三重県松坂から鳥羽へ、志摩諸島普段着の島・坂手島行こう

2020/03/22 - 2020/03/22

関西放浪ツアーの帰り、大阪天王寺からJRで紀伊半島をぐる～っと周り三重県に入る
あまり来ないよな、三重県
せっかくだから、ちょっと三重を探索しましようねの２日間

今日は早朝、和歌山の紀伊勝浦を出て１８切符で乗り継ぎ北上
天気があまり良く無い
伊勢の先、鳥羽の沖に志摩諸島という島々がある
神島、答志島、菅島、坂手島の四島を鳥羽市営船が結ぶ
四島周り、島に泊まるか！？

も、船の時刻を調べると島間の連絡が良くない
天気もな・・
島旅は晴れだよ
でも、一島だけは行こう
鳥羽から一番近い坂手島へ
この島だけは今日初めて知った
こういう初めてが楽しい

よし三重なら、県庁の津市、そして松阪もだよな
お伊勢さんはなんだかんだ、外せない？？　
そんなザックリな感じで２日間の三重ツアーなり

エリア 三重

ちょっと早起きして７時からモーニングだけど、６時50分にはOK
サクッと食べ
7時18分発新宮行に飛び乗る
新宮から先の本数が極端に少なく、これを逃すと2時間無し

紀伊勝浦駅 駅

今日これからのルート
実際は松阪に寄ってから→Gへ

新宮で乗り換え
人口2.7万人の和歌山県東の最果ての町

新宮駅 駅

４分接続、7時47分発多気行に
伊勢、鳥羽に向かう分岐駅の多気まで3時間20分
ここからは非電化線なので二両編成のディーゼルカーになる
なかなかいい、各駅停車の旅
通過待ちや列車交換なんかで名もしれない駅に止まる
ちょっと停車時間みて駅前をブラブラしたりがいいさ

新宮を出るとすぐに熊野川鉄橋
下流に熊野大社がある
渡ると三重県になる

熊野市駅に
三重県最南の市
三重県は人口180万人、熊野市は１3ある市の中で最も人口が少なく1.6万人

熊野市駅 駅

晴れてればのビーチが

この後のザックリスケジュールを車内で決める
多気で乗り換えて、県庁の津か松阪でランチ
それから多気まで戻り参宮線で終点鳥羽へ、そこから島へ渡る
スティは伊勢市にいいゲストハウスを見つけて、車内でプチっと

年間降水量日本一と言われる尾鷲
雨が大粒で地面に跳ね返ってくるので、尾鷲の雨は上からも下からも降ると言うらしい
人口1.8万の尾鷲市

尾鷲駅 駅

ロングシートっていいかも
このワイド感いいじゃん

漁業の待ち紀伊長島で列車交換待ち
雰囲気ある駅だね

紀伊長島駅 駅

多気到着
あっという間の3時間50分
ちょっと時間あり駅前に

あれ～何もない
デイリーヤマザキがポツンとあるだけ
駅はそれなりだけど分岐駅で鉄道では要所だけど、降りる人は少ないだろう
では、松阪へ
ちょっと思い出のある街

多気駅 駅

多気から10分で松阪へ
約2時間弱の滞在
松阪と言えば松坂牛だよね
また城下町
そして商人の街だ

松阪駅 駅

ようこそ松阪へ
さっそく松坂牛だね

駅からちょっと歩き
ここは行かなくちゃね
松坂牛ならここ

和田金無くして語れない松阪牛
松阪を代表する松阪牛の名店だ
格調高いね
玄関からお迎え、さすがの店

和田金 グルメ・レストラン

すき焼きコースは11,000～18,000円
すき焼きは8,000円～14,000円だってさ

吉野家すき焼御膳30食、食べれるかも
そう言う発想を、すぐする方は結構です
ご遠慮下さいませ、だね（笑）

昔ながらの駅前商店街でみつけた
松崎屋食堂
こういう風情？に憧れる？
安上がりなオヤジでござい

松崎屋食堂 グルメ・レストラン

松坂牛やっちゃってます
見てると旦那が出前で中から出てきて、怪訝な顔されバイクで配達に

昭和９年創業だって
創業８６年だ、凄いね
こういう町食堂頑張って欲しいな

松坂牛もなにも味分からないし・・汗
和牛の肉丼ときしめんセットでね

わ～美味しそう！！
って感じでは全くなし・・（笑）

松坂で和牛を食ったと言うことで
満足なり
店内は外のイメージ通りだった

ちょっと歩こう
松阪は城下町であり
そして商人の街
松阪商人の館をちょっと覗く

日本のチェーンストアの教祖、故渥美俊一の生誕の地
アメリカ水準まで日本人の暮らしを豊かしようと、大半のチェーンストアは渥美先生にの指導の元、今がある
もちろんイオン、ヨーカドー、ニトリしかり
以外と出生地では知られていなかった

城下町らしい街並みの一角を歩く
いい街だ

三井グループの家祖・三井高利の生家跡地「三井家発祥地」があった
城址からの一角はいい感じ

三井家発祥の地 名所・史跡

駅前へ
第三銀行なんてのがあるんだ
ここ松阪本拠地の銀行

第一銀行は、第一勧銀になり、今はみずほ
国策銀行は百五十三銀行まであったらしい

それでは鳥羽へ
快速みえというかなり快適な列車で
伊勢湾の内港
牡蠣の養殖かな

途中、伊勢市を通り鳥羽に到着

鳥羽駅 駅

港へ急ぐ
初めてだと港までビル中抜けたり結構ややこし

島への船まで15分しか乗り継ぎ時間無しで
ヤバっ

佐田浜港 乗り物

間に合った
鳥羽市定期船で、坂手島へ220円だって
やすっ
アイランドホッピング、島巡りも考えたけどこの雲天気でしなくて良かった

鳥羽市営定期船 乗り物

鳥羽市の四つの離島
一番先の神島は、先の愛知県伊良湖岬の方が近い
行くのは目の前、坂手島

乗り場が分からず、時間も無く、近くの観光船の案内所に７番乗場はどこですかと聞く
受付の男性がかなり不機嫌そうな顔で、分からない！うちの会社じゃないから乗場は分からない向こうで聞いてくれ！とかなり横柄過ぎる返答
7番乗場は目と鼻の先、その案内所横出てすぐだった

こんな厳しい時に
鳥羽に足運んでくれありがとうですよ、鳥羽マリンレジャー様っ
ダメだな～、そういうの

書いちゃった
こんな応対受けたのは何十年無かったんで

では坂手島へ
その前に鳥羽のもう一つの港中之郷港を経由して

中之郷港でちょっと停泊して
伊良湖岬までの伊勢湾フェリーはこの辺りからかな

さあ、坂手島に向かう
目の前だけど

泳いでも行けるくらいの鳥羽の目の前の島

ここ
志摩諸島は8島からなる
愛知の伊良湖岬に近い神島から、一番大きな答志島、菅島、そして坂手島の四島は市営連絡船が結ぶ

子供を見送る
お母さんかな
ずっと手を振っていた

坂手島は、鳥羽港の東600m、東西約2km、南北約1km、周囲3.8km
人口は200人ぐらい
鳥羽市の4有人離島のうち一番小さく、本土に一番近い島

港前の連絡船待合所が目の前に
島にしては立派だな

となりの民宿くすの木
今はやっていません
食堂もやっていたらしい
島に食堂は一軒もありません

港沿いを歩く
おばあちゃん二人の後ろにバイク
落ちないように抜かしてね

島らしい家並み
海岸一本裏、メインの道よう

元商店かな
ファンタか、これもう50年以上前
錆びてるのは、よくよく見るとペプシ

あさり、ひじき、わかめの口開け日が決められている
島の人に限る
漁協からの最新お知らせ掲示板

床屋さんてのは、だいたいの島にある

美容院は二軒もあった

島はかつて漁業が盛んで、タイやカツオなど一本釣りを得意とする漁師さんが多い島だったらしい

傾斜地にもぎっしりと

この島も台車が多い
ちゃんと屋号入り
お年寄りの乳母車代わりかな

八、これも屋号なのかな

？
缶アート？？

いいね
こんなんがポツリポツリあった

島の中心なのかな
広場があった
商店みたいな建物が

やっぱり廃家もかなり目立つ

そうなんだ
ミステリー小説作家の江戸川乱歩の奥さんの生家なんだ
村万商店、やってない感じ

今はひっそりと漁業やってらいるようだけど
高齢化は避けられない

海岸に出て見よう
大切な市の広報を発信する
島に行くと大切な情報源になる

牡蠣の種付け用かな
帆立の貝殻を使うらしい
塩釜諸島朴島で聞いた

御老人仲良し三人が
もう長いお付き合い、そして日課なんだろう

長く使われていないようだった蛸壷

海岸に出ると
何千匹？？凄い魚の群れが
聞くとボラの大群らしい
針で引っかけるよう
下で釣り師が一人
堤防で二人が
そこ、そこ、あ～違うよ
もっと右だよ、とか
あ～、ダメだな～

とか、冷やかしまくり
失礼ながら、腹抱え笑ってしまった
楽しかった

花が少ない島だったけど、綺麗に咲いていた

また野良猫

わかめが寂しく干されていた

島なみ
右が菅島
その左奥の金田に神島
左の灯台、その左奥が答志島

さあ、帰ろう
普段着の島暮らしがあった
島旅やめられない

晴れていないのが残念だったな

鳥羽駅へ
JRはなんと無人駅なんだよね
伊勢志摩は近鉄のネットワークには敵わない

鳥羽駅 駅

快速で今宵の宿町、鳥羽市へ

伊勢市駅から歩いて１０分弱
今日のお泊りはここ

古民家を改造したゲストハウス
なかなかいい
古民家を上手く改造してあるな
そして界隈は河崎街という古い街並みが残る一角
正解！

雰囲気が抜群だね
一階のこの共有リビングといい、二階のテラスといい素晴らしい
値段はちょっと高いかなのドミで、2,900円
受付はバイト女子かと思ったら、なんとオーナーでビックリ
メインの客層はと聞くと、圧倒的女子中心で、あとは草食系男子と笑って教えてくれた
チャリもボロいからタダでいいと
外宮、内宮巡りにいい

伊勢ゲストハウス紬舎 宿・ホテル

なんか懐かしいな
この感じ

この二階のテラスがまたいい
夏の夕暮れなんかいいだろうな

近くに銭湯があると聞き
割引券をもらい

歩いて数分のところ
旭湯
これまた凄い湯だった

２階が受付だけど、１階から構えが凄い
こりゃ普通の銭湯では無いな

凄い銭湯だ
ビックリした、毎日2回近くの二見浦から海水を汲みとり、沸かしている
こだわりの銭湯
どうも銭湯のルーツはここ伊勢らしい

汐湯 おかげ風呂舘 旭湯 温泉

日本で最初の海水浴場は伊勢の二見浦なんだ
泳ぐのではなく、健康の為に海水に浸かる
だから浴場と
なるほどね
そこから銭湯が出来たらしい

伊勢に行ったらここは外せないな
記念館的なところも館内にあった

無料のチャリをかり、ちょっと気になる店へ
確かにサドルが固定されてなく
乗ってるうちにコツがわかり乗り心地GOOD
ここ、いすず食堂

大衆食堂いすずね
デカイカウンターだけの店
ランチがワンコインで人気のローカル食堂

いすず グルメ・レストラン

とりあえず、風呂上りの一杯を
おでんをつまみに
後からチェックすると伊勢にはいい酒場があったんだけど、この時までは知らなかった

この餃子モチモチで美味かった
注文受けてから、旦那が小麦粉から皮を作るなかなかの店

〆のラーメンと行きたかったけど、おにぎりが美味そうだったんで

さあ、居心地良さそうなゲストハウスに直帰して、息子世代と楽しい夜を
明日はお伊勢参り、伊勢うどんは食わなきゃ

三重の一日目、おやすみなさいっ