【記録的な大雨の中】一泊二日で友人に会いに南京へ

2011/07/19 - 2011/07/20

元同僚に会いに一泊二日で南京へ。
南京といえばあの事件。歴史が歴史だけに、現地ではできるだけ日本語の使用を控えての街歩き。でも元同僚の彼女たちは南京にある「旅行学校」（観光系の専門学校）で、日本語を専攻し日本の旅館でも研修で学び、日系の会社に入社。南京でも日本語が学べるのは、なんだか不思議。中国人は若い人でも政治や歴史にとても関心があり、それぞれ意見を持っていますが、同時に日本のカルチャーにも親しみがある人も多数。でも、戦争世代のおじいさんやおばあさんにとっては実際に経験したのだから尚更思うことがあるはず。皆どのように感じているんだろう…と思いながら。。。
この日は記録的な大雨、雨女の実力を発揮してしまいました。

エリア 南京(中国)

基本、上海から飛行機で海外へ行くことのほうが多いので、上海駅は久しぶり。

上海駅 駅

ここは大国。一気に人を入れたら大混乱が起こるので、時間差で改札しコントロール。結構あわてて入っていく印象があるけれど、とりあえずそんなに急ぐこともない。

なにがヤキモキするかって、指定席で切符を買っているのに、見知らぬ人がなりすましでちゃっかり座っていること。数年前に蘇州行った時なんて、よけたと思ったら座席下に入ったし。私はそういうの絶対許せない。

ね、話は戻るけど、まだ列車は来ていないでしょ。

南京駅。中国の手書き風文字、結構好き。駅はどこも大荷物を持った人がたくさん。引っ越し？それとも出稼ぎ？

南京駅 駅

早速、駅前の玄武湖をお散歩。

玄武湖公園 広場・公園

跡でアッチ側に行きたいのだけど、大回りしないといけなそうだね。

ここは市民の憩いの場だね。

「歩き方」のマップにきになる「城壁跡」が。遠くもないからちょっと見てみよう。

おじさん、釣れたら食べるのかい？

お、

南京城壁 (明城壁) 史跡・遺跡

お、お、

あの穴から銃口が向けられていたんだね。

気候はじっとり。南京って中国の三大釜の一つだもんね。

夫子廟までお散歩。だんだん雨が強くなってきた。雨女の実力を発揮！こんな汚れた姿で友人にあうのもいやだなぁ

夫子廟 文化・芸術・歴史

足も水浸しになってひどいので、いったんホテルへチェックイン。南京ながら、親日のホテルがあると聞いてここにした。フロントの女性は日本語を話してくれた。

Nanjing Grand Hotel ホテル

しばし観察。

こんなに水浸しになったら、車も使えなくなるんじゃないの？

汚いなぁ。疫病が流行らなければいいけれど…

カラフルな合羽。中国在住経験のある方は見たことあるでしょう。チャリにも乗れちゃうアレね。夜は同僚MQとLJが迎えに来てくれてカラオケへ。

古南都酒店のアメニティ。正直いつも思うんだけど、中国のホテルにある無料のシャンプー使って、翌日髪の毛全部抜けたらいやだな（笑）

Nanjing Grand Hotel ホテル

翌日。
元同僚SJが南京に戻ってマネージメントをしている「女乃酪時光」へ。

南京料理ではなく、チェーン展開しているチーズメインのお店。

席には、昭和よく見た占いが。こういうの、本当は昔やりたかったけれど、父に「無駄遣い」といわれそうで言い出せなかった子供時代。母は、長崎屋で「おさるのかごや」をよくやらせてくれたな。

同僚SJ登場。カメラを向けると顔の角度を気にしてちょっとずつ動かす。「それじゃ写真取れないよ！（笑）」
この人本当にかわいいんです。

手前のマッシュルームのスープが濃厚でクリーミーで本当に美味しかった。サラダやピザも。

正直中国でイタリアンには期待していなかったから（失礼！）大満足。

しばらくしてもう一人、元同僚女子MQが！
「三人女性が集まると劇ができる」と中国語のことわざにもあるように、女が集まるとやっぱりにぎやかだな♪

願い事を書くスペース。

皆離れ離れになったけれど、それぞれ幸せになれたらいいな。三人連名で願いごとを書いてみた。

SJはそのままお仕事。LJがごうりゅうし、三人で南京大虐殺の博物館へ。自分ひとり日本語禁止ルールを設定。被害者の数、日本政府の発表は３万人、中国は３０万人と主張が異なる。どちらが正解かわからないけど、究極の話、１人でも殺していたら駄目だと思うよ。そして個人的に思うのは、両国ともきちんと学生に教えること。歴史を繰り返さないために…

中山陵。

中山陵 史跡・遺跡

おしゃべりしながら歩いていたからあまり記憶なし。とにかく湿気でべとべとしたことくらいかな。

友人がそのまま車で駅まで送ってくれた。会えてよかったよ！

その後、SJは地元南京で結婚し男の子を出産、LJは韓国人と結婚し二人のママに。MQはどうしているかわからない。。。皆元気にまた逢えたらいいな。

あまり混雑している印象はなかったけれど、将来もっと人が増えたときの為に設計したのかな？

とにかく、広くて寒い！南京駅。