現在ではその殆どが取り壊されていますが、キンクロ駅北側では再開発に伴い解体保存し、後ほどわざわざ組み立てて中に住宅を建てています。
この辺りには新しいマンションが次々と完成しているものの、一番安いベッドシット(日本でいうワンルームマンション)ですら85万ポンドを下らないとか。誰が買うねん。 -
冷たい風にも負けず咲いている水仙たち。
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運河沿いの歩道はジョギングする人でいっぱいでした。いつかカムデンロックまで歩いてみたいです、そんなに遠くないはず。
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セントパンクラスロック。ロック(lock)とは水門のことで、カムデンロックのロックと同じですね。左の茶色い建物は昔の給水塔で、以前オープンデーに内部を見学したことがあります。
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こちらのベンチに腰掛けて流れる水音をいつまでも聞いていたいです、出来れば妄想彼氏と・・・。
ロックキーパーさんが常駐しているらしいけれど、このコテージに住んでいるのでしょうか? -
奥にはHS1(ハイスピードワン)のドーバー方面行きの高速電車(こちらも日立製)が駅を出て行きます、私も二度ほど乗りました。
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徒歩で向こう側には渡れないようですね。
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ずらりと係留したハウスボート。屋根の上に自転車や石炭の袋(石炭ストーブを使っているボートが多い)、植木鉢、プランター、太陽光発電パネルなど、ごちゃごちゃ物を載せているボートが多いです。
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運河に浮かぶ理容院。
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同じく運河に浮かぶ古本屋さん、中には本がいっぱいでした。今はお休み。
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橋の上から見る運河。水のある光景には何となく癒されますね。
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運河は続く~よ~ど~こまでも~。
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こちらはオリジナルの煉瓦塀、塀の内部は列車で運ばれて来た物資を保管しておく場所だったそうで、今は変わったお店が並んでいます。古い鏡屋さん、ラジエーターカバーを売る店、額縁の店、アンティークのお店等、アートギャラリーも。HOPEとはこの場合何を意味しているのでしょうか。
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秀逸なのはこのアンティーク屋さん。恐ろしく古く、かなり不気味なものが並んでいて、何故かフランスの物も多いです。ディスプレイは定期的に変わります。一度冷やかしに入ってみたことがあるのですが、妖気が漂い怖かったです。店主のおじさんもエキセントリックでした。
政府の発表ではこの都市封鎖が半年は続くかも知れないとのこと。外出禁止令を遵守しなければ罰金30ポンドだそうですが(パリの135ユーロよりは安い)まだ罰金を科された人がいるとは聞きません。
頑張れロンドン、頑張れイギリス! 頑張れ東京、頑張れ日本!
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